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開会のご挨拶
日本シノプシス合同会社 社長 藤井 公雄
アドバイザリー委員長ご挨拶
コニカミノルタ株式会社
IoTサービスPF開発統括部 エッジコントローラ開発部 部長 村上 昌弘 氏
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Coffee Break
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情熱と実行力で起こすイノベーション ~なぜ今、空飛ぶクルマなのか~
NFT Inc. CoFounder & CEO カプリンスキー 真紀 氏
イノベーションを起こすことは難しいのでしょうか?社会のためになる技術を生み出したい、この社会問題を解決したい、そんな思いを抱いたら、あなたはどうしますか? 常識や既存のコンセプトにとらわれず、国境を越えた問題提起とイノベーション開発を実現するために必要なのは、情熱をすぐに行動へ移し、多くの失敗から学びながら実行し続けることです。新たな破壊的イノベーションは、今の物事のあり方を変えるということ、メインストリームと異なる考えを提示することにより生まれます。 失敗を恐れ行動に移さないこと自体が、長期的には最大の失敗になります。日本人女性起業家として、リスクや批判にひるまず、常に新しい領域で挑戦し続ける意義を議論したいと思います。この講演では、陸空両用の空飛ぶクルマ、自律飛行Sense & Avoid テクノロジー開発を通し、UAM(Urban Air Mobility)のメインストリームとは異なる観点から、交通渋滞、無駄な通勤時間、大都市への人口集中による生活の質の低下という社会問題を解決するためのソリューションとビジョンをご提示します。
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キーノート
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Automotive!
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新しいオートモーティブ・アーキテクチャを!あなたの手で!
Synopsys, Inc. Automotive Vice President Dr. Burkhard Huhnke
本セッションでは、現在そして次世代のADASビジョン・アプリケーションに求められる要件を概観し、旧式のビジョン並びにディープラーニング・ベース・アプリケーションを低消費電力でパフォーマンス拡張性の高いエンベデッド・プロセッシング・プラットフォームに高性能マッピングするためのソリューションについて議論します。また、オートモーティブ・アプリケーションに不可欠なASIL B~D対応のローコスト・ソリューションもご紹介します。 エンベデッド・ビジョン・プロセッサを実現するディープラーニング・テクニックを実装することにより、自動車は周囲の状況を“認識する”ことが可能となります。エンベデッド・ビジョン・ソリューションこそが、自動車を真に“自動”化するためのキー・イネーブラーなのです。多数のカメラやイメージ・センサーなど一連の“目”を自動車に組み込むのは最初のステップです。しかし肝心なのは、自動車に搭載されるプロセッサが、それらの“目”がとらえたイメージ情報を瞬時に解釈し対処できなければならないということなのです。そのためには、ADASレベルの性能要件を達成すべくハードウェア最適化が施されたエンベデッド・ビジョン・プロセッサが不可欠となります。
【関連する製品】Synopsys Automotive Consulting, ADAS SOC Design, Virtual Development
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キーノート
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Automotive!
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アジャイル、CI/CDおよびDevOpsの新しい世界におけるソフトウェアの正しいあり方
Synopsys, Inc. Software Integrity Group Corporate Staff Co-General Manager Dr. Andreas Kuehlmann
ソフトウェア開発のスピード、統合、および自動化が進むにつれ、従来の開発プロセスでは、増大するソフトウェアの規模/複雑性や厳しくなる納期に対処することは困難になります。これに対しDevOpsチームが高生産性を保ち、安全で高品質なアプリケーションを迅速に提供するため設計、開発、テスト、リリースまでのプロセスで、セキュリティとクオリティを確保する工程を組込む必要があります。 開発チームのリーダーは、CI/CDフローにツール、テクノロジ、及び実施手法を統合した開発ソリューションを検討/採用し、トレーニングとツールで開発者とテスト担当者の能力を強化しなければなりません。また、アプリケーション・セキュリティの確保は開発チーム全員の責任であり、開発サイクル全体に組み込むべきという文化を根付かせなければなりません。そして、開発プロセスの中でリアルタイムに得られた知見を基に、継続的で統合されたフィードバック・ループを提供することによって、スケジュール遅延をもたらすことなく効果的なリスク評価と重要な修正の優先付けを行って、開発リーダーシップを発揮する必要があります。ここでは、これらを実現する真のソリューションを探ります。
【関連する製品】Coverity, Seeker, Defensics, Black Duck, Polaris
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Fusion Compiler: 新時代のRTL-to-GDSIIソリューション
Synopsys, Inc. Design Group Product Marketing Sr. Director Sanjay Bali
Fusion Compilerは、飛躍的なデザイン収束性と、フルフローのデジタル・インプリメンテーションを実現する業界初のRTL-to-GDSIIソリューションです。 Fusion Compilerは、高いキャパシティを持つ革新的な論理合成テクノロジと、業界をリードするIC Compiler IIの配置配線テクノロジを単一のデータモデル上で融合することにより、予測性を高めつつ結果品質を新しい次元に引き上げ、高性能なデジタルIP、サブシステム、大規模SoCなど業界最先端のデザインが直面する設計課題を解決します。 本セッションでは、最高品質なPPAを達成かつ設計期間を短縮するため、Fusion Compilerが採用している高いスケーラビリティを実現する単一データモデル、新たに採用/搭載した先進の最適化テクノロジなどをご紹介いたします。あわせて、この新時代のプロダクトをお客様が次世代製品の開発でどのように活用されているのか、という点についてご紹介いたします。
【関連する製品】Fusion Compiler
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シノプシス技術セッション
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Simulationで検証したことがImplementationできていますか?
株式会社ソシオネクスト LSI開発統括部 先行技術開発部 課長代理 疋田 真大 様
LSIの一部の回路を電源遮断する場合、電源遮断による不定信号の周辺回路への伝搬を防止するため、Isolationセルを実装します。IsolationセルはRTLに記述せず、電源仕様フォーマットUPFに定義し、Simulation時はUPFを基にSimulatorによって仮想挿入されます。一方、IsolationセルはImplementationツールによって実装されます。近年、電源仕様および設計手法が非常に複雑になってきているため、Simulationで検証した論理と実装した論理が本当に論理等価であるか、という懸念が高まってきました。そこでシノプシス社とともにこの論理等価を保証する設計手法をシノプシス社のSimulatorであるVCS NLPを用いて実現しました。本セッションではその適用事例とメリットをご紹介します。
【関連する製品】VCS NLP, Formality, IC Compiler II
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車載向けデータフロープロセッサー(DFP)でのISS開発効率化
株式会社エヌエスアイテクス 開発部 プロセッサ開発室 担当係長 鷲田 龍英 様
エヌエスアイテクスは、車載向けプロセッサー型演算アクセラレーターであるデータフロープロセッサー(DFP)について、車載向けプロセッサーに対する性能・機能・品質・コスト要件を満たしながらスケーラビリティを確保するために、ハードウェア並びにソフトウェア開発キット(SDK)を、それぞれ独立した形で開発しています。車載向けプロセッサーの採用には、ソフトウェアでの評価や開発のために、ツールチェーンの早期提供が重要ですが、命令セットシミュレータ(ISS)の開発効率化が課題でした。今回、プロセッサーコアのリファレンス・デザインを用いることでモデル化の効率を上げ、周辺回路と組み上げてASIP DesignerからISS生成を行うことで、ソフトウェア開発環境の早期提供をします。
【関連する製品】ASIP Designer, Platform Architect, Virtualizer
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顧客事例セッション
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Automotive!
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さらに進化した最先端検証ソリューションVerification Continuumプラットフォーム
Synopsys, Inc. Verification Group Marketing and Business Development Director David Hsu
Verification Continuumは、機能検証、デバッグおよびソフトウェアの早期立ち上げのあらゆる局面に対応する完全な検証プラットフォームです。このプラットフォームには、業界最速エミュレーション・ソリューション ZeBuをはじめ、すべての検証カテゴリで業界をリードするシノプシスの各種検証テクノロジが統合されています。機能検証の課題が増え続ける現在、このプラットフォームは、クラウド、機械学習、5G、自動車、AI向けデザインにも画期的な検証ソリューションをご提供します。 Verification Continuumプラットフォームは、業界最速の各種検証エンジンで構築されており、最新バージョンではそれらを緊密にネイティブ統合することにより、最大5倍の検証パフォーマンスを実現しています。直近では、設計/検証工程の中でツール需要がピークになる時期に合わせて柔軟にツール・アクセスを拡張できるパブリック・クラウド上で、大規模デザインの全設計/検証工程を実行した例も登場しています。 本セッションでは、以下のような最新テクノロジを中心にご紹介します。
•10億サイクルものソフトウェア・ワークロードに対してエミュレーション・ベースの電力解析を実現するZeBu Power Analyzer •C/C++アルゴリズムとRTL間のフォーマル検証スピードを、これまでのテクノロジよりも100倍以上高速化するVC FormalのDatapath Validationアプリケーション •ASICデザインをその後の設計サービスおよび生産プロセスにハンドオフする前に、デザインが設計品質要件を満たすことを保証するSpyGlass Design Handoff Kit
【関連する製品】Synopsys Verification Software Tools (VCS, VIP, SpyGlass, VC Formal, Verdi, ZeBu Power)
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シノプシス技術セッション
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Platform!
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新規CPUアーキテクチャシステム 史上最速Boot Upへの挑戦 ~ハイブリッド・プロトタイピングを活用したHW/SW協調開発テクニック~
京セラドキュメントソリューションズ株式会社 技術本部 ソフトウエア2統括技術部 SD22技術部 SD221課 内田 譲 様
近年シフトレフトが進む製品開発において、新規システムの早期立ち上げは、その後の製品開発スケジュールに対して大きく影響を与えます。弊社では、新規CPUアーキテクチャ・システムを採用したSoC開発において、VirtualizerとHAPS-80を組み合わせたハイブリッド・プロトタイピング・システムを構築し、エンジニアリング・サンプルチップ入手までにソフトウエアの先行開発を完了させ、さらに基板入手当日にU-BootのBoot Upを実現!その後の製品開発をスムーズに進めることができました。 本セッションでは、ハードウエア・エンジニアとソフトウエア・エンジニアがタッグを組んで実現した協調開発テクニックをご紹介します。
【関連する製品】HAPS, Virtualizer
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11:5512:35
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TestMAX CustomFaultソリューション ~アナログ故障シミュレーション:車載ICにおける機能安全および低故障率保証の取り組み
Synopsys, Inc. デザイン・グループ プリンシパル R&Dエンジニア 三堂 哲寿
自動運転、先端のドライブ・アシスタンス・システム、常時インターネット接続などの高度な信頼性を求められるアプリケーションには、車載ICにより厳しい安全性と信頼性が求められています。これに伴いIC設計者は、設計・検証フローにアナログ故障シミュレーションを適用する取り組みを始めています。しかし、シミュレータのパフォーマンス・扱える規模の制限・検証コストの制約は、サブシステムレベルならびにフルチップレベル検証への故障シミュレーションの適用を難しくしています。本セッションでは、シノプシスの新しいハイパフォーマンス・アナログ故障シミュレーションのプロダクト TestMAX CustomFaultによって実現するフルチップレベルの機能安全確保と現実的なテストカバレッジ解析のソリューションをご紹介します。
【関連する製品】TestMAX CustomFault
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シノプシス技術セッション
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11:5512:35
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アリババのアプリケーション・セキュリティにおけるビジョンと戦略
Alibaba Group - CRO team CRO of AliHeath & Daraz Sr. Security Director Jie Shen 様
他の伝統的ビジネスとは異なり、アプリケーション・セキュリティはアリババにとって、セキュリティ対策のコア・コンポーネントです。アリババは、アプリケーション・セキュリティに関して当社ならではの大きな課題に取り組んでいます。 本セッションでは、アプリケーション・セキュリティに対する考え方をご説明し、特にその戦略的思考が実際のツールや実施プロセスにどのように落とし込まれるか、そしてセキュリティを強化し、継続的に最適化され改善していくために、一連のシノプシスのソリューションがどのように組み込まれているかをご紹介します。
*本セッションは中国語での講演となります。日本語への同時通訳がございます。
【関連する製品】Coverity, Black Duck, BSIMM, Protecode SC
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13:2014:00
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次世代RTL-to-GDSIIソリューション Fusion Compiler活用事例
Fusion Technologyを用いた5nmテストチップ開発への挑戦
株式会社ソシオネクスト オートモーティブ&インダストリアルビジネスグループ LSI開発統括部 先行技術開発部 課長代理 荒川 利夫 様
微細化の進展は、SoC上へのアプリケーションの実装容量の拡大と、低電力化をもたらす一方で、そこからデバイス実装では、設計的工程間での乖離とバラツキに対する統合的なソリューションがより一層重要となります。 ソシオネクストでは、7nmに至る豊富な設計経験をもとに、Fusion Compilerを中核とし、IC Validator、StarRC、PrimeTime等各種サインオフツールとも融合した、シノプシス社の様々なFusion Technologyを5nmで初めて実設計のフローに取り入れたことで、特有の複雑なデザイン・ルールを考慮しながら、PPAを確保して、5nmテストチップ開発を成功することができました。 本セッションでは、これらの適用事例と、さらなる設計生産性向上に向けた弊社の取り組みについてもご紹介します。
【関連する製品】Fusion Compiler, IC Validator, StarRC, PrimeTime, Formality
真の統合設計Fusion Compiler - Unified Physical Synthesis活用事例 ~世界に先駆けフルチップ製品適用で低消費電力化を実現~
東芝メモリ株式会社 設計技術推進部 設計技術第一担当 主務 宮武 太一 様
IoT時代の到来とSNS/クラウドサービスの普及によりモバイル/データセンター向けNANDフラッシュメモリ/SSDの需要は拡大しており、それらの製品には低消費電力化が市場より強く求められています。そのコントローラ開発においても低消費電力化は最重要課題であり、本課題を解決しつつ市場ニーズに応える製品をいかに短期間で開発しタイムリーに市場投入できるかがビジネス成功の鍵となります。その実現のため、当社では設計仕様に基づくPPAを決定しRTLからGDSIIまでの設計工程間のQoRを一貫して保持、そして決定したPPAを達成するためのシンセシス/インプリメンテーション統合設計環境の構築を目指してきました。本セッションでは、Fusion Compilerの新しいエンジンであるUPSの活用によりQoRの一貫性を実現した手法と、従来フローでは達成し得なかった低消費電力目標を達成し、短TATかつPPA最大化で設計生産性を向上させたFusion Compilerの世界初となるフルチップ製品適用事例をご紹介します。
【関連する製品】Fusion Compiler
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顧客事例セッション
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New!
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12:4014:00
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PrimeTime SIG : Beyond STA – パラメトリック歩留まり解析で飛躍するサインオフ 〜車載など高信頼性デバイスへの対応
パナソニック デバイスシステムテクノ株式会社 基盤・商品開発センター 基盤技術開発部 主任技師 石橋 典子 様
ルネサス エレクトロニクス株式会社 IoT・インフラ事業本部 共通EDA技術開発統括部 デジタル設計技術部 タイミング設計技術課 主任技師 淺野 浩三 様
ソニーLSI デザイン株式会社 第3 技術部門 バックエンドデザイン部 8課 統括課長 山崎 豊 様
Synopsys, Inc. Design Group R&D Director James Ng
先端ノードにおける新しい設計動向やマルチ・フィジックス効果は、設計の歩留まりに新たな課題をもたらし、スタティック解析を超えた設計サインオフ手法の導入へと駆り立てています。特に、車載用のデザインに要求される高い信頼性は、設計のサインオフに対し、より一層の検証範囲拡大と複雑さを要求します。そこで本パネルでは、まずシノプシスのPrimeYieldがマシンラーニング加速型統計的歩留まり解析技術を使って、今後のサインオフをどのように構築していくのかをご紹介します。その後、業界を代表して、パナソニック様にPrimeYieldのご評価結果をご発表頂くと共に、ルネサス様、ソニー様をお招きしたパネルセッションを通じ、車載などの特殊なデザインで高信頼性を保つために必要なサインオフ固有の課題を議論します。是非この機会に、サインオフの未来をご一緒に考えてみませんか?奮ってのご参加をお待ちしております!
【関連する製品】PrimeTime Suite, PrimeYield
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パネルセッション/ユーザートークセッション
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13:2014:00
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車載向けデータフロープロセッサーの機能安全規格(ISO 26262)対応でのZ01X適用事例
株式会社エヌエスアイテクス 開発部 プロセッサ開発室 担当係長 沈 靖 様
エヌエスアイテクスは、ISO 26262のASIL Dに対応するデータフロープロセッサー(DFP)を開発しています。従来、故障注入検証は設計完了後のゲートネットに対して実施するため、問題発生時に設計へフィードバックすることは困難でした。これを解決するため、弊社では、設計の上流から段階的に故障注入検証を行うデザインフローを構築し、ハードウエア・アーキテクチャメトリクスへ悪影響を及ぼす箇所を早期に発見することで、設計へのフィードバックが容易になりました。本セッションでは、Z01Xの様々な機能を活用した「段階的故障注入検証フロー」をご紹介します。
【関連する製品】Z01X
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顧客事例セッション
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Automotive!
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13:2014:00
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フォーマル・アプリケーションを活用したRTL検証効率向上の取り組み
パナソニック デバイスシステムテクノ株式会社 基盤・商品開発センター 基盤技術開発部 デジタルEDA課 主任技師 竹田津 弘州 様
近年のLSI開発における高機能化・仕様の多様化により、RTL設計の機能・論理検証が複雑化し、検証不足による回路不具合発生リスクの高まりが課題となっています。 RTL検証技術の一つであるフォーマル検証は、従来のRTLシミュレーションに比べ、テストベンチを必要とせずに網羅的な検証が可能であることから、RTL検証の効率化及び品質の向上につながる技術です。 また、フォーマル検証ではさまざまなアプローチで効率化につなげることが可能ですが、弊社ではシノプシス社のフォーマル検証ツールVC Formalのアプリケーション(Apps)を活用し、フォーマル検証技術の社内への普及・展開に取り組んでいます。本セッションでは、その取り組み内容とSoCレベルでの接続性の検証Apps(CC-Apps)を用いた事例をご紹介します。
【関連する製品】VC Formal
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13:2014:00
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スマートSoCの構築 バーチャルプロトタイプによる早期SW開発とハイブリッド・エミュレーションによる継続的検証 【前編】
日本シノプシス合同会社 ベリフィケーション・グループ シニア フィールド・アプリケーション・エンジニア 安田 健太郎
人工知能は、バーチャル・リアリティや、モバイル、自動車など多くの分野で革新を起こしています。一方、SoCデザインには急速に進化するAIアルゴリズムに対応できる柔軟性が求められます。SWを含めたアクセラレーターの設計ではパフォーマンスやパワー要求を満たすことが重要となり、複雑なマルチコア・アクセラレーターにおけるFWの解析やデバッグは困難を極めます。 【前編】では、バーチャル・プロトタイピングを使ったAIアクセラレーターおよびSoCのアーキテクチャ検証手法をnVIDIA NV-DLA及びResNet-18を題材としてご紹介します。 【後編】では、ハイブリッド・エミュレーションにより、バーチャル環境からの継続的なSW開発やパフォーマンス・パワー解析による設計期間の短縮やリスクの軽減、システム品質の向上のためのソリューションをご紹介します。
【関連する製品】Platform Architect Ultra
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シノプシス技術セッション
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13:2014:00
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ランドサイド・コンデンサ挿入によるパワーインテグリティ向上解析手法
株式会社村田製作所 コンポーネント事業本部 コンデンサ事業部 市場マーケティング2部 アプリケーションエンジニアリング課 橋本 樹明 様
東京電機大学 工学部 電子システム工学科 教授 小松 聡 様
福岡大学 工学部・電子情報工学科 教授 名倉 徹 様
プロセスの微細化や消費電力の低下により電源電圧の低下は進み、LSIを安定駆動させるためには電源電圧変動の抑制が重要になってきています。電源電圧変動の抑制手法の1つは、デカップリング・コンデンサを用いてPDN(電源供給ネットワーク)インピーダンスを低減することであり、近年ではLSIのパッケージ裏面にコンデンサ(ランドサイド・コンデンサ)を挿入する例もあります。しかしながら、ランドサイド・コンデンサの種類や数、および挿入位置とLSI内部から観測した電源電圧変動との関係は明らかになっていません。本セッションでは、上記内容に関して検証するための評価用LSIと基板を設計し、解析した周波数領域および時間領域の特性を基に、ランドサイド・コンデンサを用いた電源電圧変動の抑制のためのPDN設計方法と効果の検証方法に関してご紹介します。
【関連する製品】Design Compiler, IC Compiler, IC Validator, StarRC, HSPICE
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13:2014:00
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日本シノプシス ソフトウェア・インテグリティ・グループ(SIG)の方向性とソリューション
日本シノプシス合同会社 ソフトウエア・インテグリティ・グループ カントリーマネージャ 阿部 浩也
ソフトウエア・インテグリティ・グループ CSS リージョナル・ディレクター 小橋 義紀
激変する市場で企業が生き残り成長していく為にデジタル・トランスフォーメーション(DX)が必要です。実現するにはソフトウェア開発環境も変える必要があります。短期間でニーズに合ったアプリケーションの継続的市場投入を行う環境が必要です。と同時に高品質、強固なセキュリティ、各種コンプラインス遵守の担保が必須となります。我々は短期投入という攻めと高品質担保という鉄壁の守りを同時に実現する手段をご提供します。2014年発足の当グループは組込み系のミッションクリティカルなソフトウェア開発の静的解析ツールで圧倒的な実績を重ね、今、動的解析、OSS管理を含んだ統合解析テスト基盤の提供及び、最新の戦略コンサル、マネージドサービスまで幅広く全業種のお客様ソフトウェア開発環境の発展をご支援しております。その我々の方向性についてご説明します。
【関連する製品】Coverity, Black Duck, Seeker, Managed Service
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シノプシス技術セッション
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14:1014:50
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次世代RTL-to-GDSIIソリューション Fusion Compiler活用事例
ルネサスにおける次世代車載LSI向け超低消費電力設計技術の開発
ルネサス エレクトロニクス株式会社 IoT・インフラ事業本部 共通EDA技術開発統括部 デジタル設計技術部 インプリメンテーション技術課 櫻井 翔之 様
近年、信頼性の観点から車載製品の低消費電力化が重要になっています。ルネサスではこの課題に対して、より設計の自由度が高い合成段階から、効果的に電力を削減する設計手法を開発し次世代車載LSI R-Car/RH850に実適用しました。Fusion Compilerの特徴を活かした、合成段階でのクロックのスキューイング、大規模一括合成による階層最適化制限の緩和、冗長論理削減の3つの施策を適用することで、従来のDesign Compilerフローよりも最大37%の電力削減を達成しています。本発表では、新フローの詳細とその効果について、適用結果を交えてご紹介します。
【関連する製品】Fusion Compiler
Fusion Compilerを核とした東芝の最新SoC設計環境Tachyonの紹介、およびテープアウト事例 -True GDS2RTL Flow-
東芝デバイス&ストレージ株式会社 システムデバイス事業部 デジタル開発第二部 デジタルインプリメンテーション第二担当 主査 光安 政浩 様
近年の大規模/高性能SoCの開発では、高度な設計技術が不可欠になっています。特に先端ノードでは、設計初期段階から詳細な物理設計を考慮した設計手法が必要になります。東芝デバイス&ストレージでは、シノプシス社の次世代ツール Fusion Compilerの開発初期段階から評価/フィードバックを行い、ツール改良に協力するとともに、当社設計環境:Tachyonに組込む機能をネイティブで実現しました。この協業により、いち早くFusion Compilerの利用技術を確立し、Tachyonに統合することで、先端/大規模SoC設計に於いて、設計効率化、デザイン収束性向上、低消費電力化、および高信頼性等を実現しています。本発表では、Fusion Compiler統合設計環境Tachyonをご紹介するとともに、ADAS向けSoC等のテープアウト事例の紹介を行います。
【関連する製品】Fusion Compiler
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14:1014:50
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SMVA GBAの適用によるPrimeTime SignOff TATの削減
株式会社ソシオネクスト テクノロジ統括部 第二設計技術部 岡田 みゆき 様
近年SoCに対する消費電力削減の要求はますます高くなり、多くのSoCで多電源設計を適用するようになってきました。それに伴い複数電圧構成を網羅するSTAシナリオの増加や設計工数の増大が課題となっています。 ソシオネクストでは、複数電圧条件を考慮したタイミング解析を実現するSMVAの機能拡張をシノプシス社と協働し進めてきました。本セッションでは機能拡張したSMVA GBAの適用による効果と事例をご紹介します。
【関連する製品】PrimeTime SI
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14:1014:50
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データフロープロセッサーを搭載したSoCへのDFTMAX LogicBIST/SMS/SHSの適用事例
株式会社エヌエスアイテクス 開発部 先端プロセッサ課 担当課長 鈴木 一正 様
車載SoCでは、フィールドでの自己診断機能は欠かせません。また、この自己診断機能をデバイスのテストに利用することで、大幅にテストコストを削減することが可能です。エヌエスアイテクスでは、車載アプリケーション用データフロープロセッサーIPの機能と性能を実証するため、評価用SoCを開発しました。このSoCデバイスに、DFTMAX LogicBIST/SMS/SHSを適用し、自己診断機能を搭載することで、テスト期間およびコストを削減し、実機によるIP評価フェーズへの移行を短期間で実現しました。本講演では、評価用SoCの、自己診断機能、テストアーキテクチャ、テスト設計フローと、実機での検証をご紹介します。さらに、SMS/SHSの機能であるSilicon Browserを用いた実機検証をご紹介します。
【関連する製品】DFTMAX LogicBIST / SMS / SHS
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14:1014:50
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ZeBu AMBA Monitorを活用したメモリ帯域性能の見える化の実現紹介
富士ゼロックス株式会社 エレクトロニクス開発部 コントローラHW開発統括グループ 橋本 貴之 様
システム全体のメモリ帯域評価をシミュレーションで行う場合、回路規模やテスト・シナリオの長さにより、多くの時間がかかってしまいます。また要求性能を満たしているか判断するため、ログや波形の確認にさらに多く工数を必要とします。このような点を課題に感じている検証エンジニアの方も多いのではないでしょうか。 富士ゼロックスでは、ZeBuエミュレータを用いてテストの実行時間効率化を図りました。さらに、ZeBu AMBA Monitor及びVerdi Performance Analyzerを活用したメモリ帯域性能の見える化、評価の効率化を実現しました。 本セッションでは、富士ゼロックスが環境構築にかけた工数や、実際に運用した際の実行時間、テクニック及び実際に使用して感じたことなどをご説明します。
【関連する製品】ZeBu, ZeBu AMBA Monitor, Verdi Performance Analyzer, Verdi Protocol Analyzer
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14:1014:50
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スマートSoCの構築 バーチャルプロトタイプによる早期SW開発とハイブリッド・エミュレーションによる継続的検証 【後編】
同上
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シノプシス技術セッション
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14:1014:50
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さらに骨太になったシノプシスのカスタムデザイン・プラットフォームでのIP設計メソドロジを用いた高性能AMS-IP開発
Synopsys, Inc. Design Group Synopsys Fellow Narendra Shenoy
次世代SoC向け高性能AMS-IPの開発では、最先端プロセスを用いた複雑な回路設計に加え、高い性能や信頼性が短納期で求められます。伝統的なカスタムデザイン・フローにおける自動化や効率化はデジタルSoCのそれほどには進んでいませんでした。今や、ばらつき、複雑な微細ルール、寄生や信頼性に高度な要求を抱える最先端ノードでのAMS-IP開発において、効率の高い設計フローを短期間で確立することは最重要課題の一つとなっています。 本セッションでは、Custom Compilerが持つ革新的なレイアウト自動化機能のみならず、解析・検証ツールとのインテグレーションによる設計期間短縮方法、さらに最先端IPを開発するシノプシスMixed-Signal IPグループによる設計メソドロジを活用した、先端ノードでのアナログIP開発手法をご紹介します。
【関連する製品】Custom Compiler
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シノプシス技術セッション
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14:1014:50
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日立製作所がBlack Duck活用のケーススタディで語った内容の舞台裏とその後
株式会社日立製作所 サービスプラットフォーム事業本部 OSSソリューションセンタ 主管技師 石川 晃久 様
日立製作所は、OSSライセンスの確認作業にBlack Duckを活用しており、先日Black Duck活用のケーススタディ「「3時間から数分に」作業工程を短縮。日立製作所が導入したOSS利用の仕組み」を公開しました。 このケーススタディは公開の反響が大きく、色々な企業様からOSS活用についてお声がけいただくこと増えました。 本セッションでは、ケーススタディで紹介した内容の舞台裏で起こっていた様々な課題や、それをどのようにして乗り越えて仕組みを構築していったかをご紹介します。また仕組みを導入して一年が経ち、以前にも増してOSS活用が進む中で、運用の現場で何が起こっているのかをご紹介します。
【関連する製品】Black Duck
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15:2016:00
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Formality and Formality ECO 2019最新情報とロードマップ
Synopsys, Inc. Design Group Digital Implementation Marketing Product Marketing Manager Bradley Geden
本セッションでは、Formality/Formality ECOが2019年に提供する新機能と改善事項を紹介します。2019年で実装予定の主な機能(Reverse Clock Gating, Debug Strategies, Cell Reuse and Cloud Optimizations)の他、最新のロードマップもご紹介します。
【関連する製品】Formality, Formality ECO
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シノプシス技術セッション
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15:2016:00
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IC Validatorオーバービュー/活用事例
IC Validator インプリから検証までの活用法 ~ADAS chipテープアウト事例と、新機能への取り組み紹介~
東芝デバイス&ストレージ株式会社 システムデバイス事業部 デジタル開発第二部 デジタルインプリメンテーション第二担当 参事 面谷 圭二 様
東芝では、車載、通信、ストレージ、コンシューマと多様なSoC製品を開発しています。近年の高機能化、低消費電力化要求を背景に、先端プロセスへのシフトが進んでおり、デザイン・ルールの複雑化とそれに対するツールへの要求/期待が高まっています。 IC Validatorに関しては、2009年よりIn-Design機能の活用を開始、サインオフ検証においても社内推奨ツールとして採用し一般展開を進めています。その中で、IC Validatorの効果的活用法を東芝独自に構築し、物理検証/インプリ設計双方の効率改善を達成しました。 本発表では、先端ADASチップのテープアウト事例をご紹介します。加えて、多電源製品のERC/ESD解析需要増に対応するためのIC Validator PERCや、設計初期段階のDRC解析/デバッグに有効なIC Validator Explorerといった新機能への取り組みをご紹介します。
【関連する製品】IC Validator
最新IC Validatorテクノロジで、フィジカル・サインオフ検証期間を短縮!
Synopsys, Inc. Design Group Application Engineering Sr. Manager Alex Hsieh
デザインフロー全体におけるフィジカル検証の生産性向上は、エンジニアにとってますます重要な課題になっています。このセッションではIC Validatorの最新テクノロジを適用することにより、その課題をどのように克服できるかについてご紹介します。 SoC インテグレーションのフェーズでは、革新的な Explorer DRC を用いて短時間でデザインのウィークポイントを的確に検出し、サインオフのフェーズでは、無駄なく柔軟かつ効率的なCPUリソース・スケジューリングによる大規模並列分散処理で高度な拡張性を実現し、フルチップのフィジカル検証サインオフを後押しします。 新しい IC Validator 機能を使ってクリティカルな課題を克服しましょう。
【関連する製品】IC Validator
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15:2016:00
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ISO26262準拠に向けたRTL2GDSのソフトエラー対策設計フロー紹介
パナソニック デバイスシステムテクノ株式会社 基盤・商品開発センター 基盤技術開発部 主幹技師 平田 昭夫 様
車載機能安全規格ISO26262に準拠するためソフトエラーに対応した設計手法の確立が重要となっています。単純な冗長化による対策ではチップ面積、電力が極めて増大してしまう課題があります。ソフトエラー発生により危険な故障となる確率の高いレジスタを特定し、SPFM、PMHFのメトリクスを満たすよう高耐性なものに置換する手法をシノプシス社のTestMAX FuSaとZ01Xにより実現しました。また高耐性なレジスタに置換後の配置と論理等価性検証の特別な規約を満たすためICC-II、Formalityを活用しました。これらシノプシス社のツールを活用した設計フロー適用によりリーズナブルなコスト、設計TATでASIL B~Dを満たすことが可能になります。本セッションでは開発した設計フローと適用事例についてご紹介します。
【関連する製品】TestMAX FuSa, Z01X, IC Compiler II, Formality
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顧客事例セッション
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15:2016:00
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400Gデータセンターを可能にする56G Ethernet PHY IPの紹介
日本シノプシス合同会社 ソリューション・グループ アプリケーション・エンジニア
マネージャー 高谷 和彦
5G、AI、IoT、クラウド・コンピューティングなど新しい技術/アプリケーションが必要とする高性能処理のため新しいデータセンター・アーキテクチャや新しいイーサーネットPHYとインターコネクトのニーズが高まっています。 いわゆるハイパースケール・データセンターが、急速に高速でフラット、スケーラブルなアーキテクチャへとシフトしています。56Gなど高速イーサーネット・インターコネクトは高いバンド幅でロングリーチを可能にするPAM-4変調へと移行しています。 本セッションでは、400Gを超えるハイパースケール・データセンター用SOCのための新しい変調の紹介とイーサーネットPHY IPのアーキテクチャの紹介を伝送距離、伝送データレート、フォームファクタ、消費電力などの要求仕様を踏まえご説明します。
なお、本セッションの開始前(コーヒーブレイク)から全IPセッション終了までは、56G Ethernet PHY IPのデモをご覧いただけます。
【関連する製品】DesignWare 56G Ethernet PHY IP
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15:2016:00
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ルネサスにおける設計早期からの高精度な消費電力解析を実現するPowerReplay適用事例紹介
ルネサス エレクトロニクス株式会社 共通EDA技術開発統括部 デザインメソドロジ部 設計メソドロジ技術課 技師 寺山 俊明 様
チップの消費電力目標を達成するためには、従来のように最終ネットリストで消費電力を解析するのではなく、チップ設計の早い段階で高精度に電力解析を行うことが必要です。 高精度な電力解析を行うためには、ゲートレベル・シミュレーション結果が必要です。しかしながら、設計初期にはゲートレベル・シミュレーション環境を準備できず高精度な電力解析ができない、大規模デザインではゲートレベル・シミュレーションの実行時間が非常に長く、設計期間中に電力目標が達成できたか把握できない、という課題があります。 ルネサスでは、PowerReplayを使用することで RTLシミュレーション結果を元に高精度なゲートレベル・シミュレーション結果を容易かつ短時間に作成可能なことを確認し、製品設計に適用しています。 本報告では、PowerReplayの導入評価結果と製品設計適用時に解決してきた課題についてご紹介します。
【関連する製品】PowerReplay
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15:2016:00
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Automotive VDKによる仮想ECU/SOC環境を使用したSW開発プロセスの変革
日本シノプシス合同会社 Verification Group Sr. Applications Engineer 伊達 啓次郎
車載電子システムの開発は、実際の車両上にシステムを実現するまでに何年もの期間を要します。現代求められている先進運転支援システム、インフォテインメント、セーフティー・システム、そして自動運転システムなどの実現には、より複雑なハードウェア・システム構成とその上で動作する膨大な量のソフトウェアの開発が必要となるため、自動車メーカーはソフトウェア開発およびテストの従来からのアプローチの変革を迫られています。 本セッションでは、Automotive VDKで構成した仮想ECU/SOCプラットフォームによるSW開発・システム検証環境を用いて、ECU/SOCの実機が入手できない段階でのSW開発、実機では困難な検証、また効果的なSW・システム解析機能についてデモ動画を交えてご説明いたします。
【関連する製品】Virtualizer ,VDK
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15:2016:00
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Custom Compiler統合環境における機能強化への取り組みとSchematic Overlayの活用事例の紹介
旭化成エレクトロニクス株式会社 基盤技術開発センター ソリューションソフトウエア開発部 主査 大山 浩司 様
弊社では半導体事業参入以来、内製ツールを中心とした設計フローを構築し、アナログ設計者のニーズにきめ細かく対応して設計品質の向上と製品競争力の強化を図ってまいりました。一方で、近年弊社においてもプロセスの微細化や回路の大規模化、社外Fabの活用が進んでいることを受け、2015年にさらなる設計環境の強化を目的としてシノプシス社のCustom Compilerを採用しました。その後、シノプシス社によるCustom Compilerの機能強化や弊社独自のカスタマイズ・ユーティリティの開発により、弊社の品質設計フローをCustom Compiler上に構築しました。 本セッションでは、弊社の品質設計フロー構築のために取り組んだカスタマイズ事例と、弊社限定機能としてCustom Compilerに搭載して頂き2018年09月に標準機能となったSchematic Overlayの活用事例をご紹介します。
【関連する製品】Custom Compiler
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15:2016:00
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ソフトウェア開発における、品質管理効率化の取り組みについて
株式会社ソシオネクスト コンシューマビジネスグループ ソフトウェア開発統括部 第二ソフトウェア開発部 星野 聖彰 様
我々ソシオネクストは、コンシューマ、オートモーティブおよびインダストリアル分野向けに様々な SoC (System-on-Chip) とソフトウェアを開発し、お客様にトータル・ソリューションを提供させて頂いています。 様々な製品のソフトウェア開発において、シノプシスのソフトウェア・インテグリティ・プラットフォームを活用した、ソフトウェアの品質管理効率化の取り組み内容をご紹介します。
【関連する製品】Coverity
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16:1016:50
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シノプシスの次世代論理合成ツール Design Compiler NXT
日本シノプシス合同会社 デザイン・グループ シニア アプリケーション・コンサルタント 小泉 浩司
1986年の発表以来30年以上、シノプシスのDesign CompilerはDC Ultra、Design Compiler Graphicalと進化しつつ、常に論理合成のデファクト・スタンダードの地位を保ってきました。 今年2019年に発表されたDesign Compiler NXTは従来のDesign Compilerと全く同じインターフェイスを保ちながら、実行時間の短縮、タイミング・消費電力・面積最適化機能の強化、IC Compiler IIとの連携による物理最適化機能の強化、P&Rとの一致性のさらなる向上、5nmプロセス以降を見据えた的確な対応、と劇的に進化しています。 本セッションでは、新しく生まれ変わったシノプシスの論理合成ツール Design Compiler NXTを、大きく進化した点を中心に豊富な事例を含めてご紹介します。
【関連する製品】Design Compiler NXT, Design Compiler
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テスト設計の概念を覆す!DFTのシフトレフト ~テスト統合ソリューションTestMAXファミリーがもたらすブレークスルー
Synopsys, Inc. Design Group Marketing Sr. Director Steve Pateras
テスト設計(DFT)の複雑さが激増し続け、配置配線後検証がボトルネックとなり、設計スケジュールが危険にさらされています。 迫りくるクリティカルなテストの問題に対処でき、テスト性に対する要求がさらに高度になる将来のアプリケーションにも対応できるゲームチェンジングなソリューションなくしては、生き残ることはできません。正しい機能を保証するためには、圧縮ロジック、Logic BIST、Memory BIST、コアラッパー、アクセスポート、複数のテストモードなどの動作を検証する必要があります。本チュートリアルでは、フローの初期段階でDFT検証を高速化するためのシノプシスの最新テスト機能の概要と、TestMAX Manager、TestMAX XLBIST、TestMAX SMS、およびTestMAX FuSaを含む新しいTesTMAXファミリ製品のアップデートについて、具体的なデモも交えてご説明します。
【関連する製品】TestMAX Manager, TestMAX XLBIST, TestMAX SMS, TestMAX FuSa
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16:1017:40
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トリプル・シフトレフトによる車載システム検証の加速
Synopsys, Inc. Verification Group Automotive Solutions Sr. Director Marc Serughetti
自動車の電子部品アーキテクチャは、より安全な、よりセキュアな、環境に優しい、または燃料効率の高い自動車のニーズを満たすために急速に変革しています。個別の電子制御装置からドメイン・コントローラへの移行が、その顕著な例です。これらのドメイン・コントローラは、車両の安全でセキュアな動作を最適化して、より膨大な計算量でソフトウェア・コンテンツを実行できなければなりません。半導体メーカーからOEM企業までの自動車用電子部品サプライチェーンは、これらの電子システムを開発/検証/テストするにあたって手強い課題に直面しています。本セッションでは、シノプシスの車載検証ソリューションが、ISO 26262準拠に向けたMCUやSoCの機能の正当性ならびに機能安全検証を加速して車載システムとソフトウェアの早期開発を可能にし、テストサイクルを加速することによって、車載エレクトロニクス・システムの開発とテストを3段階シフトレフトする方法をご説明します。
【関連する製品】IP and SoC Functional Safety Verification (VC Functional Safety Manager, Z01X, VC Formal FuSa App, Certitude , Verdi, ZeBu, TestMAX), Virtual SoC and ECU (Virtualizer, VDKs), Automotive System Design (SaberRD, SaberESD)
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16:1016:50
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LPDDR5/4/4Xの実装・接続構成とパフォーマンスの最適化
日本シノプシス合同会社 ソリューション・グループ アプリケーション・エンジニア 長谷川 浩之
LPDDR5/4/4Xメモリー規格は、モバイル用途を主眼に置いて策定された、最大6400Mbpsのメモリー規格です。その広帯域と低消費電力により、モバイルのみならず、デジタル・ホーム/オフィス、PC関連、AI、車載等、幅広い市場から注目されています。 DDR5/4/3とは異なり、16bit毎に独立したチャネルとなっているため、LPDDR5/4/4Xが用いられる際には、2チャンネルあるいは4チャンネルを疑似的に1チャンネルとみなして使用するといったLPDDR5/4/4X規格が元々想定していない接続構成が多く見られるため、その特性や注意点を正しく理解した上で適切な構成を選択する必要があります。 本セッションでは、LPDDR5/4/4Xインターフェイスの実装をお考えの皆様へ、IPを用いた様々な接続構成と、それぞれの特徴と信号品質の関係をご紹介します。
なお、本セッションの前後のブレイクタイムでは、56G Ethernet PHY IPのデモをご覧いただけます。
【関連する製品】DesignWare LPDDR5/4/4X PHY IP
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16:1016:50
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ExecManを用いたVCS-FineSim DKI AMS統合検証環境の構築事例
東芝メモリ株式会社 設計技術推進部 設計技術第二担当 担当 澤田 和直 様
BiCS FLASHTMの制御にはアナログ・デジタルの混在した回路が多数使われており、Mixed Signal Simulationによる検証が必要です。また、BiCS FLASHの積層化が進み、制御回路は高機能・高性能化しています。そのため、デザイン規模やベクタ数の増大によって検証量は増加の一途をたどっており、長短のあるJobの効率の良い管理が必要となります。そこで今回、VCS-FineSim DKI AMSとVC Execution Manager (ExecMan) を導入し、DKI接続によるユーザビリティの向上、大量のAMS Simulation Jobの管理、ExecManからVerdiやCustom WaveViewを起動することで、素早いデバッグが可能な環境を実現しました。本セッションでは、東芝メモリにおける立ち上げのポイントや、効果・課題についてご紹介します。
【関連する製品】VC Execution Manager, VCS-FineSim DKI AMS, Verdi, Custom WaveView, SpyGlass Lint/CDC
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16:1016:50
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仮想環境(VDK)を用いたSoC協業開発によるサプライチェーン高速化
コニカミノルタ株式会社 IoTサービスPF開発統括部 エッジコントローラ開発部 主任 佐藤 啓介 様
コニカミノルタでは、シノプシス社のプロトタイピングツールを導入することにより、複写機の画像フロー検証にて大幅な検証時間短縮/検証範囲拡充を実現することができ、現在弊社の開発にとって必要不可欠なツールとなっております。 弊社としてはツールの活用範囲を広げるため、以前より課題となっていた起動・省電力検証のフロント・ローディングを仮想環境を用いて実現することを目指しました。実現において大きな壁となるのは「サプライヤとの協力関係」であり、協業開発体制を検討していく必要があります。 本セッションではコニカミノルタ・シノプシス社・サプライヤの3社が仮想環境を用いてどのように協業開発を実施し成果を生み出すことができたかについて、実際の開発事例をご紹介し、今後の仮想環境を用いたSoC開発の課題について述べます。
【関連する製品】Virtualizer, Zebu Server, HAPS
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16:1016:50
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Custom Compilerを活用したパワーデバイス・プロトタイピングシステムの紹介
ルネサス エレクトロニクス株式会社 IoT・インフラ事業本部 共通EDA技術開発統括部 デザインオートメーション部 中島 隆 様
パワーデバイスは、再生可能エネルギー、EV、高効率産業機器、省エネ家電などの種々のエネルギー効率化技術に幅広く利用されており、高出力、高周波、低損失、小型化など市場ニーズが多様化しています。ルネサス エレクトロニクスはこれらの市場ニーズに応えるため、パワーデバイス設計の期間短縮や高品質化の課題改善に取り組んでまいりました。今回開発したパワーデバイス・プロトタイピング・システムは、シノプシス社のCustom Compiler上で、様々なレイアウト・プロトタイプを瞬時に生成し、レイアウト寄生を考慮した特性を高速に検証することができます。本システム上で、設計者がレイアウト仕様の机上検討や試作デバイスで行っていた特性確認を早期に行えるため、デバイスの開発期間を大幅に短縮することが可能になりました。
【関連する製品】Custom Compiler, CustomSim, Saber
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16:1016:50
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ビジネスリスク対策としてのセキュリティ~シノプシスのセキュリティ・サービス
日本シノプシス合同会社 ソフトウェア・インテグリティ・グループ セキュリティ・コンサルティング マネージング・プリンシパル 大森 健史
ソフトウェアを事業の中核に据える企業はもとより、そうでない企業・組織においてもソフトウェア・セキュリティは事業継続に大きな影響を与えます。オンラインでビジネスを行うWebアプリケーションやモバイルアプリケーション、製品内部で稼働しているソフトウェア、あるいは企業活動を支える業務アプリケーションなど、様々なところでソフトウェアが使われており、これらが危険にさらされるとビジネスそのものが脅威にさらされます。この問題を解決するには、人、プロセス、テクノロジのすべてにわたり、そしてソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)を通じて、全体的なアプリケーション・セキュリティ対策を行う必要があります。本セッションでは、これらの課題に対応するシノプシスのセキュリティ・サービスを、事例を交えてご紹介します。
【関連する製品】BSIMM (Building Security In Maturity Model),MAP (Maturity Action Plan),3D Application Security Testing (Managed Services)
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シノプシス技術セッション
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17:0017:40
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日本発 SDC運用状況の分析と改善提案
東芝メモリ株式会社 設計技術推進部 設計技術第一担当 グループ長 土屋 丈彦 様
東芝デバイス&ストレージ株式会社 システムデバイス事業部 デジタル開発第二部 デジタルインプリメンテーション第二担当 主務 白井 利明 様
日本シノプシス合同会社 デザイン・グループ シニアスタッフ・アプリケーション・エンジニア 粂田 寛治
SDCは、Synopsys社が作成した、主にタイミング仕様を定義する業界標準フォーマットとして確固たる地位を築いています。しかし、今回SDCの使用ユーザ各社でSDC運用状況に関して議論を行った所、業界標準ならでこそ発生するいくつかの課題が潜在的にあることが判明しました。本セッションでは、これら日本のユーザ各社が解決したい課題に対して、状況の分析を行い、要望/改善提案をまとめました。これにより、今後のSDC運用環境の更なる発展を目指します。システム、半導体の両ビジネスから集まった5社にて検討した内容を元に代表者が分析結果の報告と改善提案をいたします。
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パネルセッション/ユーザートークセッション
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17:0017:40
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ARC組込みプロセッサ「ASIL-D ready」オプションで実現する機能安全
日本シノプシス合同会社 ソリューション・グループ アプリケーション・エンジニア 井手野 雅明
車載電子システムに搭載されるプロセッサは、機能安全規格 ISO 26262の主要構成要素であるASIL認証を最終製品レベルで受ける必要があります。本セッションでは、最も厳格な基準であるASIL-D認証を受けるためのサポート・オプション“ASIL-D Ready”を有するARCプロセッサについてご紹介します。
【関連する製品】ARCプロセッサ・ファミリー
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シノプシス技術セッション
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17:0017:40
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非同期問題撲滅への挑戦
ソニーLSI デザイン株式会社 第1設計部門 システムレベル設計部 鈴木 雄三 様
日本シノプシス合同会社 ベリフィケーション・グループ フィールド・アプリケーション・エンジニア 大森 康弘
ソニーLSIデザインでは2006年から非同期検証改善の取り組みをしており、一度は非同期問題の撲滅に成功しました。しかし、近年様々な要因により非同期問題発生のリスクが高まってきています。この要因は複数あり、その一つが膨大な非同期解析結果を短期間で判断することによる見逃しであることがわかりました。本セッションでは、この対策である疑似エラー撲滅の取組をご紹介します。併せて、残る非同期検証の課題もご紹介します。
【関連する製品】SpyGlass CDC
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17:0017:40
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プロトタイピングに留まらない、HW開発にFPGAを加えるメリット
国立研究開発法人 理化学研究所 計算分子設計研究チーム 研究員 大村 一太 様
理化学研究所では、分子動力学専用計算機であるMDGRAPE-4Aのシステム開発にHAPS-80を導入しました。ヘテロジーニアスなHWの動作過程で生じる問題解析は、特に入出力の制約があるASICにおいては、一般には非常に困難な作業です。我々はHAPSを通し、複数のFPGAを用いて当計算機の一部をフルチップ動作させ、デバッグ時の問題再現に利用していますが、これにはHAPSの特徴の一つである自動ピン多重化機能が大きく貢献しています。また、プロトタイピングのみに留まらずデバッグ利用の際にFPGAを使ってシステム内部の可観測性を高く保てるのはHAPS採用の大きな利点でもあります。この様な複数FPGA下での開発支援、Transactorを用いたC++からのデータ制御及びデバッグ手法について、実際の開発過程に即した事例をご紹介します。
【関連する製品】HAPS, ProtoCompiler
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17:0017:40
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Mixed Signal LSIのCC-ICC2 Coデザインによる設計品質向上
パナソニック デバイスシステムテクノ株式会社 基盤・商品開発センター 基盤技術開発部 アナログEDA課 主任技師 宮崎 浩幸 様
車載分野で使用されるLSIにはゼロディ・フェクトが求められますが、アナログ・ブロックを多数混載するMixed Signal LSIでは、従来からのカスタム設計の環境・手法でLSI開発が行われています。そのため、設計完成度に関する確立された手法は無く、設計者や開発チームによるノウハウ、経験を基に開発が進められています。 本セッションでは、アナログ・ブロックを従来のカスタム設計手法で設計した後に、1チップ設計をCustom Compiler、IC Compilerを使用したCC-ICC2 Coデザインの環境で実施する事により、1チップのデジタル信号の配線を含んだSCAN/ATPGによる検査パターン生成や、PI/SI検証などデジタル標準設計手法を適用する事で、Mixed Signal LSIの設計完成度の向上を図った事例をご紹介します。
【関連する製品】Custom Compiler, IC Compiler II
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17:0017:40
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DevOpsを支える少人数CSIRTのチーム作りのノウハウ共有とDX活用
カブドットコム証券株式会社 システムリスク管理室 室長 石川 陽一 様
各企業における情報セキュリティやサイバー攻撃のインシデントに関するニュースが日々発生する中、「DevSecOps」というワードも多く目にするようになってきました。この「DevSecOps」とは具体的には何を指すのでしょうか? 本セッションでは、素早いネットの金融サービス提供を目指すカブドットコム証券のDevOpsの挑戦に対して、多種のセキュリティ事案を少人数で対処する当CSIRTの関わりとそのチーム作りで実体験を経て得た経験やTIPS等、当社の学びを共有します。またアプリの脆弱性に関する品質確保やシフト・レフトとして取り組むデジタル・トランスフォーメーション(DX)活用のひとつ、マネージド・アプリケーション・セキュリティ・テスト(Cigital 3D)の利用経験に関してご紹介します。
【関連する製品】3D Application Security Testing Bundle
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18:0019:30
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今年のネットワーキング・パーティーは一味違う! トラック別に配置したテーブルコーナー<SNUG Meet & Chat!>に講演者が勢揃い! 第一線でご活躍中のエンジニアの方々とMeetしてChatをお楽しみください! 講演者とエンジニアリング談議で盛り上がるもよし!エンジニア同士、会社の垣根を越えてオトモダチになるもよし! これだけの会社の皆様がそろうのは滅多にない!単なる飲み会じゃもったいない! 毎年恒例、パートナー企業によるスポンサー展示、大好評の抽選会もお楽しみに!
パーティーを盛り上げるMCは、アノ2人。 笑いあり、感動あり、お寿司ありのSNUGネットワーキング・パーティーに是非!
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