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農林水産省 大臣官房 みどりの食料システム戦略グループ長 久保 牧衣子 |
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【講演内容】
農林水産省では、令和3年5月に食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現させるための新たな政策方針として「みどりの食料システム戦略」を策定した。法律・予算・税制など戦略実現に向けた推進施策について紹介する。
【講演者プロフィール】
東京大学農学部卒業後、農林水産省入省。大臣官房環境バイオマス政策課課長補佐、ジェトロパリ事務所出向、食料産業局輸出促進課課長補佐、ミラノ万博日本館副館長、大臣官房政策課企画官、大臣官房環境バイオマス政策課地球環境対策室長などを経て、令和4年6月より現職。
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(株)クボタ 特別技術顧問 工学博士 飯田 聡 |
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【講演内容】
クボタでは就農人口の減少等の日本農業の課題を解決するために、スマート農業技術(データ活用による精密農業(KSAS)、自動化・無人化による超省力化技術など)の開発と普及に取組んできた。本講演ではその開発状況と将来展望について説明する。
【講演者プロフィール】
1980年久保田鉄工(現クボタ)入社、99年トラクタ技術部第二開発室長、同99年建設機械技術部長、03年建設機械事業部長、04年クボタヨーロッパS.A.S(フランス)社長、09年執行役員、同09年クボタトラクターコーポレーション(アメリカ)社長、11年機械海外本部長、同11年常務執行役員、12年農業機械総合事業部長、農機海外営業本部長、14年研究開発本部長、15年専務執行役員、16年取締役専務執行役員を経て、18年3月より現職。
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ノウカノタネ(株) 代表取締役 鶴 竣之祐 |
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AGRIST(株) 代表取締役 兼 CTO 秦 裕貴 |
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(株)トクイテン 代表取締役 豊吉 隆一郎 |
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ソフトバンク(株) CPS技術企画部 担当部長 e-kakashi事業責任者 戸上 崇 |
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(株)CodyCode 代表取締役 瀬戸山 幸大郎 |
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【講演内容】
主にスタートアップアグリテックのCTOらが集まり、技術で農業界がどのように変革していくと考えているのかディスカッションします。
【講演者プロフィール】
●ファシリテーター 鶴 竣之祐氏
福岡県福岡市の農業法人代表。2014年に農系Podcast「ノウカノタネ」配信開始。2020年YouTubeチャンネル「科学的に楽しく自給自足ch」配信を開始し、10万人以上のフォロワーを抱える農業インフルエンサー。
●パネラー:
秦 裕貴氏
2016年、北九州高専専攻科卒業と同時に就農を志すも収益の不透明さから断念。現在はAGRIST株式会社を創業、CTOに就任し宮崎へ移住。ロボット大賞2022農林水産大臣省受賞、CES2023 INNOVATION AWARD受賞 等。
豊吉 隆一郎氏
岐阜工業高等専門学校 電気工学科学を卒業。在学中にNHK高専ロボコン全国準優勝。クラウド請求管理サービス「Misoca(ミソカ)」の事業を売却し、代表を退任。岡崎農業大学校 令和2年度 農業者育成支援研修 修了。
戸上 崇氏
オーストラリア・ニューサウスウェルズ州公立チャールズスチュアート大学卒業後、国立三重大学大学院の修士課程に進学し、農業ICT分野の研究に携わる。現在はソフトバンク株式会社にてe-kakashiプロジェクトの技術開発をリードする。
瀬戸山 幸大郎氏
早稲田大学基幹理工学部卒。複数の企業にて、データ分析基盤の構築から分析・運用までを一気通貫で主導。現在は植物の生体分子診断技術を開発した野田口教授(京都大学)と出会い、植物の分子に着目して農業の栽培プロセスの改善手法を提案するアグリテックの創業予定。
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BASFジャパン(株) アグロソリューション事業部 事業部長 野田 信介 |
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全国農業協同組合連合会(JA全農) 耕種総合対策部 部長 山田 正和 |
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【講演内容】
JA全農と世界のスマート農業をリードするBASF社が取り組む日本のスマート農業について紹介。
衛星画像とAI解析による最先端の栽培管理システム「xarvio(ザルビオ)」を生産者やJA営農指導が導入する価値について紹介。
【講演者プロフィール】
●野田 信介氏
2002年BASFアグロ入社。サプライチェーン・コントローリング部のサプライチェーンコンサルタントを務め、2009年BASFドイツ本社 農薬事業本部(現アグロソリューション事業本部)に出向。2012年ESSEC & MANNHEIM Business School Executive MBAを取得。日本に帰国後、BASFジャパンの建設化学品事業部マーケティング部やディスパージョン&レジン事業部ビジネスディベロップメント部のマネージメントを歴任。2018年現在のアグロソリューション事業部のマーケティング部長に就任。2023年4月より現職。
●山田 正和氏
1990年全農入会。農業技術センター農薬研究部(専門は殺菌剤に関する研究)に配属。その後、主に農薬の購買事業に従事。2018年に本所肥料農薬部農薬課長、2019年に肥料・農薬・生産資材・農業機械関係部署が統合し、耕種資材部に改組し、同部次長(農薬事業担当)に就任。2022年にスマート農業や生産振興等の営農事業を担当する耕種総合対策部長に就任。現在に至る。
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(株)まいすたぁ 代表取締役/(公社)日本農業法人協会 会長 齋藤 一志 |
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【講演内容】
日本のスマート農業は本当にスマートか?海外の機械、技術を取り入れ食糧問題を解決する。
【講演者プロフィール】
平成2年「有限会社いずみ農産」設立、代表取締役就任。平成15年「株式会社 庄内こめ工房」設立、代表取締役就任。平成21年「株式会社 まいすたぁ」設立、代表取締役就任。令和5年6月から公益社団法人 日本農業法人協会会長。
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北海道大学大学院農学研究院 ディスティングイッシュト プロフェッサー 野口 伸 |
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【講演内容】
スマート農業には労働力不足の解消、農作業技術のデータによる継承、農産物の品質向上・収量増など数多くのメリットがある。さらに、昨今の環境・エネルギの面での持続性についても貢献できる。本講演では生産性向上と持続性の両立を可能にするスマート農業技術について論じる。
【講演者プロフィール】
1990年北海道大学大学院博士課程修了。農学博士。同年北海道大学農学部助手。1997年助教授、2004年より教授。現在、北海道大学大学院農学研究院長、ディスティングイッシュトプロフェッサー。専門は生物環境情報学、農業ロボット工学。農作業の自動化・ロボット化をはじめ、スマート農業に関する研究に従事。
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(公財)園芸植物育種研究所 理事長/(株)リーフ・ラボ 代表取締役 丸尾 達 |
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【講演内容】
現在、これまで以上に栽培施設・環境に適合する高性能品種に対する期待が高まっている。これは、最適品種の導入による生産性の向上は、新たな投資を必要としないだけでなく、エネルギや資材の投入量を抑制可能なことが要因であるが、本講演では高速育種も含めて育種の最新事業や課題について取り上げる。
【講演者プロフィール】
千葉大学園芸学部・大学院園芸学研究科を経て、1981年より千葉大学園芸学部に勤務。学生時代に養液栽培の生産性の高さに魅せられ、養液栽培に関して幅広く研究・普及活動を進めてきた。前職の千葉大学では、栽培を通じ、施設園芸、シードテクノロジー、苗生産、植物工場などに研究範囲が拡がっていた。 昨年4月より野菜の育種を行う公益財団法人に理事長として勤務するとともに、千葉大学在職中に立ち上げた千葉大学発のスタートアップ(株)リーフ・ラボの代表も務め、栽培技術や環境制御の研究からだけでなく、野菜の育種の観点から植物工場/施設園芸の革新的な効率化を目指している。
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(株)おてつたび 代表取締役CEO 永岡 里菜 |
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【講演内容】
「お手伝い」と「旅」を掛け合わせた造語で、人手不足に悩む地域の農家や旅館と旅行者をつなぐ人材マッチングサービスです。お手伝いという新しい旅の目的を作ることによって、著名な観光名所ではない地域にも人が訪れ、人手不足の解消だけではなく、地域や農業の関係人口創出につなげています。
【講演者プロフィール】
三重県尾鷲市出身。千葉大学卒業後、PR・プロモーションイベント企画制作会社に勤務。2018年株式会社おてつたびを創業。短期的・季節的な人手不足で困る事業者と「知らない地域へ行きたい!」と思う地域外の若者をマッチングするWebプラットフォーム『おてつたび』を運営。
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(株)マイファーム 代表取締役 西辻 一真 |
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ファームサイド(株) 代表取締役 佐川 友彦 |
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【講演内容】
「自産自消」を掲げて多角的な農業サービスを展開するマイファームと、「農家の経営改善」で現場から課題解決を進めるファームサイド。両社が期待を込めて注力する「人」を軸に、教育・ビジネス・自治体連携の新しい事例を交え、これからの農業界の可能性について語る。
【講演者プロフィール】
●西辻 一真氏
1982年福井県生まれ、2006年京都大学農学部資源生物科学科卒業。 大学を卒業後、1年間の社会人経験を経て、幼少期に福井で見た休耕地をなんとかしたい!という思いから、「自産自消」の理念を掲げて株式会社マイファームを設立。 その後、体験農園、農業学校、流通販売、農家レストラン、農産物生産など、独自の観点から農業の多面性を活かした種々の事業を立ち上げる。2010年、戦後最年少で農林水産省政策審議委員に就任。2016年度 総務省「ふるさとづくり大賞」優秀賞受賞。2021年6月、学校法人札幌静修学園の理事長に就任。2022年「JCI JAPAN TOYP」(第36回青年版国民栄誉賞)農林水産大臣奨励賞受賞。 将来の夢は世界中の人が農業(土に触っていること)をしている社会を創ること。
●佐川 友彦氏
東京大学農学部、同修士卒。外資メーカーの研究開発職を経て、2014年より阿部梨園に参画し、代表阿部の右腕業と農園のマネージャーを務める。生産に携わらず、バックオフィス全般と販売促進を担当。大小500件の業務改善を実施し、小規模ながらスマート経営と直売率99%超を達成した。クラウドファンディングによって約450万円の支援を集め、阿部梨園の改善実例をオンラインメディア「阿部梨園の知恵袋」として無料公開した。その後ファームサイド株式会社を設立し、経営コンサルティングや企業のアドバイザリー、講演・執筆活動を行い、農業者の経営体質改善を推進している。2020年9月、ダイヤモンド社より『東大卒、農家の右腕になる。小さな経営改善ノウハウ100』を出版。
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(株)農テラス 代表取締役 山下 弘幸 |
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【講演内容】
これからはハイブリッド型の農業をやるべきである。ハイブリッド型農業とは生産もできる、販売もできる。さらには経営もできる。そして人も雇うことができる「農作業」も「脳作業」もできる農業者のことを言う。半歩先を行く農業経営者の成り方をお伝えします。
【講演者プロフィール】
野菜農家の3代目として熊本益城に生まれ、1989年、熊本農大を卒業後、親元就農。過剰な設備投資があだとなり、経営が泥沼化。栽培だけでなく自ら販売も始めることで経営をV字回復させた。企業的な農業に憧れ、ベンチャー企業に就職。農業法人の代表に就任し、農業以外の社会とビジネスを学ぶ。
2012年「株式会社農テラス」設立。全国初となる農業参入専門のコンサルタント会社として、1,000件以上の農業参入案件をサポート。youtubeチャンネルやSNSのフォロワー合計10,000人。毎週配信のメールマガジン登録者は1,000人。自ら主宰するオンラインコミュニティは100人を超える。
主な著書: 稼げる、新農業ビジネスの始め方(すばる舎)
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アクプランタ(株) 代表取締役社長 金 鍾明 |
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【講演内容】
世界は地球沸騰化時代を迎えています。今年の夏も非常に暑く、地域によっては水不足に陥り、非常に厳しい条件での作物栽培となったと思います。そのような環境下で、弊社のBS資材である「スキーポン」が一つの解決策となります。
【講演者プロフィール】
国立奈良先端大学院大学にて学位を取得(博士:バイオサイエンス)。ミトコンドリア維持に必須のアミノ酸代謝経路を発見した(学位論文)。その後、UCLA分子生物学研究所にて、酵母菌を用いたエピジェネティクス研究に従事。帰国後、 理化学研究所 植物科学系研究センターにて研究員となる。この研究の成果から、全ての植物が酢酸を利用して環境ストレスに耐性化することを発見。研究成果をいち早く社会実装し、地球温暖化による地球の食料問題と環境問題を解決するため、アクプランタ株式会社を設立し、CEO 代表取締役社長に就任した。東京大学大学院農学生命科学研究科特任准教授を兼任。
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麻布大学 生命・環境科学部 教授 フィールドワークセンター長/おおち山くじら研究所 所長 江口 祐輔 |
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【講演内容】
野生鳥獣による農作物の被害量は20年減っていない(H11年458,800t、R2年459,300t)。農地を守れない地域と守れる地域の二局化が進んでいる。「鳥獣害=野生動物が悪さをする」と考えるか、「鳥獣害=地域づくりのチャンス」と捉えるか。動物の行動と対策について、現場の疑問に答えながら解説する。
【講演者プロフィール】
麻布大学大学院博士後期課程修了。科学技術特別研究員、農水省中国農業試験場研究員、麻布大学獣医学部講師、農研機構西日本農業研究センター鳥獣害対策技術グループ長等を経て現職。動物行動学、家畜管理学を専門とし、動物の運動能力・感覚能力・学習能力・繁殖行動等を明らかにするとともに、農作物被害対策技術の開発と現場における普及啓蒙を行ってきた。麻布大学では島根県美郷町に新設されたフィールドワークセンターに常駐し、教育・研究を行なっている。また、地域づくりを実践するために、美郷町と産官学民の連携の柱となる「おおち山くじら研究所」を立ち上げ、所長を務める。
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玉川大学大学院 農学研究科長 農学部 先端食農学科 教授 渡邊 博之 |
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【講演内容】
安心、安全な野菜生産を掲げて普及が始まった完全人工光型植物工場は、近年小売り向け販売のみならず、BtoBビジネスへの展開が始まっている。LED光質制御などにより野菜の生産性や品質(味覚、色合い、栄養価など)を向上させる技術の最新動向について解説する。
【講演者プロフィール】
1983年名古屋大学卒業、1985年筑波大学大学院修士課程修了、1987年三菱化成工業(現三菱ケミカル)入社、総合研究所勤務、1999年三菱化学横浜総合研究所主任研究員。1992年よりLEDを光源とした植物栽培技術の開発に従事し、LED植物工場の開発を手掛ける。2003年玉川大学農学部に助教授として着任、2010年には学内にLED植物工場の研究施設「Future Sci Tech Lab」を開設、2014年にLED野菜工場の学内実証施設「Sci Tech Farm」を稼働させる。1992年より30年にわたり、LEDを光源とした植物工場技術の開発、普及に取り組む。2008年玉川大学農学部教授、2018年玉川大学大学院農学研究科長を担当し、現在に至る。
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(株)デルフィージャパン ホーティカルチャースペシャリスト 斉藤 章 |
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【講演内容】
スマート農業は施設園芸の生産現場に大きな変革を起こす可能性を秘めている。ただしICT技術は道具であり、活用には管理者自身の技術に大きく依存され、植物に関する知識を深める必要がある。植物を主体にしたスマート農業の事例と目標達成に必要なことをお伝えする。
【講演者プロフィール】
1997年3月、千葉大学大学院園芸学研究科生物生産科学専攻修了。株式会社 誠和に入社、研究開発本部、営業本部、ソリューション事業室を経験。2018年4月から現職、現在に至る。
年間100回、延べ3000名以上を対象に実践的な高収量・高品質を目指した植物栽培方法に関する勉強会やセミナー、講演を実施して、わが国の施設園芸の革新に邁進中。
0.1haの新規就農生産者から数haの地域トップクラスの収量を目指す大規模生産者まで、様々なタイプの生産者や企業への栽培コンサルティングを実施。特に環境制御技術とコンピュータや養液栽培を活用したトマトでの高収量・高品質栽培技術については国内の第一人者。
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(一財)畜産環境整備機構 畜産環境技術研究所 研究参与 道宗 直昭 |
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【講演内容】
畜産経営に起因する悪臭の苦情発生戸数はここ数年増加傾向にあり、畜産経営にとっては重要な環境問題の1つとなっている。臭気対策の難しいところは低コストで効果の高い技術が求められる点である。本講では臭気対策の基本技術、取り組み方法、最近の畜産で使われている臭気対策技術等を紹介する。
【講演者プロフィール】
1973年3月、三重大学卒業後、農業機械化研究所入所、生研機構、生物系特定産業技術研究支援センターにおいて畜産環境問題に関わる研究開発に従事。2010年から畜産環境整備機構 畜産環境技術研究所で畜産環境に関わる技術研究を担当し、現在に至る。
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東海大学 農学部 動物科学科 動物行動学研究室 教授 伊藤 秀一 |
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【講演内容】
アニマルウェルフェア(AW)への配慮について、EUの飼育管理が法整備に始まり、アメリカの対応、OIEにおける基準の制定など、この20年で大きく動いている。我が国でも農林水産省がAWの指針をまとめることが発表された。本講演ではAWとは何か?を含め、AWに配慮した飼育管理について、関係する研究とともに紹介する。
【講演者プロフィール】
麻布大学獣医学部環境畜産学科卒業。麻布大学博士前期/後期課程修了。博士(学術)。北海農業研究センター、農業生物資源研究所・畜産草地研究所でのポスドクを経て、2004年より九州東海大学(その後、東海大学に統合)。2019年に1年間スコットランド農業大学 動物行動学・福祉学チームへ留学。専門は産業動物(主に鶏と豚)と動物園動物の行動学およびアニマルウェルフェア。
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宇都宮大学 農学部 教授 池口 厚男 |
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【講演内容】
畜舎内のエアロゾルには病原体や悪臭成分が付着しており、エアロゾルの抑制が防疫や悪臭拡散の抑制に資する。畜舎内のエアロゾルの発生や濃度の現状とともに微生物濃度についても言及し、畜舎からの拡散性状について概説する。また、エアロゾルの抑制技術、悪臭拡散抑制の技術について概説する。
【講演者プロフィール】
1989年筑波大学大学院博士課程修了。筑波大学農林工学系助手、農林水産省畜産試験場、アイオワ州立大学、(国研)農研機構(現)を経て、2013年に現職。悪臭・微生物の拡散に関与する畜産におけるエアロゾルの研究を主に従事。鶏舎内の自律走行噴霧ロボット、次世代閉鎖型牛舎システム、牛の蹄病早期発見AIモデル、悪臭拡散抑制技術等を開発。
燕三条の匠の技 鍛冶と造園の融合から新たな挑戦へ
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諸橋農園 諸橋 良祐 |
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【講演内容】
新潟県三条市は歴史の深い鍛冶と造園、2つの産業が共存している地域である。この2つは河川の氾濫により農業が育たなかったことが要因となって栄えた産業であるが、全く違う産業として成長した。しかし今までほとんど交わることのなかった2つの産業はアート展、プロダクト開発等の共同事業により今までにない新たな価値を作り始める。
【講演者プロフィール】
2012年東京農業大学造園科学科卒業。その後横浜、千葉の企業で現場監督、職人業として従事した後に2017年家業である諸橋農園に入社。同年に三条商工会議所青年部に入会。同年事業で同会の先輩庭師が主体となったパリでの盆栽WSに参加。同会メンバーとの交流を機に鍛冶と造園のコラボレーションに興味を持ち今年度のニューヨーク事業の実現に至る。
ネイチャーポジティブの実現に向けた社会課題を解決する植栽デザイン
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バラエングループ 代表 / 植物活動家 四代目 金岡 又右衛門 |
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【講演内容】
バラエングループによる社会の課題解決への取り組み
・ローメンテナンスガーデン・植栽デザイン
・プラネタリーバウンダリーという概念
・自然生態系調和型資材による取り組み
・カーボンニュートラル、ネイチャーポジティブへの貢献
【講演者プロフィール】
植物活動家、ボタニカルプロデューサー
明治13年(1880年)創業、140年以上続く花き園芸会社「バラエングループ(6社)」四代目代表
受賞歴:
2015年 ウッドデザイン賞受賞
2016年 ベルギー王立園芸協会主催 Gentse Floraliën2016 外国人部門3位、韓国 ソウル庭園博覧会2016 日韓交流ガーデンとして表彰
2022年 シンガポール ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、開業10周年を記念し名誉あるサプライヤーとして表彰
経歴:
バラエングループ(6社)代表
有限会社 薔薇園植物場 / 仲卸ローズガーデン
ローズガーデンプランツ 株式会社
株式会社 アースフィール
株式会社 マリネックス
バラエンクリエイティブ 株式会社
一般社団法人 日本みどりの研究所
宝塚山本ガーデン・クリエイティブ 株式会社 取締役
一般財団法人 進化生物学研究所 客員研究員
一般社団法人 全国花卸協会 副会長
一般社団法人 日本フローラルマーケティング協会(2012年〜2017年常務理事、2017年〜顧問)
一般社団法人 テラプロジェクト 専門委員 / みどりのサンタアンバサダー
ナショナルトレーディングセンター Jヴィレッジ アンバサダー
NPO法人 BRA-国境なき奉仕団 理事
一般社団法人 青年海外協力隊プラザ・大阪 理事
公益社団法人 日本植物園協会 正会員
生き物文化誌学会 正会員
特定非営利活動法人 全日本愛瓢会 会員
日本みどりのプロジェクト推進協議会 会員
日本腐植物質学会 正会員
なら橘プロジェクト メンバー / パートナー
特定非営利活動法人 ふるさとテレビ 顧問
2023年ドーハ国際園芸博覧会 屋内出展実行委員会 委員
公益社団法人 日本青年会議所 国境なき奉仕団委員会 委員(2002年)
一般社団法人 大阪青年会議所 理事 人間力育成委員会 委員長(2004年)
2016年アンタルヤ国際園芸博覧会 政府出展 屋内展示基本計画検討委員会 委員(2016年)
学校法人 甲南学園 評議員(2016年〜2019年)
大阪大学 産業科学研究所 共同研究員(2018年〜2019年)
2022年アルメーレ国際園芸博覧会 政府屋内出展実行委員会 委員(2021年)
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(株)ロゴスコーポレーション 取締役副社長執行役員 柴田 晋吾 |
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【講演内容】
2018年京都府城陽市とのコラボレーションで生まれたアウトドアテーマパーク「ロゴスランド」、22年には高知県須崎市と初のキャンプ場「ロゴスパークシーサイド」を開業し、政府が掲げる地方創生について、アウトドア企業としての地方創生に向けての動きを2施設を元に説明する。
【講演者プロフィール】
同志社大学大学院ビジネス研究科卒業。2005年3月、同志社大学経済学部卒業後、吉本興業株式会社に新卒入社。ダウンタウン浜田雅功や東野幸治、星田英利、ライセンスなどのマネージャーを歴任。お笑い芸人初となる全国Zeppツアー「LICENSE vol.Zepp ENJOY!!」を企画・プロデュースし、累計2万人動員。2010年、株式会社ロゴスコーポレーションに入社。企画広報部でのブランディングや直営事業部でショッププロデュースなどを経て、2016年より現職。
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