

概要
本セミナーのお申込みは終了しました。
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経済産業省 製造産業局 局長 山下 隆一 |
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講演内容
日本の素材産業は、高い国際競争力を有する生産体制を構築しつつ、様々な産業に高機能な部素材を提供するとともに、国内雇用や地域経済を支えてきた重要な存在。今後、素材産業がカーボンニュートラルを目指しつつも、多様な変革の要請に的確に対応し、今後も国際競争力を維持・強化していくためにどのような取組が必要か、今後の素材産業の方向性、グローバル市場で勝ち続ける新たな素材産業への変革に向けたビジョンをご紹介。
講演者プロフィール
1989年3月、東京大学法学部を卒業し、同年4月、通商産業省(現、経済産業省)に入省。製造産業局鉄鋼課長、経済産業政策局経済産業政策課長、経済産業省大臣官房総務課長、資源エネルギー庁資源・燃料部長、東京電力ホールディングス取締役などを歴任した。
2020年に産業技術環境局長に就任し、国際イノベーション戦略の推進、国家研究開発事業の企画及び実施、気候変動対策を含む工業標準政策や環境政策を統括。
2022年7月に製造産業局長に就任し現職に至る。
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富士フイルムホールディングス(株) 代表取締役会長 助野 健児 |
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講演内容
写真市場のデジタル化という「本業消失」の危機を、事業構造の転換により乗り越え、現在は「ヘルスケア」「マテリアルズ」「ビジネスイノベーション」「イメージング」の領域で成長を続ける富士フイルムホールディングス。その変革をいかに成し遂げたかを語る。
講演者プロフィール
1977年京都大学法学部卒業、富士写真フイルム株式会社(現富士フイルムホールディングス株式会社)入社。主に、経理・経営企画部門に従事。85年~英国、2002年~米国現地法人での駐在などを経て、13年富士フイルムホールディングス 取締役 執行役員 経営企画部長、16年代表取締役社長 グループ最高執行責任者に就任。21年6月から現職。
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(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構 理事長 石塚 博昭 |
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講演内容
世界が脱炭素へ向けて舵を切るなかで、NEDOは、技術開発の成果の社会実装を進めるイノベーション・アクセラレーターとして、社会課題の解決を目指している。NEDOの推進する産業技術力の強化、エネルギー・地球環境問題解決へ向けての取組みを紹介する。
講演者プロフィール
1972年東京大学理学部化学科卒業。同年、三菱化成工業(株)(現・三菱ケミカル(株))入社。
三菱化学(株) 代表取締役社長、三菱ケミカル(株) 相談役を経て、2018年4月に(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構 理事長に就任。
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アクゾノーベルコーティング(株) Regional Commercial Director Metal Asia Pacific カイ・イェルーン・ ファン・アレム |
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講演内容
グローバル並びに日本のコーティング市場に対するアクゾノーベルの視点についてお話しする。また私達の使命、People. Planet. Paint.について、これが未来のアクゾノーベルをどう変えていくのか、何がカギになるのか、についてもお話しする。
講演者プロフィール
オランダ生まれ。ライデン大学有機化学博士課程。2000年アクゾノーベル(オランダ)に入社。以後、自動車、工業用、ヨット、自動車補修塗料の研究開発、営業のマネージャーを歴任。現在は、カラー鋼板用塗料および缶用塗料のアジアパシフィックの代表。また、2020年、日本のアクゾノーベルコーティング(株)の代表取締役に就任。中国在住。
同時通訳付 日/英
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(株)竹中工務店 技術研究所 未来・先端研究部 先端材料グループ 主席研究員 長谷川 完 |
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2050年のカーボンニュートラルに向けて、各企業が取り組む中で、竹中工務店における取り組みを紹介するとともに、これまでの技術研究所における塗料関連の技術開発事例と、建築物への塗装系材料の適用事例、さらに塗料への期待について、説明する。
講演者プロフィール
1989年3月 千葉大学卒業 株式会社竹中工務店に入社。翌年より技術研究所に所属し、仕上げ材料関連の研究開発に従事。2000年、水性低汚染塗料の開発に従事。2017年より仕上げ材料グループリーダー、2021年より先端材料グループ主席研究員として、木材を難燃化する塗料の研究を含む各種仕上げ材料関連の研究開発を担当し、現在に至る。
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トヨタ自動車(株) 車両製造技術開発部 主査 村田 亘 |
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講演内容
トヨタではカーボンニュートラル機運の向上から、2035年カーボンニュートラル(CN)達成を目指している。達成には低CO2生産技術の開発・導入によるCO2排出量の削減が必須であり、CNをモノづくり改革のチャンスと捉え、これに取り組んでいる。工場のCO2削減について例を挙げてご紹介する。
講演者プロフィール
1999年4月 トヨタ自動車に入社。材料技術部に所属し、塗料開発・塗装設計に従事。
2006年から4年間、トヨタ・モーター・ヨーロッパに赴任。
2018年から、生産技術部に異動し塗装設備・工法開発を担当。現在に至る。
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(国研)産業技術総合研究所 副理事長 (研究開発責任者) 村山 宣光 |
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講演内容
日本のセラミックス産業の高いシェアを維持し続けるために、今後セラミックス産業において成長が期待される、電子セラミックス部品、半導体製造装置、カーボンニュートラル、ヘルスケアの4つの分野について、産総研の戦略と取り組みについて紹介する。
講演者プロフィール
国立研究開発法人産業技術総合研究所 副理事長(研究開発責任者)。1984年京都大学大学院工学研究科電子工学専攻修士課程修了、1992年東京工業大学にて博士(工学)取得。材料・化学領域長、理事を経て2021年4月より現職。超電導、センサ、パワーエレクトロニクス用高耐熱電子部品等の電子セラミックスが専門。MIT客員研究員(1993―1994)。第62回日本セラミックス協会学術賞受賞。内閣府マテリアル戦略有識者会議委員、日本セラミックス協会フェロー、日本工学アカデミー会員。
モデレータ(接合分野)
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東京工業大学 科学技術創成研究院 未来産業技術研究所 教授 佐藤 千明 |
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パネリスト(複合材分野)
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帝人(株) 複合成形材料事業本部 副本部長(先端技術担当) 北野 一朗 |
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パネリスト(構造・設計分野)
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(株)SUBARU 航空宇宙カンパニー 技術開発センター長 兼 研究部/回転翼機設計部長 東稔 俊史 |
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パネリスト(空飛ぶクルマ普及研究)
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慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 付属研究所 顧問 中野 冠 |
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AM技術の進化と普及拡大に向けて
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(一社)日本溶接協会 3D積層造形技術委員会 委員長(大阪大学 名誉教授) 平田 好則 |
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(一社)日本溶接協会 3D積層造形技術委員会 副委員長(三菱重工業(株) 総合研究所 フェローアドバイザー) 石出 孝 |
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<登壇者> (株)NTTデータザムテクノロジーズ 酒井仁史/(株)IHI 永田佳彦/川崎重工業(株)渡邊健太郎/愛知産業(株)木寺正晃/森村商事(株)中室正晴/大同特殊鋼(株)山下正和/日揮グローバル(株)吉本直広/住友精密工業(株)ペトロビッチ マリオ/ダッソー・システムズ(株)梅崎敦/大陽日酸(株)山口祐典/OneAdditive(同)辻大輔/タマチ工業(株)米内淨・・・・・など計22名登壇!詳細は下記ボタンをクリック |
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<講演内容>
このセッションは、従来の講和形式ではなく、パネルディスカッションで行います。会場でしか見る事ができない議論、情報を得る事ができるとともに、開発者の本音を聴く事ができます。書面の古新聞ではまだ行われていない議論を聴く事で、誰よりも早く最新情報を入手することができます。今回は、日本のAMを牽引している主要会社の方々と、参加者の皆様が議論できる、またとない機会です。是非奮ってご参加下さい。
<プログラム内容>
1. セミナー趣旨 (一社)日本溶接協会 3D積層造形技術委員長 平田 好則
2. AMプロセス(方法と特徴)
①PBF-L (株)NTTデータザムテクノロジーズ 酒井 仁史
②PBF-EB (株)IHI 永田 佳彦
③DED(含むWAAM) 川崎重工業(株) 渡邊 健太郎
④バインダージェット 愛知産業(株) 木寺 正晃
⑤討論(変形処理など)
3. AM材料(具備すべき条件)
①粉末 森村商事(株) 中室 正晴
➁ワイヤ 大同特殊鋼(株) 山下 正和
③討論(プラズマ vs ガスアトマイズ使い分け) 三菱重工業(株) 笠見 明子
4. AM設計(AM技術適用に向けた設計)
①プラント設備 日揮グローバル(株) 吉本 直広
➁航空機用部品 住友精密工業(株) ペトロビッチ マリオ
③討論(トポロジー最適化の現状) ダッソー・システムズ(株) 梅崎 敦
5. 品質管理(AM造形の品質管理のあり方)
①造形雰囲気 大陽日酸(株) 山口 祐典
➁データ活用 One Additive(同) 辻 大輔
③討論(ガスタービンでの実際の品質保証) 三菱重工業(株) 片岡 正人
6. AM技術の適用に向けて
①レーシングカーの熱交換器など タマチ工業(株) 米内 淨
➁発電設備部品 東芝エネルギーシステムズ(株) 松山 大樹
③建築におけるAM技術 清水建設(株) 佐川 隆之
7. 総合討論
GE Additive 本郷 達也
Tritone 木寺 正晃(愛知産業(株)対応)
Trumpf 中村 強
司会:三菱重工業(株) 石出 孝、One Additive(同) 辻 大輔
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ヘンケルジャパン(株) エレクトロニクス事業部 製品開発グループ 部長 名取 稔城 |
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講演内容
今後企業としてサステナビィリティに対する貢献が強く求められていく。
今回の講演では、弊社ポリウレタン反応型ホットメルト構造用接着剤がどのようにサステナビリティに貢献できるのか、また、使用するユーザー側はどんなメリットがあるのか、双方の視点から紹介する。
講演者プロフィール
2015年ヘンケルジャパン入社。エレクトロニクス事業部に配属され、製品開発ケミストとしてスマートフォン向け部品固定用紫外線・熱硬化型接着剤の開発に従事。
2018年製品開発マネージャを経て、2022年製品開発グループ部長、現在に至る。
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(株)エスケーファイン 取締役 開発部 部統括 浅野 忠克 |
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講演内容
近年、3Dプリンタは設計自由度やCADデータによる造形等、ものづくり革命として期待されている。当社のセラミック3Dプリンタは光造形法式を採用し、様々な材料を用いて微細で複雑な造形が出来ることを特徴としている。当社の最新の技術開発や普及への取り組み、今後の展望について紹介する。
講演者プロフィール
2019年 (株)エスケーファイン入社。開発部に配属、セラミックス3D造形材料・プロセス開発に従事。2020年 開発部長を経て、2022年 開発部統括兼 取締役、現在に至る。
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東京工業大学 物質理工学院 一杉・清水研究室 特任准教授 西尾 和記 |
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講演内容
次世代型蓄電池として期待される全固体Li電池の高性能化に向けて、固体電解質-電極間の界面抵抗低減が急務である。本講演では、界面抵抗起源解明に向けて原子レベルで制御された界面構造有する理想的な薄膜型全固体Li電池を利用した界面研究を紹介する。
講演者プロフィール
2006年3月、東京理科大学卒業。2011年3月、東京大学大学院新領域創成科学研究科 物質系専攻 博士後期課程修了(学位:科学)。2011年4月-2014年3月、国立研究開発法人物質・材料研究機構にてナノ材料環境科学拠点 2次電池材料グループに所属し、全固体Li電池研究に従事。2014年4月-2016年3月、スタンフォード大学にてポスドク研究員としてHarold Y. Hwang研究室(応用物理)に所属し、無機固体薄膜材料を利用した触媒研究に従事。2016年4月-2017年3月、東北大学にて多元物質科学研究所 エネルギデバイス化学研究分野に所属し、全固体Li電池研究に従事。2017年4月より現職に至る。
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POSCO Technical Research Laboratories, Senior Research Fellow, Sang-Ho Yi |
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講演内容
石炭ベースの製鉄業が直面する脱炭素化の課題に対応する技術活動-例えば、ニア・ネット・ゼロ・エミッションに向けてポスコ社が推進する水素還元製鉄技術「ハイレックス」(HyREX)の開発など-について講演する。
講演者プロフィール
ポスコ社において、「ファイネックス」(FINEX®)の開発を主導。同製鉄技術は、基礎研究からパイロット開発プロセスを経て商業化に成功している。 現在は、韓国の製鉄業において革新的な脱炭素化技術である水素還元製鉄プロセス「ハイレックス」(HyREX)の開発に従事。 また、韓国の浦項(ポハン)工科大学校(POSTECH)水素活用製鉄技術リサーチセンターのセンター長を兼務。
同時通訳付 日/韓
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(株)神戸製鋼所 鉄鋼アルミ事業部門 自動車事業企画室 次長 櫻井 健夫 |
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講演内容
自動車用アルミニウムの現状および自動車部品のアルミ化動向、自動車の脱炭素化に向けた電動化の状況と日本アルミ協会「アルミニウムVISION2050」とNEDO国プロ(アルミニウム資源循環システム構築)の取組みを紹介する。
講演者プロフィール
1990年 (株)神戸製鋼所に入社。 真岡製造所 アルミ板研究部に所属し、自動車パネル用6000系合金板材の開発に従事。2019年本社部門 自動車軽量化事業企画室、2020年鉄鋼アルミ事業部門 自動車事業企画室に配属され、現在に至る。2017年4月~2020年3月日本アルミ協会・自動車アルミ化委員会 委員長を務めた。
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(株)戸畑製作所 代表取締役社長 松本 敏治 |
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講演内容
難燃性マグネシウム合金の適用により、これまで発火の問題から困難とされてきたマグネシウム合金による粉末製造および積層造形の実施が可能となる。本講演ではJSTプロジェクト成果を中心に、粉末材料および積層造形体の研究開発事例について紹介する。
講演者プロフィール
2002年大阪府立大学卒業、日本分光(株)を経て、2004年(株)戸畑製作所入社。純銅鋳造・溶接、硬化肉盛材料、拡散接合、および難燃性マグネシウム合金の開発等に従事。2010年博士(工学・九州大学)。2018年代表取締役社長就任、現在に至る。
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日本製鉄(株) チタン事業部 チタン技術部 チタン技術部長 八並 洋二 |
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講演内容
前段では、チタンの基礎(チタンの歴史、概要、特徴、用途、市場)を述べる。後段では、日本製鉄がチタンの普及のため展開する意匠性及び優美性を発揮したチタンブランド「TranTixxii(トランティクシー)」、及びチタンの特長、意匠技術、期待される効果を解説する。チタンが築く建築・意匠の世界を紹介する。
講演者プロフィール
1993年4月 入社。2007年7月 鹿島薄板部第一薄板工場長。2014年7月 和歌山薄板部薄板工場長。高炭素鋼板、電磁鋼板、メッキ鋼板の製造、プロセス改善等に従事。2015年4月 直江津製造部形鋼・薄板工場長。2016年4月 直江津製造部長。チタン、特殊ステンレスの製造、プロセス改善に従事。2020年4月 本社 チタン事業部チタン技術部長。日本チタン協会 開発会議 議長、産学連携委員会 委員長。
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大同特殊鋼(株) 次世代製品開発センター 主席部員 井上 幸一郎 |
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講演内容
近年、金型の寿命延長や製品品質の向上を目的にダイカスト分野での3Dプリンタの活用が活発化している。ダイカスト金型には一般に熱間ダイス鋼JIS-SKD61用いられるがSKD61の粉末は造形性が悪く、3Dプリンティングには不向きである。SKD61系材料の造形性改善に関する取り組みについて報告する。
講演者プロフィール
1966年生まれ、大阪府出身。91年関西大学大学院工学研究科卒、同年大同特殊鋼入社。構造用鋼、工具鋼の研究開発に従事後、2013年工具鋼技術サービス部長、21年から現職。
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JX金属(株) 機能材料事業部 市場開発部 主任技師 小池 健志 |
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銅箔は優れた導電性を持つ電子材料として自動車から電子機器まで幅広い用途に使用されている。銅箔は銅合金化することで高強度化、金属組織制御で屈曲性向上、また複合化することで加工性の改善が達成できる。本セミナーでは、高機能圧延銅箔・銅合金箔の用途例および高機能化のメカニズムについて解説する。
講演者プロフィール
2004年東北大学大学院工学研究科金属工学修了、JX金属(当時の日鉱金属加工)入社。電子デバイス/車載向けの銅箔および銅合金条の製品開発/生産技術/品質保証/技術マーケティングの業務に従事。その後、米国大学院にて金属工学のMaster of Scienceの学位取得。以降、市場開発部にて主に海外技術マーケティングを担当し、現在に至る。
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(株)キャステム 技術部 部長 中山 英樹 |
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金属粉末射出成形法(MIM)は、金属の微粉末を使用して、樹脂成形技術と粉末冶金の技法を組合せた画期的な部品製造法として,3次元複雑形状品がニアネットシェイプで高密度・高強度で作製できるプロセスとして、利用されてきている。この製法の概要について紹介する。
講演者プロフィール
1988年 (株)キャステム
2013年 博士(工学)学位 近畿大学 所得
2018年 日本粉末冶金工業会 射出成形粉末冶金委員会 委員長 就任
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(株)カネカ 滋賀工場 AI・デジタルで考える工場センター長 花田 功治 |
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講演内容
労働人口や熟練従業員の減少が急速に進む中、当社では熟練した運転員の経験や人数に頼らない製造現場の構築が急務である。そのために、各運転員の経験的判断を画像処理や統計解析などのデジタル技術を用いて数値化し、作業負荷軽減と現場力の向上につなげる取組みを進めている。
講演者プロフィール
2005年に(株)カネカに入社。滋賀工場にてフィルムの生産技術に関わる業務に従事。2018年のAI・デジタルで考える工場センター発足後、現在に至るまで工場の自動化/デジタル化の業務を担当している。
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TRUMPF SE + Co . KG Member of the Managing Board and CEO Laser Technology, Christian Schmitz |
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講演内容
平均気温上昇を1.5度に抑えるというパリ協定の目標の下、炭素ガス排出の大幅削減は、産業を含む生活の多くの分野で野心的な目標となった。 レーザー技術分野の進化は、持続可能な生産、製品、およびアプリケーションに関わる多くの機会をもたらしている。今回の講演では、その点について、世界で事業を展開しているレーザー製造業者の視点から議論される。
講演者プロフィール
1959年にドイツ/ヴッパータルで生まれる。
Ing Christian Schmitz博士は、ドイツのジーゲン大学で物理学を学んだ。
2000年に、CO2と薄型ディスク固体レーザーの研究を行ったInstitut fuer Strahlwerkzeuge (IFSW)で博士号を取得している。
1999年から2009年までシュランベルクのTRUMPF Laser GmbH + Co. KGで職務にあたり、材料加工用の高出力固体レーザーの開発を担当した。
2009年に、Schmitz氏は米国コネティカット州ファーミントンにあるTRUMPF, Inc.のレーザー技術部門バイスプレジデントに任命された。
2010年から2017年まで、TRUMPF Lasertechnik GmbH のマネージングディレクターとレーザー技術部門の研究開発・生産担当責任者の職責を担った。
2017年以降、Schmitz氏はLaser TechnologyのCEOを務め、管理重役会のメンバーとなっている。
同時通訳付 日/英
コースリーダー:大阪大学 片山 聖二
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前田工業(株) 代表取締役社長 前田 利光 |
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講演内容
レーザ溶接の溶融部の輝度分布、温度分布、キーホール断面形状、スパッタリングのインプロセスモニタリングとその応用事例について紹介する。また、レーザ溶接の溶融部内部の湯流れをX線で透視観察し、湯流れの方向とスパッタリングの関係について説明する。
講演者プロフィール
1990年4月前田工業に入社。レーザ事業部に所属し、レーザ加工技術の開発に従事。
2003年2月代表取締役に就任
2019年9月博士号取得し、現在に至る。
コースリーダー:(株)オプトサイエンス 檜垣 哲
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TRUMPF Laser- und Systemtechnik GmbH Industry Management E-Mobility, Electrified Powertrain, Industry Manager eMobility, Beranek Matthias |
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講演内容
世界的な自動車の電動化需要の高まりに伴い、トラクションバッテリーやトラクション電動ドライブの電気部品の電極部を中心に、適切なレーザベースの製造プロセスの役割が非常に重要となってきている。本講演では、大規模なバッテリーと電動ドライブ製造に適したレーザベースの最新技術について概説する。また、講演では、緑色レーザ、赤外レーザとその応用分野についても説明する。特に、銅溶接に焦点を当て、ビーム光源、光学系、センサー、センサー人工知能システムからなる、電気自動車生産用の包括的で高度に統合されたレーザシステムの重要性を説明する。
講演者プロフィール
2007-2011: ドイツ・バイエルン州アシャッフェンブルク応用科学大学 産業工学科においてマイクロエレクトロニクスとレーザを主な研究テーマとする
2011: ダイムラー社研究開発部門での学位論文、レーザリモート溶接のためのオンライン診断システムを利用したプロセス特性評価とクローズドループ・レーザ溶接を発表
2011-2014: メルセデス・テクノロジー・ファクトリー シュトゥットガルトでレーザプロセス開発エンジニアとして9G-Tronicレーザ溶接プロセスおよび装置の開発・生産導入に携わる
2014年より TRUMPF Laser- und Systemtechnik GmbHでパワートレインおよび電動パワートレイン技術およびアプリケーションのインダストリーマネージャー兼リードエキスパートとして全世界を担当
鋼/高強度鋼/アルミ/銅の溶接プロセスとプロセス設計、溶接の不良解析、材料解析、レーザアプリケーション開発と方法の深い経験、大量生産環境へのレーザシステムの導入、レーザ溶接のための部品設計、レーザクリーニング、レーザデコーティング、レーザビーム診断/特性評価、レーザセンサーシステムにおける専門家の高い専門性を持つ。
専門分野: クローズドループレーザ加工
同時通訳付 日/英
コースリーダー:レーザ・ネット(株) 國府田 京司
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(株)ナ・デックス ナ・デックスレーザR&Dセンター ナ・デックスレーザR&Dセンター長 (大阪大学 名誉教授) 片山 聖二 |
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講演内容
レーザ溶接の基礎として、レーザ誘起プルームの挙動と影響、キーホール挙動と気泡およびポロシティの発生機構と防止法などについて紹介する。続いて、最新の動向として、2重コアファイバ利用によるスパッタ低減効果、レーザ異材接合結果などを紹介する。
講演者プロフィール
1981年大阪大学溶接工学研究所・助手(工学博士)、1997年大阪大学接合科学研究所・助教授、
2002年大阪大学接合科学研究所・教授、2013年4月から2年間大阪大学接合科学研究所・所長、
大阪大学在職中は、レーザ加工、レーザ溶接の研究に従事。
2016年3月末大阪大学定年退職、2016年4月より大阪大学・名誉教授、(株)ナ・デックス・技術統括フェロー/ナデックスレーザR&Dセンター長として現在に至る。
コースリーダー:(株)アマダ 舟木 厚司
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(国研)産業技術総合研究所 電子光基礎技術研究部門 先進レーザープロセスグループ 研究グループ長 奈良崎 愛子 |
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講演内容
超短パルスレーザー加工はハイパワー光源や周辺機器開発に後押しされ、近年産業導入が進んでいる。本講演では、超短パルスレーザー微細加工における新たなインプロセスモニタリング技術や機械学習の適用を中心に、最新技術動向を紹介する。
講演者プロフィール
京都大学にて、ガラスの非線形光学に関する研究に従事、2000年博士(工学)取得。
現在、産業技術総合研究所 電子光基礎技術研究部門 先進レーザープロセスグループ 研究グループ長。
専門はレーザー加工および材料化学・光物性。最近は、レーザー加工向けリアルタイムモニタリング技術を産学官のチームで開発、それを利用した超短パルスレーザー加工技術開発や各種レーザー微細加工の産業実装に取り組み中。
Photonics WEST LAMOMチェア、多元技術融合光プロセス研究会幹事など。
コースリーダー:三菱重工業(株) 石出 孝
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古河電気工業(株) 研究開発本部 先進レーザ開発プロジェクトチーム 課長 梅野 和行 |
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講演内容
本講演では、古河電工と日亜化学の共同開発により実現した純国産kW級青色DDL、それを搭載したBlue-IRハイブリッドレーザBRACE®Xを紹介する。スパッタフリーかつ超低熱影響の溶接を特徴としてモータやインバータ、電池等の電動化部品向けソリューション事例を述べる。
講演者プロフィール
2010年3月豊橋技術科学大博士後期課程修了、博士(工学)。2010年4月古河電気工業(株)入社。次世代パワーデバイス技術研究組合にてGaN 系パワーデバイスの設計開発、情報通信・エネルギー研究所にてファイバレーザ励起用AlGaAs半導体レーザの研究開発、米国子会社OFS社にてファイバレーザ発振器部品の生産技術等に従事。2019年4月より課長職として銅材料に対するレーザ加工を軸にしたマーケティング活動に従事。現在、ハイブリッドレーザBRACE®の事業企画および営業技術のマネジメント職とともに、新規事業として高出力ファイバレーザを応用した市場開拓系部門のマネジメント業務に従事。
コースリーダー:三菱電機(株) 金岡 優
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大阪大学 接合科学研究所 准教授 佐藤 雄二 |
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講演内容
純銅は電気伝導性と熱伝導率が高く、省エネルギーやカーボンニュートラルに不可欠な材料である。近年、銅に対す光吸収率が高い波長、青色や緑色の高出力レーザの開発が国内外で活発に進められている。そこで本講演では、これらのレーザを用いた銅の溶接における波長の効果について講演する。
講演者プロフィール
2005年東海大学大学院修了、博士(工学)。2005年東京工業大学特任助教、2012年公益財団法人レーザー技術総合研究所 研究員、2013年4月大阪大学接合科学研究所特任研究員、2017年7月特任講師、2018年12月年原子力研究開発機構 任期付研究員、2019年9月大阪大学接合科学研究所 准教授、現在に至る。専門は、光と物質の相互作用、機能性材料表面の創製、レーザ溶接、金属 3Dプリンタ技術の開発に従事。現在に至る。
コースリーダー:トルンプ(株) バスティアン ベッカー
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東レ(株) 理事 複合材料研究所長 吉岡 健一 |
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講演内容
軽量で優れた力学特性を持つ炭素繊維複合材料は、航空機や風力発電などに使用されることで、CO2排出量の削減や再生可能エネルギーの利用拡大を通じてサステナブルな産業と社会づくりに貢献している。過去と最新の材料開発をレビューし、モビリティやエネルギー分野での今後のさらなる適用拡大について述べる。
講演者プロフィール
1991年3月、東京工業大学総合理工学研究科修士修了。東レ株式会社に入社し一貫して炭素繊維複合材料の基礎・応用研究を担当。その間1999年から2001年までワシントン大学客員研究員。博士(工学)。
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芝浦機械(株) 成形機カンパニー 押出戦略部 部長 池田 崇夫 |
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カーボンニュートラルを目指す上では、従来の押出成形技術を活用したリサイクル等だけではなく、環境負荷低減に貢献する全く新しい技術も求められる。
本セミナーでは、二軸混練押出機による事例だけでなく、新しく開発をした世界初の完全連続式高せん断加工装置による環境負荷低減に貢献する樹脂の低分子量化技術を用いたメルトブローン成形などの最新技術をご紹介する。
講演者プロフィール
1996年に当社へ入社。押出成形機営業部に所属し、国内および輸出の営業に従事。2022年に押出戦略部へ異動、現在に至る。
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三菱電機(株) 産業メカトロニクス製作所 レーザ製造部 レーザ加工機設計第二課長 杉原 和郎 |
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講演内容
軽量かつ高強度を特長とするCFRPの産業界への適用促進には、切断・穴あけ工程における生産性向上と加工コスト低減が求められる。
本講演では高加工品質、高生産性を両立したCFRP切断用レーザ加工機CVシリーズとその最新加工事例について紹介する。
講演者プロフィール
1995年4月 三菱電機株式会社に入社。名古屋製作所に配属されCO2レーザ発振器の設計に従事。
2016年よりCFRP切断用レーザ加工機の開発に従事し、現在に至る。
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(株)日本製鋼所 広島製作所 射出機械部 成形技術グループ グループマネージャー 安江 昭 |
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総合樹脂加工機メーカである当社は、「JSW Goes Green」をスローガンに、ESGに貢献する製品や技術の開発をしている。本セミナーでは、射出成形機を中心にバイオプラスチックに向けた製品や、樹脂使用量の削減が可能な発泡成形技術と装置、自然エネルギーを活用した省エネ技術の取組みなどの紹介をする。
講演者プロフィール
1999年、㈱日本製鋼所に入社。広島研究所に所属し、射出成形機のスクリュシリンダの開発に従事。2020年より射出機械部 成形技術グループに移り、成形加工技術の開発を担当し、現在に至る。
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(国研)物質・材料研究機構 統合型材料開発・情報基盤部門 副部門長 徐 一斌 |
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講演内容
近年に発表された固体電解質と電極材料に関する論文に基づいて、この分野の進展状況をレビューする。データ駆動研究で利用できる材料データベースの整備状況および機械学習を用いた固体電解質と電極に関する物質探索と材料設計の最新成果と動向を紹介する。
講演者プロフィール
1994年中国科学院工学博士(無機材料)。2002年より物質材料研究機構に入職、材料データベースの開発と運用管理に従事。2007年名古屋大学情報学博士を取得。2014年よりマテリアルズインフォマティクスの研究に取り込む。専門分野は無機材料データベースとデータ駆動研究。
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DIC(株) 代表取締役 副社長執行役員 玉木 淑文 |
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SunChemical Corp. 製品戦略パッケージングソリューション担当ディレクター EMEA&グローバルサステナビリティビジネスリーダー Nicolas Bétin |
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講演内容
DICグループの長期経営計画Vision2030についてDICの副社長玉木から、その後サーキュラーエコノミーで先行する欧州での取り組みについて、欧州の持続可能性の状況とパッケージングの発展、循環性の向上、カーボンフットプリントの削減、資源の保全に向けたサステナブル製品の取組について欧米統括会社Sun Chemical社から紹介する。
玉木氏 プロフィール
1980年入社以来、ポリマ事業部門の研究開発に携わり、ポリマ技術本部長、R&D本部長、技術統括本部長、経営戦略部門長を経て、現在は代表取締役 副社長執行役員として社長を補佐
Bétin氏プロフィール
自動車や包装市場での特殊化学品事業にて32年の経歴。電気・化学品メーカ等で管理職を歴任後2009年にサン・ケミカルに入社。ビジネスマネージャー、欧州地域のゼネラルマネージャーを経て、EUグローバル部門のディレクターに就任
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アサヒ飲料(株) 取締役 兼 執行役員 研究開発本部長 安部 寛 |
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講演内容
アサヒ飲料は、持続可能な社会・環境の実現に向け、“未来の子供たち”にとって最もよい活動を重視し「新たな資源を極力使わない」「使ったものを有効活用する」「温室効果ガスを極力排出しない」の考えのもと、パッケージ開発を行っている。本講演ではこれまでの開発事例、今後のサステナビリティ戦略について紹介する。
講演者プロフィール
1989年3月九州大学大学院農学研究科修了。アサヒビール(株)入社。飲料の新商品開発、生産技術開発、工場の生産管理等、幅広く従事。容器包装開発においては、環境に配慮したボトル・キャップの軽量化に加え、爽快な開栓音のするキャップ開発等、五感に訴える容器開発を主導した。2017年執行役員 生産部長に就任。明石工場長を経て、2020年3月より研究開発本部長に就任、現在に至る。
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(株)ダイセル 執行役員 事業創出本部 本部長 兼 バイオマスイノベーションセンター長 六田 充輝 |
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講演内容
気候変動、資源の供給不安など、我々の生活やビジネスを取り巻く問題はこれまでになく切迫したものになっている。ダイセルではそうした問題に様々な切り口でソリューションを開発、提案している。本講ではその代表的なものについてバイオマスバリューチェーンの観点から解説する。
講演者プロフィール
1991年 ダイセル化学工業(株)入社。総合研究所で高分子合成、ポリマーアロイの研究開発を担当。1997年 ダイセル・ヒュルス(株)(現ポリプラ・エボニック)に異動。異種材料接合技術、PEEKなどの研究開発に従事。2008年テクニカルセンター所長。2013年~2015年はEvonik Shanghaiのテクニカルセンター所長を兼務。2020年 (株)ダイセルに異動。2022年より現職。大阪府立大学博士(理学)。
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千葉県市原市 市長 小出 譲治 |
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講演内容
市原市は、国内有数の石油化学コンビナートとともに成長・発展を遂げてきた街である。そこで、現在の社会経済情勢の変化を新たな機会と捉え、持続的な成長・発展を実現するため、市内臨海部企業の持つ技術・資源だけでなく、行政・市民の取組等との連携による「市原発サーキュラーエコノミー」による循環型社会の発展、創出につなげる取組みを紹介する。
講演者プロフィール
1960年8月5日千葉県市原市生まれ。東海大学短期大学部卒業。
2003年 市原市議会議員初当選(以来連続3期)、2013年 市原市議会 議長に就任。
2015年 市原市長に就任、現在2期目。
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東レ(株) 副社長執行役員 技術センター担当 阿部 晃一 |
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講演内容
先端素材メーカーである東レの研究・技術開発戦略について述べた後、持続可能な社会への取り組みについて、炭素繊維を用いた航空機の軽量化、RO膜による海水の淡水化、非可食バイオマスを用いたポリマー製造など、具体的な取り組みを紹介する。
講演者プロフィール
1953年兵庫県神戸市生まれ。1977年大阪大学大学院基礎工学部修士修了後、東レ(株)に入社し、ポリエステルを中心とするフィルムの研究に従事。1996年リサーチフェロー(フィルム構造設計)に認定、フィルム研究所長、研究・開発企画部長、愛知工場長を経て、2005年取締役(研究本部長)に就任。その後、2009年常務取締役、2011年専務取締役、2012年CTO就任。2013年代表取締役専務取締役を経て、2014年代表取締役副社長、2020年代表取締役副社長執行役員就任。2022年6月より現職。
平成8年度第43回大河内記念生産特賞を受賞。
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BASFジャパン(株) 代表取締役社長 石田 博基 |
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講演内容
欧州グリーンディールなど、化学業界はより持続可能な社会実現への貢献が期待されている。BASFでは、2050年のCO2排出量実質ゼロ(ネットゼロ)を目指すとともに、循環型経済の新たな価値創造に取り組んでいる。循環型経済に寄与する欧州の最新のソリューションと製品事例を紹介する。
講演者プロフィール
1994年BASFジャパン入社。技術職で入社し、ドイツ本社中央研究所へ出向。その後営業職を歴任し、マレーシア駐在時はASEAN地域の営業責任者として各国を行脚する。2010年、BASF東アジア地域統括本部ディスパージョン&顔料バイスプレジデントに就任し、一事業の責任者としてアジア太平洋地域を率いる初の日本人となる。2012年BASFジャパン副社長執行役員。2018年2月、社内育成初の日本人としてBASFジャパン代表取締役社長に就任。
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東京大学 マテリアル工学専攻 特任教授 星野 岳穂 |
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講演内容
気候変動問題が顕在化する中、基盤材料(鉄・アルミ、銅、マグネシウム等)の環境負荷を評価する手法として、LCA(ライフサイクルアセスメント)が注目を集めている。素材は製品と異なり、繰り返しリサイクルされるため、素材のライフサイクルの視点でのアセスメントを精緻に実施するための分析手法の開発のための研究が必要である。どのような点が課題となっているか、講演内で最新の動向を解説する。
講演者プロフィール
1987年 東京大学大学院工学系研究科金属材料学専攻修士課程修了
通商産業省 入省
鉄鋼課、非鉄金属課、ファインセラミックス室等を歴任
1994年 米国スタンフォード大学大学院工学部オペレーションズ・リサーチ学科 修士課程修了
2013年3月 東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻 博士課程修了
2015年4月 大臣官房審議官(産業技術・基準認証担当)
2017年7月 大臣官房原子力事故災害対処審議官
兼 資源エネルギー庁国際エネルギー技術統括調整官
2018年7月 同 退職
2019年4月 東京大学大学院工学系研究科 マテリアル工学専攻 特任教授
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大日本印刷(株) Lifeデザイン事業部 イノベーティブ・パッケージングセンター ビジネスデザイン本部 環境ビジネス推進部 第1グループ リーダー 柴田 あゆみ |
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講演内容
持続可能な社会の実現に向けて、いま社会全体が環境配慮の取組みを強化しています。
パッケージからできる環境配慮とは? DNPの強みをいかして貢献できる環境配慮とは?
企業として捉えるべき社会の流れから、GREEN PACAGINGの最新情報、新たな取組みを紹介する。
講演者プロフィール
GREEN PACKAGINGである植物由来包材バイオマテックの開発やLCAの社内体制構築に従事。長い経験と知見から時代の変化を捉え社会課題解決視点で環境配慮の今を考える.
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日本ガイシ(株) 研究開発本部 NCM開発部 主任 柴田 宏之 |
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講演内容
日本ガイシでは、分子同士の分離が可能なサブナノセラミック膜を開発している。現在注力しているDDR型ゼオライト膜は、CO2とメタンを精度良く分離できるため、天然ガス精製用途等への適用を目指している。また、開発中の他のサブナノセラミック膜についても紹介する。
講演者プロフィール
2011年に日本ガイシ(株)に入社。研究開発本部に所属。入社後、NCM開発部にてサブナノセラミック膜の開発を担当。その後、新製品の探索業務や、光学部品、半導体材料の開発業務を経て、2022年より再びNCM開発部に異動し、現在に至る。
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花王(株) 包装技術研究所 室長 稲葉 真一 |
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講演内容
私たちは世界中の人々のこころ豊かな暮らしのために、革新と創造に挑み続ける。その考えは容器開発においても例外ではなく、古くからサステナビリティの視点で取り組んできた容器開発事例に触れながら、これからの容器包装の取組みを紹介する。
講演者プロフィール
1995年3月早稲田大学大学院理工学研究科を卒業。同年4月、花王(株)包装容器開発研究所に所属し、以後、シャンプーリンスなどのビューティーケア製品や液体洗剤、柔軟剤などのハウスホールドケア製品の容器開発に従事。2020年より小田原事業場にて化粧品容器開発の担当となり現在に至る。
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日立造船(株) 開発本部 技術研究所長 安田 俊彦 |
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講演内容
日立造船は1990年代から、二酸化炭素を、再生可能エネルギー由来の水素を用いて、既にインフラが整うメタンに変換して有効利用するメタネーション技術に取組んでいる。本講演では、脱炭素社会構築に貢献する本技術について、日立造船での研究開発や最新動向について紹介する。
講演者プロフィール
1985年3月大阪大学大学院工学研究科博士前期課程修了。日立造船株式会社に入社。以来技術研究所にて、主に燃焼、エネルギーに関わる研究開発に従事し、2004年に博士(工学)。2018年から水電解装置やメタネーションを扱う機械事業本部産業装置ビジネスユニット長、2021年から開発本部技術研究所長兼PtG事業推進室長。2022年度脱炭素化事業本部新設に伴うPtG事業組織化で現在に至る。
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地方独立行政法人 京都市産業技術研究所 研究フェロー 北川 和男 |
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講演内容
昨今のCO2削減、ESG等から植物由来のカーボンニュートラル素材として改めてセルロースナノファイバー(CNF)が注目を集めている。供給されるCNFは多種多様化し、それらの応用展開についても多くの分野から実用化・事業化事例が出て来ている。これらの最新状況について紹介する。
講演者プロフィール
繊維強化複合材料(FRP)の繊維/樹脂界面研究をベースに、バイオマス繊維(ミクロサイズの竹繊維)/生分解性プラスチック複合材料の開発に取り組み、2002年から京都大学生存圏研究所矢野浩之教授とCNF/熱可塑性樹脂複合材料の共同研究を開始。パルプ直接混練法「京都プロセス」の開発実用化等と併せてCNFの社会実装を目指して、現在多くの企業とCNFの応用・製品化・事業化支援を進めている。ナノセルロースジャパン事業化推進分科会長、関西CNFプラットフォームプロジェクトマネージャーを兼任。
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BOE Technology Group Co., Ltd. Vice President and Chief Technology Officer (CTO), Xiaoguang Xu |
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講演内容
BOEは、「ディスプレイでIoTを強化する(Empowering IoT with Displays)」という開発戦略を提唱している。 現在、ディスプレイ技術の発展は、さまざまな場面で急務となっており、ディスプレイ社会は新たな課題に直面している。 BOEは、常に「技術の尊重、革新の持続(respect for technology, persistence in innovation)」という信念を持ち続け、革新による製品のアップグレードに尽力している。 BOEは、LCD、OLED、MLEDなどのディスプレイ技術を用いて、最適な画質を実現し、より多くのシナリオに対応できる機能を統合することで、プレミアムな顧客体験を提供することができる。 さらに、最先端の技術革新を追求し、将来のディスプレイがまったく新しいユーザー体験を生み出すと確信している。 BOEは、今後も革新を通じて、より便利で健康的、そして魅力的なライフスタイルの実現を目指し、パートナーとともに明るい未来を創造していきたいと考えている。
講演者プロフィール
Xiaoguang Xuは、北京大学で物理化学の博士号を取得し、2009年にBOEに入社。 BOE Technology Strategy and International Cooperation Centerの責任者、BOEの最高戦略責任者(CSO)を経て、現職はグループの最高技術責任者(CTO)。 また、Beijing Economic-Technology Development AreaのCenter of Technology Innovation for DisplayのDirectorと、Beijing Enterprise Technology Center Innovation Service LeagueのDirector Generalも兼任している。 BOEのグループCTOとして、戦略策定、技術調達のためのグローバルな協力、新しいディスプレイタイプや先進的な技術革新などで中心的な役割を果たし、BOEをリードして絶えずブレークスルーをもたらし、世界中で技術の進歩を実現させている。
同時通訳付 日/英
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(株)産業タイムズ社 代表取締役 会長 泉谷 渉 |
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講演内容
電子機器の市場は今や世界全体で260兆円まで拡大し、これまで経済の最大引っ張り役であった自動車を追い抜き、さらに上昇機運がみなぎっている。その中核はやはり電子デバイスであり、半導体、一般電子部品、FPDの今後の設備投資動向に多くの関心が集まっている。DX革命およびメタバースの時代が到来するが、コンピューティング能力は現在の1000倍が予想され、デバイス各社は工場新増設に追われることは必至の状況。今回講演では、注目されるマイクロLEDと大型有機ELの各社別設備投資計画、さらに装置産業、材料産業の対応策について最新取材をベースにリポートする。
講演者プロフィール
神奈川県横浜市出身。中央大学法学部政治学科卒。40年近くにわたり第一線を走って来た最古参の半導体記者であり、現在は産業タイムズ社の代表取締役会長。「日本半導体産業 激動の21年史」「伝説 ソニーの半導体」「日本vsアメリカvs欧州自動車世界戦争」など30冊の著書がある。日本電子デバイス産業協会副会長も務める。
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(株)Kyulux 取締役 最高戦略責任者 安達 淳治 |
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講演内容
Hyperfluorescence™は高い効率と色純度を達成し、レアメタル不要の第4世代の有機EL発光技術で、半値幅が20nm以下の発光スペクトルによって、次世代ディスプレイ規格BT.2020を実現できるゲームチェンジャーと目されている。セミナーではHyperfluorescence™の2023~24年の実用化に向けた取り組みを紹介する。
講演者プロフィール
岐阜高校〜大阪大学基礎工学部機械工学科を経て‘80年松下電工(株)(当時)に入社。以後30年間研究開発、及びその事業化に従事。’94~’96年米国MITに出向、客員研究員。帰国後、世界初のポータブル燃料電池、及び家庭用燃料電池コージェネシステムの開発を経て、ベンチャー企業との有機太陽電池の共同開発のため’02年、2度目の渡米。帰国後マイクロマシンセンターにおいてMEMS、バイオ、有機エレクトロニクスにまたがる国プロを九州大学安達千波矢教授らと共に立案・推進。‘10年から九州大学にて有機EL発光材料のTADFの開発に従事。’12年以降TADFの実用化を目指す産学官連携クラスターを構築し、’15年(株)Kyuluxを安達千波矢教授他2名と創設。
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(株)アドバンテスト Applied Research & Venture Team Japan Lab Lab leader 長谷川 宏太郎 |
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講演内容
次世代ディスプレイ技術であるマイクロLEDの市場導入に向けて、品質を担保するためのテスト工程が欠かせず、如何にテスト工程でスループットを上げるかが重要となってくる。アドバンテストは生産におけるテスト工程のボトルネックを解消する次世代テスト技術を確立した。本セミナーでは市場およびテスト技術についてご紹介する。
講演者プロフィール
現在(株)アドバンテストにおいて、Applied Research and Venture Team Japan Labのリーダーを務め、半導体バリューチェーン全体の中で新たなビジネスセグメント開拓に向けたリサーチとその実現を行っている。
29年のキャリアを持つ半導体業界のエキスパートとして、半導体テストシステムに関わるテスト技術だけでなく、そのビジネス確立にも貢献した。 これまでに、車載デバイスやCMOSイメージセンサー、またディスプレイドライバーIC試験や小型デジタル向け試験装置などに関わる事業開発、マーケティング、テストシステム企画における役職に就任してきた。 これより以前には、世界的規模でSoC顧客にアプリケーション開発サポートを提供した。
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東レ(株) 電子情報材料研究所 所長 後藤 一起 |
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講演内容
カーボンニュートラル、デジタルトランスフォーメーション、メタバース等をキーワードに、社会の変化、生活スタイルの変化が起こりつつあり、それらを支える電子デバイスの開発が求められている。本講演では、そのような電子デバイスの1つであり、次世代ディスプレイとして開発が進められているマイクロLEDディスプレイを中心に、社会を変える新しい電子デバイスの実現・普及に向けた機能性素材・技術の開発状況を紹介する。
講演者プロフィール
1992年3月、京都大学大学院・農学研究科・修士課程修了。東レ(株)に入社。電子情報材料研究所に所属し、電子情報材料関係の研究・開発に携わる。2001年からイリノイ大学・訪問研究員、その後、研究・開発企画部、経営企画部、東レアメリカ副社長などの経歴を経て、2017年6月より、現在に至る。全国発明表彰・日本商工会議所会頭賞、グリーン・サステイナブル・ケミストリー賞、SID Display Component of the Year賞などを受賞。
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Omdia ディスプレイ製造・技術・コスト調査部門 部長 Practice Leader チャールズ アニス |
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講演内容
本講演では、パンデミック後の歴史的不況と過剰設備からの回復策を模索するFPDサプライチェーン各社の地域戦略、技術戦略、マーケティング戦略について分析する。
講演者プロフィール
現在、OmdiaにてFPDリサーチグループの製造・技術・部品・コストチームの調査研究を牽引している。以前は、IHSマークイットそしてディスプレイサーチにてマネジメント職を従事。FPD製造メーカーであるフォトンダイナミクス(現KLA)、京都のサムコインターナショナルでの勤務経験がある。ポモナカレッジ卒、龍谷大学大学院法学修士取得。
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東レエンジニアリング(株) メカトロファインテック事業本部 第一事業部 開発部 部長 森 英治 |
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マイクロLEDディスプレイを製造する一連プロセスフローと、既に納入実績の有る外観検査装置、レーザーリペア装置、マストランスファー(転写実装)装置、レーザマストランスファー装置、各種材料の紹介、及び、当社装置でのサンプル作成事例について紹介する。
講演者プロフィール
東レエンジニアリング(株)に入社後、PDP用蛍光体塗布装置、FPD用ID露光装置(タイトラー)、次世代太陽電池用レーザパターニング装置等の開発に従事。2019年、Micro LED向けレーザトランスファー装置を開発し、現在に至る。
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(株)JOLED 技監 山田 二郎 |
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講演内容
印刷方式OLEDはマスクレスで大気中RGB塗分けが可能な革新的な作製方法で,長年開発が行われてきた。JOLEDは印刷方式での量産化に世界で初めて成功し、多方面で採用が進んでいる。本セミナーではこの印刷技術、利点、課題、市場、今後の展開等を紹介する。
講演者プロフィール
1988年京都大学理学部物理学科卒業。ソニー(株)に入社し、FED等の新規ディスプレイの材料、デバイス、プロセス開発、光学設計に従事。1999年より有機ELディスプレイのデバイス開発、光学設計に従事し、2004年世界初トップエミッション3.8”AMOLEDの製品化、2007年世界初11”OLED TVの製品化、2011年HMD用Si上Micro-OLEDの製品化。また、Chief Distinguished Engineerとして次世代ディスプレイ開発を推進。2015年より(株)JOLEDに入社し、印刷対応光学設計等開発し、2017年世界初印刷方式OLEDの製品化、現在に至る。
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(株)ジャパンディスプレイ InfiniTech事業部 第1事業統括部 統括部長 原山 武志 |
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講演内容
昨今、メタバースの市場拡大が期待されており、VR用高精細ディスプレイのニーズが益々高まっている。本講演では、VR用高精細ディスプレイに求められる性能・技術、及び今後の展望について説明する。
講演者プロフィール
2000年、(株)日立製作所に入社し、ディスプレイグループ(当時)に配属。
2002年の分社((株)日立ディスプレイズ)を経て、2012年より(株)ジャパンディスプレイに。
一貫してディスプレイ事業に関わり、主にプロジェクトマネジメント・商品企画業務に従事し、現在に至る。
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みずほ証券(株) エクイティ調査部 グローバル・ヘッド・オブ・テクノロジー・リサーチ/シニアアナリスト 中根 康夫 |
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講演内容
巣籠り需要に支えられた未曽有のパネル価格上昇の後、事業環境は大きく悪化、23年も需要の大幅な回復はしにくいマクロ環境である。そこで重要になるのが供給側の再編や工場閉鎖、新規技術への投資。特に中国にLCDで覇権を取られた中国以外のパネルメーカは、OLED、μLEDなどの新分野投資、サービスを絡めた新事業モデル確立などを急ぐ必要がある。地域、技術、スマホ、TVなどの完成品など様々な軸で業界全体の分析を行う。
講演者プロフィール
1991年4月、大和総研入社。未上場企業・ベンチャー企業のアナリスト業務に従事。1995年より台湾にて、台湾・中国のエレクトロニクス業界を担当。2001年よりドイツ証券にて民生エレクトロニクス・FPD・アジアのエレクトロニクス業界を担当。2015年8月よりみずほ証券にてグローバル・ヘッド・オブ・テクノロジー・リサーチ兼シニア・アナリストとなり、現在に至る。
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EPISTAR Corp. Sales & Marketing Center, Product Management Group, Senior Director, S.Y. Deng |
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講演内容
下記の内容について講演する。
・ディスプレイ開発動向とLEDを利用したバックライト・ユニット(BLU)技術
・BLUに適合するミニLEDの利点と進捗状況
・約100インチTV用および拡張現実(AR)向けのミニ/マイクロLED搭載次世代直視型RGB LEDディスプレイ
講演者プロフィール
エピスター社 (EPISTAR) においてマーケティングおよび製品戦略を担当。ソリッド・ステート装置に関わるマーケティング、営業、製造および研究開発(R&D)を担当してきた。博士号を保有。
同時通訳付 日/英
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シャープディスプレイテクノロジー(株) 開発本部 技術企画部 課長 木村 知洋 |
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講演内容
現在、様々な商品にディスプレイが搭載されているが、LCD、OLED、タッチ機能を備えたものなど、多種多様なディスプレイが用いられている。使用シーンによって求められるディスプレイの性能が異なることから、新たな次世代方式の提案を含め、ディスプレイは一方式に集約することなく多様性を持ち始めている。今回、ディスプレイ技術の動向や将来展望について、当社の取り組みを交えて紹介する。
講演者プロフィール
2001年3月 大阪大学 大学院 を卒業し、シャープ(株)(※)に入社。
液晶ディスプレイのプロセス開発に従事した後、2010年より技術企画部にてディスプレイ技術の開発、企画、プロモーション、事業化を担当、現在に至る。
※2020年10月より、ディスプレイデバイス事業がシャープディスプレイテクノロジー(株)に分社化
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DSCC アジア代表 田村 喜男 |
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講演内容
1) OLED需要見通し (リジッド、フレキシブル、フォルダブル)(スマートフォン、TV、ノートPC等)
2) OLED投資動向(モバイル・IT、TV・モニター)
3) OLED需給バランス(ライン稼働率、生産能力、需給バランス)
4) OLEDパネルコスト比較(スマートフォン、IT、TV、MiniLED LCDとの比較)
5) フォルダブルOLED
6) OLEDパネル技術動向
講演者プロフィール
2000年2月、ディスプレイ専門調査・コンサルティング会社DisplaySearch社の副社長兼日本代表として迎えられ日本事務所を設立後、統合先のNPDではフェロー兼シニアバイスプレジデント。パネルメーカー・部材メーカーとのネットワークはFPD業界屈指であり、当時のDisplaySearchの業界認知度トップへの確立への原動力となった。前職のマーケットリサーチ会社IHSでのシニアディレクターの経験と併せて、現在に至るまで25年以上ディスプレイ業界で活躍している。 日本・韓国・台湾・米国など多数のディスプレイ市場セミナーに講演者として登壇しており、新聞各紙へのコメント・業界誌への執筆も多数。中央大学経済学部卒業。
(一社)日本接着学会の紹介
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兵庫県立大学 工学研究科 化学工学専攻 教授/(一社)日本接着学会 会長 岸 肇 |
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講演内容
『日本接着学会』は接着・粘着に関わる学理と技術、モノとモノが接する「界面」を研究対象とする学会です。接着の信頼性・耐久性・機能性に多様な科学の視点で取り組み、新規接着技術を提案し、社会貢献することを目的とします。その活動内容概要を紹介します。
次世代接着研究会の紹介と、表面グラフトポリマーを用いたナノ接着
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工学院大学 先進工学部応用化学科 教授 小林 元康 |
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講演内容
日本接着学会の次世代接着研究会の活動内容の紹介と、表面グラフトポリマーを用いたナノ接着の事例を紹介する。
接着界面科学研究会の活動紹介と表面処理の考え方
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国立大学法人 東海国立大学機構 岐阜大学 大学院 自然科学技術研究科 物質・ものづくり専攻 助教 高橋 紳矢 |
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<タイムテーブル>
13:30-13:45 学会紹介 (一社)日本接着学会 会長 岸肇 氏
14:00-15:00 研究会紹介並びに講演会 工学院大学 教授 小林元康 氏
15:10-16:10 研究会紹介並びに講演会 岐阜大学 助教 高橋 紳矢 氏
(一社)日本接着学会の紹介
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セメダイン(株) 取締役 技術部 部長/(一社)日本接着学会 副会長 秋本 雅人 |
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講演内容
(一社)日本接着学会の歴史と活動内容を紹介します。
(一社)日本接着学会・粘着研究会の紹介と、粘着のレオロジーについての概略
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東京大学 名誉教授 竹村 彰夫 |
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構造に使用される接着接合技術と接着強度評価事例と構造接着・精密接着研究会のご紹介
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拓殖大学 工学部 准教授 森 きよみ |
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講演内容
自動車、航空機等の乗物からロボット、家電製品などの身近な機械や構造物まで、接着剤による接合技術の導入が進められている。構造接着研究の紹介として、構造用に開発された高強度接着剤を使用した接着接合の強度設計のポイントについてわかりやすく解説する。
<タイムテーブル>
13:30-13:45 学会紹介 (一社)日本接着学会 副会長 秋本雅人 氏
14:00-15:00 研究会紹介及び講演会 東京大学 名誉教授 竹村彰夫氏
15:10-16:10 研究会紹介及び講演会 拓殖大学 准教授 森きよみ 氏
アモルファス合金材料の科学技術イノベーションから量産への展開
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ヘレウス・アムロイ・テクノロジーズGMBH |
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講演内容
高強度、高弾性、優れた耐食性を持ち、多くの産業で次世代ソリューションとなるアモルファス合金を紹介する。従来金属や合金を越える高性能と設計の柔軟性が得られる。
本セミナーは 申込不要 です。 直接会場にお越しください。
マスバランス - 持続可能な未来への必須戦略
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パーストープジャパン(株) |
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講演内容
トレーサブルなマスバランス法は、有限資源から脱却するための不可欠なアプローチであり、最終製品のカーボンフットプリントにどのような影響を与えるのか。
本セミナーは 申込不要 です。 直接会場にお越しください。
高分子材料におけるポリマーと添加剤の分析技術 ~基礎から応用まで~
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アジレント・テクノロジー(株) |
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講演内容
1.HPLC、GPCによるポリマーから添加剤までの分析事例、
2.有機溶媒の蒸気や漏れからケミストを守る溶媒ボトルなど、ESGを考慮したソリューションを紹介。
本セミナーは 申込不要 です。 直接会場にお越しください。
アクリルコーティングの課題を解決する多機能モノマー/新規液状酸化防止剤
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(株)クラレ |
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講演内容
自動車内装・外装等アクリルコーティングのカール・耐擦り傷性を改善するIPEMAと液状配合容易な酸化防止剤DPNGの活用例をUV硬化酸素阻害抑制と併せて紹介する。
本セミナーは 申込不要 です。 直接会場にお越しください。
最先端顕微鏡を用いた材料特性調査のための結晶学的マルチスケール解析事例
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カールツァイス(株) |
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講演内容
多様なイメージング装置を揃えるZEISS顕微鏡。今回は、非破壊高分解能3D方位解析や自動in situ測定、fs-Laser断面のEBSD解析事例等をご紹介。
本セミナーは 申込不要 です。 直接会場にお越しください。
レーザ溶接の新しい扉を開けるダイナミックビームレーザ
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Civan Japan |
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講演内容
ダイナミックビームレーザは、ビーム形状、集光位置、出力変調を超高速に制御し、従来のレーザ技術では難しいとされる材料に対しても高品質で欠陥のない溶接を実現する。
本セミナーは 申込不要 です。 直接会場にお越しください。
RoHS、VOC規制から塗料の臭気、樹脂劣化、不純物の定性分析まで
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アジレント・テクノロジー(株) |
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講演内容
身近なプラスチック製品の添加剤や材料のVOC規制から、臭気や劣化の評価、不純物の分析まで、幅広く活用されるガスクロマトグラフ/質量分析計の事例をご紹介。
本セミナーは 申込不要 です。 直接会場にお越しください。
光学・フォトニクス解析ソフトウェアによるメタレンズ設計と解析
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サイバネットシステム(株) |
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講演内容
フォトニクス解析ソフトウェアAnsys Lumericalと光学設計ソフトウェアAnsys Zemax OpticStudioの連携による、メタレンズを含む光学系設計と解析事例についてご紹介する。
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TUBALL 単層CNT: 導電性、強度向上等、材料に新しい特性付与を実現
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OCSIAL |
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講演内容
世界最大の単層CNTメーカー、OCSiAlの製造するTUBALL単層CNTは0.02%というごく少量からの添加で材料に新しい特性を付与する。
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材料の劣化状況や競合品との差異を視覚化
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アジレント・テクノロジー(株) |
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講演内容
宝の情報が埋もれた測定データ。ソフトウェアに任せれば迅速簡単に差異を捉えられ、高付加価値の材料開発につながる。MSやIRデータの多変量解析を例に紹介。
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熱可塑性ポリイミド「サープリム」とチューブ用途向け特殊ポリアミド樹脂
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三菱ガス化学(株) |
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講演内容
当社は市場ニーズを反映した樹脂開発を進めている。本講演では、成形性と耐熱性を両立した熱可塑性ポリイミド樹脂、柔軟性とバリア性を両立したポリアミド樹脂を紹介する。
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サステナブルマテリアルのためのシミュレーションソフトウェアの紹介
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(株)JSOL |
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講演内容
持続可能性の観点から、生物由来など環境配慮型の材料が注目されている。
これらの材料の構造や特性を評価するために有効な、材料設計シミュレーション技術を紹介する。
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新しい微粒子ピーニングのα処理について
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(株)不二製作所 |
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講演内容
α処理は微細研磨材を使用するブラスト加工で 表面層はナノ結晶が創生され従来技術では困難な形状維持を実現。耐久性,摺動性,油膜保持性などの機能性を付与する処理である。
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