

人生100年時代の医療・看護・介護
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諏訪中央病院 名誉院長 鎌田 實 |
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<講演内容>
「人生100年時代」と言われるようになった。医療・看護・介護の本質について考えてみたい。47年前、健康づくり運動、在宅ケア、日本で初めてのデイケアを始めた。自分ならどうしてほしいかを考え、次々と新しい事を行ってきた。「相手の身になる」という思考法で、新しい医療・看護・介護のモデルを作れるのではないかと思っている。「チュージング・ワイズリー」住民の賢い選択とは何か、それを支える医療とは何か、を考える。
<講演者プロフィール>
東京医科歯科大学医学部卒業後、諏訪中央病院へ赴任。30代で院長となり、潰れかけた病院を再生させた。「地域包括ケア」の先駆けを作り、長野県を長寿で医療費の安い地域へと導いた(現在、諏訪中央病院名誉院長、地域包括ケア研究所所長)。 現在全国各地から招かれ「健康づくり」を行っている。
一方1991年より、チェルノブイリ原発事故の放射能汚染地帯へ100回を超える医師団を派遣し、約14億円の医薬品を支援。2022年3月現在、いちはやくウクライナ避難民支援を始動(JCF)。
2004年からはイラクの4つの小児病院へ4億円を超える医療支援を実施し、小児がん患者支援、難民支援を続ている(JIM-NET)。東日本大震災以降、全国の被災地支援にも力を注ぐ。
ベストセラー「がんばらない」、「鎌田式『スクワット』と『かかと落とし』」他、著書多数。
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(一社)予防医療普及協会 理事 堀江 貴文 |
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<講演者プロフィール>
1972年福岡県八女市生まれ。実業家。
SNS media&consultingファウンダーおよびロケット開発事業を手掛けるインターステラテクノロジズのファウンダー。現在は宇宙関連事業、作家活動のほか、人気アプリのプロデュースなどの活動を幅広く展開。2019年5月4日にはインターステラテクノロジズ社のロケット「MOMO3号機」が民間では日本初となる宇宙空間到達に成功した。2015年より予防医療普及のための取り組みを開始し、2016年3月には「予防医療普及協会」の発起人となり、協会理事として活動。予防医療オンラインサロン「YOBO-LABO」にも携わる。
著書に『健康の結論』(KADOKAWA)『むだ死にしない技術』(マガジンハウス)『ピロリ菌やばい』(ゴマブックス)など多数。
【満席】ピンピンコロリのNew Strategy ~バイオセラピーとは??~
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(医)淳英会 Jメディカルおゆみの 院長 小林 洋平 |
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<講演内容>
人生100年時代を迎え健康寿命の延伸が社会課題となっており、運動器疾患に伴う移動機能低下への対策が求められている。代表的疾患の1つである変形性関節症に対する新規治療の開発という観点から、バイオセラピー(再生医療)の可能性について考えてみたい。
<講演者プロフィール>
2005年に順天堂大学卒業後、2年間の初期臨床研修を経て2007年に順天堂大学整形外科学講座入局。一般整形外科やスポーツ診療(ジェフユナイテッド市原・千葉チームドクター)の傍らバイオセラピー(再生医療)の基礎研究と臨床に従事し、2016年に大学院修了および博士号を取得。2022年4月に医療法人社団淳英会Jメディカルおゆみの院長に就任し、現在に至る。(順天堂大学整形外科 非常勤助教併任)
【満席】人工股関節置換術の適切なタイミングとは
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湘南鎌倉人工関節センター 院長 平川 和男 |
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<講演内容>
昭和56年、1,000人であった100歳以上の人口は、令和3年8.6万人と増え、人生100年時代といわれる。健康寿命は女性75歳、男性72歳でこの後9年から13年の「不健康な時期」を短くするのがカギ。手術を恐れる患者が多い中、1週間で通常の生活に戻るため最小侵襲人工股関節手術を実践してきた。快適に歩行し「不健康な時期」短縮のため必要な手術だが抵抗感は根強く、理解を深めるための丁寧な説明が必要である。
<講演者プロフィール>
1987年 山形大学医学部 卒業
1994年 横浜市立大学医学部大学院博士課程 修了
1993-1996年 アメリカ合衆国 オハイオ州
1. Cleveland Clinic Foundation
2. Cleveland Center for Joint Reconstruction留学
2002年 American Orthopaedic Association Traveling Fellow
2004年10月 湘南鎌倉人工関節センター センター長
2010年4月 早稲田大学 理工学術院 先進理工学研究科 生命医科学科 非常勤講師(2022年COVID-19で休止)
2014年1月 AAHKS (American Association of Hip and Knee Surgeonss) International Committee Member
2014年10月 Arthroplasty Today: Editorial Board Member
2016年8月 3rd Annual ICJR* Pan Pacific Congress: Co-Chairman
2017年4月 ICJR Japan: Co-chairman
論文数:英文40篇以上、和文150篇以上
経済産業省:医工連携事業 審査委員および国際学会での招待講演等 多数
Awards:
■第84回日本整形外科学会学術総会 優秀演題賞
日本における人工股関節置換術および再置換術の周術期合併症と施設規模の関係 2011
■Abstract Recognition Awards:
Improved wear response ceramic Mg-stabilized ZrO2/molded UHMWPE in knee joint simulator.
International Congress for Joint Reconstruction, San Diego, USA, 2012
第32回神奈川県理学療法士学会 最優秀演題賞、2015年 3月
平成30年度優秀論文賞: Physical Therapy Research:Patients 10 year after total hip arthroplasty have the deficits in functional performance, physical activity, and high fall rate compared to healthy adults. Phys Ther Res 21: 53-58, 2018
令和元年 防衛医科大学整形外科学教室 冨士川賞
Clinical efficacy of risk-stratified prophylaxis with low-dose aspirin for the management of symptomatic venous thromboembolism after total hip arthroplasty. J Orthop Sci, 156-160, 2020
令和4年 理学療法学会連合 優秀論文表彰 優秀賞
Incidence of postoperative complication and non-periprosthetic fracture after total hip arthroplasty: a more than 10-year follow-up retrospective cohort study. Physical Therapy Research 24: 2021
専門研究分野:人工股関節のポリエチレン磨耗
最小侵襲人工股関節置換術と早期社会復帰
医療経済学
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(一社)予防医療普及協会 事務局長 塩見 耕平 |
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<講演者プロフィール>
理学療法士。集中治療室から在宅まで幅広い臨床業務に従事する傍ら、筑波大学腎臓内科学および社会医学系研究室で研鑽を積み、筑波大学発ベンチャー「イグザルト」の代表および予防医療協会の事務局長として予防医療の啓発に努める。
オープニングスピーチ:経営者が持つべきビジョン ~持続可能な医療提供体制のために~
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(一社)日本病院会 会長/(医)慈泉会 理事長/相澤病院 最高経営責任者 相澤 孝夫 |
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<講演内容>
医療環境激動の時代における医療経営者は自医療機関が将来なりたい姿であるビジョンを描き、それをスタッフと共有することが必要である。ビジョンはトップの志やミッションに加え、外部環境と内部環境の分析評価に則って現実を見据えた実現性のあるものにする。
<講演者プロフィール>
1973年東京慈恵会医科大学卒。信州大学医学部附属病院勤務を経て、1981年特定医療法人慈泉会相澤病院 副院長。1994年特定医療法人慈泉会相澤病院 理事長・院長。2010年日本病院会副会長。2017年日本病院会会長に就任。社会医療法人財団慈泉会 理事長・相澤病院 最高経営責任者。
2040年を生き抜く病院になるために今、必要なこと
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千葉大学病院 次世代医療構想センター センター長・特任教授 吉村 健佑 |
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<講演内容>
現在、医療制度の大きな改革が進んでいる。厚生労働省医政局は「三位一体改革」と呼称し、「地域医療構想・医師の働き方改革・医師の偏在対策」を同時に、時限付きで進めている。今後の病院経営を考える際、上記の流れを正確に把握し、中長期の経営を行う必要がある。当日はその方策を具体的に概説する。
<講演者プロフィール>
千葉大学病院 次世代医療構想センター長・特任教授。2007年千葉大学医学部卒。東京大学大学院(MPH.)・千葉大学大学院修了(Ph.D)。精神科医として勤務後、2015年厚生労働省にて医療政策に関わる。2018年千葉大学病院特任講師・産業医。2019年より現職。2020年よりCOVID-19 対策として、千葉県COVID-19対策本部、成田空港検疫官、新型コロナワクチン啓発プロジェクト「こびナビ」幹事。専門は医療政策、公共健康、産業保健。精神保健指定医・精神科専門医/指導医・労働衛生コンサルタント。
著書『医良戦略2040-2040年の医療を生き抜く13の戦略-』(ロギカ書房.2022年4月)。
医療業界デジタル改革とサプライチェーン将来構想
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(株)テクノアート クラウド事業部 執行役員 佐藤 洋治 |
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<講演内容>
医療業界におけるサプライチェーンの将来構想をご紹介するとともに、その実現に向けて取り組んでいくべきこと、特にサプライチェーンの中間に位置する医療機器ディーラーの役割とデジタル改革のススメについてお話します。
<講演者プロフィール>
熊本大学卒業後、キヤノン株式会社に入社。その後、株式会社テクノアートに転職し、医療業界向けの様々なソリューションの開発に従事。現在、営業に転籍し自ら開発に携わった、「e-hanbai for medical」の拡販を行うとともに、@MD-NETの賛助会員の活動などにも携わり、医療業界(特に物流分野)におけるIT化の促進に尽力している。
大学病院が挑む医療DX
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藤田医科大学病院 医療情報システム部 部長 小林 敦行 |
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<講演内容>
藤田医科大学は、現在積極的にスマートホスピタルに取り組んでいる。取り組みを推進する上での組織面やセキュリティなど技術的課題などへの対応、および実現しようとしているいくつかの具体的事例などについて解説する。
<講演者プロフィール>
1984年3月、慶応義塾大学大学院工学研究科機械工学専攻 修士課程修了、野村コンピュータシステム(株)(現 野村総合研究所)入社。インターネット事業部長、基盤ソリューションイノベーション部長などを歴任。2010年1月、ニッセイ情報テクノロジー(株)に転職、フェロー、執行役員 企画開発本部、次世代プロジェクト部などを担当。いずれの会社でも、主に新規ソリューションの展開に従事。2021年10月より藤田医科大学病院 医療情報システム部長に就任。
医療の情報連携:FHIRの活用、ヘルスケアプラットフォームについて
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(株)ALTURA 代表取締役 CEO 笹倉 榮人 |
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<講演内容>
医療情報標準規格「HL7 FHIR」を活用した、個人に係る医療情報が医療機関同士で連携できる「ヘルスケアプラットフォーム」ついてお話させていただきます。藤田医科大学との共同研究で培った新たな医療のかたちをお示しします。
<講演者プロフィール>
2014年にフリーランスのセラピスト兼コンディショニングトレーナーとして独立後、海外の講師経験を経て、2016年7月に株式会社ALTURA設立。2020年1月に医療介護従事者専門の学習メディア「オンライン師匠」をリリース。その後、2020年9月、医療介護特化型クラウド人事サービス「ALOLiNK」をローンチ。また、医療介護業界の市場変化を鑑みて2022年4月、医療情報交換の次世代標準フレームワークHL7 FHIRを用いて、健診PHR「ALTURA LiFE LOG × CHECKUP」を起点としたヘルスケアプラットフォームの社会実装を大学病院と共同で実施。

HIMSSの認証評価プログラム
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HIMSS HIMSSアナリティクス副社長兼グローバルアドバイザリーリーダー アンドリュー・ピアース |
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<講演内容>
デジタルトランスフォーメーション:研究に基づく洞察と専門家によるガイダンスによるサポート
セッションでは、病院や医療システム、政府がデジタル変革(DX)を推進するために、HIMSSが開発した世界的な研究に基づくデジタル成熟度評価ツールについてご紹介します。デジタル成熟度評価は、進捗状況の把握、能力の測定、戦略への情報提供に役立ちます。これらは、限られたリソース、高まる期待、複雑なデジタルヘルスエコシステムにおいてパンデミック後の医療システムにとって、成功の鍵となるものです。
すでに、DXを始めた世界中の67,000以上の機関と協働した実績があります。
<講演者プロフィール>
現在、オーストラリア、ニュージーランド、台湾、韓国、インドネシア、インド、香港、日本を含むアジア太平洋地域のデジタルヘルス変革プロジェクトをリード。専門分野は、サイバーセキュリティ、デジタルヘルス・プロジェクトの設計と成果の実現、デジタル変革プロジェクトと戦略の評価。
医療、障害者、高齢者介護の分野で15年以上、国内外でのコンサルティング経験が25年以上。データ分析およびイノベーション事業やアプリ開発など革新的なテクノロジーとデータソリューションを提供。
HIMSS の電子カルテ評価プログラム(EMRAM)受審から見えたこと
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聖マリアンナ医科大学 常任理事 山本 真士 |
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<講演内容>
EMRAMは、医療機関の「IT活用度合い」をグローバルレベルで評価し、更なる改善目標を検討する上で極めて有効なツールである。本学ではEMRAMの受審準備を昨年から進めており、本セミナーでは具体的な評価内容と受審準備等を実例を用いて紹介する。
<講演者プロフィール>
監査法人系コンサルティング会社、国内有力IT企業、グローバルIT企業、大手臨床検査会社などで、主にITを活用した経営戦略の立案、業務改革の推進を主導。特に、ヘルスケア領域での経営コンサルティング、ITコンサルティングに長く従事し、IT活用による健康維持・増進、治療、健康関連情報管理などに精通。現在は聖マリアンナ医科大学で、法人全体(大学、看護専門学校、大学病院、附属3病院1クリニック)のデジタルトランスフォーメーションを推進中。また、大学病院では海外の電子カルテシステムの採用を決定し、現在導入に向けて鋭意取り組んでいることから、他国の医療情報システムの状況にも明るい。
地方都市で芽吹き始めた地域医療のイノベーション ~実践者と仕掛け人が語る地域医療を切り拓くリーダーの資質とは~
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(医)守成会 広瀬病院 理事長 廣瀨 憲一 |
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<講演内容>
人口減少が進む中で各地域に根差した医療を実践するには、地域の特性をとらえた上で、他の施設や職種、そして住民を巻き込む必要がある。相模原市の中小病院で奮闘する2代目院長と、今年つくば市で新規開業した小児整形外科クリニック。いずれも都心から1時間、異なる地方都市での取り組みから見えた地域医療のイノベーションの糸口とは?
<講演者プロフィール>
平成14年浜松医科大学医学部卒業。東京医科大学病院を経て平成20年32歳の若さで広瀬病院院長となる。エアコンを直すことが出来ないほどの経営破綻寸前まで追い込まれながら、地域の中小病院が持つ強みを、歴史に裏打ちされた信頼と病床と捉えて、在宅医療だけでなくより大きなかかりつけ医としての機能を磨くことで、地域内に足場を築く。これからの更なる高齢化社会を見据え、病院みずからが入院しない地域をコンセプトに掲げて活動している。令和3年1月日本医師会赤ひげ大賞功労賞受賞。
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つくば公園前ファミリークリニック 院長 中川 将吾 |
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<講演者プロフィール>
2009年3月、筑波大学卒業。初期研修を京都第二赤十字病院で行い、その後筑波大学に戻り整形外科後期研修医となる。専門医を取得後、滋賀県立小児医療保健センターに国内留学し、小児整形外科の研鑽を積む。2020年3月に小児リハビリテーション分野で医学の博士号を取得(筑波大学大学院)。同年5月より茨城県立医療大学付属病院の講師を務め、小児整形外科およびリハビリテーションに関する医療に従事する。2021年3月に前職を退職、これまでの経験を活かし、新しい小児医療とリハビリテーション治療、および子育て環境を提供するため2022年5月につくば公園前ファミリークリニックを開院、現在に至る。
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(一社)日本医療デザインセンター 代表理事/デザイナー 桑畑 健 |
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<講演者プロフィール>
千葉県佐倉市出身。筑波大学芸術専門学群 視覚伝達デザイン専攻卒業。多摩美術大学 情報デザイン修了。
動的なインフォグラフィックを用いた活動記述の研究をおこなう。2008年にJump Start株式会社を設立し代表取締役に就任。Jump Start ではクリエイティブディレクターとして上場企業や大手病院に始まり、芸術家、デザイナー、噺家まで多岐に渡りプランニングとデザインを手がける。鎌倉の地域活性団体「カマコン」の発起人の一人。2014-16年の2年間、湘南ビーチFMのトーク番組のパーソナリティを務める。2018年2月26日に 一般社団法人 日本医療デザインセンター設立。
現在、「医療 x 地域活性」をテーマに、常時30プロジェクト以上のクリエイティブワークを展開中。
医療機器開発における臨床工学士の役割 ~認定制度の創設~
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(公財)神戸医療産業都市推進機構 クラスター推進センター 医療機器グループ コーディネーター 吉田 哲也 |
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<講演内容>
医療機器の専門職である臨床工学技士の能力を、医療機器開発の分野で最大限に活かすため、日本臨床工学技士会 臨学産連携委員会では、医療機器開発の認定制度の創設を検討しています。本講演では、その全貌と検討状況についてお示しさせていただきます。
<講演者プロフィール>
神戸市立医療センター中央市民病院をはじめ、臨床工学技士として約20年の経験。2019年から経済産業省 医療・福祉機器産業室への出向を経験し、2021年4月に現職。2022年8月から日本臨床工学技士会 臨学産連携委員会の副委員長に就任。
DX時代の心臓植込み型デバイスマネジメント
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(独)地域医療機能推進機構 東京山手メディカルセンター 臨床工学部 副臨床工学技士長 渡邉 研人 |
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<講演内容>
心臓植込み型デバイスの遠隔モニタリング患者から、昼夜問わず送信されてくるデータによる労働負担増加の課題を解決するため、企業と共にソリューションの共同開発を開始し、2021年にペースメーカ遠隔モニタリング一元管理システムを上市した。
<講演者プロフィール>
2006年4月、東京都済生会中央病院に入職。臨床工学科に所属し、手術室、集中治療室、透析室業務に従事。
2009年7月、社会保険中央総合病院に入職。臨床業務の傍ら独自に医療機器管理システム、心臓カテーテルシステム、ペースメーカ管理システムを開発。
2014年4月、JCHO東京山手メディカルセンターに入職。
同年、開発したペースメーカ管理システムがFileMakerカンファレンスでメディカル賞を受賞。
2021年1月、企業と共同開発したペースメーカ遠隔モニタリング一元管理システムを上市。
2022年4月より同センター副臨床工学技士長として、マネジメント視点での医工連携システム開発をスタートさせ、現在に至る。
境界領域の実務 ~医工連携・患者安全・医療福祉BCP~
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NES(株) 代表取締役 西 謙一 |
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<講演内容>
医療と産業、ME機器と設備など互いに専門的である場合に境界領域が生じる。境界自体は確立された領域ではないため専門人材の養成は容易ではない。本講演では医療界・産業界の両者に向け、医療周辺にある境界領域の担い手について事例を紹介する。
<講演者プロフィール>
越谷総合技術高校卒業後、電工職人、社会人経験を経て大学進学、2005年広島国際大学卒業後に臨床工学技士として病院勤務。国立循環器病研究センター(国循)、シップヘルスケアホールディングス(シップHD)などを経て2017年より現職。民業と臨床経験のある医工連携人材として国循では減塩食事業(かるしおレシピ)のニーズ/シーズを発掘し、事業化まで一貫して担当。シップHDでは新規事業開発部長としてオゾン発生器などを事業化。医療機器安全や停電対策、患者安全を20年超研究、自身が開発した医療機器安全管理システムは400施設超の提供実績。現職では臨床経験に基づくBCP/BCMコンサルティングを展開、国立病院や府立病院、民間病院など実績多数。

HIMSS デジタルヘルスインデックス(DHI)について
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HIMSS HIMSSアナリティクス副社長兼グローバルアドバイザリーリーダー アンドリュー・ピアース |
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<講演内容>
デジタルトランスフォーメーション:研究に基づく洞察と専門家によるガイダンスによるサポート
セッションでは、病院や医療システム、政府がデジタル変革(DX)を推進するために、HIMSSが開発した世界的な研究に基づくデジタル成熟度評価ツールについてご紹介します。デジタル成熟度評価は、進捗状況の把握、能力の測定、戦略への情報提供に役立ちます。これらは、限られたリソース、高まる期待、複雑なデジタルヘルスエコシステムにおいてパンデミック後の医療システムにとって、成功の鍵となるものです。
すでに、DXを始めた世界中の67,000以上の機関と協働した実績があります。
<講演者プロフィール>
現在、オーストラリア、ニュージーランド、台湾、韓国、インドネシア、インド、香港、日本を含むアジア太平洋地域のデジタルヘルス変革プロジェクトをリード。専門分野は、サイバーセキュリティ、デジタルヘルス・プロジェクトの設計と成果の実現、デジタル変革プロジェクトと戦略の評価。
医療、障害者、高齢者介護の分野で15年以上、国内外でのコンサルティング経験が25年以上。データ分析およびイノベーション事業やアプリ開発など革新的なテクノロジーとデータソリューションを提供。
サムソン医療センターのデジタルヘルス戦略
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サムソン医療センター デジタル・イノベーションセンター・ディレクター チャ・ウォンチュル |
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<講演内容>
HIMSSプログラムを導入したベストスマートホスピタル構築のジャーニー
<講演者プロフィール>
ソウル大学にて救急医学修士号(2008年)、博士号取得(2021年)。Harvard Medical School (Bringham and Women's Hospital)研究員、サムソン医療センター救急医療科助教授、成均館大学校(SKKU)医学部 准教授、サムソン医療センターにて医療情報担当副主任などの経歴を経て、2021年4月にサムスン医療センターのデジタルイノベーションター副部長に就任し、現在に至る。
HIMSS の デジタルヘルスインディケータ評価受審から見えたこと
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京都大学 医学部附属病院 医療情報企画部 教授 黒田 知宏 |
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<講演内容>
HIMSSは、医療機関のDXの進行状況を図る物差しとして、DHI(Digital Health Indicator)という評価を行っている。DHIの日本適用の可能性を探るため、京都大学病院はDHI評価を受診した。DHI受診を通じて見えてきた、本邦の医療DXの立ち位置を議論する。
<講演者プロフィール>
1998年 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科修了。工学(博士)。奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科助手、オウル大学情報処理科学科客員教授、京都大学医学部附属病院講師、大阪大学大学院基礎工学研究科准教授等を経て、2013年8月より現職。
2022年度診療報酬改定における中小病院・クリニックの重要ポイントと経営対応
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(株)ASK梓診療報酬研究所 代表取締役・所長 中林 梓 |
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<講演内容>
2022年度診療報酬改定は、かかりつけ医機能の強化や情報通信機器等を用いた診療機能の拡充や連携の強化、在宅医療における連携体制の拡充など、中小病院やクリニックにとって多岐にわたる重要な改定となっている。2025年の地域医療構想や地域包括ケアシステムの構築に向けて、中小病院やクリニックが今改定でどのように活かして行くべきかをお話し出来ればと思う。
<講演者プロフィール>
札幌出身。病院・診療所対象のコンピュータ・インストラクターを経て、医事運用、経営コンサルティングに従事。平成9年(1997)、ASK梓診療報酬研究所を設立。請求もれ、経営改善、在宅医療等をテーマに、分析・セミナー講演・執筆活動を行なう。現在、診療報酬に関する各種研究、医業収入診断、経営改善指導、医事運用コンサルティング、在宅医療運営指導、診療報酬・介護報酬に関する医師・看護師向けの各種教育研修・セミナーに携わる。医業経営コンサルタント。
メタバース医療の最前線:XR(VR/AR/MR)・ホログラム・ロボット手術・遠隔医療
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Holoeyes(株) 代表取締役CEO/帝京大学冲永総合研究所 Innovation Lab 教授 杉本 真樹 |
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<講演内容>
COVID-19後に医療のデジタル革新DXが加速し、画像診断と治療支援では、XR(VR/AR/MR)やホログラム、AIが導入され、アバター(分身)によるメタバース(Metaverse)を利用した次世代ロボット遠隔手術やオンライン診療、遠隔医療も普及している。これらを事業化したHoloeyes株式会社における、起業からグローバル展開まで、医療現場の実際と共にニューノーマル医療の展望と課題をご紹介します。
<講演者プロフィール>
外科医・医学博士。Holoeyes株式会社代表取締役CEO、帝京大学冲永総合研究所Innovation Lab教授。1996年帝京大学医学部卒業。帝京大学病院外科、米国カリフォルニア州退役軍人局病院客員フェロー、神戸大学消化器内科特務准教授を経て現職。医工学分野での最先端技術の研究開発と医工産学連携による医療機器開発、教育に長年従事。2014年Appleより世界を変え続けるイノベーターに選出。2016年Holoeyesを創業、管理医療機器「HoloeyesMD」を上市し経産省J-startupに選出。日本外科学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本内視鏡外科学会技術認定取得者。
デジタルヘルスは医療をどう変えるか? VR/ARの活用
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順天堂大学 保健医療学部 学部長 診療放射線学科 特任教授 代田 浩之 |
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<講演内容>
デジタルヘルスの波は日本の医療を大きく変えようとしている。最近では仮想現実や拡張現実の臨床現場での活用の試みが進んでいる。順天堂ではメタバース空間に「順天堂バーチャルホスピタル」の構築を目指して取り組みを開始した。現場から映像と音声をリアルタイムに遠隔へ伝送し、双方向に情報交換できるスマートグラスを用いた試みも始まっている。
<講演者プロフィール>
順天堂大学医学部1979年卒。2000-2019年順天堂大学医学部循環器内科教授、その間2014-2015年順天堂医院院長を併任、2016-2018年順天堂大学医学部医学部長、医学研究科長を併任し、2019年から現職。現在、共同研究講座デジタルヘルス・遠隔医療研究開発講座を主催。
医療組織の変革とその実践
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(福)恩賜財団 済生会支部神奈川県済生会 顧問 正木 義博 |
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<講演内容>
今、医療界を取り巻く環境は激しく変化している。吹き荒れる嵐の真っただ中に突入した医療界は、全ての組織がその変革を求められている。これまでに組織改革を試みた組織がなぜなしえなかったのか、どのようにすれば組織が動くのか考えてみたい。
<講演者プロフィール>
1975年3月に、早稲田大学卒業。ラグビー部に所属し“チーム力”を学び、卒業後、鉄鋼メーカーに就職。1995年8月、鉄鋼メーカーから済生会熊本病院に入り、組織改革に着手、BSCを使い多くの成果を上げることができた。2008年4月には済生会横浜市東部病院に院長補佐として出向、組織改革に入り、成果を収めた。2012年4月、済生会神奈川県支部に移り、その後支部長を拝命。2022年4月、支部長の職を下り、顧問に就任。
『建築構造技術で病院の未来を築く』 ~自然災害に敗けない医療施設建築の提案~
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東京理科大学 工学部 建築学科 教授 髙橋 治 |
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<講演内容>
地震などの災害時に求められる病院とはどんなものか。大きな被害をまぬがれるような病院の構造設計とはどんなものか。新築病院における免震構造の優位性や、既存病院の耐震補強における制振構造の勧めなど、多くの病院の構造設計を手掛けてきた講演者が分かりやすく解説します。
<講演者プロフィール>
1989年 東京理科大学 工学部 建築学科 卒業
1991年 東京理科大学 工学研究科 建築学専攻 修士課程 修了
2006年11月 東京理科大学 博士(工学)(論文)取得
株式会社構造計画研究所を経て
2015年4月~現在 東京理科大学工学部建築学科 教授
2017年7月~現在 株式会社サイエンス構造会長
コロナ禍を経て社会から期待される<かかりつけ医>のあり方
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(一社)日本プライマリ・ケア連合学会 理事長 草場 鉄周 |
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<講演内容>
コロナ禍でかかりつけ医はその限界を露呈した。発熱や上気道炎などの症状を持つ患者への外来診療、自宅療養しているコロナ患者に対する往診やオンライン診療についての対応は不十分だった。これは個人一人開業が標準である日本の診療所システムの構造的問題の結果である。今後は有事にも迅速に対応する事ができる<かかりつけ医>の制度構築が期待され、クリニックもそうした動きに対応する必要がある。
<講演者プロフィール>
福岡県出身。1999年、京都大学医学部を卒業後、室蘭市の日鋼記念病院にて初期研修、北海道家庭医療学センターにて家庭医療学専門医研修を修了。その過程で、岐阜、十勝、沖縄などで日本の多様な家庭医療のあり方を学ぶ。研修終了後の2003年から同センター併設の本輪西サテライトクリニックで家庭医としての診療と研修医指導に従事。2006年、北海道家庭医療学センター所長及びクリニック所長に就任。2008年、医療法人北海道家庭医療学センターを設立し理事長に就任。資格に日本プライマリ・ケア連合学会認定家庭医療専門医。公職としては、日本プライマリ・ケア連合学会理事長、北海道医療対策協議会委員など。著書に『家庭医療のエッセンス』など。
かかりつけ医制度のポイント
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(福)日本医療伝道会衣笠病院グループ 相談役 武藤 正樹 |
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<講演内容>
かかりつけ医の制度化が始まろうとしている。制度としてのかかりつけ医について以下を見ていこう。定義、登録制、成果払い方式の導入、地域フォーミュラリーの導入、標準電子カルテ。オンライン診療など。そしてその制度化の時期についても考えていこう。
<講演者プロフィール>
1974年新潟大学医学部卒業、1994年国立医療・病院管理研究所医療政策研究部長。1995年国立長野病院副院長。2006年より国際医療福祉大学三田病院副院長・同大学大学院教授。2020年より日本医療伝道会衣笠病院グループ相談役。2019年より内閣府規制改革推進会議医療介護WG専門委員。
クリニックの経営成功に導くWEB集患戦略
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新宿駅前クリニック 院長 蓮池 林太郎 |
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<講演内容>
スマホで患者さんがクリニックを探す時代に。Googleを活用して患者さんが集まるネット戦略とは?
<講演者プロフィール>
2006年 帝京大学医学部卒業、2006年 国立精神神経センター国府台病院臨床研修、2009年 新宿駅前クリニック開設。
医療情報の標準化と電子処方箋がもたらす医療ヘルスケアの未来とは
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(株)メドレー 取締役医師 豊田 剛一郎 |
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<講演内容>
「令和4年度骨太の方針」でも言及されているが、今後電子カルテを通じた医療情報の標準化・共有が推進されることが予想される。メドレーの診療所・中小病院向け電子カルテの取組みやHL7FHIRを用いた電子処方箋実証等を踏まえて、今後の動向を考察する。
<講演者プロフィール>
2015年2月に当社取締役に就任。医療事典 MEDLEY の立ち上げをリードし、正しいオンライン診療の普及を目指した啓蒙活動に従事しました。現在は事業連携推進室を管掌しています。当社の前は、医師として聖隷浜松病院、NTT 東日本関東病院に従事し、ミシガン小児病院で脳研究を行い、マッキンゼー・アンド・カンパニーで勤務しました。東京大学医学部を卒業しています。著書に『ぼくらの未来をつくる仕事』。
国内最大の開業医オンラインサロン運営から見る「SNS時代の開業・経営」
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ドクターズチャート 開業医/開業準備医師オンラインサロン「ドクターズチャート」主宰 MM |
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<講演内容>
Twitterを筆頭としたSNSの普及によって開業医・準備医師の情報収集や行動に大きな変化が起こっています。主催するオンラインサロンへの延べ5.2万回以上の会員医師の投稿から分析する、近年のクリニック開業・開業後のクリニック経営のトレンドや成功ポイントについてお伝えします。
<講演者プロフィール>
医療法人理事長としてクリニック運営の傍ら、クリニック開業について“自由に・質の高いディスカッションをする場”を目指し2019年10月に開業医・準備医師向けのオンラインサロン「ドクターズチャート」を設立。会員数1400名を超える現在でも、月70名程度の新規入会者があり拡大を続けている。オンラインサロン運営以外にも、Voicy・Youtube等での開業医・準備医師への情報発信、会員医師とヘルスケア関連企業のコミュニケーション支援などにも取り組む。Twitterフォロワー数1.5万人、Voicy公式パーソナリティ。
ドクターズチャートHP:https://doctorschart.co.jp/
Twitter:https://twitter.com/medpractitioner
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCVI5yYzC2ERwhe7bz4tlpQQ
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ドクターズチャート 開業医/開業準備医師オンラインサロン「ドクターズチャート」主宰 よいこはこいよ |
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<講演者プロフィール>
クリニック院長としてクリニック運営の傍ら、クリニック開業について“自由に・質の高いディスカッションをする場”を目指し2019年10月に開業医・準備医師向けのオンラインサロン「ドクターズチャート」を設立。会員数1400名を超える現在でも、月70名程度の新規入会者があり拡大を続けている。オンラインサロン運営以外にも、Voicy・Youtube等での開業医・準備医師への情報発信、会員医師とヘルスケア関連企業のコミュニケーション支援などにも取り組む。Twitterフォロワー数約5,000人。
ドクターズチャートHP:https://doctorschart.co.jp/
Twitter:https://twitter.com/practitioner_11
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCVI5yYzC2ERwhe7bz4tlpQQ
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(株)DONUTS 社長室 室長/CLIUS医療事業部 部長/ジョブカン新規担当 林 志紋 |
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<講演者プロフィール>
2017年(株)DONUTS入社。2020年より現職。大手企業にて新規事業開発を行っていたが、医療・診療所の生産性をIT化で向上させる(株)DONUTSの「電子カルテ(CLIUS)プロジェクト」に参画。プロジェクトはゼロからの立ち上げであったため、診療所の医師への電子カルテに対しての要望のヒアリングからスタートした。ヒアリング結果から「クラウド化」「分割させないUI」をキーワードに、デザイン・開発人員を募集し、商品開発の体制を整えた。現在は医療事業部長として、顧客ニーズをいち早く商品に反映させるため、開発体制の強化や、新規顧客の導入をスムーズにするためのCS・ワークフローの見直しを行っている。
・クラウド型電子カルテ「CLIUS(クリアス)」公式HP(https://clius.jp/)
・クラウド型勤怠管理システム「ジョブカン」公式HP(https://jobcan.ne.jp/)
医科診療所の経営に寄与する組織づくりのポイント
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IQVIAサービシーズ ジャパン(株) CSMS事業本部 ヘルスケア・コミュニティー・リエゾン部 ディレクター 小暮 景春 |
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<講演内容>
市場環境が激変している医科診療所経営における事業拡大には、「医師が診療に専念できる体制」の構築が肝要であり、それには診療をサポートするスタッフの採用~組織マネジメントが重要な要因となる。弊社の経験からこの要因の詳細を提示し、組織作りのポイントをお伝えする。
<講演者プロフィール>
IQVIAサービシーズ ジャパン株式会社 CSMS事業本部 ヘルスケア・コミュニティ・リエゾン部 ディレクター、MBA、MR。当部門で、医療機関(診療所・病院・薬局)への事業開発とオペレーション・マネジメントを行う。約100件を超える医療機関の経営戦略立案・マーケティング・組織管理・人材管理・オペレーション管理を実践してきた経験から、医療機関全体を俯瞰した一気通貫の問題解決の提言と実行を得意とする。
介護政策の進展:地域包括ケアシステムと地域共生
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埼玉県立大学 理事長/慶應義塾大学 名誉教授 田中 滋 |
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<講演内容>
介護政策は進化を続けている。一方、ニーズと社会環境についてもまた大きな変化を想定しなくてはならない。はたして現時点で考えられている介護政策の将来だけで大丈夫なのだろうか。地域包括ケアシステムと地域共生論も踏まえて将来の方向を探っていく。
<講演者プロフィール>
2018年より公立大学法人埼玉県立大学理事長。職歴は1977年慶應義塾大学ビジネススクール助手、1981年慶應義塾大学大学院経営管理研究科助教授を経て1993年同研究科教授、2014年定年に伴い名誉教授。現在務める主な公職を就任順に記すと、2008年全国健康保険協会運営委員会委員長、2013年社会保障審議会委員、2021年より会長(2013年より介護給付費分科会長・福祉部会長)、2014年医療介護総合確保促進会議座長。
医療と介護の連携をめぐって ~経緯と展望~
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(一社)医療介護福祉政策研究フォーラム 理事長 中村 秀一 |
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<講演内容>
2012年の診療報酬・介護報酬の同時改定から目指されてきた「地域包括ケアシステムの構築」は、2024年の次期同時改定においても優先度の高い政策目標である。その中心が医療と介護の連携である。超高齢化の進展により、医療と介護の現場で益々その重要性が高まっている。
<講演者プロフィール>
国際医療福祉大学大学院教授
医療介護福祉政策研究フォーラム理事長
1973年、厚生省(当時)入省。老人福祉課長、年金課長、保険局企画課長、大臣官房政策課長、厚生労働省大臣官房審議官(医療保険、医政担当)、老健局長、社会・援護局長を経て、2008年から2010年まで社会保険診療報酬支払基金理事長。2010年10月から2014年2月まで内閣官房社会保障改革担当室長として「社会保障と税の一体改革」の事務局を務める。この間、1981年から84年まで在スウェーデン日本国大使館、1987年から89年まで北海道庁に勤務。
介護・看護における難聴高齢者との音声対話の影響と対策
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ユニバーサル・サウンドデザイン(株) 代表取締役/聴脳科学総合研究所 所長/聴覚カウンセラー/ジェロントロジスト 中石 真一路 |
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<講演内容>
難聴の患者様を診察する場合、大きな声でご対応する場面を多く見かけますが、大きすぎる声でも会話が改善されない場合も多く、患者様の聞こえたふりにつながります。超高齢社会を迎え、診察時の負担感増加にもつながっており、その対策ツールコミューンについて事例を交えてお話をします。
<講演者プロフィール>
1973年東京都生まれ、熊本県育ち。熊本YMCA専門学校建築科卒業。建築施工管理に従事し、その後東京デジタルハリウッドに入学。QRコードのチケットレス機能のビジネスモデル特許出願や携帯電話にQRコードリーダーを入れるなどプランナーとしての実績をもつ。前職のEMIミュージック・ジャパンにて、約3年に亘る研究の末、世界初となる耳につけない対話支援システム「comuoon(コミューン)」を発明。これまで不可能と言われてきた「スピーカーシステムによる聴覚障害者の情報アクセシビリティ」という新しい分野を確立する。2012年4月にユニバーサル・サウンドデザイン株式会社を設立、聴脳科学総合研究所所長として高精細音響が人体に与える影響や、聴覚リハビリテーションに関する研究を行っている。
これからの医療・介護のあり方 ~人生100年時代を踏まえて~
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社会政策課題研究所 所長(元内閣府 大臣官房審議官(科学技術・イノベーション担当)) 江崎 禎英 |
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<講演内容>
人生100年時代においては、年齢が進むにしたがって健康や日常生活を維持するために必要なサービスも多様化するが、生涯「現役」としてゆるやかに社会に関わり続けられるよう、地域の経済活動と一体となって社会参加を促す仕組みを構築することが必要である。
<講演者プロフィール>
平成元年、通商産業省に入省。平成24年に経済産業省生物化学産業課長として再生医療を巡る法制度の改革に携わったのち、ヘルスケア産業課長を経て、平成29年から商務・サービスグループ政策統括調整官及び内閣官房健康・医療戦略室次長を務め、平成30年には厚生労働省医政局統括調整官も併任。令和2年7月に内閣府大臣官房審議官(科学技術・イノベーション担当)に就任。同年11月に依願退職。令和3年3月、社会政策課題研究所を設立し所長に就任。
地域を大きな一つの家族に ~集合住宅で90%以上のお看取りの実践~
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(株)ぐるんとびー 代表取締役 菅原 健介 |
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<講演内容>
日本で初めて神奈川県藤沢市にあるUR都市機構『パークサイド駒寄』団地のひと部屋に小規模多機能型居宅介護を開設。スタッフも同じ団地や地域に住み、【目の前で困っている人やコト】を【住民視点】で共に悩み、解決していくことトライ&エラーを繰り返しながら目指している。
<講演者プロフィール>
神奈川県鎌倉市生まれ。中学高校をデンマークで過ごし野宿をしながら各国を放浪。大学卒業後、(株)セプテーニで広告業の営業職を経て理学療法士に転職。鶴巻温泉病院在籍中に東日本大震災が起こり、全国訪問ボランティアナースの会キャンナスの現地責任者として石巻・気仙沼で活動。2012年マンションの一室を使った小規模多機能型居宅介護『絆』開設。要介護者の約6割の介護度が改善する事業所としてメディア等に取り上げられる。2015年(株)ぐるんとびーを起業し独立。小規模、看多機、訪問看護、居宅を運営。
◆受賞歴
2018年2021年 かながわ福祉サービス大賞受賞
2020年 エイジングアジアイノベーションフォーラムアジア最優秀介護施設ノミネート、第1回内閣府アジア健康構想(AHWIN)国内最優秀事例受賞
変革の時代を生き抜くマインドセットとマネジメント
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トヨタ自動車(株) 先進技術開発カンパニー 先進プロジェクト推進部 部長 柳橋 孝明 |
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<講演内容>
変革期にある自動車会社において、社会課題に向き合い、世の中の「あったらいいな」に挑む若手社員と、それを後押しするマネージャーの企画開発ヒストリーをご紹介致します。会社トップによる企業哲学の浸透活動、若手社員のチャレンジマインド、発想を阻害しないマネジメントの手法等を実話をまじえてお話し致します。
<講演者プロフィール>
2000年に九州大学総合理工学府を卒業し、トヨタ自動車株式会社に入社。ボデー設計部にて電子技術系エンジニアとして複数車両の企画開発に従事。TOYOTA Technical Center Austraria、TOYOTA Research Institute US赴任を経て、現職、R&D起点の新事業企画統括に至る。
介護現場におけるテクノロジー活用等による生産性向上について
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厚生労働省 老健局 高齢者支援課 介護業務効率化・生産性向上推進室 室長 占部 亮 |
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<講演内容>
テクノロジーの活用などにより、介護の質の確保や職員の負担軽減を図りつつ介護現場の生産性向上を推進するための取組の概要について。
<講演者プロフィール>
平成16年3月東京大学法学部卒業、同年厚生労働省入省。金沢市福祉局介護保険課長、社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課長補佐、副大臣秘書官、健康局予防接種室総括調整官等を経て、令和4年4月より現職。
介護現場の現状とICT・AI の活用
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(福)善光会 理事 最高執行責任者 統括施設局長/特別養護老人ホーム フロース東糀谷 施設長 宮本 隆史 |
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<講演内容>
善光会では2009年ごろから介護ロボット機器などの最新のテクノロジーを導入し、サービス品質の高いオペレーションを確立した。こうした事例をはじめ、福祉施設のDX化や福祉現場を取り巻くテクノロジーの状況について解説する。
<講演者プロフィール>
2007年、同法人入職。介護職、現場マネジメント、施設長を経て現職。介護ロボット導入に関する研究を推進し「介護ロボット・人工知能研究室」、「サンタフェ総合研究所」設立を主導。また、介護ロボット運用の専門資格である「スマート介護士」を創設。
2018年からは、AMED事業を採択、「スマート介護プラットフォーム」の開発に着手。
2020年からは厚生労働省事業、「介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム」事業にリビングラボとして参画、PJを主導する。
2021年日本医療研究開発大賞AMED理事長賞受賞。その他、国の事業等、様々な委員を歴任している。
外国人材 ~現状と今後の展望~
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(株)ツクイ 海外人財部 シニアスペシャリスト 大須 雅夫 |
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<講演内容>
2040年には介護職員が69万人不足すると試算が出されたことで、外国人材の採用は急速に進み、今や介護現場では無くてはならない存在となっている。本講演では、外国人材の採用・育成、今後の展望などを今年ベトナムに現地法人を立ち上げたツクイの事例を交えお伝えする。
<講演者プロフィール>
技能実習生の受け入れを行う監理団体にて16年間、実習生の受入れ、教育に従事。2018年に株式会社ツクイ入社。海外人財部にて第一期生から現在に至るすべての技能実習生の受入れ業務に従事。現在は国内の特定技能人材の採用、登録支援機関としての支援体制を構築。
日本の介護を変え、日本の未来を創るSOMPOケアの挑戦
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SOMPO ケア(株) 代表取締役社長 COO 鷲見 隆充 |
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<講演内容>
当社は、お一人おひとりに寄り添う個別性の高い介護サービスを追求するとともに、供給力の向上・需要の抑制への挑戦を続けている。テクノロジーなどを最大限活用しながら、人は人にしかできないことを行う「未来の介護」を創り上げるための、当社のさまざまな取組みを紹介する。
<講演者プロフィール>
1995年安田火災(現:損害保険ジャパン)入社。2015年4月メッセージ(現:SOMPOケア)に出向し、同社事業所でケアスタッフ、管理者を経験する。同年12月SOMPOケアネクスト施設事業本部副本部長。2018年4月損害保険ジャパン日本興亜(現:損害保険ジャパン)秘書部特命部長。2019年4月同社人事部長。2021年4月執行役員人事部長。2022年4月SOMPOケア代表取締役社長COOに就任。
これから求められる薬局薬剤師の業務及び薬局の推進
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厚生労働省 医薬・生活衛生局 総務課 課長補佐 青栁 ゆみ子 |
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<講演内容>
「患者のための薬局ビジョン」から6年。薬局の数は6万を超えているが、そのうちいくつが「患者のための」薬局になっているだろうか?電子処方箋の導入など薬局を取り巻く環境も大きく変わる中、真に求められる薬局・薬剤師になるためのビジョンを解説する。
<講演者プロフィール>
2006年厚生労働省入省、医薬品審査管理課、監視指導・麻薬対策課、経済課など医薬品の規制・流通に関する業務に幅広く携わり、福岡県薬務課、富山県くすり政策課において地域の薬局・薬剤師にかかわる実務を経て、(満を持して)現職。総務課において、薬局・薬剤師にかかわる施策の企画・立案に従事。
4つの「閣議決定」が示す薬局の未来とは
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(一社)日本在宅薬学会 理事長/ファルメディコ(株) 代表取締役 狹間 研至 |
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<講演内容>
少子化と高齢化が同時に進行する我が国において、社会保障制度の一翼を担う薬局業界の未来を考える上で、「国」の方針の重要性は極めて大きい。令和4年6月7日に行われた4つの閣議決定が示す薬局の未来に基づき、どのような薬局経営が求められるかお伝えしたい。
<講演者プロフィール>
1969年 大阪生まれ。1995年 大阪大学医学部卒業後、大阪大学医学部付属病院、大阪府立病院(現 大阪急性期・総合医療センター)、宝塚市立病院で外科・呼吸器外科診療に従事。2000年 大阪大学大学院医学系研究科臓器制御外科にて異種移植をテーマとした研究および臨床業務に携わる。2004年 同修了後、現職。医師、医学博士、一般社団法人 日本外科学会 認定登録医。
現在は、地域医療の現場で医師として診療も行うとともに、一般社団法人 薬剤師あゆみの会・一般社団法人 日本在宅薬学会の理事長として薬剤師生涯教育や薬学教育にも携わっている。
オンライン診療・オンライン服薬指導の現状と今後の潮流
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(株)MICIN 代表取締役 CEO 原 聖吾 |
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<講演内容>
コロナ禍で広がったオンライン診療・服薬指導は、患者の治療選択肢の一つとして定着し、拡大期を迎えようとしています。デジタル化により多様化する患者ニーズに薬局はどう応えていくべきか。対人業務の深化と効率化を両立する手立てとともにご紹介します。
<講演者プロフィール>
東京大学医学部卒、マッキンゼーを経て、株式会社MICINを創業。医師。厚生労働省「保健医療2035」事務局にて、2035年の日本における医療政策についての提言策定に従事した。横浜市立大学医学部非常勤講師。スタンフォードMBA。
テクノロジーと薬学的知見を活かした服用期間中のフォローアップ
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帝京平成大学 薬学部教授・薬学部長 亀井 美和子 |
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<講演内容>
外来薬物療法を受ける患者を支援し、治療効果と安全性を高めることが薬局薬剤師に求められている。服用期間中のフォローアップに薬剤師の薬学的ケアは不可欠であるが、テクノロジーを活かすことで、より幅広い患者に効果的に関わることが可能となる。
<講演者プロフィール>
日本大学理工学部卒業、筑波大学大学院経営・政策科学研究科修了。修士(経営学)、博士(薬学)。日本大学、昭和大学、帝京平成大学で薬学教育・研究に従事。専門領域は社会薬学。薬学的介入の有用性を評価するヘルスアウトカム研究に長年取り組んでいる。2020年からオンライン服薬指導の研究に取り組む。
薬局DX ~服薬期間中フォローアップを中心に~
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(株)カケハシ 代表取締役社長 中尾 豊 |
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※7/28タイトルが変更となりました
<講演内容>
2022年7月11日に厚生労働省から「薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するWG」のとりまとめとして、~薬剤師が地域で活躍するためのアクションプラン~が公表されました。
アクションプランでは、4つのポイントとして、①対人業務の充実、②対物業務の効率化、③薬局薬剤師DX、④地域における薬剤師の役割が示されました。
うち①対人業務の充実の一部として、薬剤師によるフォローアップ業務強化があげられ、薬剤師によるフォローアップは、患者さんにとっての医療の空白期間を埋めるだけに留まらず、患者さんとの接点増加に伴う患者情報の収集と収集した情報の他医療機関との共有連携を通して、地域医療にとって薬剤師の価値をより還元できる施策となる可能性が示されています。
ただ一方で、日々追われる膨大な他薬局業務の中で、どうやって前向きに患者さんのフォローアップに取り組んでいくべきなのか、特に業務量の観点で課題を感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。本セミナーでは、本当に有用な薬局薬剤師DXとは何か、ICT活用による業務効率化は本当に効果的なのか、デジタルツールを用いた服薬期間中フォローアップの事例を中心にご紹介いたします。
<講演者プロフィール>
医療従事者の家系で生まれ育ち、武田薬品工業株式会社に入社。MRとして活動した後、2016年3月に株式会社カケハシを創業。 経済産業省主催のジャパン・ヘルスケアビジネスコンテストやB Dash Ventures主催のB Dash Campなどで優勝。 内閣府主催の未来投資会議 産官協議会「次世代ヘルスケア」に有識者として招聘。 東京薬科大学 薬学部 客員准教授(2022年〜)。 厚生労働省「第2回薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ」に参考人として招聘。
地域支援体制加算取得の為の在宅訪問調剤について
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HYUGA PRIMARY CARE(株) 代表取締役社長 薬剤師 黒木 哲史 |
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<講演内容>
今回の診療報酬改定で従来の門前外来主体とした調剤薬局から、在宅を行い更には地域支援体制加算算定を目指す薬局が増えてきました。きらり薬局が取り組む、在宅と地域支援体制加算取得の背景や現在の実績、また、具体的な業務・実例などをお話させて頂きます。
<講演者プロフィール>
第一薬科大学卒業後、薬剤師として調剤薬局・製薬会社にて勤務。25歳で大病を患い「いつか人は死ぬ」ことを痛感。一度きりの人生を捧げる価値がある事業をしたいと思い立ち、2007年29歳でHyuga Pharmacy株式会社(現 HYUGA PRIMARY CARE株式会社)設立。現在“患者さん(利用者さん)が24時間365日、自宅で「安心」して療養できる社会インフラを創る。”を理念に、全国にきらり薬局を38店舗展開。地域薬局を在宅対応化すべくボランタリーチェーンで薬局を結ぶ「きらりプライム事業」を開始。全国で1103店舗加盟、在宅患者数約28,000名を対応。
統計学的な検定によれば、緊急事態宣言はCOVID-19感染抑止に対する有意な効果は見られない
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京都大学大学院 工学研究科 都市社会工学専攻 教授 藤井 聡 |
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<講演内容>
我が国では、COVID-19の感染が拡大する度に自粛や時短を要請する緊急事態宣言が発出されてきた。多くの人々はそれが感染抑止に効果的であると素朴に信じているようであるが、厳密な統計学的検証を行うと、そうした効果は全く見られないことが知られている。そうした実態を講述する。
<講演者プロフィール>
1968年生。京都大学大学院終了後、スウェーデンイエテボリ大学心理学科客員研究員、東京工業大学教授等を経て現職(京都大学大学院教授、京都大学レジリエンス実践ユニット長)。2012年から2018年まで内閣官房参与。専門は、国土計画・経済政策等の公共政策論。『ゼロコロナという病』『こうすれば絶対良くなる日本経済』等著書多数。2018年より表現者クライテリオン編集長。
新型コロナウイルス感染症の現状のリスク評価と為すべき対策
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白鷗大学 教授 岡田 晴恵 |
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<講演内容>
新型コロナウイルスは変異ウイルスが次々と出現し、新たなる波を形成して流行を起こしている。重要な点は変異ウイルスの性質に合った対策を打つ事にある。武漢のウイルスは致死率約5%の肺炎ウイルスであったが、現状に則した変更を加えて対策が必要である。
<講演者プロフィール>
白鷗大学教育学部教授。共立薬科大学(現慶應義塾大学薬学部)大学院修士課程修了、順天堂大学大学院医学研究科博士課程中退。ドイツ・マールブルク大学医学部ウイルス学研究所留学(アレクサンダー・フォン・フンボルト奨励研究員)、国立感染症研究所研究員、日本経団連21世紀政策研究所シニア・アソシエイトなどを経て現職。医学博士。専門は感染免疫学、公衆衛生学。著書は『秘闘 私のコロナ戦争全記録』(新潮社)ほか多数。
多様なヘルスケア関連企業とのコラボレーションで実現する『医療DXの未来』とは
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(株)コラボプレイス 代表取締役社長/(株)コラボクリエイト 取締役 安藤 井達 |
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<講演内容>
日本は超高齢社会に突入し、医療・介護に関わる人材の不足や新型コロナウイルス感染症への対応など、ヘルスケアの現場は新たな課題を抱えています。そうした中、デジタル技術を活用することで健康長寿社会の実現を目指す「デジタルヘルス」が注目されています。
スズケンは2022年2月、このデジタルヘルス領域をより拡大・推進させるため、ヘルスケアプラットフォームの企画・提案を行う「コラボクリエイト」と、開発・運営・保守を担う「コラボプレイス」の2社の設立を発表しました。医薬品卸としてヘルスケア業界で培った基盤や多様な企業やお得意さまとの関係性を活かし、様々なデジタルソリューションを全国の医療・介護従事者にお届けするプラットフォームを展開し、医療の質の向上と業務効率化に貢献してまいります。当講演ではこうした新たな取り組みによってスズケングループが目指す『医療DXの未来』をお話します。
<講演者プロフィール>
2006年4月株式会社スズケン入社。病院や薬局向けの医薬品営業担当を経た後、スズケングループ内の保険調剤や病院・薬局向けコンサルティング事業に従事。その後、スズケンにてサプライチェーン、経営企画、事業開発部門を経て、様々な企業との事業連携や、RFIDを活用した流通管理システムであるCubixxシステムなど、デジタルを活用した新規サービスの開発、展開に従事。2022年3月からはスズケングループで新たに設立したデジタルビジネスを推進する2社である株式会社コラボプレイスの代表取締役社長、株式会社コラボクリエイトの取締役を担当。
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SHOWROOM(株) 代表取締役社長 前田 裕二 |
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<講演者プロフィール>
1987年東京生まれ。2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、外資系投資銀行に入社。11年からニューヨークに移り、北米の機関投資家を対象とするエクイティセールス業務に従事。株式市場において数千億~兆円規模の資金を運用するファンドに対してアドバイザリーを行う。その後、0→1の価値創出を志向して起業を検討。事業立ち上げについて、就職活動時に縁があった株式会社DeNAのファウンダー南場智子氏に相談したことをきっかけに、13年5月、DeNAに入社。同年11月に仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げる。15年8月に会社分割によりSHOWROOM株式会社設立。現在は、SHOWROOM株式会社代表取締役社長として、「SHOWROOM」事業、ならびに2020年10月にローンチしたバーティカルシアターアプリ「smash.」事業を率いる。
2017年6月には初の著書『人生の勝算』を出版し累計11万部超のベストセラー。近著の『メモの魔力』は、発売2日で17万部、現在75万部突破(電子版含む)。
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ドクターズ(株) 代表取締役社長 兼 CEO/日本脳神経外科学会 専門医 柳川 貴雄 |
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<講演者プロフィール>
2007年信州大学医学部医学科卒業。2009年信州大学付属病院にて初期研修過程終了。脳神経外科専門医・指導医資格取得。これまでに2500例以上の脳外科手術を執刀。2016年に一般社団法人IoMT学会を立ち上げ、理事就任。IoTと医療の連携の普及に努める。2018年7月からは、株式会社ZAIKENを創業。超小型遠隔連続心電図デバイスを用いた遠隔IoT連続心電図検査サービス「医心電診」を運営。2019年10月にドクターズ株式会社の事業を開始し、600名以上の専門医を中心とした日本初のシステムである、医療専門家クラウドソーシング事業を立ち上げ、医療の未来を担うデジタルヘルスプラットフォーム「Doctors Station®」を構築。わずか2年で、すでに150社以上の企業、85ヶ所以上の自治体、および20万人以上に及ぶ患者のデジタルヘルス支援を行っている。
〈みずほ〉のデジタルヘルス・イノベーション ~企業や自治体とのコラボで実現する新しい医療・ヘルスケアサービスの創出〜
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(株)みずほフィナンシャルグループ (株)みずほ銀行 デジタルイノベーション部 部長 柿原 愼一郎 |
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<講演内容>
〈みずほ〉はデジタルヘルスの潮流を大きな変革の機会と捉え、これまで“HealthTech x FinTech”をテーマに新しい価値創造に取り組んできました。革新的で、且つ、現実社会にフィットするサービス創出を実現すべく、様々な企業や自治体とのコラボにより、それぞれの得意分野を活かしながら作り上げてきた取組についてご紹介します。
<講演者プロフィール>
1969年生まれ。広島県出身。1993年にみずほ銀行に入社後、法人営業や本部企画部門等を経て、2019年より現職。現在は、新規事業開発・業務変革のDX推進を担う。新規事業開発では、決済・送金といった金融分野に加え、ヘルスケアや自治体と連携したスマートシティといった非金融分野も担当。みずほリサーチ&テクノロジーズ(株) ビジネス企画部 部長 および (株)Blue Lab取締役を兼務。
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ドクターズ(株) 代表取締役社長 兼 CEO/日本脳神経外科学会 専門医 柳川 貴雄 |
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<講演者プロフィール>
2007年信州大学医学部医学科卒業。2009年信州大学付属病院にて初期研修過程終了。脳神経外科専門医・指導医資格取得。これまでに2500例以上の脳外科手術を執刀。2016年に一般社団法人IoMT学会を立ち上げ、理事就任。IoTと医療の連携の普及に努める。2018年7月からは、株式会社ZAIKENを創業。超小型遠隔連続心電図デバイスを用いた遠隔IoT連続心電図検査サービス「医心電診」を運営。2019年10月にドクターズ株式会社の事業を開始し、600名以上の専門医を中心とした日本初のシステムである、医療専門家クラウドソーシング事業を立ち上げ、医療の未来を担うデジタルヘルスプラットフォーム「Doctors Station®」を構築。わずか2年で、すでに150社以上の企業、85ヶ所以上の自治体、および20万人以上に及ぶ患者のデジタルヘルス支援を行っている。
最先端の医療現場と最前線のヘルステック企業から見る、世界をリードする医療DX改革
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東邦大学医学部外科学講座 一般・消化器外科学分野 教授/東邦大学大学院消化器外科学講座 教授/Digital Medical Innovation Lab. 代表理事 島田 英昭 |
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<講演者プロフィール>
1984年 千葉大学医学部卒業
1991年 千葉大学大学院医学研究科博士課程(外科系)修了
1991年 研究員(米国マサチューセッツ総合病院・ハーバード大学 外科)
2002年 文部科学教官 千葉大学講師大学院医学研究院(先端応用外科学)
2008年 千葉県がんセンター 消化器外科 主任医長
2009年 東邦大学外科学講座教授(大学院教授併任)
2017年 東邦大学大学院消化器外科学講座責任者・臨床腫瘍学講座責任者併任
2017年 東邦大学医療センター大森病院がんセンター長併任
2018年 特定臨床研究審査委員会 委員長併任
新展開を迎えた医療DXとオンライン診療の最前線 ~デジタルヘルス開発・普及のために知っておくべきポイント~
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ドクターズ(株) 代表取締役社長 兼 CEO/日本脳神経外科学会 専門医 柳川 貴雄 |
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<講演内容>
医療アプリやデジタルセラピューティクス、医療AI、そしてオンライン診療など、医療・ヘルスケアを取り巻くデジタル化の波は、医師のリアルな医療現場目線を投影した本格的なサービス化や事業化が求められる新たなステージに入った。脳神経外科専門医として、数多くの脳外科手術を執刀してきた経験と、医療DXプラットフォームを運営し多数の企業のデジタルヘルスサービス作りを支援してきたノウハウを基に、これからのデジタルヘルス開発と普及戦略を考えるうえで必要となるポイントについてお伝えする。
<講演者プロフィール>
2007年信州大学医学部医学科卒業。2009年信州大学付属病院にて初期研修過程終了。脳神経外科専門医・指導医資格取得。これまでに2500例以上の脳外科手術を執刀。2016年に一般社団法人IoMT学会を立ち上げ、理事就任。IoTと医療の連携の普及に努める。2018年7月からは、株式会社ZAIKENを創業。超小型遠隔連続心電図デバイスを用いた遠隔IoT連続心電図検査サービス「医心電診」を運営。2019年10月にドクターズ株式会社の事業を開始し、600名以上の専門医を中心とした日本初のシステムである、医療専門家クラウドソーシング事業を立ち上げ、医療の未来を担うデジタルヘルスプラットフォーム「Doctors Station®」を構築。わずか2年で、すでに150社以上の企業、85ヶ所以上の自治体、および20万人以上に及ぶ患者のデジタルヘルス支援を行っている。
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