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九州農政局 局長 宮﨑 敏行 |
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【講演内容】
九州は、全国の農業生産額の約2割を占める「一大食料供給基地」である。最近の農業をとりまく情勢を踏まえ、九州農業の持続的発展に向けた取り組みを紹介する。
【講演者プロフィール】
筑波大学第二学群農林学類卒後、農林水産省入省。農村振興局整備部水資源課水資源企画官、農村振興局整備部水資源課農業用水対策室長、農村振興局整備部地域整備課長、農村振興局整備部水資源課長、農村振興局整備部防災課長、近畿農政局次長などを経て、令和3年7月より現職。
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(株)クボタ 特別技術顧問 工学博士 飯田 聡 |
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【講演内容】
クボタでは就農人口の減少等の日本農業の課題を解決するために、スマート農業技術(データ活用による精密農業(KSAS)、自動化・無人化による超省力化技術など)の開発と普及に取組んできた。本講演ではその開発状況と将来展望について説明する。
【講演者プロフィール】
1980年久保田鉄工(現クボタ)入社、99年トラクタ技術部第二開発室長、同99年建設機械技術部長、03年建設機械事業部長、04年クボタヨーロッパS.A.S(フランス)社長、09年執行役員、同09年クボタトラクターコーポレーション(アメリカ)社長、11年機械海外本部長、同11年常務執行役員、12年農業機械総合事業部長、農機海外営業本部長、14年研究開発本部長、15年専務執行役員、16年取締役専務執行役員を経て、18年3月より現職。
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(有)コウヤマ 代表取締役会長/(株)芋屋長兵衛商店 代表取締役会長 香山 勇一 |
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【講演内容】
生産を拡大して、規格外の処理のため6次産業化へ進み、消費開発と販路拡大も図ってきた。
下記および、海外への展開とコロナの状況を経験しての今後の展望についてお話する。
・農業に従事してからの経緯
・栽培の経緯
・加工、ペースト、いきなり団子の製造の経緯
・販売展開、輸出、コロナ時の状況 等
【講演者プロフィール】
1975年 熊本県立熊本農業高校卒業。
1991年 (有)コウヤマ設立。代表取締役社長に就任。
2016年 (有)コウヤマ 代表取締役会長就任。
2017年 (株) 芋や長兵衛商店設立。代表取締役会長就任。(一社)熊本県農業法人協会長就任。
2020年 (公社)日本農業法人協会会長就任。
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井関農機(株) 顧問 鈴木 良典 |
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【講演内容】
自然災害の多発、資材の高騰など、農業を取り巻く環境が激変する中、「食と農と大地のソリューションカンパニー」井関農機(株)が農家の皆さんに提案する、水田雑草を抑草するアイガモロボをはじめ、農業の持続的発展と地球環境の継承の両立を目指した新しい技術を紹介する。
【講演者プロフィール】
1983年農林水産省に入省し、農業技術関係の業務に従事。農業環境対策課長、穀物課長、東北農政局長、生産振興審議官を経て2020年8月に退職。同年12月から井関農機(株)の顧問に就任、現在に至る。
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北海道大学大学院農学研究院 ディスティングイッシュト プロフェッサー 野口 伸 |
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【講演内容】
スマート農業の特長は、「データに基づいた農業」と「自動化技術による作業の省力化」である。本講演ではスマート農業の現状と今後の展開を解説する。特に畑作、野菜作のスマート化、そして生産から消費までをつなぐスマートフードチェーンについても紹介する。
【講演者プロフィール】
1990年北海道大学大学院博士課程修了。農学博士。同年北海道大学農学部助手。1997年助教授、2004年より教授。現在、北海道大学ディスティングイッシュトプロフェッサー、内閣府SIP「スマートバイオ産業・農業基盤技術」プログラムディレクター代理。専門は生物環境情報学、農業ロボット工学。農作業の自動化・ロボット化をはじめ、スマート農業に関する研究に従事。
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くまもと☆農家ハンター 代表/(株)イノP CEO 宮川 将人 |
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【講演内容】
農業と鳥獣対策活動の両立を目指してICTを活用した一気通貫モデル(研修、防護、捕獲、ジビエ活用)を構築。産学官や住民との連携から生まれる「イノコミ」は過疎地域の担い手作りにも繋がっており、TV番組「情熱大陸」や国連のSDGs優良事例として注目を集める。
【講演者プロフィール】
花農家三代目[(有)宮川洋蘭 代表取締役]。東京農業大学卒、アメリカ研修ののち、戸馳島に帰郷。サイバー農家として洋蘭をネット販売で拡大させる中、2016年に農家仲間と「くまもと☆農家ハンター」を立ち上げ、活動を開始。「畑と地域は自分たちで守る」をスローガンに、ICTを駆使しながら鳥獣対策を講じたことで農作物被害や住民との接触が激減。
農村の持続性を脅かすイノシシ、シカ、カモなど増え続ける鳥獣被害に対して、解決策を見出すため2019年、ソーシャルベンチャーである(株)イノPを起業。民設民営のジビエファームを開設し、サステナブルな獣害対策モデルを構築。住民主体の活動の意義を全国に波及させている。
好きな言葉「微力でも無力じゃない」「返事はYESかハイ!」
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ノウカノタネ(株) 代表取締役 鶴 竣之祐 |
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【講演内容】
機械学習により起こりうる変化や、その後の農村のあり方について
【講演者プロフィール】
農家、果樹園芸指導員、農系ポッドキャスター、農Tuber
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AGRIST(株) 代表取締役 兼 CTO 秦 裕貴 |
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【講演内容】
AGRIST株式会社は「100年先も続く持続可能な農業を実現する」をビジョンに掲げ、それをテクノロジーの力で解決するベンチャー企業です。農業の人手不足を自動収穫ロボットによって課題解決をし、更には再現性・収益性の高い農業を創り、次世代の農業に貢献します。
【講演者プロフィール】
北九州工業高等専門学校 卒業後、同学の教員と卒業生から成る合同会社Next Technologyに入社。粉末を焼結する特殊用途3Dプリンタの開発や、家庭用見守りロボットの開発に携わる。2018年から同社代表に就任。「やってみたいを形にします!」をスローガンに、互いに得意なことを持ち寄り革新的な製品やサービスを「共創」することを心掛けている。共通するミッションの実現に向けて、AGRISTの最高技術責任者に就任。
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(株)サンホープ 代表取締役社長 益満 ひろみ |
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【講演内容】
農業大国イスラエルから見て、日本のスマート農業は課題が多い状況である。
徹底した養水分管理、自動省力化の知恵と技術が日本の農業にもたらすメリットや、世界で注目されるオランダの施設園芸にイスラエル技術が使われている視点から日本における重要性を解説。
【講演者プロフィール】
1998年、アメリカ在住中にマーケティングの会社を起業後、2003年より現職。節水型かん水資材の普及に努め、日本各地で定期的なセミナーを実施。最先端技術を推進するイスラエルを含め、次世代農業システムの構築を目指す。農研機構が開催した、研究開発および農業振興につながる国際シンポジウムで講演もおこなう。2018年、一般社団法人畑地農業振興会理事に就任。アメリカ灌漑協会、オーストラリア灌漑協会会員。
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(株)農テラス 代表取締役 山下 弘幸 |
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【講演内容】
これからはハイブリッド型の農業をやるべきである。
ハイブリッド型農業とは生産もできる販売もできる。さらには経営もできる。
そして人も雇うことができる「農作業」も「脳作業」もできる農業者のことを言う。
半歩先を行く農業経営者の成り方をお伝えします。
【講演者プロフィール】
野菜農家の3代目として熊本益城に生まれ、1989年、熊本農大を卒業後、親元就農。
過剰な設備投資があだとなり、経営が泥沼化。栽培だけでなく自ら販売も始めることで経営をV字回復させた。
企業的な農業に憧れ、ベンチャー企業に就職。農業法人の代表に就任し、農業以外の社会とビジネスを学ぶ。
2012年「株式会社農テラス」設立。全国初となる農業参入専門のコンサルタント会社として、1,000件以上の農業参入案件をサポート。
youtubeチャンネルやSNSのフォロワー合計10,000人。毎週配信のメールマガジン登録者は1,000人。自ら主宰するオンラインコミュニティは100人を超える。
主な著書: 稼げる、新農業ビジネスの始め方(すばる舎)
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麻布大学 生命・環境科学部 教授 フィールドワークセンター長/おおち山くじら研究所 所長 江口 祐輔 |
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【講演内容】
なぜ、野生動物による被害はなかなか減少しないのか?その理由を明らかにしたうえで、野生動物(イノシシ、サル、シカ、ハクビシン、アライグマ、アナグマなど)の行動特性を紹介しながら効果的な被害対策を紹介する。
【講演者プロフィール】
麻布大学大学院博士後期課程修了。科学技術特別研究員、農水省中国農業試験場研究員、麻布大学獣医学部講師、農研機構西日本農業研究センター鳥獣害対策技術グループ長等を経て現職。動物行動学、家畜管理学を専門とし、動物の運動能力・感覚能力・学習能力・繁殖行動等を明らかにするとともに、農作物被害対策技術の開発と現場における普及啓蒙を行ってきた。麻布大学では島根県美郷町に新設されたフィールドワークセンターに常駐し、教育・研究を行なっている。また、地域づくりを実践するために、美郷町と産官学民の連携の柱となる「おおち山くじら研究所」を立ち上げ、所長を務める。
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ホシザキ(株) 本社営業部 営業企画課 課長 佐瀬 正晃 |
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【講演内容】
6次化商品の開発では、どこかで売れている商品、スーパーマーケットに並んでいる商品と似たものになりがちである。そこで、「失敗しない」商品作りの考え方として、原料選定から付加価値の考え方、機器選定、加工施設設計などこれまでの経験を基にわかりやすくお伝えする。
【講演者プロフィール】
1973年生まれ、福島県会津若松市出身。1993年ホシザキ東北(株)入社、社内の様々な部署を担当し、2011年に新設されたコンサル室の室長に就任。福島県会津若松市の実家での農業経験を活かし、東北を中心に自治体関連施設や道の駅、農業法人、個人農家等、幅広く農産加工施設の開設支援やメニュー開発のアイディア提供を行ってきた。自治体の商品開発業務委託や6次化調理セミナー、講演など幅広く活動。2019年度宮城県6次産業化地域プランナ―。
現在は親会社であるホシザキ(株)本社営業部営業企画課に在籍。
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(株)恵葉&菜健康野菜 代表取締役 池 祐史久 |
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【講演内容】
植物工場の基礎技術、下記の各テーマを解説します。
・女性目線の健康野菜 『内側からキレイに』 高抗酸化値・美味しい野菜
・硝酸態窒素 品質面の課題、消費者目線の低硝酸・美味しい野菜
・養液システム<DFT、NFT>、栽培システム<横型、縦型>
・自動化<ロボット、画像処理>、AI技術
・国内、海外のマーケット動向
・小学校、中学校の子ども教育の取り組み
・障害者雇用、介護施設の取り組み
・次世代植物工場:メロン栽培
【講演者プロフィール】
早稲田大学理工学部建築学科卒。
外資系コンサルティングファーム、大手植物工場事業会社等を経て、創業。
一級建築士、特許取得11件。
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FOODBOX(株) CEO フードカタリスト 中村 圭佑 |
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【講演内容】
儲かるビジネスには必ず理由がある。強みを活かした販売戦略の策定や、課題解決型の営業施策、長期目線の経営戦略等、FOODBOXがこれまで携わった好事例を元に、事業を成長フェーズへと導く、農業経営のエッセンスを学ぼう。
【講演者プロフィール】
1986年 福岡県久留米市生まれ。明治大学農学部卒。福岡県の果樹農家出身で、大学卒業後は日本農薬(株)海外営業部にて約7年間、中国・台湾を担当。その後、経営コンサルティング会社を経て、FOODBOX(株)を2019年7月に起業。九州を中心とした、拡大期の農業生産法人や食・農関連企業向けに「経営戦略の策定」、「営業施策の立案」等の伴走型サポート事業を展開。
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宮崎大学 農学部 畜産草地科学科 教授 川島 知之 |
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【講演内容】
飼料自給率の向上と、飼料価格高騰への対策としてエコフィードの利用が注目されている。一方、近年、エコフィードの生産量は伸び悩んでいる状況にもある。エコフィードを活用して高品質な畜産物を生産している優良事例や今後の課題を紹介する。
【講演者プロフィール】
平成4年農林水産省熱帯農業研究センター入省。以降、国際農林水産業研究センター、畜産試験場に勤務し、平成13年畜産草地研究所 家畜生産管理部 飼料評価研究室長となり、エコフィードを担当。平成23年国際農林水産業研究センター・プログラムディレクターを経て、平成27年より宮崎大学教授。
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(株)Eco-Pork 代表取締役 神林 隆 |
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【講演内容】
養豚農家が直面している飼料高騰や担い手不足。スマート農業の実践による、これらの課題解決方法をご紹介する。生産管理のみならず、体重測定や発情検知をAIカメラが自動的に行うことで、豚がより健やかに育ち、そして持続可能な養豚の実現に寄与していきたい。
【講演者プロフィール】
東京理科大学経営工学科にてAI/統計解析の研究に従事。在学中はNPOやNGOに所属し、世界規模の食糧問題・環境問題改善に取り組む。
University of Michigan経営学修士(MBA)を成績優秀者として卒業。
Ernst & Young Consulting社にて通信業界・製造業界の戦略担当コンサルタントとして新規ビジネス検討・戦略策定に10年間従事。その後Deloitte Tohmatsu Consulting社にて統計解析・人工知能を活用した新規ソリューション開発を責任者として主導した後、独立。
平成29年11月29日(平成唯一のニクイイニクの日)に株式会社Eco-Porkを創業。
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宇都宮大学 農学部 教授 池口 厚男 |
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【講演内容】
畜産における病原体を含む微生物が付着したエアロゾルについて、畜舎内の現状と畜舎や農場から外部への拡散性状、それらの対策技術や動向に関して演者の研究も含めて解説する。
【講演者プロフィール】
1989年筑波大学大学院博士課程修了。筑波大学農林工学系助手、農林水産省畜産試験場、アイオワ州立大学、(国研)農研機構(現)を経て、2013年に現職。悪臭・微生物の拡散に関与する畜産におけるエアロゾルの研究を主に従事。鶏舎内の自律走行噴霧ロボット、次世代閉鎖型牛舎システム、牛の蹄病早期発見AIモデル、悪臭拡散抑制技術等を開発。
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