概要
【前回プログラム】本講演のお申込みは終了いたしました。
アステラス製薬が目指すヘルスケアの未来
アステラス製薬(株) 代表取締役社長 CEO 岡村 直樹 |
講演内容
アステラス製薬は「科学の進歩を患者さんの『価値』に変える」をビジョンに掲げ、最先端の「価値」駆動型ライフサイエンス・イノベーターとして、病態を根本的に変えられる医薬品や、他分野の技術を融合したヘルスケアソリューションを世界の患者さんに届けていく。
講演者プロフィール
1986年、旧山之内製薬(株)に入社。以後、経営企画や事業開発に携わる。2010年に買収したOSI Pharmaceuticals社のCEOとして経営統合の陣頭指揮を執る。2012年にAstellas Pharma Europe Ltd.に出向し、欧州・中東・アフリカ事業の経営戦略担当SVPを務める。アステラス製薬帰任後は、事業開発部長、経営企画部長、経営戦略担当役員などの要職を歴任。2018年4月、経営計画2018策定と同時にRx+事業創成部を創設。2019年6月から代表取締役副社長経営戦略担当を務め、2019年10月より財務担当、2021年9月より戦略実装担当を兼任、2023年4月に代表取締役社長CEOに就任、現在に至る。
講演内容
アステラス製薬は「科学の進歩を患者さんの『価値』に変える」をビジョンに掲げ、最先端の「価値」駆動型ライフサイエンス・イノベーターとして、病態を根本的に変えられる医薬品や、他分野の技術を融合したヘルスケアソリューションを世界の患者さんに届けていく。
講演者プロフィール
1986年、旧山之内製薬(株)に入社。以後、経営企画や事業開発に携わる。2010年に買収したOSI Pharmaceuticals社のCEOとして経営統合の陣頭指揮を執る。2012年にAstellas Pharma Europe Ltd.に出向し、欧州・中東・アフリカ事業の経営戦略担当SVPを務める。アステラス製薬帰任後は、事業開発部長、経営企画部長、経営戦略担当役員などの要職を歴任。2018年4月、経営計画2018策定と同時にRx+事業創成部を創設。2019年6月から代表取締役副社長経営戦略担当を務め、2019年10月より財務担当、2021年9月より戦略実装担当を兼任、2023年4月に代表取締役社長CEOに就任、現在に至る。
● コースリーダー:岐阜薬科大学 竹内 洋文
同時通訳付 日/英
「みんなの工場」で取り組んだこと
(株)シロ 代表取締役 福永 敬弘 |
「閉ざすのではなく、開かれた工場」「誰も排除せず、地球環境に最大限配慮した工場」を目指し、2023年4月にオープンしたみんなの工場。砂川市の人口が1.6万人にもかかわらず、このGWでは2.2万人もの方が来場。工場設立までのプロセスを全てお話しする。
講演者プロフィール
1973年生まれ。18年間リクルートに勤務、その後2014年(株)シロに入社。2021年に代表取締役に就任。「良いものを作っている会社は、良い会社でありたい」が今の信念。
「閉ざすのではなく、開かれた工場」「誰も排除せず、地球環境に最大限配慮した工場」を目指し、2023年4月にオープンしたみんなの工場。砂川市の人口が1.6万人にもかかわらず、このGWでは2.2万人もの方が来場。工場設立までのプロセスを全てお話しする。
講演者プロフィール
1973年生まれ。18年間リクルートに勤務、その後2014年(株)シロに入社。2021年に代表取締役に就任。「良いものを作っている会社は、良い会社でありたい」が今の信念。
製造販売業者のための監査マニュアル案とGMP人材育成について
東京理科大学 薬学部 医療薬学教育研究支援センター 医薬品等品質・GMP講座 教授 櫻井 信豪 |
講演内容
昨今頻発した医薬品製造業者のGMP違反問題について、背景には製造販売業者の管理監督能力の低下も懸念されている。厚労科研の研究班では、製造販売業者の製造所の監査能力の向上のため、GMP監査の方法や考え方及び確認のポイントをとりまとめた。本講演では、その概要について説明する。
講演者プロフィール
1985年、東京理科大学薬学部製薬学科卒業。同大大学院薬学研究科修了。1985年-2004年、民間企業勤務。2004年-2020年、(独)医薬品医療機器総合機構 (PMDA)勤務。品質管理等部門の執行役員にて定年退職。2020年7月~ 東京理科大学薬学部薬学科 医薬品等品質・GMP講座 教授。その他、(2020年~) 医薬品添加剤GMP自主基準適合審査会(GAB) 委員長、日本PDA製薬学会 理事、製剤機械技術学会GMP委員会 特別委員、(2021年~)特定非営利活動法人 医薬品・食品品質保証支援センター(NPO-QA センター)代表理事、(一社)富山県薬業連合会 特別技術顧問。客員教授:熊本保健科学大学、千葉大学、富山県立大学。非常勤講師: 慶應大学、金沢大学。
講演内容
昨今頻発した医薬品製造業者のGMP違反問題について、背景には製造販売業者の管理監督能力の低下も懸念されている。厚労科研の研究班では、製造販売業者の製造所の監査能力の向上のため、GMP監査の方法や考え方及び確認のポイントをとりまとめた。本講演では、その概要について説明する。
講演者プロフィール
1985年、東京理科大学薬学部製薬学科卒業。同大大学院薬学研究科修了。1985年-2004年、民間企業勤務。2004年-2020年、(独)医薬品医療機器総合機構 (PMDA)勤務。品質管理等部門の執行役員にて定年退職。2020年7月~ 東京理科大学薬学部薬学科 医薬品等品質・GMP講座 教授。その他、(2020年~) 医薬品添加剤GMP自主基準適合審査会(GAB) 委員長、日本PDA製薬学会 理事、製剤機械技術学会GMP委員会 特別委員、(2021年~)特定非営利活動法人 医薬品・食品品質保証支援センター(NPO-QA センター)代表理事、(一社)富山県薬業連合会 特別技術顧問。客員教授:熊本保健科学大学、千葉大学、富山県立大学。非常勤講師: 慶應大学、金沢大学。
武田薬品の環境への取り組みとネットゼロ目標
武田薬品工業(株) GMSコーポレートEHS エンバイロメント&サステナビリティ リード 川口 洋平 |
武田薬品は、2019年にカーボンニュートラル戦略を発表、2020年にはバリューチェーン全体でのカーボンニュートラルを達成した。さらに2022年にはこの取り組みを加速するネットゼロ目標を発表した。本セッションではタケダの環境への取り組みの概要とネットゼロ目標及びネットゼロを目指した活動全般を紹介する。
講演者プロフィール
2002年京都大学大学院工学研究科卒。大学院にて地球温暖化の将来予測に関する研究に従事したのち、電機メーカーの環境技術部門にて家電リサイクル技術開発を、環境企画部門にて製品環境対応推進や全社環境戦略の立案などを担当。2016年武田薬品工業(株)入社。CDPなどの調査やEHSパフォーマンスデータの集計・分析を担当するほか、CAPS(Climate Action Program for Site)やその他グローバル規模でのサステナビリティ施策を推進。
武田薬品は、2019年にカーボンニュートラル戦略を発表、2020年にはバリューチェーン全体でのカーボンニュートラルを達成した。さらに2022年にはこの取り組みを加速するネットゼロ目標を発表した。本セッションではタケダの環境への取り組みの概要とネットゼロ目標及びネットゼロを目指した活動全般を紹介する。
講演者プロフィール
2002年京都大学大学院工学研究科卒。大学院にて地球温暖化の将来予測に関する研究に従事したのち、電機メーカーの環境技術部門にて家電リサイクル技術開発を、環境企画部門にて製品環境対応推進や全社環境戦略の立案などを担当。2016年武田薬品工業(株)入社。CDPなどの調査やEHSパフォーマンスデータの集計・分析を担当するほか、CAPS(Climate Action Program for Site)やその他グローバル規模でのサステナビリティ施策を推進。
ジェネリック医薬品の製造戦略
東和薬品(株) 執行役員 生産本部 副本部長 兼 生産技術部長 勝木 秀一 |
講演内容
現在、医薬品の供給は十分な状態ではなく、限定出荷品目が多数発生している。特にジェネリック医薬品においては、市場の要求数量を満たすことができていない。この異常状態を改善するため、東和薬品は工場建設による生産能力増強、3工場によるバックアップ体制構築、グループ会社との協力体制構築、自動化・無人化等のデジタル化による効率化等に取り組んでいる。その取組み内容を製造戦略として紹介する。
講演者プロフィール
1997年、東和薬品(株)に入社。研究開発本部に所属し、分析、処方設計、工業化検討に従事。
2007年、生産本部に異動し、技術部門、品質保証部門に従事。
2020年、工場長を経て、現在に至る。
講演内容
現在、医薬品の供給は十分な状態ではなく、限定出荷品目が多数発生している。特にジェネリック医薬品においては、市場の要求数量を満たすことができていない。この異常状態を改善するため、東和薬品は工場建設による生産能力増強、3工場によるバックアップ体制構築、グループ会社との協力体制構築、自動化・無人化等のデジタル化による効率化等に取り組んでいる。その取組み内容を製造戦略として紹介する。
講演者プロフィール
1997年、東和薬品(株)に入社。研究開発本部に所属し、分析、処方設計、工業化検討に従事。
2007年、生産本部に異動し、技術部門、品質保証部門に従事。
2020年、工場長を経て、現在に至る。
スカーダによる、ワクチン・新規モダリティ支援事業の現状
(国研)日本医療研究開発機構 スカーダ プロボスト 古賀 淳一 |
講演内容
種々の要因から感染症研究が衰退し、人材不足、研究費不足、設備投資の不足や投資回収性の低さの問題が顕在化し、その衰退が加速化している。2021 年、この状況を克服していくため、ワクチン開発・生産体強化戦略が閣議決定され、それを受けて、2022 年3月にAMED 内に、先進的研究開発戦略センター(SCARDA)が組織され、Covid-19 にとどまらず、次のパンデミックに備えるべく、ワクチン、モダリティ研究に対するファンディングを戦略的におこなう体制が敷かれた。その組織のもとで、文科省の基金によるアカデミアのおけるワクチン研究に特化したトップレベル拠点の形成事業と、内閣府の基金によるワクチン・モダリティ実用化研究の促進の事業が開始された。また、厚労省により、SCARDA がターゲットとすべき重点感染症が指定されたことを受けて、さらなる公募が進行中である。本講演では、それぞれの公募の目的と採択の状況について解説するとともに、今後の課題について触れたい。
講演者プロフィール
1978年4月 京都大学農学部卒業、日本ケミカルリサーチ(株)(現JCRファーマ(株))入社
1993年3月 京都府立医科大学医学博士
1998年6月 同社 取締役 研究本部長
2001年9月 アムジェン(株)入社 執行役員開発推進本部長
2005年6月 同社 取締役 研究開発本部長
2009年5月 第一三共(株)入社 製薬技術本部 参事
2012年4月 同社 製薬技術本部 執行役員 バイオ担当
2013年4月 同社 研究開発本部 執行役員 バイオ統括部長
2018年4月 同社 専務執行役員 研究開発本部長
2019年4月 同社 専務執行役員 グローバルヘッド R&D、Daiichi Sankyo, Inc. (New Jersey)
2021年4月~2022年2月 同社 常勤顧問 Senior Advisor, Daiichi Sankyo, Inc. (New Jersey)
2022年3月~(国研)日本医療研究開発機構 先進的研究開発戦略センター (SCARDA)
プロボスト ~現在に至る
講演内容
種々の要因から感染症研究が衰退し、人材不足、研究費不足、設備投資の不足や投資回収性の低さの問題が顕在化し、その衰退が加速化している。2021 年、この状況を克服していくため、ワクチン開発・生産体強化戦略が閣議決定され、それを受けて、2022 年3月にAMED 内に、先進的研究開発戦略センター(SCARDA)が組織され、Covid-19 にとどまらず、次のパンデミックに備えるべく、ワクチン、モダリティ研究に対するファンディングを戦略的におこなう体制が敷かれた。その組織のもとで、文科省の基金によるアカデミアのおけるワクチン研究に特化したトップレベル拠点の形成事業と、内閣府の基金によるワクチン・モダリティ実用化研究の促進の事業が開始された。また、厚労省により、SCARDA がターゲットとすべき重点感染症が指定されたことを受けて、さらなる公募が進行中である。本講演では、それぞれの公募の目的と採択の状況について解説するとともに、今後の課題について触れたい。
講演者プロフィール
1978年4月 京都大学農学部卒業、日本ケミカルリサーチ(株)(現JCRファーマ(株))入社
1993年3月 京都府立医科大学医学博士
1998年6月 同社 取締役 研究本部長
2001年9月 アムジェン(株)入社 執行役員開発推進本部長
2005年6月 同社 取締役 研究開発本部長
2009年5月 第一三共(株)入社 製薬技術本部 参事
2012年4月 同社 製薬技術本部 執行役員 バイオ担当
2013年4月 同社 研究開発本部 執行役員 バイオ統括部長
2018年4月 同社 専務執行役員 研究開発本部長
2019年4月 同社 専務執行役員 グローバルヘッド R&D、Daiichi Sankyo, Inc. (New Jersey)
2021年4月~2022年2月 同社 常勤顧問 Senior Advisor, Daiichi Sankyo, Inc. (New Jersey)
2022年3月~(国研)日本医療研究開発機構 先進的研究開発戦略センター (SCARDA)
プロボスト ~現在に至る
● コースリーダー:バイエル薬品(株) 鈴木 博文 ● サブリーダー:フロイント産業(株) 伏島 巖
スマートファクトリー実現に向けた生産機能のDX
中外製薬工業(株) デジタルエンジニアリング部 部長兼IT統括マネジャー兼DXリーダ 倉林 昭 |
講演内容
「デジタルで生産業務を変革し、生産性を高めて人財を高付加価値化する」をコンセプトに、1.計画、2.直接業務、3.間接業務のいずれにおいても、人とオペレーションのデータ連携・最適化を図る。
講演者プロフィール
1994年に日本ロシュ(株)に入社、2002年には中外製薬(株)との統合を経て、2021年に現職、中外製薬工業(株)のデジタルエンジニアリング部長としてデジタル関連プロジェクトに従事
講演内容
「デジタルで生産業務を変革し、生産性を高めて人財を高付加価値化する」をコンセプトに、1.計画、2.直接業務、3.間接業務のいずれにおいても、人とオペレーションのデータ連携・最適化を図る。
講演者プロフィール
1994年に日本ロシュ(株)に入社、2002年には中外製薬(株)との統合を経て、2021年に現職、中外製薬工業(株)のデジタルエンジニアリング部長としてデジタル関連プロジェクトに従事
製薬業界初!GDPガイドラインに準拠した共同輸送の取組み
(株)エス・ディ・コラボ 代表取締役社長 副島 秀継 |
国内製薬会社3社(小野薬品工業(株)、塩野義製薬(株)、田辺三菱製薬(株))の協力のもと、従来の医薬品共同輸送スキームに基づき、GDPガイドラインに準拠し、BCPに準拠した新たな共同輸送モデルを構築し、運用を開始した。
講演者プロフィール
1987年、(株)スズケンに入社。2006年、(株)コラボクリエイトに出向、2010年、(株)コラボクリエイト代表取締役社長に就任。2014年、(株)コラボクリエイトと(株)SDネクストが合併し(株)エス・ディ・コラボに商号変更、取締役副社長に就任。2015年、(株)エス・ディ・コラボ代表取締役社長に就任、現在に至る。
国内製薬会社3社(小野薬品工業(株)、塩野義製薬(株)、田辺三菱製薬(株))の協力のもと、従来の医薬品共同輸送スキームに基づき、GDPガイドラインに準拠し、BCPに準拠した新たな共同輸送モデルを構築し、運用を開始した。
講演者プロフィール
1987年、(株)スズケンに入社。2006年、(株)コラボクリエイトに出向、2010年、(株)コラボクリエイト代表取締役社長に就任。2014年、(株)コラボクリエイトと(株)SDネクストが合併し(株)エス・ディ・コラボに商号変更、取締役副社長に就任。2015年、(株)エス・ディ・コラボ代表取締役社長に就任、現在に至る。
バイオ医薬品連続生産の実用化に向けた開発状況
中外製薬(株) 製薬技術本部 製薬研究部 グループマネージャー(培養機能) 篠田 康晴 |
講演内容
医薬品産業において、製造コストの低減や更なる製品品質の向上を目指した連続生産が近年注目を集めており、ガイドライン等の規制整備も進んでいる。本発表では、中外製薬のバイオ連続生産のパイロットスケール検証を含む技術開発状況、および、今後の展開と課題についてご紹介する。
講演者プロフィール
2008年3月、広島大学大学院先端物質科学研究科修士課程修了。中外製薬(株)に入社、培養プロセス開発グループに所属し、原薬プロセス開発全体のプロジェクトリーダーとして、製法開発、技術開発、プロセスバリデーション、工場への技術移転、治験薬から商用までの原薬供給、申請関連業務に従事。2016年より灌流プロセス開発、フェドバッチプロセス開発、次世代工場の培養機能を担当し、2022年より培養機能のグループマネージャーとして、現在に至る。
講演内容
医薬品産業において、製造コストの低減や更なる製品品質の向上を目指した連続生産が近年注目を集めており、ガイドライン等の規制整備も進んでいる。本発表では、中外製薬のバイオ連続生産のパイロットスケール検証を含む技術開発状況、および、今後の展開と課題についてご紹介する。
講演者プロフィール
2008年3月、広島大学大学院先端物質科学研究科修士課程修了。中外製薬(株)に入社、培養プロセス開発グループに所属し、原薬プロセス開発全体のプロジェクトリーダーとして、製法開発、技術開発、プロセスバリデーション、工場への技術移転、治験薬から商用までの原薬供給、申請関連業務に従事。2016年より灌流プロセス開発、フェドバッチプロセス開発、次世代工場の培養機能を担当し、2022年より培養機能のグループマネージャーとして、現在に至る。
CDMO活用および無菌充填仕上げ製造の課題克服
Samsung Biologics Associate Director, Portfolio Management, Pierce Maxwell |
講演者プロフィール
Pierce Maxwellは Samsung Biologicsのポートフォリオマネジメント担当アソシエイトディレクターとして、DS & DP CMOビジネスをサポートしている。
Samsung Biologics入社以前は、アイルランドにあるAlexion Pharmaceuticals Athlone ManufacturingでDS & DPオペレーションのリーダーを務める。バイオ製薬科学の理学士号とバイオプロセス工学の修士号を取得。
講演者プロフィール
Pierce Maxwellは Samsung Biologicsのポートフォリオマネジメント担当アソシエイトディレクターとして、DS & DP CMOビジネスをサポートしている。
Samsung Biologics入社以前は、アイルランドにあるAlexion Pharmaceuticals Athlone ManufacturingでDS & DPオペレーションのリーダーを務める。バイオ製薬科学の理学士号とバイオプロセス工学の修士号を取得。
● コースリーダー:中外製薬(株) 山中 祐治 ● サブリーダー:大成建設(株) 古谷 仁
同時通訳付 日/英
デジタル療法による治療用アプリの可能性と国内外の開発状況について
(株)CureApp 代表取締役社長/日本赤十字社医療センター 呼吸器内科 医師 佐竹 晃太 |
治療アプリは、医師の診断のもと患者さんに処方されるアプリであり、治療効果の向上に寄与することが期待されます。今回は、デジタル療法による治療アプリの可能性と、国内外での開発状況についてご紹介する。
講演者プロフィール
慶應義塾大学医学部卒業。呼吸器内科医として臨床経験を積み、呼吸器疾患を中心に内科診療に従事。中国上海にある中欧国際工商学院(CEIBS)へ留学後、経営学修士号(MBA)修了。米国ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生大学院にて治療アプリの費用対効果等の医療インフォマティクス研究に従事し、公衆衛生学修士号(MPH)修了。グローバルな視点で医療や経営を捉える経験を積む。帰国後、2014年に(株)CureAppを創業。現在も日本赤十字社医療センター呼吸器内科で診療を継続し、医療現場に立つ。
治療アプリは、医師の診断のもと患者さんに処方されるアプリであり、治療効果の向上に寄与することが期待されます。今回は、デジタル療法による治療アプリの可能性と、国内外での開発状況についてご紹介する。
講演者プロフィール
慶應義塾大学医学部卒業。呼吸器内科医として臨床経験を積み、呼吸器疾患を中心に内科診療に従事。中国上海にある中欧国際工商学院(CEIBS)へ留学後、経営学修士号(MBA)修了。米国ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生大学院にて治療アプリの費用対効果等の医療インフォマティクス研究に従事し、公衆衛生学修士号(MPH)修了。グローバルな視点で医療や経営を捉える経験を積む。帰国後、2014年に(株)CureAppを創業。現在も日本赤十字社医療センター呼吸器内科で診療を継続し、医療現場に立つ。
日本デジタルヘルス・アライアンス(JaDHA)のデジタルヘルス産業創出に向けた課題認識と提言の方向性
(株)日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 ヘルスケア・事業創造グループ 担当 部長 兼 プリンシパル 南雲 俊一郎 |
JaDHAでは治療用アプリに焦点をあて、早期段階での市場投入に向けた規制改革、早期の普及促進に向けたデジタルの特性に合致した診療報酬のあり方を議論してきた。本講演ではデジタルヘルス産業の創出に向けた課題認識、医療従事者や患者が円滑にデジタルサービスを選択し活用し続けるための基盤プラットフォームのあり方等について話題提供する。
講演者プロフィール
1996年3月、東北大学大学院原子核工学専攻を修了、同年4月(株)日本総合研究所入社。
民間企業の新規事業創造、R&D戦略再構築等を専門とし、2010年より医療分野に特化したコンサルティングに従事。2015年4月よりヘルスケア・事業創造グループをディレクタとして担当、現在に至る。
2022年3月に(株)日本総合研究所を事務局として日本デジタルヘルス・アライアンス(JaDHA)を設立、事務局統括としてJaDHAの活動をリード。
JaDHAでは治療用アプリに焦点をあて、早期段階での市場投入に向けた規制改革、早期の普及促進に向けたデジタルの特性に合致した診療報酬のあり方を議論してきた。本講演ではデジタルヘルス産業の創出に向けた課題認識、医療従事者や患者が円滑にデジタルサービスを選択し活用し続けるための基盤プラットフォームのあり方等について話題提供する。
講演者プロフィール
1996年3月、東北大学大学院原子核工学専攻を修了、同年4月(株)日本総合研究所入社。
民間企業の新規事業創造、R&D戦略再構築等を専門とし、2010年より医療分野に特化したコンサルティングに従事。2015年4月よりヘルスケア・事業創造グループをディレクタとして担当、現在に至る。
2022年3月に(株)日本総合研究所を事務局として日本デジタルヘルス・アライアンス(JaDHA)を設立、事務局統括としてJaDHAの活動をリード。
● コースリーダー:アステラス製薬(株) 小島 宏行 ● サブリーダー:エーザイ(株) 木村 進
医薬品品質問題の解決に必要なこと
熊本保健科学大学 品質保証・精度管理学共同研究講座 特命教授 蛭田 修 |
講演内容
後発医薬品メーカーを中心とする相次ぐ不正製造の発覚により、日本の医薬品市場は混乱している。本講演では医薬品の不正製造問題の解決に向けて、品質保証の側面からの根本原因を探るとともに、その課題を解決するために何が必要か、アカデミアの立場で考えたい。
講演者プロフィール
1980年3月筑波大学卒業、明治製菓(株)に入社し医薬品原薬の発酵生産技術開発に従事。1997年博士(農学)筑波大学。2012年Meiji Seikaファルマ(株)品質保証部長、品質保証責任者、2014年東京医薬品工業協会品質委員会委員長、2018年日本製薬団体連合会品質委員会委員長。2020年10月より現職。
講演内容
後発医薬品メーカーを中心とする相次ぐ不正製造の発覚により、日本の医薬品市場は混乱している。本講演では医薬品の不正製造問題の解決に向けて、品質保証の側面からの根本原因を探るとともに、その課題を解決するために何が必要か、アカデミアの立場で考えたい。
講演者プロフィール
1980年3月筑波大学卒業、明治製菓(株)に入社し医薬品原薬の発酵生産技術開発に従事。1997年博士(農学)筑波大学。2012年Meiji Seikaファルマ(株)品質保証部長、品質保証責任者、2014年東京医薬品工業協会品質委員会委員長、2018年日本製薬団体連合会品質委員会委員長。2020年10月より現職。
PMDAによる品質確保に関する取組みとGMP調査の最新動向
(独)医薬品医療機器総合機構 医薬品品質管理部 品質管理第二課 調査専門員 山下 智子 |
講演内容
本講演では、医薬品等の品質確保に向けたリスクコミュニケーションの取組み(指摘事例の公表、GMPラウンドテーブル会議の開催等)を紹介する。また、GMP事例集やPMDAによる調査で認めた不備事例等についても併せて説明する。
講演者プロフィール
2021年4月、(独)医薬品医療機器総合機構(PMDA)に入構、医薬品品質管理部に所属し、主に国内外の医薬品製造所に対するGMP調査、製造業許可調査、外国製造業者認定調査、相談業務等を担当。
講演内容
本講演では、医薬品等の品質確保に向けたリスクコミュニケーションの取組み(指摘事例の公表、GMPラウンドテーブル会議の開催等)を紹介する。また、GMP事例集やPMDAによる調査で認めた不備事例等についても併せて説明する。
講演者プロフィール
2021年4月、(独)医薬品医療機器総合機構(PMDA)に入構、医薬品品質管理部に所属し、主に国内外の医薬品製造所に対するGMP調査、製造業許可調査、外国製造業者認定調査、相談業務等を担当。
● コースリーダー:第一三共(株) 宮島 誠 ● サブリーダー:(株)パウレック 夏山 晋
血液脳関通過技術J-Brain Cargo®と様々なモダリティへの応用
JCRファーマ(株) 常務取締役 研究本部長 薗田 啓之 |
脳には血液脳関門(BBB)と呼ばれる脳内への物質輸送を制限する仕組みがあり、創薬における課題となっている。JCRファーマではBBB通過技術(J-Brain Cargo®)の開発に成功し、2021年に世界初となるBBB通過型酵素製剤「イズカーゴ®点滴静注用 10 mg」を発売した。
講演者プロフィール
2003年日本ケミカルリサーチ(株)(現JCRファーマ(株))入社。先端医療研究開発センターにて研究開発に従事。2010年神戸大学大学院工学研究科博士課程修了、博士(工学)。創薬研究におけるチームリーダー、ユニットリーダー、事業開発および経営企画との兼任を経て、2018年に執行役員・研究企画本部長。2020年取締役(研究開発担当)研究本部長。2021年常務取締役 研究本部長。2022年国立大学法人神戸大学大学院医学研究科 客員教授に任命。
脳には血液脳関門(BBB)と呼ばれる脳内への物質輸送を制限する仕組みがあり、創薬における課題となっている。JCRファーマではBBB通過技術(J-Brain Cargo®)の開発に成功し、2021年に世界初となるBBB通過型酵素製剤「イズカーゴ®点滴静注用 10 mg」を発売した。
講演者プロフィール
2003年日本ケミカルリサーチ(株)(現JCRファーマ(株))入社。先端医療研究開発センターにて研究開発に従事。2010年神戸大学大学院工学研究科博士課程修了、博士(工学)。創薬研究におけるチームリーダー、ユニットリーダー、事業開発および経営企画との兼任を経て、2018年に執行役員・研究企画本部長。2020年取締役(研究開発担当)研究本部長。2021年常務取締役 研究本部長。2022年国立大学法人神戸大学大学院医学研究科 客員教授に任命。
核酸医薬デリバリー技術の最前線
東京大学 大学院工学系研究科 マテリアル工学専攻/バイオエンジニアリング専攻 教授 宮田 完二郎 |
近年、難治性疾患に対する新規治療薬として核酸医薬に大きな期待が集まっている。実際に、毎年のように新たな核酸医薬が承認されている。その一方で、現状の核酸医薬の主な標的は、肝臓などの一部の臓器に限定されている。本講演では、肝臓以外の標的臓器・組織に対する核酸医薬デリバリー技術を紹介する。
講演者プロフィール
2006年3月、東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻にて片岡一則教授の指導のもとで博士(工学)取得。2006年4月〜2009年3月まで同研究科バイオエンジニアリング専攻で特任助手・特任助教、2009年4月〜2015年12月に渡り同大学大学院医学系研究科疾患生命工学センターにて助教・准教授を務め、2016年1月より現所属の准教授として研究室を主宰。2022年1月より教授に昇任し、2022年12月よりバイオエンジニアリング専攻の教授を兼担。
近年、難治性疾患に対する新規治療薬として核酸医薬に大きな期待が集まっている。実際に、毎年のように新たな核酸医薬が承認されている。その一方で、現状の核酸医薬の主な標的は、肝臓などの一部の臓器に限定されている。本講演では、肝臓以外の標的臓器・組織に対する核酸医薬デリバリー技術を紹介する。
講演者プロフィール
2006年3月、東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻にて片岡一則教授の指導のもとで博士(工学)取得。2006年4月〜2009年3月まで同研究科バイオエンジニアリング専攻で特任助手・特任助教、2009年4月〜2015年12月に渡り同大学大学院医学系研究科疾患生命工学センターにて助教・准教授を務め、2016年1月より現所属の准教授として研究室を主宰。2022年1月より教授に昇任し、2022年12月よりバイオエンジニアリング専攻の教授を兼担。
● コースリーダー:エーザイ(株) 木村 進 ● サブリーダー:アステラス製薬(株) 小島 宏行
CMC研究開発におけるデジタル人財育成 ~DXに向けて~
中外製薬(株) 製薬技術本部 分析研究部 デジタルサイエンスグループ 主席研究員 寺邊 正大 |
DXへの取り組みも2周目に入っている。デジタル人財育成の取り組みもDX推進の進捗にあわせて一歩進め、さらに具体化すべき時期にある。本講演では、現在までの関連取り組みを振り返りながら、今後のCMC分野のデジタル人財育成のあるべき姿と課題について議論、共有したい。
講演者プロフィール
1995年3月京都大学大学院工学研究科修了。同年4月、(株)三菱総合研究所入社。主に製造業、エネルギー分野を対象としたデータサイエンス・AI活用に関するコンサルティング、開発業務に従事。2019年1月 中外製薬(株)入社。製薬機能のデータサイエンティストという立場から、高度解析による課題解決や技術開発、およびデジタル人財育成・教育などを担当。現在、分析研究部・デジタルサイエンスグループ所属。博士(工学)。
DXへの取り組みも2周目に入っている。デジタル人財育成の取り組みもDX推進の進捗にあわせて一歩進め、さらに具体化すべき時期にある。本講演では、現在までの関連取り組みを振り返りながら、今後のCMC分野のデジタル人財育成のあるべき姿と課題について議論、共有したい。
講演者プロフィール
1995年3月京都大学大学院工学研究科修了。同年4月、(株)三菱総合研究所入社。主に製造業、エネルギー分野を対象としたデータサイエンス・AI活用に関するコンサルティング、開発業務に従事。2019年1月 中外製薬(株)入社。製薬機能のデータサイエンティストという立場から、高度解析による課題解決や技術開発、およびデジタル人財育成・教育などを担当。現在、分析研究部・デジタルサイエンスグループ所属。博士(工学)。
CMC研究開発効率化に向けたデータ&デジタル技術の活用
武田薬品工業(株) ファーマシューティカル サイエンス サステナビリティ&テクノロジー ヘッド、イノベーション 辛島 正俊 |
近年、製薬・ヘルスケア分野においては、コロナ禍の影響もありデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速する動きがみられる。本講演では、プロセス開発、製剤開発、試験法開発を担うCMC研究開発の効率化を指向したデータ&デジタル技術の活用事例を紹介したい。
講演者プロフィール
2003年、東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。同年、武田薬品工業(株)入社、CMC部門の開発分析研究所にて医薬品分析研究および物性・プレフォーミュレーション研究に従事。その間、2017年に明治薬科大学にて博士号(薬学)取得。2020年より、現職であるCMC部門におけるデジタルトランスフォーメーションの推進を担当し、現在に至る。
近年、製薬・ヘルスケア分野においては、コロナ禍の影響もありデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速する動きがみられる。本講演では、プロセス開発、製剤開発、試験法開発を担うCMC研究開発の効率化を指向したデータ&デジタル技術の活用事例を紹介したい。
講演者プロフィール
2003年、東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。同年、武田薬品工業(株)入社、CMC部門の開発分析研究所にて医薬品分析研究および物性・プレフォーミュレーション研究に従事。その間、2017年に明治薬科大学にて博士号(薬学)取得。2020年より、現職であるCMC部門におけるデジタルトランスフォーメーションの推進を担当し、現在に至る。
● コースリーダー:武田薬品工業(株) 丹羽 雅裕 ● サブリーダー:中外製薬(株) 山中 祐治
高薬理活性医薬品製造における封じ込め技術の最前線 ~封じ込め設備構築の考え方と検証事例~
中外製薬工業(株) デジタルエンジニアリング部 エンジニアリング2G 課長 平澤 大介 |
近年創製される医薬品の多くが高い薬理活性を示す特性を有している。このような高い薬理活性を示す化合物の暴露から作業者の安全を確保するために「封じ込め技術」の重要性が年々増してきている。本講演では、弊社藤枝工場に新たに竣工した低・中分子原薬製造棟における封じ込め設備実装のアプローチを紹介する。
講演者プロフィール
2001年4月中外製薬(株)入社、合成技術研究所所属。2005年より、活性の高い化学物質を取扱うための封じ込め設備の新規導入、製造に向けた運用策定及び、治験原薬製造を同社藤枝工場において従事。2015年1月より同職において低・中分子原薬製造新設プロジェクトに参画。
近年創製される医薬品の多くが高い薬理活性を示す特性を有している。このような高い薬理活性を示す化合物の暴露から作業者の安全を確保するために「封じ込め技術」の重要性が年々増してきている。本講演では、弊社藤枝工場に新たに竣工した低・中分子原薬製造棟における封じ込め設備実装のアプローチを紹介する。
講演者プロフィール
2001年4月中外製薬(株)入社、合成技術研究所所属。2005年より、活性の高い化学物質を取扱うための封じ込め設備の新規導入、製造に向けた運用策定及び、治験原薬製造を同社藤枝工場において従事。2015年1月より同職において低・中分子原薬製造新設プロジェクトに参画。
製品カーボンフットプリント(CFP)の重要性拡大とその算定への取組み
住友化学(株) 技術・研究企画部 カーボンニュートラル戦略クロスファンクショナルチーム 担当部長 当麻 正明 |
2050年カーボンニュートラル実現に向け製品カーボンフットプリント(CFP)の重要性が高まっている。住友化学では,CFPを算定するシステムCFP-TOMO®を開発し,自社製品のCFP算定に活用するとともに他社に無償で提供している。その取組みについて紹介する。
講演者プロフィール
1987 年京都大学工学部化学工学科修士課程修了し、住友化学入社。以降、ケミカルエンジニアとして工業化技術研究所および千葉工場・愛媛工場勤務を通じて、新製品・新プロセスの工業化研究、プラントの基本設計、既設プラントの改善検討等の業務に従事。ラービグ第二期の基本計画策定担当の後、プラント建設の副プロジェクトマネージャーとして、イタリアおよびサウジアラビア勤務。帰国後、CO2分離膜事業担当を経て、2021年から現職でカーボンニュートラル戦略に関わる業務に従事。CFP-TOMO®の開発を主導している。
2050年カーボンニュートラル実現に向け製品カーボンフットプリント(CFP)の重要性が高まっている。住友化学では,CFPを算定するシステムCFP-TOMO®を開発し,自社製品のCFP算定に活用するとともに他社に無償で提供している。その取組みについて紹介する。
講演者プロフィール
1987 年京都大学工学部化学工学科修士課程修了し、住友化学入社。以降、ケミカルエンジニアとして工業化技術研究所および千葉工場・愛媛工場勤務を通じて、新製品・新プロセスの工業化研究、プラントの基本設計、既設プラントの改善検討等の業務に従事。ラービグ第二期の基本計画策定担当の後、プラント建設の副プロジェクトマネージャーとして、イタリアおよびサウジアラビア勤務。帰国後、CO2分離膜事業担当を経て、2021年から現職でカーボンニュートラル戦略に関わる業務に従事。CFP-TOMO®の開発を主導している。
● コースリーダー:日揮(株) 潮崎 洋 ● サブリーダー:千代田化工建設(株) 西田 真二
沢井製薬(株)九州工場新注射剤棟建設の事例紹介
沢井製薬(株) 九州工場長 永田 武俊 |
講演内容
九州工場の注射剤製造設備は、建屋を含め経年による影響が認められてきた。ジェネリック医薬品の安定的な供給を考慮し、約30品目を製造する新注射剤棟の建設を行った。本講演ではバイアル充填ラインと凍結乾燥機4台から構成される設備を含め概要を説明する。
講演者プロフィール
2005年、沢井製薬(株)に入社。生産本部、関東工場に所属。
2012年、関東工場建設PJへ参画。工場の建設から立ち上げに従事。
2019年、九州工場へ異動し、注射棟建設PJへ参画。
2021年10月、工場長、現在に至る。
講演内容
九州工場の注射剤製造設備は、建屋を含め経年による影響が認められてきた。ジェネリック医薬品の安定的な供給を考慮し、約30品目を製造する新注射剤棟の建設を行った。本講演ではバイアル充填ラインと凍結乾燥機4台から構成される設備を含め概要を説明する。
講演者プロフィール
2005年、沢井製薬(株)に入社。生産本部、関東工場に所属。
2012年、関東工場建設PJへ参画。工場の建設から立ち上げに従事。
2019年、九州工場へ異動し、注射棟建設PJへ参画。
2021年10月、工場長、現在に至る。
無菌製剤設備エンジニアリングの最新動向 ~PIC/S GMP Annex1改定に際して~
ファルマ・ソリューションズ(株) 取締役 シニアエンジニア 小野 道由 |
講演内容
2022年8月、 PIC/S(EU) GMP Annex1改定版が公開された。内容については、改定期間中から現時点まで注目すべきトピックやそれらに対する見解が随時発表されている。本講演では、特に業界内で注目されている改定トピックの中で、製剤設備のエンジニアリングに関わる項目を中心に取り上げ、最新動向と今後の対応事例について紹介する。
講演者プロフィール
1994年3月、名古屋大学工学部卒業。日揮(株)入社。医薬品プロジェクト部門にて、主に製薬会社向け製剤設備の設計・エンジニアリング業務に携わる。2009年2月、ファルマ・ソリューションズ(株)入社。製剤工場建設プロジェクトの全般的なエンジニアリング業務に従事する傍ら、無菌製剤設備、固形製剤設備、高活性対応封じ込め設備の設計、コンサルティング業務に携わり、現在に至る。
講演内容
2022年8月、 PIC/S(EU) GMP Annex1改定版が公開された。内容については、改定期間中から現時点まで注目すべきトピックやそれらに対する見解が随時発表されている。本講演では、特に業界内で注目されている改定トピックの中で、製剤設備のエンジニアリングに関わる項目を中心に取り上げ、最新動向と今後の対応事例について紹介する。
講演者プロフィール
1994年3月、名古屋大学工学部卒業。日揮(株)入社。医薬品プロジェクト部門にて、主に製薬会社向け製剤設備の設計・エンジニアリング業務に携わる。2009年2月、ファルマ・ソリューションズ(株)入社。製剤工場建設プロジェクトの全般的なエンジニアリング業務に従事する傍ら、無菌製剤設備、固形製剤設備、高活性対応封じ込め設備の設計、コンサルティング業務に携わり、現在に至る。
● コースリーダー:大成建設(株) 古谷 仁 ● サブリーダー:塩野義製薬(株) 石川 いずみ
医療用医薬品におけるサプライチェーンの課題について
(株)メディスケット 代表取締役社長 若菜 純 |
医療用医薬品は生命関連製品として国民の生命を守るためにいかなる時にも安定供給が求められている。国際情勢の変化やパンデミック禍においてサプライチェーンの課題とリスクが表面化してきた。これらの課題と現状について考察する。
講演者プロフィール
1983年 クラヤ薬品(株)(現メディパルホールディングス)入社、2009年 (株)メディセオ(商号変更)、2012年 執行役員 経営企画室副室長、2016年 執行役員 経営企画室室長、2018年 執行役員 ロジスティクス本部長、2019年 上席執行役員 ロジスティクス本部長、2021年 取締役 ロジスティクス本部長、2022年 (株)メディスケット代表取締役社長(現職)、2023年 常務取締役 ロジスティクス本部長(現職)
医療用医薬品は生命関連製品として国民の生命を守るためにいかなる時にも安定供給が求められている。国際情勢の変化やパンデミック禍においてサプライチェーンの課題とリスクが表面化してきた。これらの課題と現状について考察する。
講演者プロフィール
1983年 クラヤ薬品(株)(現メディパルホールディングス)入社、2009年 (株)メディセオ(商号変更)、2012年 執行役員 経営企画室副室長、2016年 執行役員 経営企画室室長、2018年 執行役員 ロジスティクス本部長、2019年 上席執行役員 ロジスティクス本部長、2021年 取締役 ロジスティクス本部長、2022年 (株)メディスケット代表取締役社長(現職)、2023年 常務取締役 ロジスティクス本部長(現職)
GDPガイドライン対応に向けた医薬品輸送業界での取組み
DPネットワーク(株) 品質保証部 部長 二塚 亮 |
輸送業界に2024年問題が差し迫る中、「品質向上」「BCP強化」「環境対策」など、医薬品輸送業界に期待される内容は多岐にわたる。GMPで管理・製造された医薬品を届けるために、医薬品輸送業界がどのような取組みを実施しているか。GDPガイドラインへの対応を中心に紹介する。
講演者プロフィール
2002年4月、三菱倉庫(株)入社。主に医薬品物流の営業部門に所属し、物流センター業務の受託から立ち上げ、その後の安定稼働などに従事。
2019年4月、医薬品輸送を担うDPネットワーク(株)に出向。品質保証業務を担当し、現在に至る。
輸送業界に2024年問題が差し迫る中、「品質向上」「BCP強化」「環境対策」など、医薬品輸送業界に期待される内容は多岐にわたる。GMPで管理・製造された医薬品を届けるために、医薬品輸送業界がどのような取組みを実施しているか。GDPガイドラインへの対応を中心に紹介する。
講演者プロフィール
2002年4月、三菱倉庫(株)入社。主に医薬品物流の営業部門に所属し、物流センター業務の受託から立ち上げ、その後の安定稼働などに従事。
2019年4月、医薬品輸送を担うDPネットワーク(株)に出向。品質保証業務を担当し、現在に至る。
● コースリーダー:フロイント産業(株) 伏島 巖 ● サブリーダー:(株)竹中工務店 川下 泰範
武田薬品光工場でのData & Digital Driven Manufacturing 実践例
武田薬品工業(株) グローバル マニュファクチャリング&サプライ ジャパン 光工場 マニュファクチャリングコンプライアンス部長 守谷 隆一 |
講演内容
医薬品製造工場のDXを成功させるためには、最新のデジタル機器導入やインフラ整備だけでなく、工場内のデジタル文化の醸成が必要不可欠である。本講演では、武田薬品光工場のデジタルトランスフォーメーションプロジェクト概要、および医薬品製造へのデジタル活用事例を紹介する。
講演者プロフィール
2013年3月、京都大学大学院工学研究科修了。武田薬品工業(株)光工場に入社。製造技術部門に所属し、新製品の工業化検討に従事。2018年より光工場デジタルトランスフォーメーションProjectの統括リードを担当し、現在に至る。
講演内容
医薬品製造工場のDXを成功させるためには、最新のデジタル機器導入やインフラ整備だけでなく、工場内のデジタル文化の醸成が必要不可欠である。本講演では、武田薬品光工場のデジタルトランスフォーメーションプロジェクト概要、および医薬品製造へのデジタル活用事例を紹介する。
講演者プロフィール
2013年3月、京都大学大学院工学研究科修了。武田薬品工業(株)光工場に入社。製造技術部門に所属し、新製品の工業化検討に従事。2018年より光工場デジタルトランスフォーメーションProjectの統括リードを担当し、現在に至る。
日立の考える医薬業界向け製造DX・スマート工場と取り組み事例
(株)日立製作所 トータルシームレスソリューション統括本部 ビジネスコンサルティング本部 スマート医薬部 部長 浅田 裕之 |
講演内容
製造DXの実現にはプロダクト(設備)とそれを制御するOT、そしてITシステムの組合せが不可欠である。
これらを併せ持つ日立だからこそ提案できる実践的なスマート工場構築の進め方について、取り組み事例を交えて紹介する。
講演者プロフィール
1997年4月、日立プラント建設(当時)に入社しITシステムを担当し、食品工場建設PJに3件担当。その後、製薬工場建設PJへの参画以来、医薬・医療機器業界向けビジネスに17年間従事している。2009年より日立製作所に移籍し、各種ソリューション/コンサル提供や新事業企画・開発を経て、2022年より同業界向けのDX関連コンサルを提供中。
講演内容
製造DXの実現にはプロダクト(設備)とそれを制御するOT、そしてITシステムの組合せが不可欠である。
これらを併せ持つ日立だからこそ提案できる実践的なスマート工場構築の進め方について、取り組み事例を交えて紹介する。
講演者プロフィール
1997年4月、日立プラント建設(当時)に入社しITシステムを担当し、食品工場建設PJに3件担当。その後、製薬工場建設PJへの参画以来、医薬・医療機器業界向けビジネスに17年間従事している。2009年より日立製作所に移籍し、各種ソリューション/コンサル提供や新事業企画・開発を経て、2022年より同業界向けのDX関連コンサルを提供中。
● コースリーダー:(株)竹中工務店 川下 泰範 ● サブリーダー:武田薬品工業(株) 丹羽 雅裕
神戸天然物化学の中分子医薬事業と製造技術の紹介
神戸天然物化学(株) 医薬事業部 医薬品部 中分子製造課長 濱田 真輔 |
神戸天然物化学は、初期研究開発~商用生産の化学合成品の製造を受託している。中分子医薬品も化学合成品であり、当社が強みとする化学合成力が発揮できる分野である。本講演では、当社の中分子製造技術の特徴と、中分子医薬事業への取り組みについて紹介する。
講演者プロフィール
2003年6月、神戸天然物化学(株)に入社。出雲工場にて低分子医薬製造を経験後、医薬及び機能性材料の品質保証業務に従事。2016年7月より中分子医薬の受託を担当し、現在に至る。
神戸天然物化学は、初期研究開発~商用生産の化学合成品の製造を受託している。中分子医薬品も化学合成品であり、当社が強みとする化学合成力が発揮できる分野である。本講演では、当社の中分子製造技術の特徴と、中分子医薬事業への取り組みについて紹介する。
講演者プロフィール
2003年6月、神戸天然物化学(株)に入社。出雲工場にて低分子医薬製造を経験後、医薬及び機能性材料の品質保証業務に従事。2016年7月より中分子医薬の受託を担当し、現在に至る。
精製の常識を変える連続クロマトグラフィー技術
(株)ワイエムシィ 連続プロセス事業部 部長 武藤 英吾 |
クロマトグラフィー精製の純度と回収率はトレードオフであり、ペプチド・核酸医薬品など中分子医薬品では製造過程で類似性質の不純物が混在するため、回収率が課題となる。本講演では、高純度かつ高回収率を実現する連続クロマトグラフィー技術を中心に実例を交えて紹介する。
講演者プロフィール
1994年 武田薬品工業(株)入社。製薬研究所に所属し、CMC業務に従事。複数の上市品の開発~申請に携わる。
2018年 スペラファーマ(株)移籍。CDMOとして他社開発品の原薬製造をサポート。
2019年 (株)ワイエムシィ入社。連続クロマトグラフイーの技術開発を担当し、現在に至る。
クロマトグラフィー精製の純度と回収率はトレードオフであり、ペプチド・核酸医薬品など中分子医薬品では製造過程で類似性質の不純物が混在するため、回収率が課題となる。本講演では、高純度かつ高回収率を実現する連続クロマトグラフィー技術を中心に実例を交えて紹介する。
講演者プロフィール
1994年 武田薬品工業(株)入社。製薬研究所に所属し、CMC業務に従事。複数の上市品の開発~申請に携わる。
2018年 スペラファーマ(株)移籍。CDMOとして他社開発品の原薬製造をサポート。
2019年 (株)ワイエムシィ入社。連続クロマトグラフイーの技術開発を担当し、現在に至る。
● コースリーダー:千代田化工建設(株) 西田 真二 ● サブリーダー:日揮(株) 潮崎 洋
小野薬品工業における連続湿式造粒プロセスの開発
小野薬品工業(株) CMC・生産本部 製剤研究部 経口製品グループ 古川 諒一 |
講演内容
小野薬品工業では高品質な製剤を効率的に開発すべく、連続湿式造粒機を導入し、ラボスケールにて設定した製造条件をもとに生産スケールへのスケールアップを実施している。本発表では小野薬品工業における連続湿式造粒プロセスを用いた製剤開発事例(製法開発、装置設計、技術移管、モデル、等)を紹介する。
講演者プロフィール
2008年同志社大学大学院工学研究科修了、同年田辺三菱製薬(株)入社し、経口固形製剤の処方設計・製法開発に従事する。2021年小野薬品工業(株)に入社後、主に後期開発品の製剤研究及び連続造粒プロセスの構築に従事し、現在に至る。博士(工学)。
講演内容
小野薬品工業では高品質な製剤を効率的に開発すべく、連続湿式造粒機を導入し、ラボスケールにて設定した製造条件をもとに生産スケールへのスケールアップを実施している。本発表では小野薬品工業における連続湿式造粒プロセスを用いた製剤開発事例(製法開発、装置設計、技術移管、モデル、等)を紹介する。
講演者プロフィール
2008年同志社大学大学院工学研究科修了、同年田辺三菱製薬(株)入社し、経口固形製剤の処方設計・製法開発に従事する。2021年小野薬品工業(株)に入社後、主に後期開発品の製剤研究及び連続造粒プロセスの構築に従事し、現在に至る。博士(工学)。
連続生産に関するGMPからの考察
(独)医薬品医療機器総合機構 医薬品品質管理部 品質管理第二課 主任専門員 石井 隆聖 |
講演内容
本講演では、連続生産特有の製造管理、品質管理を適切に遂行できるよう、GMPの観点から考慮すべきポイントを説明したい。さらに、これまでPMDAのGMP調査で認められた連続生産に関する指摘事例についても紹介し、連続生産におけるGMPのあるべき姿について考えてみたい。
講演者プロフィール
2015年4月、(独)医薬品医療機器総合機構(PMDA)に入構、品質管理部に所属し、主に国内外の医薬品製造所に対するGMP調査、相談業務を担当。2018年4月より、厚生労働省 医薬・生活衛生局 監視指導・麻薬対策課のGMP指導官として、医薬品医療機器等法の改正作業や監視指導業務に従事。その後、再びPMDA医薬品品質管理部に所属し、現在に至る。
AMED研究班(研究分担者:松田嘉弘)、PMDA内の革新的製造技術ワーキンググループに参加し、連続生産に取り組んでいる。
講演内容
本講演では、連続生産特有の製造管理、品質管理を適切に遂行できるよう、GMPの観点から考慮すべきポイントを説明したい。さらに、これまでPMDAのGMP調査で認められた連続生産に関する指摘事例についても紹介し、連続生産におけるGMPのあるべき姿について考えてみたい。
講演者プロフィール
2015年4月、(独)医薬品医療機器総合機構(PMDA)に入構、品質管理部に所属し、主に国内外の医薬品製造所に対するGMP調査、相談業務を担当。2018年4月より、厚生労働省 医薬・生活衛生局 監視指導・麻薬対策課のGMP指導官として、医薬品医療機器等法の改正作業や監視指導業務に従事。その後、再びPMDA医薬品品質管理部に所属し、現在に至る。
AMED研究班(研究分担者:松田嘉弘)、PMDA内の革新的製造技術ワーキンググループに参加し、連続生産に取り組んでいる。
● コースリーダー:(株)パウレック 夏山 晋 ● サブリーダー:バイエル薬品(株) 鈴木 博文
医薬品受託分析の現状と課題
ユーロフィン分析科学研究所(株) 事業開発部 部長 田中 文裕 |
医薬品受託分析業界の国内外のトレンドについて披瀝するとともに受託分析を進めるうえでの課題点について紹介する。
講演者プロフィール
1996年3月、大阪大学大学院卒業後、アステラス製薬で約20年間、醗酵由来医薬品およびバイオ医薬品のプロセス開発に従事。2016年より、アステラス分析科学研究所にて試験部門のマネージャーおよび部長を歴任。2018年、事業譲渡に伴いユーロフィン分析科学研究所に社名変更。2021年に事業開発部を発足し現在に至る。
医薬品受託分析業界の国内外のトレンドについて披瀝するとともに受託分析を進めるうえでの課題点について紹介する。
講演者プロフィール
1996年3月、大阪大学大学院卒業後、アステラス製薬で約20年間、醗酵由来医薬品およびバイオ医薬品のプロセス開発に従事。2016年より、アステラス分析科学研究所にて試験部門のマネージャーおよび部長を歴任。2018年、事業譲渡に伴いユーロフィン分析科学研究所に社名変更。2021年に事業開発部を発足し現在に至る。
受託試験から受託開発へ ~CMC開発における試験機関の活用~
スペラファーマ(株) CMC研究本部 分析担当 副本部長 小林 篤 |
最近の医薬品開発のプレイヤーの幅が広がっている中で、品質試験や安定性試験といった受託試験にとどまらず、分析法開発をはじめとしたCMC開発受託の実際と、今後の発展の可能性について紹介する。
講演者プロフィール
2003年3月、京都大学大学院 農学研究科を卒業し、2003年4月、武田薬品工業(株)に入社し開発品質管理部に所属し、分析法開発に従事。治験原薬・治験薬の分析法開発や申請対応に従事し、2017年7月にスペラファーマ(株)に転籍。2020年12月より分析部門の責任者となり、現在に至る。
最近の医薬品開発のプレイヤーの幅が広がっている中で、品質試験や安定性試験といった受託試験にとどまらず、分析法開発をはじめとしたCMC開発受託の実際と、今後の発展の可能性について紹介する。
講演者プロフィール
2003年3月、京都大学大学院 農学研究科を卒業し、2003年4月、武田薬品工業(株)に入社し開発品質管理部に所属し、分析法開発に従事。治験原薬・治験薬の分析法開発や申請対応に従事し、2017年7月にスペラファーマ(株)に転籍。2020年12月より分析部門の責任者となり、現在に至る。
● コースリーダー:塩野義製薬(株) 石川 いずみ ● サブリーダー:第一三共(株) 宮島 誠
医薬品原薬製造におけるフロー技術への期待と当社での事例紹介
住友ファーマ(株) 技術研究本部 プロセス研究所 プロセス研究第1グループマネージャー 橋本 和樹 |
講演内容
早期承認取得および長期収益化を目的として医薬品開発期間は短くなっており、またより低コスト化も求められる。原薬生産におけるフロー技術はこれらを解決する手段の一つとして期待されている。医薬品CMC開発の観点で本技術に期待すること、および当社のフロー技術を用いた研究、製造の事例を紹介する。
講演者プロフィール
2002年3月、九州大学大学院卒。住友製薬(株)(現 住友ファーマ(株))に入社。創薬部門に所属し、創薬研究に従事。2006年4月、大日本住友製薬(現 住友ファーマ)合成化学研究部(現プロセス研究所)に所属し、開発品目の工業化研究に従事。2013年4月、微化研(柴﨑正勝教授)に国内留学しPhDを取得。2015年4月から現在、住友ファーマ プロセス研究所において工業化研究に従事。
講演内容
早期承認取得および長期収益化を目的として医薬品開発期間は短くなっており、またより低コスト化も求められる。原薬生産におけるフロー技術はこれらを解決する手段の一つとして期待されている。医薬品CMC開発の観点で本技術に期待すること、および当社のフロー技術を用いた研究、製造の事例を紹介する。
講演者プロフィール
2002年3月、九州大学大学院卒。住友製薬(株)(現 住友ファーマ(株))に入社。創薬部門に所属し、創薬研究に従事。2006年4月、大日本住友製薬(現 住友ファーマ)合成化学研究部(現プロセス研究所)に所属し、開発品目の工業化研究に従事。2013年4月、微化研(柴﨑正勝教授)に国内留学しPhDを取得。2015年4月から現在、住友ファーマ プロセス研究所において工業化研究に従事。
酵素を用いた新たな核酸合成プロセスの実現
味の素(株) バイオ・ファイン研究所 主任研究員 萩原 佑介 |
核酸医薬の製造では、高品質なオリゴ核酸の大量合成が課題のひとつである。化学合成と酵素反応を組み合わせることで、オリゴ核酸の品質や生産性の向上が期待される。本講演では、当社における、オリゴ核酸製造向けの酵素の開発と、プロセス開発検討例を紹介する。
講演者プロフィール
2005年、東京大学大学院修士課程を修了。2006年に味の素(株)に入社し、発酵・酵素法などのバイオ技術を用いたアミノ酸・食品素材のプロセス開発に従事。2018年より、オリゴ核酸のプロセス開発を担当し、現在に至る。2019年に東京工業大学にて博士号を取得。
核酸医薬の製造では、高品質なオリゴ核酸の大量合成が課題のひとつである。化学合成と酵素反応を組み合わせることで、オリゴ核酸の品質や生産性の向上が期待される。本講演では、当社における、オリゴ核酸製造向けの酵素の開発と、プロセス開発検討例を紹介する。
講演者プロフィール
2005年、東京大学大学院修士課程を修了。2006年に味の素(株)に入社し、発酵・酵素法などのバイオ技術を用いたアミノ酸・食品素材のプロセス開発に従事。2018年より、オリゴ核酸のプロセス開発を担当し、現在に至る。2019年に東京工業大学にて博士号を取得。
新型コロナ後の原薬調達
(株)ファーマプランニング 代表取締役社長 高橋 和仁 |
講演内容
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、face to faceでの原薬調達が困難を極め、多くの課題が浮き彫りとなった。今回は、その課題や対策等を含め、今後起こり得る次のパンデミックの備えとして、原薬調達の取り組み・在り方についてご紹介したい。
講演者プロフィール
1983年4月に小林製薬工業に入社。製造技術部門に配属され、製造技術・GMP管理・バリデーション等の職務に従事。
2005年4月に品質保証部長(品質保証責任者)となり、品質保証業務の全体のマネジメント業務に従事。
2009年4月に執行役員、信頼性保証本部長となり、製造販売業務の全体のマネジメント業務に従事。
2010年3月に退社、同年5月(株)ファーマプランニングを設立、代表取締役社長現在に至る。
講演内容
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、face to faceでの原薬調達が困難を極め、多くの課題が浮き彫りとなった。今回は、その課題や対策等を含め、今後起こり得る次のパンデミックの備えとして、原薬調達の取り組み・在り方についてご紹介したい。
講演者プロフィール
1983年4月に小林製薬工業に入社。製造技術部門に配属され、製造技術・GMP管理・バリデーション等の職務に従事。
2005年4月に品質保証部長(品質保証責任者)となり、品質保証業務の全体のマネジメント業務に従事。
2009年4月に執行役員、信頼性保証本部長となり、製造販売業務の全体のマネジメント業務に従事。
2010年3月に退社、同年5月(株)ファーマプランニングを設立、代表取締役社長現在に至る。
ペプチドおよび核酸医薬品原薬製造における課題と進歩
ペプチスター(株) 代表取締役社長 亀山 豊 |
講演内容
近年、ペプチドおよび核酸医薬品は中分子医薬品分野として注目を集めており、創薬研究が活発に行われています。しかしながら製造面では古典的な手法を用いることが多く、製造面で多くの課題が残されております。これらの医薬品の現状や将来展望を製造プロセスの面から紹介する。
講演者プロフィール
1983年から2019年まで大塚化学(株)に在籍し、その間研究所に22年間所属し、主に抗生物質及びその中間体の研究開発を行った。その後ファインケミカル事業部長として5年間研究開発を含む事業部運営を行い、大塚ケミカルインディア代表取締役として4年間抗生物質中間体の製造に携わった。その後品質保証部長として2年間GMP管理に関する業務を行い、取締役として3年間生産、人事、知財法務、サプライチェーンの管掌役員を経験、その後ぺプチスター(株)の代表取締役として4年間在籍し、現在に至る 工学博士
講演内容
近年、ペプチドおよび核酸医薬品は中分子医薬品分野として注目を集めており、創薬研究が活発に行われています。しかしながら製造面では古典的な手法を用いることが多く、製造面で多くの課題が残されております。これらの医薬品の現状や将来展望を製造プロセスの面から紹介する。
講演者プロフィール
1983年から2019年まで大塚化学(株)に在籍し、その間研究所に22年間所属し、主に抗生物質及びその中間体の研究開発を行った。その後ファインケミカル事業部長として5年間研究開発を含む事業部運営を行い、大塚ケミカルインディア代表取締役として4年間抗生物質中間体の製造に携わった。その後品質保証部長として2年間GMP管理に関する業務を行い、取締役として3年間生産、人事、知財法務、サプライチェーンの管掌役員を経験、その後ぺプチスター(株)の代表取締役として4年間在籍し、現在に至る 工学博士
創薬エコシステム活性化における製薬企業の役割
中外製薬(株) 取締役 上席執行役員 山田 尚文 |
講演内容
アメリカやヨーロッパではスタートアップ企業から革新的な新薬が生み出されることで、創薬エコシステムが活性化している。スタートアップ企業が新薬を創出していくためには、製薬企業との連携が重要である。スタートアップ企業による創薬エコシステムの活性化における製薬企業の役割について述べる。
講演者プロフィール
1986年東北大学大学院理学研究科博士課程修了。1983-1986年東京大学医科学研究所、1986-1988年東京都臨床医学総合研究所、1988-1991年エール大学分子生物学部で基礎研究に従事したのち、1991年日本ロシュ(株)入社。研究所研究員として創薬研究に従事。2002年日本ロシュ(株)と中外製薬(株)が統合し、中外製薬(株)創薬研究部長、2009年中外製薬(株)研究本部長、2017年研究・トランスレーショナルリサーチ統括及びトランスレーショナルリサーチ本部長、2018年上席執行役員、現在に至る。
講演内容
アメリカやヨーロッパではスタートアップ企業から革新的な新薬が生み出されることで、創薬エコシステムが活性化している。スタートアップ企業が新薬を創出していくためには、製薬企業との連携が重要である。スタートアップ企業による創薬エコシステムの活性化における製薬企業の役割について述べる。
講演者プロフィール
1986年東北大学大学院理学研究科博士課程修了。1983-1986年東京大学医科学研究所、1986-1988年東京都臨床医学総合研究所、1988-1991年エール大学分子生物学部で基礎研究に従事したのち、1991年日本ロシュ(株)入社。研究所研究員として創薬研究に従事。2002年日本ロシュ(株)と中外製薬(株)が統合し、中外製薬(株)創薬研究部長、2009年中外製薬(株)研究本部長、2017年研究・トランスレーショナルリサーチ統括及びトランスレーショナルリサーチ本部長、2018年上席執行役員、現在に至る。
同時通訳付 日/英
がんに対するT細胞誘導型免疫治療薬の可能性
Marengo Therapeutics Chief Executive Officer, Zhen Su |
講演者プロフィール
当社は、T細胞受容体(TCR)の可変領域(V)を標的とする抗体とコスティミュレイトリーシグナルを組み合わせた、新しいクラスの選択的T細胞活性化分子を開発した。この分子設計により、当社の主力製品であるSTAR0602は、新規の非クローン性TCR活性化モードと共刺激を同時に行い、抗PD1療法に抵抗性を示す腫瘍に対する適応免疫応答を再構築する可能性を持っている。STAR0602の第1/2相臨床試験は、進行性転移性がんの患者を対象に進行中である。
講演者プロフィール
当社は、T細胞受容体(TCR)の可変領域(V)を標的とする抗体とコスティミュレイトリーシグナルを組み合わせた、新しいクラスの選択的T細胞活性化分子を開発した。この分子設計により、当社の主力製品であるSTAR0602は、新規の非クローン性TCR活性化モードと共刺激を同時に行い、抗PD1療法に抵抗性を示す腫瘍に対する適応免疫応答を再構築する可能性を持っている。STAR0602の第1/2相臨床試験は、進行性転移性がんの患者を対象に進行中である。
機械学習を応用した抗体創薬
中外製薬(株) 研究本部 バイオ医薬研究部長 倉持 太一 |
講演内容
中外製薬では、抗体創薬における成功確率の向上や効率化を目指し、独自の機械学習技術群「MALEXA®: MAchine LEarning X Antibody」を開発した。本講演では、MALEXA®を活用したリード抗体取得と抗体最適化における抗体創薬プロセスの変革について紹介する。
講演者プロフィール
2005年3月、東北大学卒業。中外製薬(株)入社。入社以来、一貫して抗体創薬と抗体技術開発に携わる。2012年からChugai Pharmabody Research Pte. Ltd.に出向。2021年よりバイオ医薬研究部長を担当し、現在に至る。
講演内容
中外製薬では、抗体創薬における成功確率の向上や効率化を目指し、独自の機械学習技術群「MALEXA®: MAchine LEarning X Antibody」を開発した。本講演では、MALEXA®を活用したリード抗体取得と抗体最適化における抗体創薬プロセスの変革について紹介する。
講演者プロフィール
2005年3月、東北大学卒業。中外製薬(株)入社。入社以来、一貫して抗体創薬と抗体技術開発に携わる。2012年からChugai Pharmabody Research Pte. Ltd.に出向。2021年よりバイオ医薬研究部長を担当し、現在に至る。
座長:中外製薬(株) 山田 尚文
同時通訳付 日/英
グローバル品質への進化~品質棟Q-TOWER竣工を通した品質第一主義の確約~
協和キリン(株) 品質本部 高崎品質ユニット長 安西 恵治 |
講演内容
品質棟(愛称:Q-TOWER)は、総工費約140億円を投じ、2022年12月竣工した。分散した品質管理・品質保証機能を集約、新たな価値創造に繋がるイノベーション創出を目指す。品質第一主義を貫き、世界の患者さんの笑顔の為に、高品質なバイオ医薬品の安定供給を継続する。
講演者プロフィール
1991年山之内製薬(株)(現アステラス製薬(株))入社。バイオ医薬品のCMC開発研究に従事。2005年の合併時に品質保証部に異動し、品質企画や製品管理を担当。オランダでの海外駐在を経た後、グローバル品質戦略企画の部門長として役割を担うとともに、パートナーシップや組織を横断するプロジェクト活動を牽引。
2019年外資系バイオベンチャーに入社。品質保証及び開発CMCの部門長としてスタートアップに携わる。医薬品/医療機器製造販売業許可取得や新規がん治療法の承認取得に貢献。
2020年協和キリン(株)に入社。品質本部高崎品質ユニット長として着任。現在に至る。
講演内容
品質棟(愛称:Q-TOWER)は、総工費約140億円を投じ、2022年12月竣工した。分散した品質管理・品質保証機能を集約、新たな価値創造に繋がるイノベーション創出を目指す。品質第一主義を貫き、世界の患者さんの笑顔の為に、高品質なバイオ医薬品の安定供給を継続する。
講演者プロフィール
1991年山之内製薬(株)(現アステラス製薬(株))入社。バイオ医薬品のCMC開発研究に従事。2005年の合併時に品質保証部に異動し、品質企画や製品管理を担当。オランダでの海外駐在を経た後、グローバル品質戦略企画の部門長として役割を担うとともに、パートナーシップや組織を横断するプロジェクト活動を牽引。
2019年外資系バイオベンチャーに入社。品質保証及び開発CMCの部門長としてスタートアップに携わる。医薬品/医療機器製造販売業許可取得や新規がん治療法の承認取得に貢献。
2020年協和キリン(株)に入社。品質本部高崎品質ユニット長として着任。現在に至る。
mRNA医薬の最前線
モデルナ・ジャパン(株) 代表取締役社長 鈴木 蘭美 |
「mRNA医薬が細胞の中に入り特定のタンパク質の合成をする指示を出す」。これは、従来の医薬品とは全く違うアプローチです。私たちは「mRNA医薬で人々に最大の可能性を」というミッションのもと、現在未解決の疾患に向けた治療や予防を開発してまいります。
講演者プロフィール
1999年英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで医学博士号取得、英国インペリアル・カレッジ・ロンドンでの博士研究員を経て、英国でベンチャーキャピタル事業に従事。その後、エーザイ事業開発執行役、ヤンセンファーマ(株)にて事業開発本部長やメディカル事業部門本部長、フェリング・ファーマ(株)最高経営責任者などを経て、21年11月より現職。
「mRNA医薬が細胞の中に入り特定のタンパク質の合成をする指示を出す」。これは、従来の医薬品とは全く違うアプローチです。私たちは「mRNA医薬で人々に最大の可能性を」というミッションのもと、現在未解決の疾患に向けた治療や予防を開発してまいります。
講演者プロフィール
1999年英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで医学博士号取得、英国インペリアル・カレッジ・ロンドンでの博士研究員を経て、英国でベンチャーキャピタル事業に従事。その後、エーザイ事業開発執行役、ヤンセンファーマ(株)にて事業開発本部長やメディカル事業部門本部長、フェリング・ファーマ(株)最高経営責任者などを経て、21年11月より現職。
ゲノム解析を基盤とした次世代ファージ療法の開発
大阪公立大学 大学院医学研究科・医学部ゲノム免疫学 教授/東京大学 医科学研究所ヒトゲノム解析センターメタゲノム医学分野 特任教授 植松 智 |
講演内容
薬剤耐性菌は増加の一途を辿っており、その克服が重要課題となる。東欧で発達したファージ療法はその解決策の一つとして期待されている。ファージのゲノムベースの解析から、ファージ由来酵素を抗菌剤として用いる次世代ファージ療法について概説したい。
講演者プロフィール
1997年、大阪市立大学医学部卒業、附属病院第2内科研修医。2004年、大阪大学大学院医学系研究科博士課程卒業、医学博士。大阪大学微生物病研究所 助教。2009年、大阪大学WPI IFReC 特任准教授。2012年、東京大学医科学研究所 特任教授。2014年 千葉大学医学部教授。2018年より現職。専門は、免疫学(自然免疫、腸管免疫)、粘膜ワクチン開発、メタゲノム解析。
講演内容
薬剤耐性菌は増加の一途を辿っており、その克服が重要課題となる。東欧で発達したファージ療法はその解決策の一つとして期待されている。ファージのゲノムベースの解析から、ファージ由来酵素を抗菌剤として用いる次世代ファージ療法について概説したい。
講演者プロフィール
1997年、大阪市立大学医学部卒業、附属病院第2内科研修医。2004年、大阪大学大学院医学系研究科博士課程卒業、医学博士。大阪大学微生物病研究所 助教。2009年、大阪大学WPI IFReC 特任准教授。2012年、東京大学医科学研究所 特任教授。2014年 千葉大学医学部教授。2018年より現職。専門は、免疫学(自然免疫、腸管免疫)、粘膜ワクチン開発、メタゲノム解析。
新しいモダリティとしてのファージ治療研究への公的支援
(国研)日本医療研究開発機構 創薬事業部 創薬企画・評価課 東日本統括グループ 主幹創薬コーディネーター 調査役(兼任) 藤江 昭彦 |
講演内容
ファージ治療は、近年、新しいモダリティとして欧米を中心に研究開発が活発化しており、国内においても同様の流れがでてきている。AMEDも本治療の将来性に注目し、研究支援を実施している。支援の現状と今後取り組むべき課題について演者の考えを述べたい。
講演者プロフィール
1985年4月藤沢薬品工業(株)入社~アステラス製薬(株)にて、主に感染症領域において微生物産物由来の天然物創薬研究に従事。その間、深在性真菌症治療薬のミカファンギン(商品名:ファンガード)の研究開発に貢献。2013年より(独)医薬基盤研究所、2015年より(国研)日本医薬研究開発機構(AMED)の創薬事業部(iD3)にてアカデミア発創薬シーズの実用化を支援する創薬ブースター事業の感染症領域の研究課題のプロジェクトマネージャーを担当し、現在に至る。
講演内容
ファージ治療は、近年、新しいモダリティとして欧米を中心に研究開発が活発化しており、国内においても同様の流れがでてきている。AMEDも本治療の将来性に注目し、研究支援を実施している。支援の現状と今後取り組むべき課題について演者の考えを述べたい。
講演者プロフィール
1985年4月藤沢薬品工業(株)入社~アステラス製薬(株)にて、主に感染症領域において微生物産物由来の天然物創薬研究に従事。その間、深在性真菌症治療薬のミカファンギン(商品名:ファンガード)の研究開発に貢献。2013年より(独)医薬基盤研究所、2015年より(国研)日本医薬研究開発機構(AMED)の創薬事業部(iD3)にてアカデミア発創薬シーズの実用化を支援する創薬ブースター事業の感染症領域の研究課題のプロジェクトマネージャーを担当し、現在に至る。
● 座長:協和キリン(株) 森 聖寿
CAR-T細胞によるがん治療の最前線
山口大学 大学院医学系研究科 免疫学講座 教授 玉田 耕治 |
講演内容
最新のがん免疫療法としてCAR-T細胞が開発されており、血液がんにおいては優れた治療効果を発揮することが示されている。一方で、CAR-T細胞療法には未だ解決すべき課題が存在しており、標的分子を欠損したがん細胞の出現や固形がんに対する不十分な効果などがあげられる。本講演では、CAR-T細胞治療の最前線について解説する。
講演者プロフィール
九州大学医学部を卒業後、がん免疫学の研究にて医学博士を取得。
その後米国にて13年間にわたり、最先端のがん免疫療法の研究と開発に従事。
Mayo Clinic 免疫学にて研鑽を積み、その後Johns Hopkins大学にてAssistant Professorとして独立。
さらに、Maryland州立大学がんセンターにて、がん免疫治療プログラムの基礎研究部門リーダーを務めた。
2011年より現職。2016年より東京大学医科学研究所 委嘱教授兼任。
講演内容
最新のがん免疫療法としてCAR-T細胞が開発されており、血液がんにおいては優れた治療効果を発揮することが示されている。一方で、CAR-T細胞療法には未だ解決すべき課題が存在しており、標的分子を欠損したがん細胞の出現や固形がんに対する不十分な効果などがあげられる。本講演では、CAR-T細胞治療の最前線について解説する。
講演者プロフィール
九州大学医学部を卒業後、がん免疫学の研究にて医学博士を取得。
その後米国にて13年間にわたり、最先端のがん免疫療法の研究と開発に従事。
Mayo Clinic 免疫学にて研鑽を積み、その後Johns Hopkins大学にてAssistant Professorとして独立。
さらに、Maryland州立大学がんセンターにて、がん免疫治療プログラムの基礎研究部門リーダーを務めた。
2011年より現職。2016年より東京大学医科学研究所 委嘱教授兼任。
バイオ医薬品製造プロセスとモノづくり
武田薬品工業(株) ファーマシューティカル・サイエンス バイオセラピューティクス・プロセス・デベロップメント ジャパン ヘッド 上永吉 剛志 |
講演内容
新型コロナウイルス感染症の拡大から約3年経過した。企業活動におけるデジタル技術の利便性が再認識されたことで、製薬企業の研究開発や製造技術への適用がさらに加速すると予想される。本講演では、バイオ医薬品製造プロセスやデジタル技術について基本的な概念にも触れながら紹介する。
講演者プロフィール
(株)日立製作所にて、バイオプロセスエンジニアとして、バイオリアクター等のデバイス開発、バイオや高活性医薬品の国内外プロジェクトを経験。2010年3月に武田薬品工業(株)に入社。湘南アイパークにて、バイオ医薬品のプロセス開発および治験薬の製造供給を主導。現在に至る。
博士(生命科学)山口大学大学院創成科学研究科、技術経営修士(専門職)山口大学大学院技術経営研究科。日本ディープラーニング協会 ジェネラリスト検定。
講演内容
新型コロナウイルス感染症の拡大から約3年経過した。企業活動におけるデジタル技術の利便性が再認識されたことで、製薬企業の研究開発や製造技術への適用がさらに加速すると予想される。本講演では、バイオ医薬品製造プロセスやデジタル技術について基本的な概念にも触れながら紹介する。
講演者プロフィール
(株)日立製作所にて、バイオプロセスエンジニアとして、バイオリアクター等のデバイス開発、バイオや高活性医薬品の国内外プロジェクトを経験。2010年3月に武田薬品工業(株)に入社。湘南アイパークにて、バイオ医薬品のプロセス開発および治験薬の製造供給を主導。現在に至る。
博士(生命科学)山口大学大学院創成科学研究科、技術経営修士(専門職)山口大学大学院技術経営研究科。日本ディープラーニング協会 ジェネラリスト検定。
バイエルにおける革新的医薬品価値創造のためのイノベーション戦略
バイエル薬品(株) 執行役員 研究開発本部長 梶川 麻里子 |
講演内容
科学知見の深化と技術の進展により、これまで治療法のなかった領域への薬剤開発が可能になっている。本セッションでは、ステークホルダーの多様なニーズに応える価値創造を目指し、既存の治療法を大きく超える製品を提供するための当社の取り組みについて紹介する。
講演者プロフィール
臨床医を経て、2005年にバイエル薬品(株)入社。臨床開発担当者として、同社の戦略製品 イグザレルトの開発をはじめ多くの製品開発に携わる。2018年、研究開発本部長および執行 役員に就任。
講演内容
科学知見の深化と技術の進展により、これまで治療法のなかった領域への薬剤開発が可能になっている。本セッションでは、ステークホルダーの多様なニーズに応える価値創造を目指し、既存の治療法を大きく超える製品を提供するための当社の取り組みについて紹介する。
講演者プロフィール
臨床医を経て、2005年にバイエル薬品(株)入社。臨床開発担当者として、同社の戦略製品 イグザレルトの開発をはじめ多くの製品開発に携わる。2018年、研究開発本部長および執行 役員に就任。
同時通訳付 日/英
核酸医薬開発の現状と今後の展望
国立医薬品食品衛生研究所 遺伝子医薬部長 井上 貴雄 |
近年、アンチセンス医薬やsiRNA医薬に代表される核酸医薬の臨床開発および実用化が進んでいる。本講演では核酸医薬の基礎と開発状況をわかりやすく解説するとともに、核酸医薬開発における課題や今後の展望、最近のトピックス等を紹介する。
講演者プロフィール
2003年3月に東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了、同助教。2011年10月に国立医薬品食品衛生研究所に異動。2013年10月、同所に核酸医薬室が新設され初代室長に着任。2020年、同所遺伝子医薬部長。2014年から2017年にわたり日本医療研究開発機構(AMED:AMED設立準備室を含む)に出向し、規制科学・臨床研究支援室長として主に規制科学研究に関する予算配分を担当。
近年、アンチセンス医薬やsiRNA医薬に代表される核酸医薬の臨床開発および実用化が進んでいる。本講演では核酸医薬の基礎と開発状況をわかりやすく解説するとともに、核酸医薬開発における課題や今後の展望、最近のトピックス等を紹介する。
講演者プロフィール
2003年3月に東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了、同助教。2011年10月に国立医薬品食品衛生研究所に異動。2013年10月、同所に核酸医薬室が新設され初代室長に着任。2020年、同所遺伝子医薬部長。2014年から2017年にわたり日本医療研究開発機構(AMED:AMED設立準備室を含む)に出向し、規制科学・臨床研究支援室長として主に規制科学研究に関する予算配分を担当。
ルクサナバイオテクの目指す人工核酸技術を基盤としたアンチセンス医薬創薬
ルクサナバイオテク(株) 代表取締役社長 CEO 佐藤 秀昭 |
当社は、アンチセンス医薬の臨床実用化を目的し大阪大学発の人工核酸群からなるLuxiAPTM創薬プラットフォームを構築し、製薬会社との共同創薬、技術ライセンス供与、自社創薬を推進している。本講演では研究成果に基づく疾患治療について述べる。
講演者プロフィール
1997年3月信州大学農学研究科修了、2004年2月京都大学農学研究科博士後期課程単位取得認定退学。核酸医薬品CDMOの(株)ジーンデザイン(現、味の素バイオファーマサービス)にて、学術営業部部長、執行役員、取締役(事業担当)として、受託製造事業統括、GMP生産体制構築、核酸医薬品シーズ創出に携わる。2017年12月にルクサナバイオテク(株)を共同創業、2018年2月に代表取締役社長に就任し、現在に至る。
当社は、アンチセンス医薬の臨床実用化を目的し大阪大学発の人工核酸群からなるLuxiAPTM創薬プラットフォームを構築し、製薬会社との共同創薬、技術ライセンス供与、自社創薬を推進している。本講演では研究成果に基づく疾患治療について述べる。
講演者プロフィール
1997年3月信州大学農学研究科修了、2004年2月京都大学農学研究科博士後期課程単位取得認定退学。核酸医薬品CDMOの(株)ジーンデザイン(現、味の素バイオファーマサービス)にて、学術営業部部長、執行役員、取締役(事業担当)として、受託製造事業統括、GMP生産体制構築、核酸医薬品シーズ創出に携わる。2017年12月にルクサナバイオテク(株)を共同創業、2018年2月に代表取締役社長に就任し、現在に至る。
ポストコロナ ~今のSHIONOGIの研究開発戦略について~
塩野義製薬(株) 研究本部 理事 研究副本部長 兼 創薬開発研究所長 吉本 淳 |
初の国産抗コロナウィルス薬とコロナワクチンの創製に成功したSHIONOGIには、その経験・学びを次なる新薬創製に活かし社会に貢献する義務がある。抗コロナウィルス薬/ワクチン創製の経緯と、組織再編、創薬戦略・戦術の見直しを伴う今後の研究開発戦略を紹介したい。
講演者プロフィール
獣医師・獣医学博士
1991年4月、塩野義製薬(株)シオノギ医科学研究所に入社。研究職として、抗ウィルス薬の探索に従事。
1998年より、開発職として、医療用麻薬、抗インフルエンザ薬などの開発を担当し、臨床開発部長、プロジェクトマネジメント部長を歴任。
2021年7月、研究本部にて副本部長と創薬開発研究所長を兼務。
研究プロジェクトマネジメント体制の構築、抗コロナウィルス薬/ワクチンの創製 並びに フロンティア研究領域戦略の立案等を担当し、現在に至る。
初の国産抗コロナウィルス薬とコロナワクチンの創製に成功したSHIONOGIには、その経験・学びを次なる新薬創製に活かし社会に貢献する義務がある。抗コロナウィルス薬/ワクチン創製の経緯と、組織再編、創薬戦略・戦術の見直しを伴う今後の研究開発戦略を紹介したい。
講演者プロフィール
獣医師・獣医学博士
1991年4月、塩野義製薬(株)シオノギ医科学研究所に入社。研究職として、抗ウィルス薬の探索に従事。
1998年より、開発職として、医療用麻薬、抗インフルエンザ薬などの開発を担当し、臨床開発部長、プロジェクトマネジメント部長を歴任。
2021年7月、研究本部にて副本部長と創薬開発研究所長を兼務。
研究プロジェクトマネジメント体制の構築、抗コロナウィルス薬/ワクチンの創製 並びに フロンティア研究領域戦略の立案等を担当し、現在に至る。
AIを用いた抗体分子設計:米国製薬企業との共同創薬事例
(株)MOLCURE 代表取締役 小川 隆 |
近年、創薬コンセプトの高度化により、既存手法では見つけ難い、優れた分子の創出が求められている。MOLCUREのAI分子設計技術は、高い性能を持つ抗体やペプチドの設計を可能にする。米国製薬企業との共同パイプラインの成功事例を紹介する。
講演者プロフィール
2016年3月慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科学術博士取得、同学環境情報学部 非常勤講師として「基礎分子生物学1」と「ゲノム解析プログラミング」を担当。
同学先端生命科学研究所 エピジェネティクス研究チームリーダーを務め、 機械学習・人工知能を用いたDNA-タンパク複合体形成予測技術を開発。
大学院在学中の2013年5月(株)MOLCURE(創薬支援ベンチャー)を創業、同社は人工知能と進化分子工学を統合した、次世代のバイオ医薬品探索技術を製薬企業向けに提供している。
近年、創薬コンセプトの高度化により、既存手法では見つけ難い、優れた分子の創出が求められている。MOLCUREのAI分子設計技術は、高い性能を持つ抗体やペプチドの設計を可能にする。米国製薬企業との共同パイプラインの成功事例を紹介する。
講演者プロフィール
2016年3月慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科学術博士取得、同学環境情報学部 非常勤講師として「基礎分子生物学1」と「ゲノム解析プログラミング」を担当。
同学先端生命科学研究所 エピジェネティクス研究チームリーダーを務め、 機械学習・人工知能を用いたDNA-タンパク複合体形成予測技術を開発。
大学院在学中の2013年5月(株)MOLCURE(創薬支援ベンチャー)を創業、同社は人工知能と進化分子工学を統合した、次世代のバイオ医薬品探索技術を製薬企業向けに提供している。
創薬を変革するスパコンコミュニティ「Tokyo-1」
三井物産(株) ICT事業本部 デジタルサービス事業部 デジタルヘルスケア事業室長 阿部 雄飛 |
欧米ではAI ドリブンな創薬研究が非常に活発化、臨床入りしている新薬候補も多数出ている。国内製薬会社のデジタル力を強化する為、デジタル技術による創薬研究開発を促進する世界最先端のスパコン基盤、コミュニティを作る一大プロジェクトを始動する。
講演者プロフィール
1997年、三井物産入社。ICT事業本部に所属し、通信・インターネット領域での国内及び東南アジアでのビジネス経験をした後、現在製薬及び医療関連のDigital Transformation型新規ビジネスを推進。AI Drug Discoveryに加え、遠隔医療や医療ソリューション・データ関連ビジネスを展開している。
欧米ではAI ドリブンな創薬研究が非常に活発化、臨床入りしている新薬候補も多数出ている。国内製薬会社のデジタル力を強化する為、デジタル技術による創薬研究開発を促進する世界最先端のスパコン基盤、コミュニティを作る一大プロジェクトを始動する。
講演者プロフィール
1997年、三井物産入社。ICT事業本部に所属し、通信・インターネット領域での国内及び東南アジアでのビジネス経験をした後、現在製薬及び医療関連のDigital Transformation型新規ビジネスを推進。AI Drug Discoveryに加え、遠隔医療や医療ソリューション・データ関連ビジネスを展開している。
バイオテクにおけるイノベーションエコシステムの構築にむけて
アイパークインスティチュート(株) 代表取締役社長 藤本 利夫 |
講演内容
人材、技術、資本が集積し、大学、ベンチャー、企業が共創するエコシステムを日本で構築する試みを行う湘南アイパーク。本セッションではまず近年のバイオテク業界をめぐる日本と世界の動きを概観し、さらにアイパーク開所から5年での実績と、産業活性化のための新たな挑戦について紹介する。
講演者プロフィール
京都大学医学部卒、医師。京都大学呼吸器外科およびその関連病院を経て、ドイツルアードランドクニック、フライブルグ大学胸部外科、米国メイヨークリニック一般胸部外科(臨床フェロー)など複数国で胸部外科医として勤務。
2006年より2017年まで、日本イーライリリー(株)にて研究開発本部長執行役員、取締役副社長を歴任。
2017年に武田薬品工業(株)湘南ヘルスイノベーションパークのジェネラルマネジャーに着任、2018年4月に湘南ヘルスイノベーションパークを開所。以来、創薬エコシステムの形成、拡大に注力。2023年より、アイパークインスティチュート(株)代表取締役社長。
講演内容
人材、技術、資本が集積し、大学、ベンチャー、企業が共創するエコシステムを日本で構築する試みを行う湘南アイパーク。本セッションではまず近年のバイオテク業界をめぐる日本と世界の動きを概観し、さらにアイパーク開所から5年での実績と、産業活性化のための新たな挑戦について紹介する。
講演者プロフィール
京都大学医学部卒、医師。京都大学呼吸器外科およびその関連病院を経て、ドイツルアードランドクニック、フライブルグ大学胸部外科、米国メイヨークリニック一般胸部外科(臨床フェロー)など複数国で胸部外科医として勤務。
2006年より2017年まで、日本イーライリリー(株)にて研究開発本部長執行役員、取締役副社長を歴任。
2017年に武田薬品工業(株)湘南ヘルスイノベーションパークのジェネラルマネジャーに着任、2018年4月に湘南ヘルスイノベーションパークを開所。以来、創薬エコシステムの形成、拡大に注力。2023年より、アイパークインスティチュート(株)代表取締役社長。
標的タンパク質分解誘導で広げる創薬の可能性
アステラス製薬(株) プロテインデグレーダー 部門長 早川 昌彦 |
講演内容
鍵と鍵穴の関係から触媒のはたらきへ。合成医薬品の創薬にパラダイムシフトが起きつつある。アステラスはその最先端で、従来標的にできなかったタンパク質へアプローチしている。 KRAS変異をもつがんの開発候補品を皮切りに、他疾患へ展開する取り組みを紹介する。
講演者プロフィール
1994年名古屋大学理学研究科博士前期課程を修了。同年4月山之内製薬(現アステラス製薬)に入社。2008年 東京理科大学で博士号取得(薬学)。メディシナルケミストとしてがん・泌尿器等の低分子創薬を担い、複数の上市品、臨床開発品の創出に貢献。The Scripps Research Institute (Professor Carlos F. Barbas III)への留学を経て、2012年より、研究企画部門で、研究本部の実行計画策定等に従事。2018年モダリティ戦略室長、2019年創薬アクセレレーターユニット長、2022年10月より現職。
講演内容
鍵と鍵穴の関係から触媒のはたらきへ。合成医薬品の創薬にパラダイムシフトが起きつつある。アステラスはその最先端で、従来標的にできなかったタンパク質へアプローチしている。 KRAS変異をもつがんの開発候補品を皮切りに、他疾患へ展開する取り組みを紹介する。
講演者プロフィール
1994年名古屋大学理学研究科博士前期課程を修了。同年4月山之内製薬(現アステラス製薬)に入社。2008年 東京理科大学で博士号取得(薬学)。メディシナルケミストとしてがん・泌尿器等の低分子創薬を担い、複数の上市品、臨床開発品の創出に貢献。The Scripps Research Institute (Professor Carlos F. Barbas III)への留学を経て、2012年より、研究企画部門で、研究本部の実行計画策定等に従事。2018年モダリティ戦略室長、2019年創薬アクセレレーターユニット長、2022年10月より現職。
遺伝子・細胞治療のプラットフォーマーとしてのタカラバイオの取り組み
タカラバイオ(株) 取締役 副社長執行役員 峰野 純一 |
講演内容
近年、ウイルスベクターや細胞が新モダリティとして注目を集めているが、当社タカラバイオは新モダリティという言葉が認知される以前から遺伝子治療領域における基盤技術の提供者としてビジネスを展開してきた。本講演では、それら当社の取り組みを紹介する。
講演者プロフィール
1984年3月京都大学農学部食品工学科修了、2007年3月学位取得(鹿児島大学大学院連合農学研究科)。1984年4月寶酒造(株)(現タカラバイオ(株)に入社し、工場スタッフとして医薬品原末の製造管理と培養スケールアップに5年間従事、その後遺伝子工学用研究試薬の開発、大腸菌ゲノム解析プロジェクト参画、遺伝子工学・細胞工学研究用試薬の導入、ライセンスイン、DNAマイクロアレイ・DNAマイクロビーズの開発業務、等を経て、2003年から同社細胞・遺伝子治療センターにて遺伝子治療用ベクター・細胞の開発並びにGMP製造・品質管理システム構築、CDMO事業に従事。2011年同社執行役員、2014年同社取締役。
講演内容
近年、ウイルスベクターや細胞が新モダリティとして注目を集めているが、当社タカラバイオは新モダリティという言葉が認知される以前から遺伝子治療領域における基盤技術の提供者としてビジネスを展開してきた。本講演では、それら当社の取り組みを紹介する。
講演者プロフィール
1984年3月京都大学農学部食品工学科修了、2007年3月学位取得(鹿児島大学大学院連合農学研究科)。1984年4月寶酒造(株)(現タカラバイオ(株)に入社し、工場スタッフとして医薬品原末の製造管理と培養スケールアップに5年間従事、その後遺伝子工学用研究試薬の開発、大腸菌ゲノム解析プロジェクト参画、遺伝子工学・細胞工学研究用試薬の導入、ライセンスイン、DNAマイクロアレイ・DNAマイクロビーズの開発業務、等を経て、2003年から同社細胞・遺伝子治療センターにて遺伝子治療用ベクター・細胞の開発並びにGMP製造・品質管理システム構築、CDMO事業に従事。2011年同社執行役員、2014年同社取締役。
同時通訳付 日/英
エクソソームの医療革命
東京医科大学 医学総合研究所 分子細胞治療研究部門 特任教授 落谷 孝広 |
講演内容
細胞外小胞であるエクソソームを用いた診断と治療の応用研究が世界中で進んでいる。本講演では、世界的なエクソソームの医療革命の現状を紹介するとともに、臨床応用する上での期待と問題点を概説する。
講演者プロフィール
2018年まで国立がん研究センター研究所で分野長を務め、定年後は東京医科大学で教授に就任。ノンコーディングRNAや細胞外小胞であるエクソソソームの診断治療の研究に従事。日本細胞小胞学会の理事長やエクソソームの国際組織であるISEVの役員を務める。2019年から連続で、Web of Scienceの発表する高被引用論文研究者(highly cited researcher)に選ばれている。
講演内容
細胞外小胞であるエクソソームを用いた診断と治療の応用研究が世界中で進んでいる。本講演では、世界的なエクソソームの医療革命の現状を紹介するとともに、臨床応用する上での期待と問題点を概説する。
講演者プロフィール
2018年まで国立がん研究センター研究所で分野長を務め、定年後は東京医科大学で教授に就任。ノンコーディングRNAや細胞外小胞であるエクソソソームの診断治療の研究に従事。日本細胞小胞学会の理事長やエクソソームの国際組織であるISEVの役員を務める。2019年から連続で、Web of Scienceの発表する高被引用論文研究者(highly cited researcher)に選ばれている。
iPS細胞培養における「AI x ロボット」の活用
(株)ビジョンケア 代表取締役/(株)VC Cell Therapy 髙橋 政代 |