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(株)クボタ 特別技術顧問 工学博士 飯田 聡 |
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【講演内容】
クボタでは日本農業が抱える課題を解決するために、次世代農業の取組みとしてICT、IoTを活用したスマート農業技術の開発を行い、その普及を促進してきた。本講演では特に下記のスマート農業技術についての開発状況を紹介するとともに将来の方向性及びその市場戦略について述べる。
1)データ活用による精密農業
2)自動化・無人化による超省力化農業
【講演者プロフィール】
1980年久保田鉄工(現クボタ)入社、99年トラクタ技術部第二開発室長、同99年建設機械技術部長、03年建設機械事業部長、04年クボタヨーロッパS.A.S(フランス)社長、09年執行役員、同09年クボタトラクターコーポレーション(アメリカ)社長、11年機械海外本部長、同11年常務執行役員、12年農業機械総合事業部長、農機海外営業本部長、14年研究開発本部長、15年専務執行役員、16年取締役専務執行役員を経て、18年3月より現職。
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イノチオアグリ(株) 代表取締役社長/イノチオホールディングス(株) 石黒 信生 |
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【講演内容】
近年、増加する企業や新規就農による農業参入。しかし、農業参入をして利益を生むことは容易ではない。今回の講演では、これまで数多くの農業参入を支援してきた農業総合支援企業のイノチオグループが得意とする農業参入への多角的なサポートを行う事業領域を、農業参入の課題や成功事例と共に紹介する。
【講演者プロフィール】
2002年千葉大学園芸学部卒、2004年オハイオ州立大学農業環境発展経済学部修士。経営コンサルタントとして勤務後、2009年にイノチオグループへ入社し、イノチオ精興園(株)他で花きの育種・種苗事業の再編に従事。2015年イノチオホールディングス管理本部長を経て、2020年に農業用施設・資材販売のイノチオアグリ(株)代表取締役社長、2022年よりイノチオホールディングス(株)代表取締役副社長。
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イノチオアグリ(株) 執行役員 営農設計本部長 / イノチオみらい(株) 代表取締役社長 大門 弘明 |
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【講演者プロフィール】
平成11年3月、中部大学建築学科を卒業。同年4月にイシグロ農材(株)(現イノチオアグリ)へ入社し、設計工務部として国庫事業を中心に現場管理業務に約8年従事。その後、新型ハウスから栽培システム、環境制御まで施設園芸における総合的な開発を行い、独自の理論で設計した施設において、国産大玉トマトの日本初50t採りを達成。また、平成28年に次世代愛知拠点としてイノチオファーム豊橋を設計し、3.6haのミニトマト栽培を開始して運営会社イノチオみらい(株)の代表取締役を務める。農業経営ノウハウを活かすため、令和4年4月イノチオアグリ(株)にて営農設計本部を立ち上げ、現在に至る。
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日本電信電話(株) 研究企画部門 食農プロデュース担当 担当部長 吉武 寛司 |
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【講演内容】
国内青果流通の80%を占める市場流通は、需給情報を相互共有できていない為、とかく大市場に輸送し、その後需給調整を行うため、余った物を地方転送する等の非効率が発生している。IT活用により手間をかけずに情報共有、地方を含めた需給バランス、輸送ルートの最適化を実現する。
【講演者プロフィール】
1998年3月大学卒業。日本電信電話株式会社に入社。東日本電信電話株式会社で、主に自治体、教育を中心とした法人営業SE及びサービス開発業務に従事。2019年より日本電信電話株式会社、研究企画部門で食農に関わる新規事業開発に従事し現在に至る。
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(株)神明ホールディングス 取締役 管理本部長 兼 情報システム部長 森口 俊彦 |
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【講演者プロフィール】
1988年大阪大学工学部卒。友人が電気業界に就職する中、アパレル大手ワールドに入社。営業からブランド企画、経営企画と全ての職種を経験。2020年繊維商社入社。執行役員として経営戦略とITを統括し、経営改革を推し進める。2017年神明HD入社。子会社の青果卸売業である東果大阪にて経営改革を推進。2022年神明HD取締役。管理本部とITを管掌し現在に至る。
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北海道大学大学院農学研究院 ディスティングイッシュト プロフェッサー 野口 伸 |
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【講演内容】
農業の労働力不足は深刻である。農家の高齢化も進み、若い世代への農作業技術の継承も危うい。また、これからの農業は環境面からの持続性も要求される。農業のスマート化はICTやロボット技術などの先端技術により農業の姿を変える。本講演ではスマート農業の現状と今後の展開を海外の動向を交えて論じる。
【講演者プロフィール】
1990年北海道大学大学院博士課程修了。農学博士。同年北海道大学農学部助手。1997年助教授、2004年より教授。現在、北海道大学ディスティングイッシュトプロフェッサー、内閣府SIP「スマートバイオ産業・農業基盤技術」プログラムディレクター代理。専門は生物環境情報学、農業ロボット工学。農作業の自動化・ロボット化をはじめ、スマート農業に関する研究に従事。
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井関農機(株) 顧問 鈴木 良典 |
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【講演内容】
自然災害の多発、資材の高騰など、農業を取り巻く環境が激変する中、「食と農と大地のソリューションカンパニー」井関農機(株)が農家の皆さんに提案する、水田雑草を抑草するアイガモロボをはじめ、農業の持続的発展と地球環境の継承の両立を目指した新しい技術を紹介する。
【講演者プロフィール】
1983年農林水産省に入省し、農業技術関係の業務に従事。農業環境対策課長、穀物課長、東北農政局長、生産振興審議官を経て2020年8月に退職。同年12月から井関農機(株)の顧問に就任、現在に至る。
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(株)農情人 代表取締役社長 甲斐 雄一郎 |
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【講演内容】
「NFT」「メタバース」「DAO」
馴染みのない、想像もつかない、難解な言葉が私たちの生活の中にどんどん浸透してきている。これらは「Web3」を語る上で欠かせないキーワードだ。本講演では、これらのキーワードをもとに、次世代農業の形を実例をもとに紹介する。
【講演者プロフィール】
2012年12月にイギリスのマンチェスター大学院で農村開発学修士号取得後、カンボジアのNGOで現地インターン。インターン卒業後、専門商社に入社し「植物工場事業」の新規立ち上げに従事。そこで、「農業×IT」の必要性を強く感じ、アクセンチュア株式会社に入社し、ITコンサルタントチームに所属。「農業×IT」で儲かる農業を海外で実現すべく農業ベンチャーに入社し、タイでイチゴ生産事業の立ち上げを担当。コロナ禍をきっかけに国内回帰し、2021年8月より「株式会社農情人」の代表取締役に就任。
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BASFジャパン(株) 代表取締役社長 石田 博基 |
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【講演内容】
世界のスマート農業をリードするBASF社は、衛星画像とAI解析による最先端の栽培管理システム「xarvio(ザルビオ)」を世界で展開。講演では、世界でのザルビオの現状を紹介。そして日本農業の未来のために、JA全農とBASF社が取り組む日本のスマート農業について紹介。
【講演者プロフィール】
1994年BASFジャパン入社。技術職で入社し、ドイツ本社中央研究所へ出向。その後営業職を歴任し、マレーシア駐在時はASEAN地域の営業責任者として各国を行脚。2010年、BASF東アジア地域統括本部ディスパージョン&顔料バイスプレジデントに就任し、一事業の責任者としてアジア太平洋地域を率いる初の日本人となる。2012年BASFジャパン副社長執行役員。2018年2月、社内育成初の日本人としてBASFジャパン 代表取締役社長に就任。1968年生まれ、兵庫県出身。経営哲学は「ビジネスの原点は、信頼を得ること」。
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全国農業協同組合連合会 常務理事 冨田 健司 |
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【講演者プロフィール】
1986年全農入会。農業技術センター・農業機械研究部に技術職として配属された。1998年から経済連との統合が始まり、本所肥料農薬部総合課で統合実務を担当した。2012年には中四国肥料農薬事業所長に就任し、購買・推進の9県広域一体化に取組んだ。その後、肥料農薬部総合課長、生産資材部次長を経て、2018年に肥料・農薬・生産資材・農業機械関係部署が統合された耕種資材部長に就任した。全農の自己改革の一環として日本農業法人協会、全国農協青年組織協議会(JA全青協)、全国農業青年クラブ連絡協議会(4Hクラブ)と資材事業研究会を立ち上げ、生産現場の声を反映した大型トラクターの開発要求・共同購入をすすめた。2021年に常務理事に就任。
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農林水産省 大臣官房 みどりの食料システム戦略グループ長 久保 牧衣子 |
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【講演内容】
農林水産省では、昨年5月に食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現させるための新たな政策指針として「みどりの食料システム戦略」を策定した。戦略の実現に向けた政策の推進方針について紹介する。
【講演者プロフィール】
東京大学農学部卒業後、農林水産省入省。大臣官房環境バイオマス政策課課長補佐、ジェトロパリ事務所出向、食料産業局輸出促進課課長補佐、ミラノ万博日本館副館長、大臣官房政策課企画官、大臣官房環境バイオマス政策課地球環境対策室長などを経て、令和4年6月より現職。
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(一社)AgVenture Lab アナリスト 大岡 浩之 |
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【講演内容】
AgVenture LabはJAグループが運営しているイノベーションラボである。本講演ではラボがサポートする気鋭の農業スタートアップをご招待し、各社SDGsへのこだわりを語る。
【講演者プロフィール】
2018年東京大学大学院修了(理学修士)。農林中央金庫入庫。食農法人営業本部に所属し、法人営業に従事。2021年AgVenture Lab参画。
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(株)TOMUSHI 代表取締役 CEO 石田 陽佑 |
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【講演者プロフィール】
秋田県大館市生まれの25歳。2014年に高校を中退し地元企業に就職。2017年に青山学院大学に入学。在学中、スタートアップへのインターンを経て渋谷で起業し失敗。その後、地元秋田へ戻り2018年からカブトムシの研究に没頭。2019年に株式会社TOMUSHIを設立。ムシキング世代でカブトムシが大好き。
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デイブレイク(株) 執行役員 春日 大輝 |
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【講演者プロフィール】
大学卒業後、業界大手食品メーカーを経て日本最大の中小企業向けコンサルティングファームに従事。食に関する企業の支援に徹底的にこだわり、1,000人を超える経営者の経営指導を行う。中食領域の責任者として100社を超える顧問先やプロジェクトで成果を上げる。日本全国の飲食企業、ベーカリー、食品小売業の現場を見る中で今後の日本の食業界の躍進には「冷凍」が必要不可欠であると考え、2021年よりデイブレイク社に参画。「食材の冷凍」を軸とした地方創生、「冷凍食材」で日本をワンチームにすることに力を注ぐ。
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(株)TOWING 代表取締役 西田 宏平 |
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【講演者プロフィール】
名古屋大学大学院環境学研究科にて農業用機械や土壌について学び、卒業後に株式会社デンソーにてエンジニアとして働きながら、名古屋大学の学生だった弟の亮也とともに設立した株式会社TOWINGを副業で立ち上げる。同社で大学時代に出会った農業・食品産業技術総合研究機構が開発した人工土壌創造技術を実用化に目途をつけた。ベランダから宇宙基地まで高効率かつ持続可能な畑を展開するというミッションを実現し、少年時代に食べていた畑直送のフレッシュな野菜を地球でも宇宙でも食べられる未来の実現の為、日々尽力している。
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サグリ(株) 代表取締役 CEO 坪井 俊輔 |
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【講演者プロフィール】
横浜国立大学理工学部機械工学科卒業。丹波市在住。衛星データ(Satellite)×機械学習(AI)×区画技術(GRID)を掛け合わせ、農業や、環境における課題解決を目指すサグリ株式会社を2018年に創業。2019年にはインド・バンガロールに子会社を設立した。サグリ創業以前は民間初、宇宙教育ベンチャーの株式会社うちゅう代表取締役CEO。MIT テクノロジーレビュー 未来を創る35歳未満のイノベーターの1人に選出。農林水産省 「デジタル地図を用いた農地情報の管理に関する検討会」 委員。情報経営イノベーション専門職大学 客員教授、ソフトバンクアカデミア13期生。
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(公財)園芸植物育種研究所 理事長 /(株)リーフ・ラボ 代表取締役 丸尾 達 |
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【講演内容】
植物工場もコロナ禍やウクライナ問題の影響を強く受けたが、今後もさらなる国内外の社会・エネルギー情勢に大きく影響を受けることは避けられない。本講演では、これまでの経緯も含めて、エネルギ戦略など次世代植物工場のあるべき姿・目標について話題提供させていただく。
【講演者プロフィール】
千葉大学園芸学部・大学院園芸学研究科を経て、1981年より千葉大学園芸学部に勤務。学生時代に養液栽培の生産性の高さに魅せられ、養液栽培に関して幅広く研究・普及活動を進めてきた。前職の千葉大学では、栽培を通じ、施設園芸、シードテクノロジー、苗生産、植物工場などに研究範囲が拡がっていた。昨年4月より野菜の育種を行う公益財団法人に理事長として勤務するとともに、千葉大学在職中に立ち上げた千葉大学発のスタートアップ(株)リーフ・ラボの代表も務め、栽培技術や環境制御の研究からだけでなく、野菜の育種の観点から植物工場/施設園芸の革新的な効率化を目指している。
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(株)ジャパン バイオ ファーム 代表取締役会長 /(一社)日本有機農業普及協会 代表理事 小祝 政明 |
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【講演内容】
(株)ジャパン バイオファーム代表取締役会長、(一社)日本有機農業普及協会 代表理事である小祝政明氏が、「緑の食料システム戦略を成功させるためのBLOF理論」というテーマで、品質・収量が上がる有機農業の実践をわかりやすく解説する。
【講演者プロフィール】
日本の篤農家。(株)ジャパン バイオファーム代表取締役会長。(一社)日本有機農業普及協会代表理事。BLOF理論(Bio Logical Farming:ぶろふ生態系調和型農業理論)の提唱者。NPOとくしま・小松島有機農業サポートセンター校。日本有機農業学会元理事。SDGsをテーマとした国連職員向けのカンファレンス(技術学術検討会議)にて第一席となる。
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(株)MISO SOUP 代表取締役 /瀬戸内うどんカンパニー(株) 代表取締役CUO /地域力創造アドバイザー 北川 智博 |
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【講演内容】
農業で新しいチャレンジをするとき、加工品や飲食店など農業の枠を超えた取り組みになることがある。しかし、そのための資金はどこから調達すればいいのだろう。これまでクラウドファンディング・補助金を活用して数十件の農家の事業づくりを支援してきたMISO SOUPが、地域資源を活用した事業の資金調達の方法とポイントを解説。いずれ大きなチャレンジをする農業者が今からできる取り組みについても触れる。
【講演者プロフィール】
中央大学総合政策学部卒業後、プロモーションプロデュース、EC事業・貿易事業立ち上げ、SNSマーケティング専業のベンチャー企業を経て、地域産品をプロデュースする株式会社MISO SOUPを起業。全国の挑戦意欲が高い農林漁業者の商品開発やブランドプロデュースを手がける。また、マーケティングや地域ブランディングなどのプロデュース力を活かし、地域全体の魅力を創出するべく香川県三豊市の地域商社 “ 瀬戸内うどんカンパニーCUO ” に就任。地域の新たな観光資源開発や産業づくりにも取り組む。
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(株)JAMPS 取締役部長 山本 大輔 |
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【講演内容】
「農業に興味はあるけれども儲からない」と二の足を踏んでいる中小企業の経営様・幹部必見!将来の事業の柱として農業に新規事業として取り組むのであれば、農業特有の「収益化のポイント」を抑える必要がある。農業未経験の企業が参入2年目で償却前営業利益黒字化を達成!儲かる農業ビジネスモデルについて事例をもとにお伝えする。
【講演者プロフィール】
横浜国立大学卒業後、2006年に株式会社船井総合研究所に入社。観光チームのチームリーダーを経て2016年をもって退職。船井総研在籍中、観光旅館をはじめ、造園エクステリア業、家具店、ネット通販など多くの業種の企業の現場実務支援を経験する。
2017年1月に株式会社JAMPS設立時から参画。社長白川の「差別化したビジネスモデルで『農業は儲かる』を証明し、これからの農業の進歩に貢献する」という想いに強く共感し、社長の右腕として、農業事業立ち上げから収益化まで、ご支援先の経営者および現場スタッフに密着した現場支援を行っている。
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NPO法人 ソーシャルハウス 理事長 瀧澤 啓 |
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【講演内容】
障害者の就労支援における野菜工場の特質・効果・課題について、7年間に渡る実践を通して明らかになったことを報告する。また、野菜工場を運営している全国の他の施設の事例も紹介する予定。
【講演者プロフィール】
2004年に群馬県高崎市の(株)成電工業の代表取締役に就任。2010年から同社にて人工光型野菜栽培装置の研究開発を開始。2012年に野菜栽培装置「Social Kitchenシリーズ」の販売を開始。2014年に群馬県高崎市にNPO法人「ソーシャルハウス」を設立、翌年2015年から野菜の生産販売と障害者の就労支援を融合させた福祉サービスの提供を開始する。その後、野菜の生産量も当初の日産50株から、現在日産300株にまで拡大、利用者の契約人数も現在29人までに拡大した。そして、2021年4月に群馬県藤岡市にて高崎と同規模の野菜工場+福祉事業所を新たに開所して現在操業中。
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酪農学園大学 教授 阿部 茂 |
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【講演内容】
6次産業化を成功させるためには高品質で魅力ある食品づくりが必要不可欠である。過熱水蒸気技術は食材の持っている美味しさを失わずに加熱できるため、商品の差別化や高付加価値化に有効である。本講演では過熱水蒸気技術のメリットについて分かりやすく紹介する。
【講演者プロフィール】
1990年北海道大学水産学部卒業、同年月島食品工業株式会社入社、1994年より北海道立(現北海道立総合研究機構)食品加工研究センターにて北海道食材の加工による高付加価値化技術について研究開発を行うとともに、道内食品企業の技術サポートを行う。
2007年北海道大学大学院水産科学院博士後期課程修了。2014年より現職。
代表的な研究実績に「ブナサケを用いたサケ節の開発・実用化」、「食品加工における過熱水蒸気の利用」がある。前者は北海道の新たな特産品として定着した6次産業化の優良事例であり、後者は道内だけでも1,000億円を超える加工食品に利用される技術になっている。
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麻布大学 生命・環境科学部 教授 フィールドワークセンター長 /おおち山くじら研究所 所長 江口 祐輔 |
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【講演内容】
野生動物による農作物被害が社会問題になって久しい。動物の行動研究が進み、被害対策の基本が体系化され、被害を減少させた地域が増える一方で、新たに被害が発生した地域や、情報が正しく伝わらない地域では、被害が増加している。そこで、被害対策の基本と最新の技術を紹介する。
【講演者プロフィール】
麻布大学大学院博士後期課程修了。科学技術特別研究員、農水省中国農業試験場研究員、麻布大学獣医学部講師、農研機構西日本農業研究センター鳥獣害対策技術グループ長等を経て現職。動物行動学、家畜管理学を専門とし、動物の運動能力・感覚能力・学習能力・繁殖行動等を明らかにするとともに、農作物被害対策技術の開発と現場における普及啓蒙を行ってきた。麻布大学では島根県美郷町に新設されたフィールドワークセンターに常駐し、教育・研究を行なっている。また、地域づくりを実践するために、美郷町と産官学民の連携の柱となる「おおち山くじら研究所」を立ち上げ、所長を務める。
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玉川大学大学院 農学研究科長 農学部 先端食農学科 教授 渡邊 博之 |
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【講演内容】
安心、安全な野菜生産を掲げて普及が始まった完全人工光型植物工場は、近年小売り向け販売のみならず、BtoBビジネスへの展開が始まっている。LED光質制御などにより野菜の生産性や品質(味覚、色合い、栄養価など)を向上させる技術の最新動向について解説する。
【講演者プロフィール】
1983年名古屋大学卒業、1985年筑波大学大学院修士課程修了、1987年三菱化成工業(現三菱ケミカル)入社、総合研究所勤務、1999年三菱化学横浜総合研究所主任研究員。1992年よりLEDを光源とした植物栽培技術の開発に従事し、LED植物工場の開発を手掛ける。2003年玉川大学農学部に助教授として着任、2010年には学内にLED植物工場の研究施設「Future Sci Tech Lab」を開設、2014年にLED野菜工場の学内実証施設「Sci Tech Farm」を稼働させる。1992年より30年にわたり、LEDを光源とした植物工場技術の開発、普及に取り組む。2008年玉川大学農学部教授、2018年玉川大学大学院農学研究科長を担当し、現在に至る。
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(株)ベルグリーンワイズ 表示技術顧問/野菜で健康研究所(株) 中田 光彦 |
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【講演内容】
生鮮野菜の栄養成分とその健康機能性の表示を可能とした制度が開始してはや7年になる。しかし、活用できている生産者、販売者はまだ少ない。健康志向が高まる今こそ、野菜の良さを伝えるための手法として、機能性表示制度の活用事例と展望について報告する。
【講演者プロフィール】
名古屋大学 工学部を卒業後、株式会社リクルートに入社。その後、オリザ油化株式会社を経て、2008年株式会社サラダコスモに入社。そこで、研究開発部長を務め、生鮮食品で国内第一号となる機能性表示食品「大豆イソフラボン子大豆もやし」の商品化に従事。2019年に野菜で健康研究所を設立。2020年よりベルグリーンワイズの表示顧問に就任。
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ノウタス(株) 代表取締役CEO 髙橋 明久 |
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【講演内容】
ノウタスはDXによる家族農業支援を掲げるベンチャーだ。ユニコーン企業のネットプロテクションズと提携、マイクロソフトのスタートアップ支援にも採択されるなど、大手との連携が進む。講演では、現役農家で取締役の岡木と代表髙橋がFaaS(Farming as a Service)構想をお話する。
【講演者プロフィール】
NTTデータ、アクセンチュア、インフキュリオン等で数々のバーティカル(業界特化型)金融のコンサルティング、企画開発をリードし、金融専門誌のコラム連載なども担当。並行して親族の農業経営支援や農業イベントの企画運営なども活動するなか、農業SaaS、農業Fintechを構想立案。構想に賛同したメンバーと共にノウタスを創業。
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ノウタス(株) 取締役 /チーフ・ストラテジー・オフィサー 岡木 宏之 |
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【講演者プロフィール】
1987年生まれ、長野県須坂市出身。2011年高崎経済大学卒業後、金融機関に8年間勤務。2019年より両親が営む家業のぶどう農園に就農、農作業の傍らECサイトを運営するなど、農園のブランディングを行う。
2020年よりノウタス代表の髙橋と連携して農業の課題解決に対する取り組みを企画運営、全国区のテレビ等多数のメディアへ出演。同年、農林水産省の「次世代のリーダーとなる若手農業経営者」として選出され、政策に関する意見交換を行う。2022年4月よりノウタス(株)へ参画。FaaS構想では現役農家の視点を取り入れた事業戦略立案に取り組む。
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(株)たねをまく 代表取締役 高口 大樹 |
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【講演内容】
昨今のコロナ禍で、農作物の直販がますます注目されている。本講演では、農家が直接インターネットで農作物を販売できる仕組みを用意し、利益を伸ばしていくための方法について、講師自身が実際にブランディングに関わり販路拡大に成功した農家の実例をもとに解説する。
【講演者プロフィール】
2008年3月、島根大学卒業。同年から埼玉県と島根県の小学校教諭として勤務後、2015年に起業。農家のブランディングにコンセプト段階から関わり、農作物を高値でも売れるホームページ作成に従事。2016年『農家さんが準備開始から100日で売上を2倍にした物語』を出版。2017年、愛知県の販路拡大セミナー講師。
2018年11月、農産物通販のコンサルティングや農家対象の塾経営を主事業とする「(株)たねをまく」を設立。同代表取締役に就任。同年、農家が通販を学べる塾「FMA」を開講。農産物通販についてNHK、マイナビ農業から取材を受ける。FM COCORO「僕らは海峡を渡る」出演。2020年、千葉県の販路拡大セミナー講師。2021年2月に「第四回関西農業Week」で、10月に「第十一回農業Week」、2022年3月に「第五回関西農業Week」でセミナー講師。その他、京都府の宇治茶アカデミー講師、秋田県の販路拡大セミナー講師などをつとめて現在に至る。問合せ数はこれまで3200名、FMA会員は現在約120名。
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アグリコネクト(株) コンサルティング事業部 リーダー 湯本 重伯 |
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【講演内容】
企業の新規事業テーマの1つとして、関心を集めるアグリビジネス。一方で、参入企業の事業撤退のニュースも多く、参入ハードルの高さ、継続させることの難しさを感じている企業も多いのでは。これからの日本において、持続・発展するアグリビジネスのあるべき姿とは?国内外の農業ビジネスで50案件以上の開発実績を持つアグリコネクトのコンサルタントが、現場で培った経験と得られた示唆をもとに解説。
【講演者プロフィール】
慶應義塾大学卒業。2016年から農業資材開発支援を中心とした農業ビジネスコンサルティングに従事。農業資材ビジネス開発を進める企業向けに、農業分野の事業機会検討・資材企画・効果実証試験・販路構築まで幅広く支援。支援した企業数は30、プロジェクト数は60を超え、効果実証試験の協力先組織開拓数は100以上。日本全国に広がるネットワークを活用し、穀物・果菜類・葉菜類・果樹・畜産と様々な農産物での試験実績を持ち、近年は海外への農業資材ビジネス展開支援も手掛けている。他産業の優れた技術を農場や農業経営に入れて改善・改革していくことを専門分野としている。
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アグリコネクト(株) コンサルティング事業部 リーダー 大場 大輔 |
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【講演者プロフィール】
早稲田大学卒業後、日系戦略コンサルティングファームを経てアグリコネクト(株)へ入社。大手企業の異業種からの農業参入、農業法人の経営支援、農業企業の事業再生、企業の食農事業のコンセプト策定支援など、幅広いプロジェクトへ従事。現在は自治体の農地活用・企業誘致の支援を専門分野とし、複数のプロジェクトを手掛ける。
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日本ハム(株) 中央研究所 リーダー 助川 慎 |
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【講演内容】
畜産業における様々な課題の解決を目指し、我々は独自に開発したAIを搭載する養豚飼育管理支援システム「PIG LABO」を開発した。本講演ではPIG LABOの概要・機能やPIG LABOを通じて養豚DXの実現を目指す我々の取組みについて、他の養豚DX技術活用の動向も交えて紹介する。
【講演者プロフィール】
2006年3月、東京大学卒業。日本ハム株式会社に入社。中央研究所に所属し、畜産に関連する研究開発に従事。2018年よりスマート養豚プロジェクトを立ち上げ、研究成果を基に養豚支援システム「PIG LABO」を開発、現在に至る。
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(株)NTTデータ 製造ITイノベーション事業本部 第四製造事業部 部長 志田 慎一郎 |
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【講演者プロフィール】
社会インフラとなる大規模システム開発・運用において、プロジェクトマネージャ / リーダとして多数従事。近年はデジタル案件のプロジェクトマネージャとして、構想策定からAI開発・現場導入を実施。また、NTTデータグループのAICoE(AI技術のグローバル集約拠点)に参画し、デジタル案件の知見、交流をグローバルで推進している。
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宇都宮大学 農学部 教授 池口 厚男 |
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【講演内容】
畜舎内で発生するエアロゾルは疾病や悪臭の拡散の媒体となり、悪臭対策や防疫に対して重要な因子である。畜舎内のエアロゾルや舎内の衛生環境および舎外への拡散、対策技術についての解説と現在取り組んでいる対策技術の開発等を紹介する。
【講演者プロフィール】
1989年筑波大学大学院博士課程修了。筑波大学農林工学系助手、農林水産省畜産試験場、アイオワ州立大学、(国研)農研機構(現)を経て、2013年に現職。悪臭・微生物の拡散に関与する畜産におけるエアロゾルの研究を主に従事。鶏舎内の自律走行噴霧ロボット、次世代閉鎖型牛舎システム等を開発。
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日本電気通信システム(株) インキュベーション本部 AWプロジェクトリーダー 須藤 桃 |
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【講演内容】
アニマルウェルフェアの社会的かつ経済的な関心が国際的に高まっている。日本では生産現場の飼育システム対応に加え、消費者への訴求という課題も内在する。アニマルウェルフェアと生産性を両立した価値向上、家畜の飼育状況を消費者に伝えるDXを提案する。
【講演者プロフィール】
明治大学農学部農芸化学科卒業。同年、日本電気通信システム株式会社入社。通信機器の開発を経験後、社会課題を解決する産業DXの研究開発、ソリューション開発に従事。入社時から関心のあったアニマルウェルフェア(AW)とIT/DXによる持続的な畜産業に関するプロジェクトを発起し、AWプロジェクトリーダーに就任。
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信州大学農学部 准教授 竹田 謙一 |
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【講演者プロフィール】
2000年、東北大学大学院博士課程後期修了(博士(農学))。2000年、信州大学農学部助手、助教を経て、2008年より現職。専門は、家畜管理学、応用動物行動学。この間、山梨県酪農試験場、富山県畜産研究所の客員研究員を併任。これまでに、(公社)畜産技術協会による乳用牛の飼養管理指針検討委員会委員、採卵鶏アニマルウェルフェア実証事業推進委員会委員、ISO/TC34/WG16(アニマルウェルフェア作業部会)登録エキスパート、味の素株式会社での「動物との共生」のあり方に関するラウンドテーブル有識者メンバー、やまなしアニマルウェルフェア認証制度検討会議座長など、学外におけるアニマルウェルフェア検討に関する各種業務に従事。
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(株)コーンテック 代表取締役 吉角 裕一朗 |
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【講演内容】
小さなエコシステムで100億人が住める持続可能な世界へ社会と畜産をリデザインする。生態を使ったエコシステム(地域で採れた穀物+エコフィード)、そこから排出される糞を堆肥化し再利用。フードロスを限りなくゼロにする、それがマイクロファーミングである。
【講演者プロフィール】
1982年、熊本県生まれ。24歳で起業。自動車の再生バッテリーの通販事業を開始する。現在は自動車用バッテリーの通販事業、蓄電システムや工事現場用バッテリーのレンタル事業を経営する傍ら、コーンテック事業を事業承継し新体制でスピンアウト。畜産飼料コンサルティングおよび直配合施設と呼ばれるプラントの設計を行う。近年は「養豚用AIカメラ PIGI」をローンチ、AIとビッグデータを活用し勘と経験に頼らない養豚を目指す。
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(国研)農研機構 畜産研究部門 上級研究員 荻野 暁史 |
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【講演内容】
2030年までに温室効果ガス46%削減、2050年までに農林水産業のCO2ゼロエミッション実現、等の目標が政府から示されている。本講演では、このような中で実施された農林水産省委託プロジェクト「畜産分野における気候変動緩和技術の開発」の成果を中心に、畜産における温室効果ガス削減策とその導入による削減効果について述べる。
【講演者プロフィール】
2000年、筑波大学大学院修士課程修了。博士(農学)。畜産における温室効果ガスの削減、物質循環など、環境と調和した畜産をテーマに研究を行っている。
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ライブストックジャパン(同) CEO /北里大学獣医学部 准教授 鍋西 久 |
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【講演内容】
本講演では、家畜に対する暑熱・寒冷ストレスのリスクを軽減するために各畜種(牛・豚・鶏)に対する熱ストレスの度合いを予報として提供する、家畜のための天気予報 “ちくさん天気”を中心に、最新の研究成果も交えながら、温暖化に対する適応策を提案する。
【講演者プロフィール】
1973年生まれ。宮崎県出身。北里大学大学院を修了後、2001年宮崎県庁入庁。農業改良普及センター、畜産試験場などを経て、2016年3月北里大学に着任。これまで、受精卵移植技術、家畜に及ぼす熱環境の影響評価と対策技術の開発、ICTを活用した繁殖性向上技術に関する研究に従事。
研究成果の社会実装によって畜産農家の経営向上に寄与すべく、2020年8月に大学発ベンチャー“ライブストックジャパン合同会社”を設立、CEOに就任。
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(株)好日山荘 代表取締役社長 池田 真吾 |
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【講演内容】
「オールアウトドア」という新たな概念を打ち出し、アウトドア業界の先の課題を斬新な解決法で挑む創業約100年の好日山荘。事業再生や数々の新規事業に携わってきた現役社長が、小売一筋で培った独創的な視点でアウトドア市場への挑戦を語ります。
【講演者プロフィール】
1994年(株)大塚家具入社。2003年梅田ショールーム店長、2008年執行役員に就任、2010年執行役員営業本部担当部長兼営業推進部長兼会長補佐、その後各部門長を歴任。2014年上席執行役員総務部長。2015年匠大塚(株)取締役就任(創業メンバー)。2017年(株)好日山荘代表取締役社長就任(現任)。2020年日本初オールアウトドアECプラットフォーム『GsMALL』を好日山荘新規事業として立ち上げる。2022年2月からJPH株式会社に参画、同社取締役COO就任(現任)。
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(株)ダイヤモンド・リテイルメディア ダイヤモンド・ホームセンター編集部 編集長 髙浦 佑介 |
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【講演内容】
コロナ禍で注目を集めたホームセンター業界だが、果たしてこの勢いは続くのか。最新の決算データから業界トレンドと各社の成長戦略を解説する。とくに、出店戦略、商品戦略、デジタル戦略、業界再編がどのような影響を与えているのか、詳しく紹介する。
【講演者プロフィール】
2006年3月東京大学文学部(社会心理学)卒業。同大学院修士課程修了後、株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア入社。『ダイヤモンド・チェーンストア』誌編集・記者を経て、2019年4月より『ダイヤモンド・ホームセンター編集部』副編集長に就任。2021年9月より現職。
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(株)パーク・コーポレーション parkERs クリエイティブディレクター 城本 栄治 |
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【講演内容】
「日常に公園のここちよさを。」をコンセプトに、オフィス、住宅、商業施設などの空間デザインを手掛けてきた中で心がけてきたのは、いかにして都市と自然をつなげるかということ。これまでのサスティナブルな事例を紹介する。
【講演者プロフィール】
1968年広島県生まれ。2002年(株)パーク・コーポレーション入社。Aoyama Flower Market、Aoyama Flower Market TEA HOUSEなどの店舗デザインを手がけ、花と緑を使った空間デザインの基盤をつくり、新しい分野を確立。
2013年に空間デザインブランドparkERsの立ち上げを担う。以来、パーク・コーポレーションの空間(店舗)デザインにおける総責任者と、parkERsのクリエイティブディレクターとして、ANA SUITE LOUNGE(羽田空港)、GOOD DESIGN賞(2018)を受賞した大手町ファーストスクエア サンクンガーデンなど、都市開発、マンションやオフィスに至るまで、都会の中では気づきにくくなった自然をデザインによって身近にし、公園のここちよさをデザインしたユニークな空間創りで新しい価値観を生み出している。
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(株)エコ.グリーン設計 現代の名工 小林 徹 |
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【講演内容】
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」出演
庭づくり職人 小林徹
半年で1億売った職人の営業センスと施工技術を紐解く
【講演者プロフィール】
「現代の名工」、「黄綬褒章」など日本最高峰の称号を最年少で総なめにした庭づくり職人。一級造園技能士、一級ブロック建築技能士をはじめ30種目以上の資格を有する多能工職人として活躍。自らの職人としての経験からなる「職人学」を提唱し、全国的に後進の育成や講演を行う。
主な出演:NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」、NHK「クローズアップ現代」
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(株)ロフト 銀座ロフト 次長 田中 由起子 |
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【講演内容】
2019年グランドオープンした次世代型ロフトの旗艦店・銀座ロフトにおけるサステナブルな取組みを紹介。2021年秋よりロフト全社でスタートした環境・社会価値創造プロジェクト「LOFT GREEN PROJECT」に加え、今年で2回目となる銀座ロフトの独自企画である「GREEN JOURNEY」の趣旨と取組み実例を紹介します。
【講演者プロフィール】
1993年3月、日本女子大学英文学科卒業。卒業後、海外への旅やスキーを中心とした生活で過ごす。1997年渋谷ロフトに入社。文具売場、販売促進などを担当。2007年より10年間商品部にてバイヤー、部長として勤務。前半は文具領域、後半はインテリア雑貨を担当。天神、二子玉川、有楽町、LOFT&店などのオープンに携わる。2017年銀座ロフト1期オープンに合わせて銀座ロフトに次長として異動。同年4月の有楽町店の閉店業務と6月銀座店の開店業務に携わり、現在に至る。
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(株)スペースキー CAMP HACK編集長 松田 隆史 |
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【講演内容】
空前のキャンプブームのさなか、コロナの影響を受けてキャンプスタイルはどう変化し、何が求められているのか。バズったキャンプ道具や今後のトレンド予測など、キャンプの情報に特化したWEBメディア「CAMP HACK」の運営者の目線から、最前線の情報を共有する。
【講演者プロフィール】
2011年、印刷会社のDTPオペレーターを5年間勤務。デスクワークの反動でアウトドアに目覚め、キャンプ・登山・フェスを息抜きとして楽しむ。2016年、止まらないアウトドア欲を120%発散するために株式会社スペースキーに入社し、キャンプWEBメディア『CAMP HACK』の編集者として勤務。2020年7月に編集長に就任し、現在に至る。
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(株)ロゴスコーポレーション 取締役副社長執行役員 柴田 晋吾 |
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【講演内容】
アウトドアブランド LOGOSの視点からの業界の現状、キャンプを切り口とした独自のファミリーを巻き込んだ販売戦略やコト提案の具体例でもある各自治体とのコラボレーションで実現した京都府城陽市にあるロゴスランドや高知県須崎市のロゴスパークについても語る。
【講演者プロフィール】
同志社大学大学院ビジネス研究科卒業。2005年3月、同志社大学経済学部卒業後、吉本興業株式会社に新卒入社。ダウンタウン浜田雅功や東野幸治、星田英利、ライセンスなどのマネージャーを歴任。お笑い芸人初となる全国Zeppツアー「LICENSE vol.Zepp ENJOY!!」を企画・プロデュースし累計2万人動員。2010年 株式会社ロゴスコーポレーションに入社。企画広報部でのブランディングや直営事業部でショッププロデュースなどを経て、2016年より現職。
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(株)オザキフラワーパーク 代表取締役社長 尾崎 明弘 |
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【講演内容】
コロナ禍を背景に、今まで植物と無縁だった人の中にも、家に花や緑を飾り、育てたりする人が増えました。この現象は日本に限らず、世界的な潮流にあります。植物のある暮らしを当たり前にするためにできる事とは。
【講演者プロフィール】
1991年 (株)ビバホーム入社(ホームセンター業務)、1993年 Ozaki Flower Park Europe B.V. 設立、オランダ・アムステルダムにて輸出入業務を行う。1995年 オザキフラワーパーク・アムステルダム支店開店(フラワーショップ運営)。1998年 (株)オザキフラワーパーク入社、2007年 代表取締役社長就任。
会社概要:現在の所在地である東京都練馬区石神井台において、父である尾崎昇弘により57年前に創業。鉢花生産者から東京オリンピックを機に園芸店へと業態を変える。その後は店舗の拡張、敷地内にスーパーマーケットを誘致など、地域に密着した業態開発を進め、専門店としての深い品ぞろえを強みにガーデンセンターを運営している。
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neuf 季刊 『庭』 編集長 澤田 忍 |
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【講演内容】
伝統的な庭園=日本庭園の作庭技術を持つ庭師。日本庭園の作庭や手入れという行為には、現代の社会課題解決につながる要素が多分に含まれています。庭園専門誌『庭』編集長・澤田 忍氏と庭師・塩野 潤氏が現代の庭師像と未来に向けた取り組みを語り合います。
【講演者プロフィール】
季刊『庭』編集長 エディター/ライター
1991年(株)商店建築社入社『月刊商店建築』にて編集に携わる。『indoor green style』(2001年~2007年)『URBAN GREEN』(2007年)編集長。2008年~フリーランス。インテリア、建築、デザイン、アート、ランドスケープ関係の雑誌、書籍の編集、執筆に携わる。2013年より現職。
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塩の 代表 「庭のしごと」発起人 塩野 潤 |
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【講演者プロフィール】
1991年都立砂川高等学校卒業。京都市久保造園にて造園の見習いに就き植木屋の基礎体力を学ぶ。その後、西日本を旅装で渡り各地の親方に従事し、1997年東京都安諸定男氏の師事を受ける。2000年『塩の』設立。2020年、後継者問題に気づき、庭づくりの楽しさや奥深さを伝えるプロジェクトを学生を中心に向け発信する『庭のしごと』の企画を立ち上げる。
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