


SDV時代の車開発
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本田技研工業(株) BEV開発センター ソフトウェアデファインドモビリティー開発統括部 電子プラットフォーム開発部 部長 エグゼクティブチーフエンジニア 久木 隆 |
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講演内容
電動化とともに進行するソフトウェアデファインド化は自動車の価値に大きな変化をもたらすと考えられる。
ソフトウェアデファインド化には、E&Eアーキテクチャの刷新やビークルOSが必要である。
これまでの延長上にない進化を達成し、ソフトウェア開発能力を向上させることが車作りにとって非常に重要になると考える。
講演者プロフィール
1990年3月 早稲田大学理工学部卒業
本田技術研究所に入社しエンジン制御ECUの開発に従事。
2022年4月より北米駐在から帰任し電子プラットフォーム開発を担当、現在に至る。
同時通訳付 日⇒英
MBD(Model Based Development)の効能
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マツダ(株) エグゼクティブフェロー イノベーション 人見 光夫 |
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2000年代初頭から本格的にMBDに取り組み始めたがその背景と、MBDを浸透させた方法やMBDの活用事例などに触れながら、実感された多くの効能について説明することで、浸透に苦労している人やMBDに取り組むべきかどうか迷っている人の一助とする。
講演者プロフィール
2000年よりエンジン先行開発部の部長としてSKYACTIV エンジン開発をリード。同時に部門を上げてモデルベース開発(’MBD)に本格的に取り組み始めた。
2010年からパワートレイン開発本部長の時SKYACTIV エンジン商品化開始 2011年執行役員、2014年常務執行役員となり、MBDをパワートレイン開発だけでなく車両開発や技術研究所へと拡大していった。
2019年よりシニアフェローとなり今に至る。
MBD普及に向けてのJAMBEの活動ご紹介
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MBD推進センター(一社) 事務局 事務局長 村岡 正 |
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MBDの全国普及を狙いとして,国内OEM・サプライヤ10社が中心となって一般社団法人 MBD推進センター(JAMBE)を発足した。現在約150の会員企業/団体が集まり、大企業だけでなく中小企業にもMBD(CAE)を普及すべく多様な施策を進めている。その概要についてご紹介する。
講演者プロフィール
1984年3月 広島大学大学院修了、マツダ㈱入社。3次元CADシステムの開発と全社展開、開発プロセスの革新などの業務を経て、2012年より産学官連携による広島地域へのMBD展開を担当し、ひろしまデジタルイノベーションセンター等の設立に参画。2023年4月より(一社)MBD推進センター 事務局長。現在に至る。
宇宙開発とクルマ開発の融合で、未来を変えてゆく
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トヨタ自動車(株) 先進スペースモビリティ開発室 主幹 清水 宏文 |
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電動化拡大に向けた日産のe-PT開発戦略
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日産自動車(株) パワートレイン・EV電動技術開発部 電動先行開発グループ 部長 渋井 宏行 |
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講演内容
カーボンニュートラルに向けてグローバルで電動化が急激に進む一方で、お客様ニーズを的確に捉えつつ普及させることがOEMとしての責務だと考える。電動車で提供する新しい価値と基盤技術の一つであるe-PT技術を題材に、日産自動車の電動化戦略の一端を詳説する。
講演者プロフィール
2001年3月 武蔵工業大学大学院機械システム専攻終了
2006年8月 日産自動車(株)に入社し、燃料電池システム高電圧部品設計を担当
2008年頃より、電気自動車立ち上げにおける高電圧部品(充電器・DCDC)設計に従事、その後の電動車開発においてバッテリ・充電システムを担当
2021年より、eAxleのユニット主管としてプロジェクトのマネージメントを担当し、現在は、電動技術開発部の部長として、電動化における部品設計全体を統括
ソフトウェア自動車への道を切り拓く
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Continental Automotive Corp. Software and Central Technologies (SCT), Head of Software Strategy Martin Schleicher |
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Software Defined Vehicle "を成功させるために、自動車産業はソフトウェア企業の考え方と行動を取り入れ、アーキテクチャ、開発手法、文化、ビジネスモデルといったソフトウェアのいくつかの側面をマスターする必要がある。
自動車メーカーとサプライヤーがソフトウェア自動車で達成すべき主な目標は以下の通り:
- 製品としてのソフトウェアやサービスとしてのソフトウェアなど、デジタル・ライフサイクルのビジネスモデルの実現
- ハードウェアからのソフトウェアの分離
- 市場投入までの時間と製品開発サイクルの短縮
- ソフトウェア開発と統合サイクルの短縮
- 仮想開発とテスト
- データ駆動型開発
講演では、SDVの重要な概念を取り上げ、コンチネンタルがCAEdgeフレームワークでこれらの要件にどのように対応しているかを説明します。
講演者プロフィール
Martin Schleicherは、コンチネンタルのソフトウェア戦略部門の責任者として、Software-Defined Vehicleに関連する活動を統括している。Eclipse SDV、SOAFEE、AUTOSAR、Navigation Data Standard、VDAなどの業界コンソーシアムやイニシアチブに貢献している。マーティンは定期的にカンファレンスで講演を行い、自動車エレクトロニクスおよびソフトウェア・カンファレンスのプログラム諮問委員会のメンバーでもある。
<共同講演>AFEELAにおけるSoftware Defined Vehicleへの挑戦
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ソニー・ホンダモビリティ(株) E&Eシステムアーキテクチャ開発部 ゼネラルマネージャー 西林 卓也 |
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ソニー・ホンダモビリティのコンセプトである「3A」を紹介。ブランド名のAFEELAにおける3Aを如何にSoftware Defined Vehicleとして実現するかの挑戦について説明する。
講演者プロフィール
国内PCメーカーを経てソニー株式会社入社。ソフトウェアプロジェクトリーダー・システムアーキテクトとしてVAIO、デジタルカメラの設計に従事。Androidタブレット・スマートフォンにおいてプラットフォーム・セキュリティ機能担当マネージャとして従事後、エンタテインメントロボットaibo/poiq、空撮用ドローンAirpeakのソフトウェア開発を統括。並行して電気自動車プロトタイプVISION-SのOTAを含めたセキュリティデザインを担当。2022年12月より現職。
ソフトウェア定義型自動車(SDV)が自動車業界にもたらす変化
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ブラックベリー・リミテッド シニアディレクター、システムエンジニアリング&アーキテクチャ担当 Justin Moon |
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ソフトウェア定義型自動車(SDV)は電動化、コンピューター化、クラウド接続された自動車のベースになる。これは日本の自動車業界において自動車の作り方、在り方に変化をもたらす。BlackBerry社及びソニー・ホンダモビリティ社がいかに新しい変化をもたらすのかに注目。
講演者プロフィール
システムエンジニアリング&アーキテクチャ担当シニアディレクター。ソフトウェア開発及びアーキテクチャ設計において豊富な経験を有している。BlackBerry QNX製品が現在及び将来の市場ニーズに応えられるよう、次世代アーキテクチャの設計支援、業界エコシステムの促進、ソフトウェア開発者及び自動車メーカー間の隔たり解消に尽力している。現在、業界においてソフトウェア定義型自動車(SDV)によるイノベーションが進む中、量産に向けて各自動車メーカーと直接連携しており、特にエンジニアリング面で支援している。さらに、BlackBerry QNX製品活用のコンセプトカー開発も手掛ける。
同時通訳付 日⇔英

EV・HVにおけるパワエレ系ノイズの対策・設計の基礎
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関西学院大学 工学部 専任講師 野村 勝也 |
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講演内容
パワエレ分野におけるノイズの種類を体系的に分類し、各ノイズに対する対策のメカニズムを基礎から解説する。また自動車のEMC対策・設計を効果的に行うための基本的な考え方とノイズ対策の事例を紹介し、EMC対策・設計の原理を実践に結びつける際のポイントを解説する。
講演者プロフィール
2010年京都大学大学院電気工学専攻修士課程修了。同年、(株)豊田中央研究所入社。電力変換回路におけるEMC設計技術の研究などに従事。その間、2019年大阪大学大学院機械工学専攻博士後期課程修了。2021年から関西学院大学専任講師。博士(工学)。
電動車の魅力を足元で支えるEMC設計への取り組み
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(株)デンソー 基盤技術開発部 EMC技術開発室 室長 十河 健司 |
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講演内容
各国のカーボンニュートラル推進を背景にパワートレインの電動化が加速する中、電費が良い・航続距離が長い等の電動車(BEV、FCEV、PHEV、HEV)の魅力を最大化してお客様にお届けするために、EMCの技術がますます重要になると弊社では捉えている。電動車が主流となる時代の主に電動パワトレイン製品に関するノイズ設計の実践を題材に、弊社のEMC設計への取組みを紹介する。
講演者プロフィール
08年株式会社デンソーへ入社。主に、車載電子製品に関するEMC技術開発および全社EMC統括に従事したのち、18年 トヨタ自動車株式会社に出向し、電動車のEMC性能開発に従事。20年よりデンソーにて、電動車・自動運転車向けのEMC技術開発に従事し、23年5月、EMC技術開発室長に就任。

中国・BEVブランドのカスタマーサービス構築・CXデザイン
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(株)現代文化研究所 研究調査本部 主任研究員 (中国・東アジア担当) 八杉 理 |
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講演内容
中国・BEVブランドのクルマが進化している。そのターゲットも明確に、マーケット・インでのクルマづくりが進展している。本講演では、中国・BEVブランドのクルマづくりへの発想と、顧客へのサービスデザイン構築および顧客体験への考え方と実践、そして、その利用者の声をNIO・蔚来汽車、BYD・比亜迪汽車などでケース・スタディする。
講演者プロフィール
明治大学大学院商学研究科博士課程、中国人民大学商学院シニア・スカラー修了(中国産業経済学)、上海外国語大学対外経貿系本科文学士取得(国際貿易)。長く中国で生活し、1990年代初頭より現地で自動車産業・市場の研究活動を開始。トヨタ系マーケティング会社勤務時には、トヨタブランドの海外コーポレートマーケティングPDCA構築を手掛けた他、大手広告代理店とともに商品・技術ネーミング開発にも携わるシニアマーケティングアナリストを歴任。グローバルのモーターショー等イベント会場調査も実施しており、主要ブランドの先端技術動向にも精通するエバンジェリストでもある。
中国NEV市場最新動向 ~BAT、三大新興ブランド及び周辺サービスの発展状況~
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匠新(ジャンシン) 創業者 CEO 田中 年一 |
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講演内容
2023年4月に開催された上海モーターショー。かつては日本を含む海外ブランドが多くの割合を占めていたが、今回は中国ブランドおよびNEVの台頭が目立った。
本講演ではNEVを中心とする中国自動車業界のトレンドを俯瞰し、中国NEVの発展を裏側のインフラとして支える電池充電・電池交換関連サービスの状況、また自動運転によるロボタクシーの状況についても解説する。
講演者プロフィール
日中でのスタートアップおよびイノベーション共創を推進するアクセラレーター「ジャンシン(匠新)」の創業者兼CEO。2015年に上海でジャンシンを立ち上げ、2018年には深センと東京にも拠点を設立。
創業以前はデロイトトーマツの東京および上海オフィスにてM&Aや投資コンサル、ベンチャー支援、IPO支援、上場企業監査等の業務に従事。新卒ではHewlett Packardでエンジニア職に就き、ITのバックグランドも有する。
上海に多大なる貢献をしたと評価される外国人に対して表彰される賞「白玉蘭記念賞」を2019年に受賞。
東京大学工学部航空宇宙工学科卒、米国公認会計士、中国公認会計士科目合格(会計、税務)、中国ファンド従事者資格合格。

Latest Ttechnology Trends in E/E Architecture and Resulting Impact on Semiconductors
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Renesas Electronics Europe GmbH HMDD Senior Director, E/E Architecture, Stefan Singer |
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講演内容
ここ数年の自動車業界は過去数十年のそれと比較しても大きな変化をみせています。ドメインによる統合化、ゾーン化や集中制御が最近のトレンドであり、自動車メーカーはそれぞれ異なるアプローチでE/Eアーキテクチャの再構築を行っています。
これに伴い、自動車向け半導体への要求も変化してきており、本講演ではそのうちのいくつかの例をご紹介いたします。
講演者プロフィール
Senior Director, E/E Architecture Strategies at Renesas Electronics in Munich, Germany
2023年ルネサスエレクトロニクスに入社。前職Motorola、Freescale、NXP時代の2000年代初頭から、Ethernetの車載への導入など、欧州の自動車メーカーと協同し電子アーキテクチャ変革に従事。
同時通訳付 英⇔日

ハンドルを握るAI革命
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Pony.ai co-founder and CTO Tiancheng Lou |
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講演内容
「すべてのAIプロジェクトの母」として自動運転技術は、画期的なマイルストーンに到達した。
WaymoやPony.aiのような業界をリードする企業は現在、都市部の一般道や高速道路で完全なドライバーレスの真のL4自動運転車を走らせている。
本講演では、世界最高のコーダーの一人としても知られるPony.ai共同設立者兼CTOの Lou Tianchengが、AIが自動車産業をどのように再構築してきたか、そして今後も変革していくのかについての見識を披露する。
講演者プロフィール
プログラミング・コミュニティではしばしば伝説的な「ACRush」(自身のコーディング・ハンドルネーム)で知られるDr. Louは、世界的なTopCoder大会で11年連続1位(中国チャンピオン)に輝き、世界的なプログラミング大会Google Code Jamでは2度のチャンピオンに輝いている。
Pony.aiを共同設立する前は、バイドゥで最年少のT10エンジニアとして自律走行車の開発に携わった。Google Xの自動運転車プロジェクト(Waymoになる前)でキャリアをスタートさせ、自律走行車のソフトウェア・スタック全体に携わった。
2017年、『MITテクノロジーレビュー』誌の「35歳以下のイノベーター(Innovators Under 35)」リストに選出された。2022年、Business Insiderは彼を自律走行車業界の35歳以下のライジングスターに選出した。
清華大学でコンピューターサイエンスの博士号、修士号、学士号を取得し、チューリング賞受賞者のAndrew Chi-Chih Yao教授に師事した。
同時通訳付 英⇒日

自動車の軽量化・マルチマテリアル化の取り組みと生産技術
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トヨタ自動車(株) レクサス統括部 GM 岩野 吉宏 |
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講演内容
カーボンニュートラルにより、CO2削減が車両走行だけでなく車両製造時にまで、求められる範囲が拡大されている。本セミナーでは燃費に大きく寄与する軽量化技術の必要性を再確認しつつ、LCとプリウスの企画・性能面での考え方とそれを支える生産技術について解説する。
講演者プロフィール
2000年3月、大阪大学大学院卒業。トヨタ自動車(株)に入社。ボデー設計部に所属し、クラウン・カムリのボデーシャル設計に従事。2006年より試作部でアルミ・CFRP成形技術(プレス/射出/ダイキャスト/プリプレグ/SMC/RTM)や接合(FSW/SPR/LSW/レーザーロウ付/溶着/FDS)の新技術開発の要素開発やコンセプト車両製作に従事。2019年から先進技術統括部、レクサス統括部で管理部門を担当し、現在に至る。

電動車の熱マネジメントシステム技術とデンソーの取り組み
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(株)デンソー 熱マネシステム開発部 担当係長 沼田 将成 |
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カーボンニュートラル実現と車両の電動化の加速に対して、様々な熱課題が顕在化している。デンソーが考える将来のモビリティ社会と、それを支える熱マネジメントシステム技術・製品開発についての取り組みを紹介する。
講演者プロフィール
2009年(株)デンソーに入社。冷凍サイクル・キャビン空調シミュレーションの技術開発を担当したのち、EV C.A. Spirit(株)に出向し電気自動車の基盤技術開発に従事。2020年より電動車向けの熱マネ・エネマネシステム開発を推進している。

三菱ケミカルグループ(株)はデジタルケミカルカンパニーになります; イノベーション志向経営による製造業の逆襲
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三菱ケミカルグループ(株) 執行役シニアバイスプレジデント チーフデジタルオフィサー 市村 雄二 |
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講演内容
日本の製造業がデジタル変革に遅れ、世界から注目されたのは遠い昔の事となった。只、デジタルを積極的にあらゆる現場で活用し、イノベーションを含めた変革を進め、デジタルビジネスアジリティを身につけることによりグローバルエクセレントカンパニーとなる勝ち筋はあるが、残された時間は短い。
講演者プロフィール
グローバルなITサービス企業で国内外の営業・企画・事業開発・ベンチャー投資などに携わった後、2012年グローバル製造業に入社。モノからコトへの変革を進め、執行役事業開発本部長、常務執行役産業光学システム事業本部長などを経て、18年常務執行役DX改革、DXブランドコミュニケーション、渉外, 他を担当。2022年9月から三菱ケミカルグループ(株)のCDO、シニアバイスプレジデントとしてデジタル所管を担当。
サプライヤーの一次データを用いたScope3算定とCFP算定のポイント
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アスエネ(株) Co-Founder 取締役 COO 岩田 圭弘 |
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脱炭素経営戦略において重要なテーマである一次データを用いたScope3算定とCFP算定のポイントについて、LCAエキスパートである岩田氏が解説。サプライヤーとの連携を強化したサプライチェーン全体でのCO2見える化、およびLCA・CFP算定において市場優位性を高めたいご担当者の方必見の内容。
講演者プロフィール
慶應義塾大学卒業後、株式会社キーエンス入社。マイクロスコープ事業部の営業を担当。2012年に当時最年少でマネージャー就任。2014年、大阪本社の販売促進Grへ異動、営業戦略立案・販売促進業務を担当。2015年、三菱UFJリサーチ&コンサルティング戦略コンサルティング部に転職。医薬、アパレル、小売等の全社戦略、新事業立上を経験。2016年に株式会社キーエンスより新規事業立上依頼を受け、東京営業所立上後、本社販売促進Grにて営業戦略立案を実施。現在アスエネ株式会社にて共同創業者兼COOとして営業・マーケチーム立上・実行を統括。
松阪工場におけるカーボンニュートラルに関する取り組み全般について
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オムロン ヘルスケア(株) 生産SCM統轄部 松阪工場 工場長 曽根 直樹 |
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オムロングループでは、サステナビリティ重要課題として「事業を通じた社会的課題の解決」と「脱炭素・環境負荷低減の実現」を設定し、カーボンニュートラルの実現に取り組んでいる。松阪工場では、事務スペースと生産ラインにエネルギー消費量の可視化システムおよび空調・照明制御システムを導入し、各スペースの稼働状況に合わせたエネルギー制御を行なうなどエネルギー生産性向上の取り組みを進めている。
講演者プロフィール
1994年、近畿大学理工学部卒業、オムロン松阪株式会社に入社。生産技術部門に所属し、設備・自動機の開発・準備業務に従事。2009年、生産管理部門で生産コントロール機能を担い、2012年、ベトナム工場でGeneral Managerに就任、2018年、ブラジル工場でProduction directorになり、2022年松阪工場 工場長に就任し、現在に至る。

ロボットSI人材育成プログラムの整備状況と当社の挑戦
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三明機工/日本ロボットシステムインテグレータ協会(株) 代表取締役社長 久保田 和雄 |
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中小企業へのロボット導入を成功させるためには、人材育成が不可欠である。SIer協会ではSI検定や各種講座の実施など人材育成プログラムの充実に力を入れている。当社の開発した「デジタルトレーナー」を用いた教育の紹介も含め、SI人材育成に関して紹介する。
講演者プロフィール
1981年 三明機工に入社し、1981年 設計部課長、1986年 製造部部長、1991年 常務取締役就任後1997年 代表取締役社長就任 現在に至る。2018年FA・ロボットシステムインテグレーター協会設立と同時に初代会長を拝命、2020年日本ロボット工業会副会長を拝命。40年前よりロボットに依る自動化に取り組み特に工場の自動化に関して周辺装置を含めて対応している。35年前よりアルミダイカストマシン周辺のロボットによる全自動化に取り組み海外のプラントも手掛けている。また20年前より液晶ガラス基板の検査梱包装置及びモジュールの検査装置を開発。現在は3Dシミュレーションを中心として、お客様に高付加価値の情報をご提供するフロントローディングを推進している。
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経済産業省 ロボット政策室 室長補佐(総括) 板橋 洋平 |
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2009年経済産業省入省。流通・物流政策の振興、製造業横断政策の総括、福島第一原子力発電所事故後の電力市場制度の立案や福島復興、原子力政策などを経て、2022年より現職。一橋大学大学院経営管理研究科修了(経営学修士)。
ロボットとは、多品種少量生産の省力化装置である。
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髙丸工業(株) 代表取締役 髙丸 正 |
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多品種少量生産に対応したロボット利活用の方法や、全国のものづくり企業における実際の導入事例、投資効果、各ロボットメーカのロボットの特徴等、ロボットシステムインテグレータの立場から、成功するロボット化の進め方のポイントと開発事例を紹介する。
講演者プロフィール
1985年2代目代表に就任、以降一貫してロボットシステムの設計製造に携わり、2007年には尼崎ロボットテクニカルセンタを開設。2016年9月、西宮に移転し法人化し(株)ロボットテクニカルセンターとした。2018年1月にはロボットテクニカルセンター東京も立ち上げた。 「中小企業におけるロボット化は、人材育成からである」という考えのもと、各種セミナーや見学会を積極的に開催し、過去8300人以上の方に「産業用ロボット特別教育修了証」を発行。また、工業高校・大学よりインターンシップを受け入れ、学生対象にロボット操作教育を実施するなど、「ロボットを多くの企業に普及したい」という熱い思いを持ち活動している。
グラビティ ダイキャスティング 大型鋳物工程へのロボット導入
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(株)コイワイ 製造部・営業部 課長 曳地 聡太 |
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昨今、働き手の減少・品質要求事項の高まり・安全環境への配慮等問題が多くなっている。
弊社も同様に人手不足、高い品質要求の課題に直面、この課題を解決する為、産業用ロボットを導入し、
製造条件及び品質の安定と作業人口の削減を達成することに成功した事例である。
講演者プロフィール
2004年 株式会社コイワイ 入社
2015年 一般社団法人 日本鋳造協会 認定 鋳造技士に認定
宮城工場 製造部 課長
2023年 営業部 課長 兼務
3か月で65%節電も!旭鉄工のDXと儲かるカーボンニュートラル
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i Smart Technologies/旭鉄工(株)(株) 代表取締役社長 CEO/代表取締役社長 木村 哲也 |
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IoTを活用したDXにより労務費を年間4億円削減、電力消費量を26%低減するなど収益力強化とカーボンニュートラル推進で大きな成果を上げている旭鉄工株式会社。本セミナーでは、ムダな電力消費量の見える化とその低減手法についてご紹介する。
講演者プロフィール
1992年 東京大学大学院修了、トヨタ自動車で車両技術開発やトヨタ生産方式の実践に従事。2013年旭鉄工に転籍、自社開発IoTを起点としてDXを実行、カイゼン活動による収益力を大幅向上させるとともにIoTシステムやカイゼンノウハウを提供する新会社i Smart Technologiesも設立。IoT、DX、カーボンニュートラル等で年数十回以上の講演・取材依頼をこなす。著書に「Small Factory4.0 町工場革命を目指せ!」(三恵社)がある。
中小企業”だから”始めるカーボンニュートラル
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(株)今橋製作所 代表取締役 今橋 正守 |
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「脱炭素とは言うが、何から始めれば...?」「CO2削減とは聞くが、本当に必要なの?」
株式会社今橋製作所が、”脱炭素”、”CO2見える化”に関する中小企業における一つのモデルケースとして、大手企業や行政機関等と連携して取り組んでいる事例を紹介する。
講演者プロフィール
茨城工業高等専門学校、東京農工大学 工学部を卒業。自動車関連メーカーで技術開発職を経験したのち、2011年に株式会社今橋製作所の3代目代表取締役に就任。
3D形状や、チタンなどの難削材を切削加工で仕上げる“ものづくり”製造業として、「はばたく中小企業300社」、「地域未来牽引企業」の採択を受けるなど、“デジタルものづくり”を積極的に推進している。
2022年からは、地域企業の経営課題解決をサポートする新事業“コンパスリーチ事業”をスタートし、その他にも“D2C事業”、“CO2見える化事業”など、『若者から憧れとなる存在』を目指し、積極的な事業展開を行っている。
トヨタ自動車モノづくり現場が市民開発で実現するデジタルの活用
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トヨタ自動車(株) 生産本部田原工場エンジン製造部 グループ長 吉田 保正 |
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講演内容
モノづくり現場らしいデジタルの姿を模索している。現場のリアルを知っている自分達だからこそ、自分達に適したデジタル文化を作れる。プログラミング経験のないメンバーが自分達の業務を自らローコードツールを駆使し市民開発で改善するリアルを紹介する。
講演者プロフィール
1990年京都工芸繊維大学卒業、当時の専攻は電気電子系工学。
同年4月トヨタ自動車株式会社に入社して以降、エンジン製造に関わる業務を担当。仕事の対象は製品であるエンジンとその生産ラインや工作機械であり専ら機械系の職種。一方でデジタル技術への関心も強く、改善手法としてのデジタル要素技術の活用に積極的に取り組んできました。
DXへの社会的ニーズが高まる中、市民開発の想いを共感するメンバー達とモノづくり現場のDXを探究しています。
<対談> マイクロソフト エバンジェリスト 西脇氏が聞く
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日本マイクロソフト(株) 業務執行役員 エバンジェリスト 西脇 資哲 |
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講演者プロフィール
日本経済新聞でも紹介されたIT「伝道師」。IT業界の著名エバンジェリスト。エバンジェリストとはわかりやすく製品やサービス、技術を紹介する職種。現在はマイクロソフトにて多くの製品・サービスを伝え広めるエバンジェリスト。1990年代から企業システム、データベース、Java、インターネットのビジネスに関与し、1996年からオラクル社にてエバンジェリスト、2009年からはマイクロソフト社にてエバンジェリスト活動を継続。最新ITに係るプレゼンテーションやデモンストレーションに加え、ドローンやブロックチェーン・仮想通貨などのトレンドに関するプレゼンテーションも行っている。
ロボティクスで経営効果を出すIE×DXによるオペレーション変革
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パナソニック コネクト(株) 現場ソリューションカンパニー エバンジェリスト/エグゼクティブコンサルタント 一力 知一 |
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ロボティクスは経営課題解決手段の一つであるが、なかなか難しい。経営効果を出すキーは、ロボティクスの前にやっておくオペレーション標準化である。IEとDX(センシングやAIなど)を組み合わせた標準化とデータ駆動型経営への変革の取り組みの事例を紹介。
講演者プロフィール
1999年に松下電器に入社以来、データベースシステム開発、工場オペレーション(製造系基幹システム導入PJ)、経営企画、IoTによるスマートファクトリー構築などの幅広い職務に従事することで豊富な経験と専門スキルを保有。現在は「IE(Industry Engineering)とDX(Digital Transformation)の融合による経営オペレーション変革」を中核とするデータを活用するデジタル駆動型経営オペレーション構築の新規事業を2018年に立ち上げ、エバンジェリストおよびコンサルタントのリーダーとして事業を牽引する。
資源循環型社会の実現に向けた サントリーの取り組み 《地域連携》
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サントリーホールディングス(株) サステナビリティ経営推進本部 サステナブルPET実行プロジェクトチーム専任部長 森谷 伸一 |
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サントリーは、循環型かつ脱炭素社会への変革を強力に先導すべく、「プラスチック基本方針」を策定しております。使用済みペットボトルを新たなペットボトルに生まれ変わらせる、「ボトルtoボトル」水平リサイクルと地域社会と連携した取り組みを紹介します。
講演者プロフィール
1987年入社、以降営業フィールドで全国の大きな市場を担当。
拠点のTOPを経てサステナビリティのチームに加わり現在に至る。
モノづくりカーボンニュートラルへの挑戦
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(株)デンソー 生産革新センタ― 統括部長 松永 泰明 |
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当社は、2035年までにCO2排出実質ゼロ実現に向けて、「モビリティ」「モノづくり」「エネルギ」の3重点領域の活動に取り組んでいる。今回、いくつかの事例をご紹介し、我が国のモノづくりを共に支える同志として皆様からのご支援の必要性をお伝えする。
講演者プロフィール
97年名古屋大学大学院卒業後、(株)デンソーに入社。生産技術部、デンソーインターナショナルアメリカなどで車載部品の工程設計や調達技術に従事。デンソーインターナショナルインディアにて地域COOを経て、帰任後、現在に至る。

脱炭素社会に向けて次世代半導体で未来のモビリティを実現
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インフィニオン テクノロジーズ ジャパン(株) 代表取締役社長 川崎 郁也 |
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脱炭素社会の実現に向けて、エネルギー効率の向上や車両の小型軽量化のカギとして、今後、急速に普及が進むと見られているSiCやGaN。パワー半導体のリーダーであるインフィニオンが、これらの次世代半導体について、利点や用途、供給力などについて紹介する。
講演者プロフィール
半導体業界およびエレクトロニクス業界において約40年の経験を有する。
1982年、日立製作所のマイコン設計エンジニアとしてキャリアをスタート。
2003年より、ルネサステクノロジで携帯電話向けのプラットフォームやチップセット事業、2008年より、NTTドコモ(出向)で海外オペレータとのアライアンスを指揮。2010年からはルネサス モバイル代表取締役社長などを歴任。
2013年、オン・セミコンダクターに転じ、本社シニアディレクター兼ジェネラルマネージャーおよび同社日本法人代表取締役に就任。
2018年より、インフィニオンテクノロジーズジャパン代表取締役社長を務める。
東京大学電気工学学士、米ワシントン大学電気工学修士。
次世代自動車2030年ロードマップとそこに求められる次世代パワー半導体実装・センサ応用技術
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名古屋大学 未来材料・システム研究所 未来エレクトロニクス集積研究センター 教授 山本 真義 |
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2030年までに変貌する次世代自動車像の電動化システムにおいて、特にe-Axle、インホイールモーターの技術動向とその将来予測を掲示する。さらにその電動化システムに要求されるパワー半導体実装技術、センサ応用技術、材料応用技術の各技術階層の視点から議論を行う。
講演者プロフィール
2003年山口大学理工学研究科博士取得後、サンケン電気株式会社、島根大学総合理工学部講師を経て、2011年より島根大学総合理工学部准教授着任。2017年より名古屋大学未来材料・システム研究所教授着任。パワーエレクトロニクス全般 (磁気、制御、回路方式、半導体駆動)に関する研究に従事。博士 (工学)。IEEE、電気学会、電子情報通信学会会員。応用は航空機電動化、自動車電動化、ワイヤレス給電の三本柱。日本の大学研究室としては珍しく、共同研究企業は40社を超え、海外の完成車メーカーとも強いコネクションを持つ。産学連携活動を強力に推進しており、企業との共同特許出願数も多数。共同研究だけでなく、各企業の戦略コンサルタントも請け負い、技術顧問としての活動も幅広い。
同時通訳付 日⇒英
「電子デバイス産業は車載、AI、メタバースをコアに強烈な成長軌道に入る! ~1000兆円の新市場に向けて、デバイス、装置、材料の投資活発」
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(株)産業タイムズ社 代表取締役 会長 泉谷 渉 |
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講演内容
半導体、電子部品、プリント基板などの電子デバイス産業は、これまでのスマホ、PC、などの情報機器に加えて、新たなマーケットの登場で強烈な成長軌道を描き始めた。最大のものはメタバースであり、最大1000兆円の市場が見込まれ、その3割は電子デバイス関連に落としこまれるとの予想も出てきた。生成AIもまた、データセンターの巨大投資を呼び込みCPU、GPU、そして超高速DRAMが増加してゆく。次世代自動車では、とりわけパワーチップの拡大が予測され、そのパッケージや基板にも大きな新市場が出てくるのだ。今回講演では日本政府の国家支援策も含め、デバイス、装置、材料の各分野での設備投資計画を最新取材をベースにリポートする。
講演者プロフィール
神奈川県横浜市出身。中央大学法学部卒業。半導体記者歴三十数年に及び、現役最古参の記者として知られる。現在は産業タイムズ社の代表取締役を務めるとともに、日本電子デバイス産業協会の副会長も兼務する。「自動車世界戦争」「伝説 ソニーの半導体」「日・米・中IoT戦争」など29冊の本を執筆。
未来のモビリティに向けた車載エレクトロニクスの動向と実装技術
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車載エレクトロニクス実装研究所 代表 三宅 敏広 |
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自動車業界では、製造販売中心のビジネスからサービスとしてのモビリティへとビジネスの枠組み自体の変革が始まっている。未来のモビリティに向けたCASE (Connected, Autonomous, Shared & Service, Electric) 革命における車載エレクトロニクスの動向と実装技術について解説する。
講演者プロフィール
1985年岐阜大学大学院工学研究科修士課程修了、1991年株式会社デンソー入社、生産技術開発部にてプリント配線板および接続技術開発に従事、2009年岐阜大学大学院工学研究科博士後期課程物質工学専攻修了、博士(工学)。2012年電子系基盤技術開発部署に異動し、車載実装技術戦略企画および開発に従事(現在、エレクトロニクス技術3部に所属)。2019年デンソー勤務と兼業で、車載機器関連商品専門のコンサルティング個人事業「車載エレクトロニクス実装研究所」を開始し、車載機器の実装・組付向け部品・材料・加工関連商品の、競合に勝つ開発戦略構築と開発推進、講演、執筆に従事。エレクトロニクス実装学会常任理事歴任・カーエレクトロニクス研究会主査。
世界の先進工場「Lighthouse」である日立製作所 大みか事業所のDX/GXの取組み
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(株)日立製作所 社会ビジネスユニット 制御プラットフォーム統括本部 サービス・制御プラットフォームシステム本部 GX事業推進部 部長 沖林 久徳 |
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講演内容
世界経済フォーラム(WEF)より日本企業初のLighthouseに選出された、制御情報(OT)と情報技術(IT)の融合実践工場「日立製作所 大みか事業所」。人とデジタルの協調による多品種少量生産での生産性と品質の両立や、カーボンニュートラルに向けたGXの推進などを、実例を交えて紹介する。
講演者プロフィール
2005年 日立製作所 大みか事業所に入社。鉄道運行管理システムの他、社会インフラシステム向け共通基盤・情報制御LANの設計開発に従事。2017年からは、大みか事業所内で20年来実践してきた高効率生産モデルをベースとする、生産改革ソリューションの対外発信・外販化に注力。2019年からは中国市場における製造業向けデジタルソリューション事業の立ち上げに参画し、グローバルな製造DX・IoTビジネスを経験。2023年より現職。
CASIOの工場DX ~工場が作ったAIで競争優位を作り出す~
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山形カシオ(株) スマートファクトリー推進部会 マスターエンジニア 鈴木 隆司 |
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講演内容
カシオ計算機は顧客への提供価値最大化の実現に向け、バリューチェーン全体での最適化に取り組んでいる。本講演では、工場DXの推進責任者の視点から、体制作りや意識改革、人材育成、AI技術の導入意義、AIを使った製造プロセスDXの事例など、現場社員と一体となって取り組むための運営上の課題と解決策を具体的に説明する。
講演者プロフィール
1986年山形カシオ入社。2009年新規事業として世界初のレジャーダイバー向け水中通話機ロゴシーズを企画開発,製造,販売し、新たな価値創造を達成。2016年カシオ計算機の生産改革へ参画しQCD強化に尽力。2021年6月~2023年1月までスマート工場の推進責任者として全生産拠点のスマート化を推進、工場DXによる競争優位の価値実現に取り組む。2011年より山形大学工学部の非常勤講師。2014年グッドデザイン賞受賞。特許出願43件。

AI・ディープラーニングを用いたはんだボイド・クラック非破壊検査手法の開発
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(株)クオルテック 研究開発部 リーダー 植木 竜佑 |
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本講演では、AI・ディープラーニング技術を用いた、X線透過画像からはんだボイドの自動検出手法、X線CTからはんだクラックの3次元測定手法、および、それらの検査時間を大幅に短縮できるAI画像検査プラットフォーム「Qualap」について紹介する。
講演者プロフィール
2010年、東京大学大学院情報理工学系研究科修了。ソニー株式会社、日産自動車株式会社を経て、2017年、株式会社クオルテックに中途入社し、2019年、はんだボイドやクラック検査のためのAI画像検査プラットフォーム「Qualap」(https://qualap.jp/) をローンチ。2023年7月、クオルテックが東証グロース市場に上場し、現在に至る。
世界で拡大するIPCの工場および生産ライン監査
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(株)ジャパンユニックス/ IPCジャパン マーケティング部 部長/IPC日本代表 河野 友作 |
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世界のエレクトロニクス業界では、IPCの標準規格と認証資格トレーニングが採用され、日本でも年々増加している。近年、欧米およびアジア諸国で取得が急速に拡大しているのが、IPCの工場監査プログラム。IPCの監査プログラム概要やISO等、他QMSとの違いを解説
講演者プロフィール
2001年 4月 青山学院大学 卒業
2013年に株式会社ジャパンユニックスに入社。同社のマーケティングおよびIPCの日本参入事業に従事。
2021年より、米国IPCの要請により、IPCジャパンの代表に就任し、現在に至る。

日本郵便のロジスティクス事業戦略
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日本郵便(株) 執行役員 ロジスティクス事業部長 五味 儀裕 |
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講演内容
日本郵便を取り巻く環境変化と現況を踏まえ、日本郵便の郵便・物流分野におけるDXの取組み、特に「ポスタル・デジタルトランスフォーメーション」といった、AI・ドローン等のIoTや新技術の積極的な活用による、持続可能で競争力のあるオペレーションを目指す取組みを紹介。
また、楽天グループや佐川急便と連携し、よりスマートな物流を目指して行っている取組みの一部を紹介。
講演者プロフィール
2003年、総務省(日本郵政公社(当時))入省。
主に、郵便・物流部門において、営業、新規事業開発、オペレーション・コスト管理、DX推進、経営企画等の業務を担当した後、2022年7月から現職。日本郵便(株)と楽天グループ(株)により設立された、JP楽天ロジスティクス株式会社の取締役も務める。生産年齢人口の減少や郵便物の減少、EC市場の拡大に伴う荷物取扱量の増加など、郵便・物流事業を取り巻く様々な環境変化に対応すべく、今後の成長が見込まれるロジスティクス事業展開に従事。
SGホールディングスグループにおけるDX戦略 ~2025年の崖を克服し、「成長戦略=デジタル戦略」へ~
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SGホールディングス(株)/SGシステム(株) /佐川急便(株) 執行役員 DX戦略担当/代表取締役社長 /取締役 谷口 友彦 |
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講演内容
各時代の経営課題を、デジタルの活用で解決してきたSGホールディングスグループの歴史と、持続的な競争優位性を確立することを目的に「成長戦略=デジタル戦略」を掲げ、その戦略に基づき具体的に取り組んでいる3つの施策について紹介する。
講演者プロフィール
2002年、フューチャーシステムコンサルティング(現・フューチャー)入社。2015年、同社ヴァイスプレジデント。2016年、SGシステム代表取締役社長、2019年、SGホールディングス執行役員IT戦略担当、佐川急便 取締役。2022年4月より、SGホールディングス執行役員 DX戦略担当となり、現在に至る。
同時通訳付 日⇒英
2024年問題 最終カウントダウン! ~勝ち残る物流企業の実践事例~
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船井総研ロジ(株) 取締役 常務執行役員 橋本 直行 |
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2024年4月まで約半年。勝ち残る物流企業は、どんな準備を行い、何をしようとしているのか?会員企業300社の実践事例からやるべきことを明らかにする。講座後半には、船井総合研究所M&A支援部部長の光田卓司氏、ホイテクノ物流社長の加藤雅仁氏とのパネルディスカッションを通じ、より生々しい事例をお伝えする。
講演者プロフィール
1997年、(株)船井総合研究所入社。2018年、船井総研ロジ(株)へ転籍。これまで一貫して、中小物流企業の経営参謀として、支援活動を展開。特に、マーケティング力、セールス力の強化による業績アップノウハウに定評がある。著書に、「物流業界の動向とカラクリがよ~くわかる本」、「法人営業の基本としかけがよ~くわかる本」(ともに秀和システム)、「このビジネスモデルがすごい!」(共著、あさ出版)などがある。
2024年問題をクリアするために活用すべきM&A戦略
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(株)船井総合研究所 M&A支援部 マネージングディレクター 光田 卓司 |
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ホイテクノ物流株式会社 加藤社長、船井総研ロジ 橋本常務、船井総研 光田の3者でパネルディスカッション形式で、2024年問題解決とM&A戦略をどのように組み合わせていくかを実例を交えながらお伝えする。
講演者プロフィール
横浜国立大学を卒業後、船井総研に入社。大学時代にベンチャーを立ち上げるなど多岐にわたるビジネスを経験。入社後は専門サービス業の経営コンサルティング部門の統括責任者を行い多数のM&Aを経験。現在は、M&A部門の統括責任者を務める。買って終わり、売って終わりではなく、M&A後の企業成長を実現するマッチングに定評がある。過去に経営支援を行ってきた企業は200を超える。
2024年問題 最終カウントダウン! ~勝ち残る物流企業の実践事例~
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ホイテクノ物流(株) 代表取締役社長 加藤 雅仁 |
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2024年4月まで約半年。勝ち残る物流企業は、どんな準備を行い、何をしようとしているのか?会員企業300社の実践事例からやるべきことを明らかにする。講座後半には、船井総合研究所M&A支援部部長の光田卓司氏、ホイテクノ物流社長の加藤雅仁氏とのパネルディスカッションを通じ、より生々しい事例をお伝えする。
講演者プロフィール
1985年3月名古屋大学卒業。同年4月株式会社住友銀行(現株式会社三井住友銀行)入行。複数支店で法人営業担当、管理職を経たのち2002年2月ホイテクノ物流株式会社に入社、営業企画副本部長に就任。常務取締役を経て2005年6月代表取締役社長に就任し経営全般を担当、現在に至る。2021、2022年にはM&Aを2社実施。
小さな変革をつなげて挑む ~ 福岡運輸 物流DXの取組み
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福岡運輸(株) 業務推進部 システム課 係長 生津 瑠美 |
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講演内容
人手不足・働き方改革への対応・環境負荷軽減などの課題に向き合い、「強い物流・優しい物流」の実現のためにデジタルツールを活用して小さな変革を積み重ねてきた福岡運輸。
一つ一つの課題に対してどのような視点で取り組んできたのか、具体的事例を交えながら紹介する。
講演者プロフィール
2000 年に福岡運輸株式会社入社。
配車業務・営業を担当後、業務推進部にて新規センターの立ち上げ支援や監査、研修等の業務を担当。
2014 年から同部内のシステム課にて社内向けシステム開発およびDX 関連プロジェクトに従事。
コクヨロジテム流 物流DX導入障壁の乗り越え方と創りたい未来
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(株)コクヨロジテム 未来戦略企画室 室長 山本 紗代美 |
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物流DXを実現したいけれど、コスト、効果、社内調整、人材育成、現場の理解、いくつもの障壁が立ちはだかっている。コクヨロジテムがそれらをどうやって乗り越えようとしているのか、取り組み事例を通してご紹介する。
講演者プロフィール
人事・経営コンサルタントを経て、2019年7月コクヨロジテムへキャリア入社。長期事業戦略のグランドデザインを描くミッションを担い、未来に向かって必要な新しい取り組みの企画立案と共に推進の旗振り役として牽引。社内だけでなく、物流業界全体を活性化させるための各種活動にも従事し、2023年は物流業界の大手企業十数社のリーダー候補人材の育成にも携わっている。
サステナブルを実現するオルビスの物流DX
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オルビス(株) SCM部 ロジスティクス管理グループ・グループマネジャー 柳田 和宏 |
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サステナブルな物流構築の為、テクノロジーの活用による自動・省人化に取り組んでいるオルビス。
少量・多品種という特性を持つ化粧品中心のEC物流に対して導き出したコンセプト、AGV330台を活用したシステムとは? AMR、機械学習を活用した新たな取り組みとともにご紹介する。
講演者プロフィール
オルビス株式会社に入社後、お客様対応部門、システム部門を経験後、18年現在のロジスティクス管理グループに異動。12年に実施した配送東西2拠点化にはシステム担当として、20年に実施した通販向け出荷ラインへAGV等活用による自動・省人化については主担当として従事。
国際資格であるPMP®(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)保有。
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