概要
【前回セミナープログラム】本セミナーのお申込みは終了いたしました。
エコシステム時代において目指す製薬業界の姿
日本製薬工業協会 会長/エーザイ(株) 代表執行役COO 岡田 安史 |
講演内容
日本から革新的新薬を創出し続けていくためには創薬エコシステムの構築が不可欠であり、スタートアップ育成、健康医療データ基盤構築、イノベーションの価値を適切に評価する薬価制度の構築など国家戦略として医薬品産業政策を進めていく必要がある。
講演者プロフィール
1981年3月、関西学院大学卒業。エーザイ(株)に入社。医薬事業、経営企画、人事、アジア・大洋州・中東事業、中国事業などを担当。2005年に執行役、2012年に常務執行役、2013年に専務執行役、2017年に代表執行役、2019年に代表執行役COOに就任。2017年よりエーザイの業界担当を務め、2021年より日本製薬工業協会会長に就任し、現在に至る。
講演内容
日本から革新的新薬を創出し続けていくためには創薬エコシステムの構築が不可欠であり、スタートアップ育成、健康医療データ基盤構築、イノベーションの価値を適切に評価する薬価制度の構築など国家戦略として医薬品産業政策を進めていく必要がある。
講演者プロフィール
1981年3月、関西学院大学卒業。エーザイ(株)に入社。医薬事業、経営企画、人事、アジア・大洋州・中東事業、中国事業などを担当。2005年に執行役、2012年に常務執行役、2013年に専務執行役、2017年に代表執行役、2019年に代表執行役COOに就任。2017年よりエーザイの業界担当を務め、2021年より日本製薬工業協会会長に就任し、現在に至る。
製造販売業者のための監査マニュアル案とGMP人材育成について
東京理科大学 薬学部 教授 櫻井 信豪 |
講演内容
昨今頻発した医薬品製造業者のGMP違反問題について、背景には製造販売業者の管理監督能力の低下も懸念されている。厚労科研の研究班では、製造販売業者の製造所の監査能力の向上のため、GMP監査の方法や考え方及び確認のポイントをとりまとめた。本講演では、その概要について説明する。
講演者プロフィール
1985年、東京理科大学薬学部製薬学科卒業。同大大学院薬学研究科修了。1985年-2004年、民間企業勤務。2004年-2020年、独立行政法人医薬品医療機器総合機構 (PMDA)勤務。品質管理等部門の執行役員にて定年退職。2020年7月~ 東京理科大学薬学部薬学科 医薬品等品質・GMP講座 教授。その他、(2020年~) 医薬品添加剤GMP自主基準適合審査会(GAB) 委員長、日本PDA製薬学会 理事、製剤機械技術学会GMP委員会 特別委員、(2021年~)特定非営利活動法人 医薬品・食品品質保証支援センター(NPO-QA センター)代表理事、一般社団法人富山県薬業連合会 特別技術顧問。客員教授:熊本保健科学大学、千葉大学、富山県立大学。非常勤講師: 慶應大学、金沢大学。
講演内容
昨今頻発した医薬品製造業者のGMP違反問題について、背景には製造販売業者の管理監督能力の低下も懸念されている。厚労科研の研究班では、製造販売業者の製造所の監査能力の向上のため、GMP監査の方法や考え方及び確認のポイントをとりまとめた。本講演では、その概要について説明する。
講演者プロフィール
1985年、東京理科大学薬学部製薬学科卒業。同大大学院薬学研究科修了。1985年-2004年、民間企業勤務。2004年-2020年、独立行政法人医薬品医療機器総合機構 (PMDA)勤務。品質管理等部門の執行役員にて定年退職。2020年7月~ 東京理科大学薬学部薬学科 医薬品等品質・GMP講座 教授。その他、(2020年~) 医薬品添加剤GMP自主基準適合審査会(GAB) 委員長、日本PDA製薬学会 理事、製剤機械技術学会GMP委員会 特別委員、(2021年~)特定非営利活動法人 医薬品・食品品質保証支援センター(NPO-QA センター)代表理事、一般社団法人富山県薬業連合会 特別技術顧問。客員教授:熊本保健科学大学、千葉大学、富山県立大学。非常勤講師: 慶應大学、金沢大学。
資生堂が目指すモノづくり ~福岡久留米工場の竣工を経て~
(株)資生堂 福岡久留米工場 工場長 及川 望 |
講演内容
2022年に150周年を迎えた資生堂では、現在中長期経営戦略「WIN 2023 and Beyond」を実行し、今後の市場回復によるプレミアムスキンビューティーブランドを中心にした売上のさらなる拡大、原価率改善を進めている。2022年に竣工した福岡久留米工場を主な事例に、構造改革の継続、さらなる収益力・生産性の拡大をねらった資生堂が目指すモノづくりを紹介する。
講演者プロフィール
1999年4月に大阪資生堂(現資生堂大阪工場)に入社。現場や設備導入、企画で工場の基本を学ぶ。
2010年より本社の生産部門で生産戦略、サプライチェーン戦略を担当後、アメリカ工場、国内工場を経験し2017年から本社生産戦略グループマネージャー、2018年にサプライネットワーク戦略室長、2020年よりサプライネットワーク基盤開発部長として福岡久留米工場プロジェクトを担当。
2021年7月より現職。
講演内容
2022年に150周年を迎えた資生堂では、現在中長期経営戦略「WIN 2023 and Beyond」を実行し、今後の市場回復によるプレミアムスキンビューティーブランドを中心にした売上のさらなる拡大、原価率改善を進めている。2022年に竣工した福岡久留米工場を主な事例に、構造改革の継続、さらなる収益力・生産性の拡大をねらった資生堂が目指すモノづくりを紹介する。
講演者プロフィール
1999年4月に大阪資生堂(現資生堂大阪工場)に入社。現場や設備導入、企画で工場の基本を学ぶ。
2010年より本社の生産部門で生産戦略、サプライチェーン戦略を担当後、アメリカ工場、国内工場を経験し2017年から本社生産戦略グループマネージャー、2018年にサプライネットワーク戦略室長、2020年よりサプライネットワーク基盤開発部長として福岡久留米工場プロジェクトを担当。
2021年7月より現職。
気候危機への挑戦と実行
アストラゼネカ(株) 執行役員CFO (最高財務責任者) 吉越 悦史 |
講演内容
2025年までにグローバル規模で自社の脱炭素を目標に掲げているアストラゼネカ。1.5℃目標達成に向けた取組と挑戦には、政府や他の企業との共創こそが鍵となります。バリューチェーン全体のカーボンネガティブという最終的なGoalに向け、脱炭素化を加速させましょう。
講演者プロフィール
製薬業界で約20年の経験を持つ。外資系製薬会社で、内資系製薬会社との合弁会社立ち上げ、財務・IT、マーケティング(新製品上市)業務など幅広く経験し、アストラゼネカに2020年に入社、21年より現職。21年のCFO就任と同時に、サステナビリティを所管。将来世代のために人々、社会および地球の健康を守ることは“待ったなし”の課題であるとして、全社をあげての取り組みを加速すべく尽力している。
講演内容
2025年までにグローバル規模で自社の脱炭素を目標に掲げているアストラゼネカ。1.5℃目標達成に向けた取組と挑戦には、政府や他の企業との共創こそが鍵となります。バリューチェーン全体のカーボンネガティブという最終的なGoalに向け、脱炭素化を加速させましょう。
講演者プロフィール
製薬業界で約20年の経験を持つ。外資系製薬会社で、内資系製薬会社との合弁会社立ち上げ、財務・IT、マーケティング(新製品上市)業務など幅広く経験し、アストラゼネカに2020年に入社、21年より現職。21年のCFO就任と同時に、サステナビリティを所管。将来世代のために人々、社会および地球の健康を守ることは“待ったなし”の課題であるとして、全社をあげての取り組みを加速すべく尽力している。
PMDAによるGMP調査の最新動向
(独)医薬品医療機器総合機構 医薬品品質管理部 品質管理第一課 調査専門員 近藤 敦斗 |
講演内容
本講演では、令和3年8月に施行された改正GMP省令に係る内容として、GMP事例集やPMDAによる調査で認めた不備事例等を紹介する。また、品質問題の再発防止に向けたPMDAによる新たな取組み(指摘事例の公表、GMPラウンドテーブル会議の開催等)についても併せて紹介する。
講演者プロフィール
2021年4月、独立行政法人医薬品医療機器総合機構に入職。医薬品品質管理部に所属し、国内外の医薬品、医薬部外品及び再生医療等製品(以下「医薬品等」という。)適合性調査、医薬品等製造業許可調査、医薬品等外国製造業者認定調査等を担当。
講演内容
本講演では、令和3年8月に施行された改正GMP省令に係る内容として、GMP事例集やPMDAによる調査で認めた不備事例等を紹介する。また、品質問題の再発防止に向けたPMDAによる新たな取組み(指摘事例の公表、GMPラウンドテーブル会議の開催等)についても併せて紹介する。
講演者プロフィール
2021年4月、独立行政法人医薬品医療機器総合機構に入職。医薬品品質管理部に所属し、国内外の医薬品、医薬部外品及び再生医療等製品(以下「医薬品等」という。)適合性調査、医薬品等製造業許可調査、医薬品等外国製造業者認定調査等を担当。
中外製薬の中分子創薬
中外製薬(株) 執行役員 研究本部長 飯倉 仁 |
講演内容
中分子は、抗体のような高分子と分子量500程度の分子量を持つ低分子の中間的な分子量を有し、抗体創薬でも低分子創薬でも困難な創薬を実現できる新たなモダリティとして注目を集めている。本演題では、中外製薬の中分子創薬の取り組みを発表する。
講演者プロフィール
1998年3月東京大学大学院理学系研究科化学専攻博士課程修了(物理有機化学講座・中村栄一教授)。2000年中外製薬(株)に入社、研究本部(創薬化学研究部)に所属し、一貫して低分子創薬および中分子創薬技術開発に従事。2015年から2年間はChugai Pharmaceutical USAにて早期臨床開発に従事、2017年に研究本部に復帰して創薬化学研究部長、2021年から研究本部長を担当し、現在に至る。
講演内容
中分子は、抗体のような高分子と分子量500程度の分子量を持つ低分子の中間的な分子量を有し、抗体創薬でも低分子創薬でも困難な創薬を実現できる新たなモダリティとして注目を集めている。本演題では、中外製薬の中分子創薬の取り組みを発表する。
講演者プロフィール
1998年3月東京大学大学院理学系研究科化学専攻博士課程修了(物理有機化学講座・中村栄一教授)。2000年中外製薬(株)に入社、研究本部(創薬化学研究部)に所属し、一貫して低分子創薬および中分子創薬技術開発に従事。2015年から2年間はChugai Pharmaceutical USAにて早期臨床開発に従事、2017年に研究本部に復帰して創薬化学研究部長、2021年から研究本部長を担当し、現在に至る。
ジェネリック医薬品の製造戦略
東和薬品(株) 執行役員 生産本部 副本部長 兼 生産技術部長 勝木 秀一 |
講演内容
現在、医薬品の供給は十分な状態ではなく、限定出荷品目が多数発生している。特にジェネリック医薬品においては、市場の要求数量を満たすことができていない。この異常状態を改善するため、東和薬品は工場建設による生産能力増強、3工場によるバックアップ体制構築、グループ会社との協力体制構築、自動化・無人化等のデジタル化による効率化等に取り組んでいる。その取組み内容を製造戦略として紹介する。
講演者プロフィール
1997年、東和薬品株式会社に入社。研究開発本部に所属し、分析、処方設計、工業化検討に従事。
2007年、生産本部に異動し、技術部門、品質保証部門に従事。
2020年、工場長を経て、現在に至る。
講演内容
現在、医薬品の供給は十分な状態ではなく、限定出荷品目が多数発生している。特にジェネリック医薬品においては、市場の要求数量を満たすことができていない。この異常状態を改善するため、東和薬品は工場建設による生産能力増強、3工場によるバックアップ体制構築、グループ会社との協力体制構築、自動化・無人化等のデジタル化による効率化等に取り組んでいる。その取組み内容を製造戦略として紹介する。
講演者プロフィール
1997年、東和薬品株式会社に入社。研究開発本部に所属し、分析、処方設計、工業化検討に従事。
2007年、生産本部に異動し、技術部門、品質保証部門に従事。
2020年、工場長を経て、現在に至る。
小野薬品のオープンイノベーション駆動型創薬
小野薬品工業(株) 取締役専務執行役員 研究本部長 滝野 十一 |
講演内容
「病気と苦痛に対する人間の闘いのために」という企業理念のもと、小野薬品では、新たな治療オプションを待つ患者さんに革新的な新薬を届けることを目指している。がん、免疫疾患、神経疾患など、いまだ医療ニーズが満たされていない疾患領域を中心に、これまでにない革新的な医薬品の創製に取り組んでいる。小野薬品の強みであり生命線であるオープンイノベーションを活用した創薬について紹介する。
講演者プロフィール
1995年に小野薬品工業(株)に入社(研究所に配属)、ライセンス提携・海外事業関連で20年以上勤務。その間、英国・米国の現地法人に3度赴任し、欧米のファーマやバイオベンチャーとのパートナリングに尽力し、韓国・台湾の販売子会社の立ち上げにも関与。2018年より現職にて、オープンイノベーションを積極的に推進。
講演内容
「病気と苦痛に対する人間の闘いのために」という企業理念のもと、小野薬品では、新たな治療オプションを待つ患者さんに革新的な新薬を届けることを目指している。がん、免疫疾患、神経疾患など、いまだ医療ニーズが満たされていない疾患領域を中心に、これまでにない革新的な医薬品の創製に取り組んでいる。小野薬品の強みであり生命線であるオープンイノベーションを活用した創薬について紹介する。
講演者プロフィール
1995年に小野薬品工業(株)に入社(研究所に配属)、ライセンス提携・海外事業関連で20年以上勤務。その間、英国・米国の現地法人に3度赴任し、欧米のファーマやバイオベンチャーとのパートナリングに尽力し、韓国・台湾の販売子会社の立ち上げにも関与。2018年より現職にて、オープンイノベーションを積極的に推進。
核酸アプタマーを用いた分子標的薬の開発
(株)リボミック 代表取締役社長、Founder/東京大学 名誉教授 中村 義一 |
講演内容
一本鎖の核酸(RNA/DNA)はその配列によって多様な立体構造を形成する特徴があり、その造形力によって標的タンパク質に特異的に結合する核酸(RNA/DNA)がアプタマーである。本講演では、分子標的薬としてのアプタマー医薬品の創製(Discovery)から臨床応用(Therapeutics)までを紹介。
講演者プロフィール
東京大学医科学研究所教授であった2003年に(株)リボミックを設立。2012年 東京大学を定年退官(現 名誉教授)以来、弊社の代表取締役社長、現在に至る。
大学の研究成果で「タンパク質とRNAの分子擬態」という新しい生物学的概念を発見し、これが弊社のアプタマー医薬品開発の基盤となった。
講演内容
一本鎖の核酸(RNA/DNA)はその配列によって多様な立体構造を形成する特徴があり、その造形力によって標的タンパク質に特異的に結合する核酸(RNA/DNA)がアプタマーである。本講演では、分子標的薬としてのアプタマー医薬品の創製(Discovery)から臨床応用(Therapeutics)までを紹介。
講演者プロフィール
東京大学医科学研究所教授であった2003年に(株)リボミックを設立。2012年 東京大学を定年退官(現 名誉教授)以来、弊社の代表取締役社長、現在に至る。
大学の研究成果で「タンパク質とRNAの分子擬態」という新しい生物学的概念を発見し、これが弊社のアプタマー医薬品開発の基盤となった。
※講演日時が変更となりました。(23/2/21時点)
医薬品開発の加速化を指向した田辺三菱製薬のCMC戦略
田辺三菱製薬(株) サプライチェーン本部 製品技術研究所長 杉本 昌陽 |
講演内容
田辺三菱製薬のCMC研究開発は、原薬プロセス、製剤、分析の専門機能軸から低分子、高分子等のモダリティ製品軸のマネジメント体制へと移行し、製品技術研究所、戦略技術研究所の2研究所体制で組織運営を行い、各機能の融合を図ることにより、タスク推進のスピードアップを図っている。
講演者プロフィール
1992年3月に京都大学大学院農学研究科修士課程を修了し、田辺製薬(株)(現田辺三菱製薬(株))に入社。約20年間、主に経口固形製剤の開発に関する研究開発やCMCプロジェクトマネジメントに関わる業務に従事した後、コーポレート部門、CMC企画部門等での企画管理業務を経験し、現在に至る。
講演内容
田辺三菱製薬のCMC研究開発は、原薬プロセス、製剤、分析の専門機能軸から低分子、高分子等のモダリティ製品軸のマネジメント体制へと移行し、製品技術研究所、戦略技術研究所の2研究所体制で組織運営を行い、各機能の融合を図ることにより、タスク推進のスピードアップを図っている。
講演者プロフィール
1992年3月に京都大学大学院農学研究科修士課程を修了し、田辺製薬(株)(現田辺三菱製薬(株))に入社。約20年間、主に経口固形製剤の開発に関する研究開発やCMCプロジェクトマネジメントに関わる業務に従事した後、コーポレート部門、CMC企画部門等での企画管理業務を経験し、現在に至る。
標的タンパク質分解誘導で広げる創薬の可能性
アステラス製薬(株) 専務担当役員 研究担当 志鷹 義嗣 |
講演内容
鍵と鍵穴の関係から触媒のはたらきへ。標的タンパク質分解誘導により合成医薬品の創薬にパラダイムシフトが起きている。我々はその最先端で、KRAS変異体など従来創薬が困難であった標的分子へアプローチしている。アステラスの取り組みと戦略を紹介する。
講演者プロフィール
1996年3月東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了。同年4月山之内製薬(現アステラス製薬)に入社。研究本部に所属し創薬研究に19年間携わった後、製品戦略部を経て、2016年5月、Astellas Institute for Regenerative Medicine 社長へ就任、2021年4月専務担当役員 研究担当 現在に至る。2018年6月より再生医療イノベーションフォーラム(FIRM)副会長。
講演内容
鍵と鍵穴の関係から触媒のはたらきへ。標的タンパク質分解誘導により合成医薬品の創薬にパラダイムシフトが起きている。我々はその最先端で、KRAS変異体など従来創薬が困難であった標的分子へアプローチしている。アステラスの取り組みと戦略を紹介する。
講演者プロフィール
1996年3月東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了。同年4月山之内製薬(現アステラス製薬)に入社。研究本部に所属し創薬研究に19年間携わった後、製品戦略部を経て、2016年5月、Astellas Institute for Regenerative Medicine 社長へ就任、2021年4月専務担当役員 研究担当 現在に至る。2018年6月より再生医療イノベーションフォーラム(FIRM)副会長。
遺伝子・細胞治療のプラットフォーマーとしてのタカラバイオの取り組み
タカラバイオ(株) 取締役 副社長執行役員 峰野 純一 |
講演内容
近年、ウイルスベクターや細胞が新モダリティとして注目を集めているが、当社タカラバイオは新モダリティという言葉が認知される以前から遺伝子治療領域における基盤技術の提供者としてビジネスを展開してきた。本講演では、それら当社の取り組みを紹介する。
講演者プロフィール
1984年3月京都大学農学部食品工学科修了、2007年3月学位取得(鹿児島大学大学院連合農学研究科)。1984年4月寶酒造(株)(現タカラバイオ(株)に入社し、工場スタッフとして医薬品原末の製造管理と培養スケールアップに5年間従事、その後遺伝子工学用研究試薬の開発、大腸菌ゲノム解析プロジェクト参画、遺伝子工学・細胞工学研究用試薬の導入、ライセンスイン、DNAマイクロアレイ・DNAマイクロビーズの開発業務、等を経て、2003年から同社細胞・遺伝子治療センターにて遺伝子治療用ベクター・細胞の開発並びにGMP製造・品質管理システム構築、CDMO事業に従事。2011年同社執行役員、2014年同社取締役。
講演内容
近年、ウイルスベクターや細胞が新モダリティとして注目を集めているが、当社タカラバイオは新モダリティという言葉が認知される以前から遺伝子治療領域における基盤技術の提供者としてビジネスを展開してきた。本講演では、それら当社の取り組みを紹介する。
講演者プロフィール
1984年3月京都大学農学部食品工学科修了、2007年3月学位取得(鹿児島大学大学院連合農学研究科)。1984年4月寶酒造(株)(現タカラバイオ(株)に入社し、工場スタッフとして医薬品原末の製造管理と培養スケールアップに5年間従事、その後遺伝子工学用研究試薬の開発、大腸菌ゲノム解析プロジェクト参画、遺伝子工学・細胞工学研究用試薬の導入、ライセンスイン、DNAマイクロアレイ・DNAマイクロビーズの開発業務、等を経て、2003年から同社細胞・遺伝子治療センターにて遺伝子治療用ベクター・細胞の開発並びにGMP製造・品質管理システム構築、CDMO事業に従事。2011年同社執行役員、2014年同社取締役。
※講演時間が変更となりました。(2023/2/21時点)
iPS細胞培養における「AI x ロボット」の活用
(株)ビジョンケア 代表取締役/(株)VC Cell Therapy 髙橋 政代 |
講演内容
不安定でヘテロな細胞を扱う細胞培養では手技による再現性の低さが問題となる。これを克服するためにヒューマノイドロボットと人間でチームを作り、細胞培養の安定性、再現性が得られた。これを元に網膜再生医療臨床研究の細胞製造にロボットを組み入れた。
講演者プロフィール
1986年3月 京都大学医学部卒業
1992年3月 京都大学大学院医学研究科博士課程(視覚病態学)修了
1992年4月-1994年 京都大学医学部附属病院眼科 助手
1995年1月-1996年12月 アメリカ・サンディエゴ ソーク研究所研究員
1997年1月-2001年 京都大学医学部附属病院眼科 助手 復職
2001年10月-2006年9月 京都大学医学部附属病院探索医療センター開発部 助教授
2006年4月-2019年7月 理化学研究所 網膜再生医療研究開発プロジェクト プロジェクトリーダー(2012年までチームリーダー)
2019年8月 (株)ビジョンケア 代表取締役社長に就任、現在に至る。
講演内容
不安定でヘテロな細胞を扱う細胞培養では手技による再現性の低さが問題となる。これを克服するためにヒューマノイドロボットと人間でチームを作り、細胞培養の安定性、再現性が得られた。これを元に網膜再生医療臨床研究の細胞製造にロボットを組み入れた。
講演者プロフィール
1986年3月 京都大学医学部卒業
1992年3月 京都大学大学院医学研究科博士課程(視覚病態学)修了
1992年4月-1994年 京都大学医学部附属病院眼科 助手
1995年1月-1996年12月 アメリカ・サンディエゴ ソーク研究所研究員
1997年1月-2001年 京都大学医学部附属病院眼科 助手 復職
2001年10月-2006年9月 京都大学医学部附属病院探索医療センター開発部 助教授
2006年4月-2019年7月 理化学研究所 網膜再生医療研究開発プロジェクト プロジェクトリーダー(2012年までチームリーダー)
2019年8月 (株)ビジョンケア 代表取締役社長に就任、現在に至る。
再生医療に資する細胞製造技術の開発
大阪大学 大学院工学研究科 生物工学専攻・テクノアリーナ細胞製造コトづくり拠点 教授 紀ノ岡 正博 |
講演内容
再生医療に資する細胞製造では、「工程は一度乱れるともっと乱れる」傾向があり、工程安定性に関する課題があり、機械化やスケールアップなどの工程開発を阻害している。本講演においては、工程安定性に関する解析法を述べるとともに、安定した工程設計の例を紹介する。
講演者プロフィール
1989年3月 大阪大学基礎工学部化学工学科 卒業、1991年3月 基礎工学研究科化学系専攻化学工学分野博士前期課程 修了、1991年6月 同分野 助教、1996年1月 博士(工学)取得,同年10月から1年間、スイス連邦工科大学チューリッヒ校に客員教員として留学、帰国後、2000年2月 講師、2003年4月 准教授、2009年4月 現在の工学研究科 教授、2021年4月 大阪大学大学院工学研究科テクノアリーナ細胞製造コトづくり拠点長。
現在の専門は、生物化学工学分野で、特に、細胞製造に関するバイオプロセスエンジニアリング、幹細胞工学であり、ISOでの活動、ガイドラインでの活動も含めた再生医療の実現に向けた社会システムの構築(細胞製造コトづくり拠点)を進めている。
講演内容
再生医療に資する細胞製造では、「工程は一度乱れるともっと乱れる」傾向があり、工程安定性に関する課題があり、機械化やスケールアップなどの工程開発を阻害している。本講演においては、工程安定性に関する解析法を述べるとともに、安定した工程設計の例を紹介する。
講演者プロフィール
1989年3月 大阪大学基礎工学部化学工学科 卒業、1991年3月 基礎工学研究科化学系専攻化学工学分野博士前期課程 修了、1991年6月 同分野 助教、1996年1月 博士(工学)取得,同年10月から1年間、スイス連邦工科大学チューリッヒ校に客員教員として留学、帰国後、2000年2月 講師、2003年4月 准教授、2009年4月 現在の工学研究科 教授、2021年4月 大阪大学大学院工学研究科テクノアリーナ細胞製造コトづくり拠点長。
現在の専門は、生物化学工学分野で、特に、細胞製造に関するバイオプロセスエンジニアリング、幹細胞工学であり、ISOでの活動、ガイドラインでの活動も含めた再生医療の実現に向けた社会システムの構築(細胞製造コトづくり拠点)を進めている。
iPS細胞の革新的プラットフォーム実現に向けて~新会社設立から2年間を終えて~
オリヅルセラピューティクス(株) 代表取締役社長兼CEO 野中 健史 |
講演内容
京都大学iPS細胞研究所と武田薬品工業との共同研究プログラムT-CiRAから社会実装を目指し設立されたオリヅルセラピューティクス(株)は本年より事業3年目に移る。この機会に初期2年間の実績および今後の展望について共有させて頂く。
講演者プロフィール
2021年4月オリヅルセラピューティクス(株)代表取締役に就任。20年近くに渡り製薬企業で研究開発に従事し、直近ではヤンセンファーマ(株)の取締役兼研究開発本部長を務める。製薬企業で開発・上市した疾患領域は、悪性腫瘍(血液、前立腺癌)、自己免疫疾患、精神神経疾患(統合失調症、アルツハイマー病)、感染症(C型肝炎、HIV/RSV感染、結核)、循環器疾患、糖尿病等多岐にわたる。製薬以前は心臓血管外科医として12年臨床現場で勤務し、うち2年間アメリカでの人工心臓研究を含む。業界活動としてPhRMA S&R leadership Forumの議長も2017年から務めた。
講演内容
京都大学iPS細胞研究所と武田薬品工業との共同研究プログラムT-CiRAから社会実装を目指し設立されたオリヅルセラピューティクス(株)は本年より事業3年目に移る。この機会に初期2年間の実績および今後の展望について共有させて頂く。
講演者プロフィール
2021年4月オリヅルセラピューティクス(株)代表取締役に就任。20年近くに渡り製薬企業で研究開発に従事し、直近ではヤンセンファーマ(株)の取締役兼研究開発本部長を務める。製薬企業で開発・上市した疾患領域は、悪性腫瘍(血液、前立腺癌)、自己免疫疾患、精神神経疾患(統合失調症、アルツハイマー病)、感染症(C型肝炎、HIV/RSV感染、結核)、循環器疾患、糖尿病等多岐にわたる。製薬以前は心臓血管外科医として12年臨床現場で勤務し、うち2年間アメリカでの人工心臓研究を含む。業界活動としてPhRMA S&R leadership Forumの議長も2017年から務めた。
エクソソームが医療を変える:EV治療のすべて
東京医科大学 医学総合研究所 分子細胞治療研究部門 教授 落谷 孝広 |
講演内容
エクソソーム医療革命が進んでいる。2022年の臨床試験は33件を超え (全体で116件、バイオマーカーやDDSが主)、その20件が間葉系幹細胞のエクソソームであり、疾患別ではSARS-COV2が9件と最も多く、その他は心疾患、神経疾患、敗血症、リュウマチ、眼疾患、創傷治癒、がん、と続く。PMDAもガイドラインをまとめた。本講演ではEV医療の期待と製造工程での問題点を概説し、EV治療の今後を占う。
講演者プロフィール
2018年まで国立がん研究センター研究所で分野長を務め、定年後は東京医科大学で教授に就任。ノンコーディングRNAや細胞外小胞であるエクソソソームの診断治療の研究に従事。日本細胞小胞学会の理事長やエクソソームの国際組織であるISEVの役員を務める。2019年から連続で、Web of Scienceの発表する高被引用論文研究者(highly cited researcher)に選ばれている。
講演内容
エクソソーム医療革命が進んでいる。2022年の臨床試験は33件を超え (全体で116件、バイオマーカーやDDSが主)、その20件が間葉系幹細胞のエクソソームであり、疾患別ではSARS-COV2が9件と最も多く、その他は心疾患、神経疾患、敗血症、リュウマチ、眼疾患、創傷治癒、がん、と続く。PMDAもガイドラインをまとめた。本講演ではEV医療の期待と製造工程での問題点を概説し、EV治療の今後を占う。
講演者プロフィール
2018年まで国立がん研究センター研究所で分野長を務め、定年後は東京医科大学で教授に就任。ノンコーディングRNAや細胞外小胞であるエクソソソームの診断治療の研究に従事。日本細胞小胞学会の理事長やエクソソームの国際組織であるISEVの役員を務める。2019年から連続で、Web of Scienceの発表する高被引用論文研究者(highly cited researcher)に選ばれている。
再生医療等製品の審査のポイント
(独)医薬品医療機器総合機構 再生医療製品等審査部 審査役 丸山 良亮 |
講演内容
2022年3月現在、医薬品医療機器等法下における再生医療等製品は16製品が承認されている。講演では、再生医療等製品の審査の動向及びポイントを解説する。
講演者プロフィール
2008年、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構入構し。2012年より細胞・遺伝子治療製品の相談・審査を担当。2015年、再生医療製品等審査部審査役。現在に至る。
講演内容
2022年3月現在、医薬品医療機器等法下における再生医療等製品は16製品が承認されている。講演では、再生医療等製品の審査の動向及びポイントを解説する。
講演者プロフィール
2008年、独立行政法人 医薬品医療機器総合機構入構し。2012年より細胞・遺伝子治療製品の相談・審査を担当。2015年、再生医療製品等審査部審査役。現在に至る。
フードテックをめぐる状況と施策
農林水産省 大臣官房 総括審議官(新事業・食品産業) 高橋 孝雄 |
講演内容
農林水産省は、令和2年10月にフードテック官民協議会を立ち上げ、食に関する課題の解決や、新たなビジネスの創出に向けた官民連携の取組を推進している。本講演では、フードテックをめぐる状況、フードテック官民協議会の取組及び関連する政策を説明する。
講演者プロフィール
昭和62年東京大学法学部卒業、農林水産省入省。総合食料局食品産業振興課長、経営局構造改善課長、生産局畜産部競馬監督課長、食料産業局食品小売サービス課長、食料産業局総務課長、大臣官房広報評価課長、株式会社日本政策金融公庫特別参与、農村振興局農村政策部長、株式会社農林漁業成長産業化支援機構取締役専務等を歴任。令和4年6月より農林水産省大臣官房総括審議官(新事業・食品産業)、現在に至る。
講演内容
農林水産省は、令和2年10月にフードテック官民協議会を立ち上げ、食に関する課題の解決や、新たなビジネスの創出に向けた官民連携の取組を推進している。本講演では、フードテックをめぐる状況、フードテック官民協議会の取組及び関連する政策を説明する。
講演者プロフィール
昭和62年東京大学法学部卒業、農林水産省入省。総合食料局食品産業振興課長、経営局構造改善課長、生産局畜産部競馬監督課長、食料産業局食品小売サービス課長、食料産業局総務課長、大臣官房広報評価課長、株式会社日本政策金融公庫特別参与、農村振興局農村政策部長、株式会社農林漁業成長産業化支援機構取締役専務等を歴任。令和4年6月より農林水産省大臣官房総括審議官(新事業・食品産業)、現在に至る。
表面検査作業の無人化とAI
六甲バター(株) 執行役員 生産部長 小泉 忠 |
講演内容
軟質で自由曲面を描く立方体の表面検査はこれまで、人による目視検査でしか異常を捉えきれなかった。その高速で移動する全数を人手で検査することは、たいへんな労力が生じており改善が求められていた。ディープラーニングを用い、無人化を達成できた一旦をご紹介する。
講演者プロフィール
2015年エンジニアリング部長、2017年神戸工場建築推進室長として設計建築に従事。2019年神戸工場運営を担当する稼働推進室長、2021年生産部長。その間、AIによる食品の表面検査装置開発に従事し、現在に至る。
講演内容
軟質で自由曲面を描く立方体の表面検査はこれまで、人による目視検査でしか異常を捉えきれなかった。その高速で移動する全数を人手で検査することは、たいへんな労力が生じており改善が求められていた。ディープラーニングを用い、無人化を達成できた一旦をご紹介する。
講演者プロフィール
2015年エンジニアリング部長、2017年神戸工場建築推進室長として設計建築に従事。2019年神戸工場運営を担当する稼働推進室長、2021年生産部長。その間、AIによる食品の表面検査装置開発に従事し、現在に至る。
まさに今、取り組むべき食品工場のフードロス対策 AI を用いた自動化と食品ロス削減の両立 ~ニチレイフーズの取組み事例~
(株)ニチレイフーズ 技術戦略部 装置開発グループ グループリーダー 塚本 真也 |
講演内容
冷凍食品の生産工場では、原料工程や包装工程での検品作業を多くの人が手作業で対応している。その一方で昨今の労働力不足の問題は深刻化を増すばかりであり、自動化への対応は喫緊の課題として、急務である。今回、AI技術を利用した自動化や食品廃棄ロスの取り組みについて、当社独自の方法で解決を試みた事例の紹介をさせて頂く。
講演者プロフィール
2002年 (株)ニチレイ入社
船橋食品工場 技術部に配属、エンジニアリング業務全般を担当
2006年 (株)ニチレイフーズ、生産技術部エンジニアリンググループ装置開発チーム
(現:技術戦略部 装置開発グループ)へ配属
※主に品質保証に関する生産技術開発を担当
2009年 技術戦略部 エンジニアリンググループへ配属
※タイ新会社・工場建設プロジェクトを担当
2018年に、技術戦略部 装置開発グループに配属となり、シニアプロフェッショナル職となり、
2021年より、装置開発グループリーダー職となり、現在に至る
講演内容
冷凍食品の生産工場では、原料工程や包装工程での検品作業を多くの人が手作業で対応している。その一方で昨今の労働力不足の問題は深刻化を増すばかりであり、自動化への対応は喫緊の課題として、急務である。今回、AI技術を利用した自動化や食品廃棄ロスの取り組みについて、当社独自の方法で解決を試みた事例の紹介をさせて頂く。
講演者プロフィール
2002年 (株)ニチレイ入社
船橋食品工場 技術部に配属、エンジニアリング業務全般を担当
2006年 (株)ニチレイフーズ、生産技術部エンジニアリンググループ装置開発チーム
(現:技術戦略部 装置開発グループ)へ配属
※主に品質保証に関する生産技術開発を担当
2009年 技術戦略部 エンジニアリンググループへ配属
※タイ新会社・工場建設プロジェクトを担当
2018年に、技術戦略部 装置開発グループに配属となり、シニアプロフェッショナル職となり、
2021年より、装置開発グループリーダー職となり、現在に至る
培養肉・細胞農業の現状と将来
インテグリカルチャー(株) 代表取締役社長CEO 羽生 雄毅 |
講演内容
持続可能で食料安全保障環境を改善するタンパク源として期待される培養肉は、一部の国で商品化され、本邦でも安全基準の策定が進んでいるが、コストの低減と商品力の向上が課題になっている。培養肉と細胞農業全般について今後想定される展開について紹介する。
講演者プロフィール
2010年、オックスフォード大学博士(化学)、東北大学多元物質科学研究所、東芝研究開発センター、システム技術ラボラトリーを経て、2014年に「オープンソースDIY培養肉」を掲げる有志の市民科学団体"Shojinmeat Project"を立ち上げる。培養肉の産業化からの細胞農業の大衆化を目指して、2015年にインテグリカルチャー(株)を設立、代表取締役を務める。インテグリカルチャーでは、誰もが培養肉を含む細胞農業製品を作れるようになる技術インフラ、"CulNet System"を提供している。
講演内容
持続可能で食料安全保障環境を改善するタンパク源として期待される培養肉は、一部の国で商品化され、本邦でも安全基準の策定が進んでいるが、コストの低減と商品力の向上が課題になっている。培養肉と細胞農業全般について今後想定される展開について紹介する。
講演者プロフィール
2010年、オックスフォード大学博士(化学)、東北大学多元物質科学研究所、東芝研究開発センター、システム技術ラボラトリーを経て、2014年に「オープンソースDIY培養肉」を掲げる有志の市民科学団体"Shojinmeat Project"を立ち上げる。培養肉の産業化からの細胞農業の大衆化を目指して、2015年にインテグリカルチャー(株)を設立、代表取締役を務める。インテグリカルチャーでは、誰もが培養肉を含む細胞農業製品を作れるようになる技術インフラ、"CulNet System"を提供している。
※セッションIDがFTK-S1から変更となりました。(23/1/26時点)
持続可能な社会の実現に向けたサントリーの取組み
サントリーホールディングス(株) サステナビリティ経営推進本部 サステナビリティ推進部長 北村 暢康 |
講演内容
企業理念「人と自然と響きあう」の実現を目指し、サステナビリティ経営を推進するサントリーグループ。「水のサステナビリティ」はじめ、「GHG(温室効果ガス)」「プラスチック」等、主要テーマについての具体的な取り組みについて紹介する。
講演者プロフィール
東京都出身。1989年早稲田大学政治経済学部卒業、サントリー(株)入社。人事、営業、マーケティング(商品開発・ブランドマネジメント)、CSR(コーポレートブランド管理、社会・環境課題推進)、経営企画、生産(企画全般)など各部門での業務を経て、2019年より現職。サントリーグループの企業理念『人と自然と響きあう』の実現に向け、サステナビリティ経営の推進に取り組んでいる。
講演内容
企業理念「人と自然と響きあう」の実現を目指し、サステナビリティ経営を推進するサントリーグループ。「水のサステナビリティ」はじめ、「GHG(温室効果ガス)」「プラスチック」等、主要テーマについての具体的な取り組みについて紹介する。
講演者プロフィール
東京都出身。1989年早稲田大学政治経済学部卒業、サントリー(株)入社。人事、営業、マーケティング(商品開発・ブランドマネジメント)、CSR(コーポレートブランド管理、社会・環境課題推進)、経営企画、生産(企画全般)など各部門での業務を経て、2019年より現職。サントリーグループの企業理念『人と自然と響きあう』の実現に向け、サステナビリティ経営の推進に取り組んでいる。
業界初!惣菜製造工場への盛り付けロボット導入の挑戦
コネクテッドロボティクス(株) 代表取締役/ファウンダー 沢登 哲也 |
講演内容
不定形物な食材をロボットが扱うのは難しく、少量多品種で段取り替えが多い惣菜製造工場の機械化は困難とされていた。当社はハンド設計やロボット制御の技術を強みとしており、惣菜盛り付け工程を自動化するロボットを実現し4台導入した。その事例を紹介する。
講演者プロフィール
東京大学工学部卒、京都大学大学院修了。外食企業で飲食店の開発と再生に携わった後、米国MIT発ベンチャーでロボットコントローラ開発責任者を担当。2014年コネクテッドロボティクス創業。2017年より「食産業をロボティクスで革新する」をテーマに食産業を革新するテクノロジーの開発販売事業に取り組んでいる。
講演内容
不定形物な食材をロボットが扱うのは難しく、少量多品種で段取り替えが多い惣菜製造工場の機械化は困難とされていた。当社はハンド設計やロボット制御の技術を強みとしており、惣菜盛り付け工程を自動化するロボットを実現し4台導入した。その事例を紹介する。
講演者プロフィール
東京大学工学部卒、京都大学大学院修了。外食企業で飲食店の開発と再生に携わった後、米国MIT発ベンチャーでロボットコントローラ開発責任者を担当。2014年コネクテッドロボティクス創業。2017年より「食産業をロボティクスで革新する」をテーマに食産業を革新するテクノロジーの開発販売事業に取り組んでいる。
外食厨房、食品工場のロボット活用事例と導入効果
TechMagic(株) 代表取締役社長/最高経営責任者 白木 裕士 |
講演内容
食産業にとっての深刻な課題である人手不足。「テクノロジーによる持続可能な食インフラを創造」を目指すTechMagicが、国内外の事例を用いて食の未来について語る。
講演者プロフィール
ボストンコンサルティンググループ日本支社で、新規事業構築、ポートフォリオマネージメント、グローバル戦略などのプロジェクトを経験。2018年に同社を創業。「テクノロジーによる持続可能な食インフラ社会を実現する」をビジョンに「調理ロボット」、「業務ロボット」を開発する。味の素、キユーピー、日清食品などの食品メーカーをはじめ、プロントコーポレーションなどの大手外食企業と協業し、ハードウェアとソフトウェアを融合した「ヌードルロボット」、「洗浄仕分けロボット」、「盛付ロボット」などを販売している。
講演内容
食産業にとっての深刻な課題である人手不足。「テクノロジーによる持続可能な食インフラを創造」を目指すTechMagicが、国内外の事例を用いて食の未来について語る。
講演者プロフィール
ボストンコンサルティンググループ日本支社で、新規事業構築、ポートフォリオマネージメント、グローバル戦略などのプロジェクトを経験。2018年に同社を創業。「テクノロジーによる持続可能な食インフラ社会を実現する」をビジョンに「調理ロボット」、「業務ロボット」を開発する。味の素、キユーピー、日清食品などの食品メーカーをはじめ、プロントコーポレーションなどの大手外食企業と協業し、ハードウェアとソフトウェアを融合した「ヌードルロボット」、「洗浄仕分けロボット」、「盛付ロボット」などを販売している。
3Dプリンタによる新しい介護食の可能性
山形大学 有機材料システムフロンティアセンター プロジェクト教員(准教授) 川上 勝 |
講演内容
社会の高齢化に伴い、介護の場の人手不足が深刻な問題となっている。個人に合わせた介護食の準備は手間がかかり、見た目も食感も悪い。食品3Dプリンタはこれらを解決する技術として注目されている。講演では3Dプリンタ開発の現状と将来の可能性について述べる。
講演者プロフィール
1999年神戸大学自然科学研究科博士課程修了。2021年英国リーズ大学博士研究員。2006年北陸先端科学技術大学院大学講師、2010年に准教授。2013年に山形大学工学部現職。実験装置や新奇測定法開発を行い、山形大学では3Dプリントの材料、装置、応用分野の開拓といった全般の研究に従事。現在に至る。
講演内容
社会の高齢化に伴い、介護の場の人手不足が深刻な問題となっている。個人に合わせた介護食の準備は手間がかかり、見た目も食感も悪い。食品3Dプリンタはこれらを解決する技術として注目されている。講演では3Dプリンタ開発の現状と将来の可能性について述べる。
講演者プロフィール
1999年神戸大学自然科学研究科博士課程修了。2021年英国リーズ大学博士研究員。2006年北陸先端科学技術大学院大学講師、2010年に准教授。2013年に山形大学工学部現職。実験装置や新奇測定法開発を行い、山形大学では3Dプリントの材料、装置、応用分野の開拓といった全般の研究に従事。現在に至る。
味の素グループのサステナビリティ環境の取り組み概要
味の素(株) サステナビリティ推進部 環境グループ グループ長 豊崎 宏 |
変わらないために変わり続ける!一風堂のDX
(株)力の源ホールディングス/(株)力の源カンパニー 執行役員 工藤 正充 |
講演内容
力の源グループは、POSを始めとする基幹システムの全面的な刷新を短期間に実施した。なかでも最も困難だったのは、組織の在り方や仕事の仕方についての意識変革。飲食店ならではの実例と共に、様々な変化に対応するための一風堂の取り組みを紹介する。
講演者プロフィール
2017年12月、(株)力の源ホールディングスに入社。法務部門、経営戦略部門の責任者を兼任した後、グループ全体の業務改善・DXに取り組み、POSや基幹システムの変更を伴う業務効率の改善に着手。IT企画部門責任者、経営戦略本部長を経て、現在、執行役員として同社管理部門の統括を行う。2022年より国内一風堂事業を行う(株)力の源カンパニーにて執行役員を兼任。営業部門責任者の一員として、本部と現場双方の業務の効率化に取り組む。
講演内容
力の源グループは、POSを始めとする基幹システムの全面的な刷新を短期間に実施した。なかでも最も困難だったのは、組織の在り方や仕事の仕方についての意識変革。飲食店ならではの実例と共に、様々な変化に対応するための一風堂の取り組みを紹介する。
講演者プロフィール
2017年12月、(株)力の源ホールディングスに入社。法務部門、経営戦略部門の責任者を兼任した後、グループ全体の業務改善・DXに取り組み、POSや基幹システムの変更を伴う業務効率の改善に着手。IT企画部門責任者、経営戦略本部長を経て、現在、執行役員として同社管理部門の統括を行う。2022年より国内一風堂事業を行う(株)力の源カンパニーにて執行役員を兼任。営業部門責任者の一員として、本部と現場双方の業務の効率化に取り組む。
少子高齢化社会に不可欠なロボットと人が共存する外食産業へ
(株)プロントコーポレーション 常務取締役 インキュベーションカンパニー インキュベーションカンパニー長 杉山 和弘 |
講演内容
2022年、世界初のパスタ自動調理ロボット『P-Robo』導入の新業態『エビノスパゲッティ』をオープン。約4年の期間をかけ、TechMagic(株)と共に世界初のパスタ自動調理ロボット『P-Robo』を開発。『なぜP-Roboの共同開発に至ったのか』、また『店舗の課題』についてお伝えする。
講演者プロフィール
(株)プロントコーポレーション 常務取締役インキュベーションカンパニー長 杉山 和弘
奈良県出身。神戸大学卒業後、サントリー(株)(現:サントリーホールディングス(株))に入社。大阪・仙台・市場開発本部にて外食企業への営業活動に従事した後、早稲田大学ビジネススクールにてMBAを取得。経営管理部を経て2012年にレストランサントリーメキシコ取締役、2015年常務取締役に就任し、メキシコNo.1の日本食レストラングループの経営に従事。2017年4月の帰国後同社取締役、2020年常務取締役。2021年1月より(株)プロントサービスの代表取締役社長を兼任。
講演内容
2022年、世界初のパスタ自動調理ロボット『P-Robo』導入の新業態『エビノスパゲッティ』をオープン。約4年の期間をかけ、TechMagic(株)と共に世界初のパスタ自動調理ロボット『P-Robo』を開発。『なぜP-Roboの共同開発に至ったのか』、また『店舗の課題』についてお伝えする。
講演者プロフィール
(株)プロントコーポレーション 常務取締役インキュベーションカンパニー長 杉山 和弘
奈良県出身。神戸大学卒業後、サントリー(株)(現:サントリーホールディングス(株))に入社。大阪・仙台・市場開発本部にて外食企業への営業活動に従事した後、早稲田大学ビジネススクールにてMBAを取得。経営管理部を経て2012年にレストランサントリーメキシコ取締役、2015年常務取締役に就任し、メキシコNo.1の日本食レストラングループの経営に従事。2017年4月の帰国後同社取締役、2020年常務取締役。2021年1月より(株)プロントサービスの代表取締役社長を兼任。
ドリンクロボットを創って見えてきた新しい飲食業のカタチ
CiXホールディングス(株) 代表取締役 横山 創一 |
講演内容
日本の食文化を日本最大の輸出産業へと導くために、高技能料理人の育成や無添加、保存料を使用しない手作り冷凍食品事業、ロボティクス事業を展開。2022年11月にドリンクロボットを開発し、世界初完全非接触型ドリンク提供を実現。
講演者プロフィール
讀賣新聞社を経て、学校法人近畿大学に入職。世界初完全養殖に成功した「近大マグロ」の事業プロデュースに注力。同大学の志願者数日本一に貢献。2017年よりデロイトトーマツベンチャーサポート(株)にて事業統括を担当。現在は、CiXホールディングス(株) 代表取締役を務める。
講演内容
日本の食文化を日本最大の輸出産業へと導くために、高技能料理人の育成や無添加、保存料を使用しない手作り冷凍食品事業、ロボティクス事業を展開。2022年11月にドリンクロボットを開発し、世界初完全非接触型ドリンク提供を実現。
講演者プロフィール
讀賣新聞社を経て、学校法人近畿大学に入職。世界初完全養殖に成功した「近大マグロ」の事業プロデュースに注力。同大学の志願者数日本一に貢献。2017年よりデロイトトーマツベンチャーサポート(株)にて事業統括を担当。現在は、CiXホールディングス(株) 代表取締役を務める。
すべての飲食店の利益率を上げる ~日本最大級のレストラン検索・予約サイトと世界的外食チェーンの経験から~
(株)カカクコム 執行役員 食べログビジネス本部長 兼 飲食店新規事業部長 鴻池 拓 |
講演内容
飲食店経営の課題において外せない利益率の向上。食べログではこうした課題を解決する包括的な新規事業の立ち上げを加速度的に行なっている。今回食べログビジネス本部長として新規事業を統率しながら、過去に日本マクドナルドにてV字回復期の経営企画に携わってきた経歴を持つ鴻池 拓より、日本のすべての飲食店が利益率を上げられるよう、その方法/考え方についてお伝えする。
講演者プロフィール
2006年に大学卒業後、新卒として日本マクドナルドに入社。入社後はファイナンス、戦略企画、店舗開発を経て、2013年にプライシングの責任者としてチームを発足。クーポン戦略や消費増税対応に加え、100円マックからの脱却に向けた施策を主導した。
2016年1月よりカカクコムの食べログ事業部に参画。飲食店へ向けた商品/サービスの企画やコロナ禍での飲食店にむけた対応を主導。また、食べログとしてより一層飲食店の経営に寄与するため、新規サービスの立ち上げを行なっている。現在は、(株)カカクコム 執行役員 食べログビジネス本部長 兼 飲食店新規事業部長。
講演内容
飲食店経営の課題において外せない利益率の向上。食べログではこうした課題を解決する包括的な新規事業の立ち上げを加速度的に行なっている。今回食べログビジネス本部長として新規事業を統率しながら、過去に日本マクドナルドにてV字回復期の経営企画に携わってきた経歴を持つ鴻池 拓より、日本のすべての飲食店が利益率を上げられるよう、その方法/考え方についてお伝えする。
講演者プロフィール
2006年に大学卒業後、新卒として日本マクドナルドに入社。入社後はファイナンス、戦略企画、店舗開発を経て、2013年にプライシングの責任者としてチームを発足。クーポン戦略や消費増税対応に加え、100円マックからの脱却に向けた施策を主導した。
2016年1月よりカカクコムの食べログ事業部に参画。飲食店へ向けた商品/サービスの企画やコロナ禍での飲食店にむけた対応を主導。また、食べログとしてより一層飲食店の経営に寄与するため、新規サービスの立ち上げを行なっている。現在は、(株)カカクコム 執行役員 食べログビジネス本部長 兼 飲食店新規事業部長。
司会:(株)アール・アイ・シー 月刊飲食店経営 副編集長 三輪 大輔 |
講演者プロフィール
1982年生まれ、福岡県出身。法政大学卒業後、医療関係の出版社などを経て2014年に独立。外食を中心に取材活動を行い、2019年7月からは「月刊飲食店経営」の副編集長を務める。「ガイアの夜明け」に出演するなどフードジャーナリストとしての活動の幅を広げ、2021年12月には「外食業DX」(秀和システム)を出版。これまでインタビューした経営者の数は外食だけでも200名近くに及ぶ。
講演者プロフィール
1982年生まれ、福岡県出身。法政大学卒業後、医療関係の出版社などを経て2014年に独立。外食を中心に取材活動を行い、2019年7月からは「月刊飲食店経営」の副編集長を務める。「ガイアの夜明け」に出演するなどフードジャーナリストとしての活動の幅を広げ、2021年12月には「外食業DX」(秀和システム)を出版。これまでインタビューした経営者の数は外食だけでも200名近くに及ぶ。
※ご講演35分、質疑応答15分のセッションに変更となりました。(23/2/28時点)
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